Renta!限定版
異世界転生ものが時代物と同じくらい苦手です
だって 必ず王族貴族に関係するものに転生するじゃないですか
そうするとついて回るあれ 爵位ってんですか? 王様の次にだれが偉いのさ?ってなって この人とこの人だとどっちが上?に翻弄されて本来楽しまなきゃいけないお話になかなか入り込めなくなる
もうね ほんッッッとアタマ悪いんです あたぢ
そんな中ですが このお話はそこそこ楽しめてるんですよね
爵位も階級もありありなのに なぜだ Orz 意味がわからなさすぎるw
6巻ともなるとお復習が大変です なにせこのお話 文字数過多なので ←4日がかり
年下騎士の溺愛ぷりを横目に 誠一郎の瘴気に対する取組に効率を優先するあまり高慢でちょっと小ずるくて 実直ではあるものの堅物でつまらない男代表みたいなのに愛らしいんだよな
なんて変に感心してしまって 4巻前半まで掛かりはしましたが彼から目が離せない状態に
その後半からはじまった同棲(仮)にいちゃいちゃがくるのかと思えば 誠一郎にケンモホロロに扱われるアレシュ
男前なんだかポンコツなんだか この人いい味だしすぎですよね
協会に絡む私利私欲 御神体をめぐる魔力の使途
アレシュの不在に懸念は持ちながらも 目の前にある疑問に背を向けられない誠一郎
前巻から続く教会関連の話にシグマ(さろばん作り)の向上心や勤勉さを見捨てられないってのが乗っかり 聖女にお熱な王子にイストまで挿入され 正直 ごちゃっとがもりっとなって どちゃっとなった辺り(どこよ?)に読みづらさがあったかな
そのかわりといってはなんだけど ふたりの部分はシンプルでよかった
自分の存在がアレシュにとっていいも悪いも両方に作用することを改めて知る
ここが一番大事なところで 今まで以上に彼の存在を意識することで彼の好意に未だ向き合えずいるくせに 甘えることだけはしている自分を再確認させられて なんの覚悟もできずにいる誠一郎には厳しいところではあったんだけど
とはいえ 知ったところで急に何かが変わるわけでもないし ヤリまくってどぅにでもな~れ にならないのがこのお話しの良さでもあるので じれったい距離はそのまんまw
色々ありましたが今回も年下彼氏の独占欲暴走を煽り 無意識にあっちこっちを誑かし 妙な感じに唆して 惹きつけていく誠一郎
もいつも通り シリアスにコミカルに反復横跳びするお話を楽しく読めたのは言わずもがな なんですが 今までの慎重な進み具合と違ってどっか駆け足気味に感じてしまったのはどういった加減なんでしょうかね?
新刊出たんじゃん!って喜んで読んだんですが、さぁ、レビュー書こうかと思って5巻以下を確認したらレビューどころか評価までしてませんでした。トホホ。これ以外はゆっくりとレビューしたいと思います。
誠一郎の事情の為にやる事やってる2人ですが、アレシュの誠一郎への執着だけはハッキリしてました。今巻はそんな2人の気持ちが少しずつ近づいて来たような感じがして良い感じになって来てました。原作読んだことが無いので読んでみたいと思いましたが、積み本がかなりあるので隙をみて読みたいです。
今回のエピで良かったのは相変わらず無理をする誠一郎が倒れた時に、アレシュが無理をして治療をした事により体調不良になって、漸く誠一郎が己の行動を反省し出したことでしょうか?やっとだよ!社畜はアレシュを心配させるな!
前巻から怪しかった教会ですが、今巻でだいぶ分かって来たような気がします。これが暴かれたら大事件ですよね。誠一郎や他の気が付いた面々と、気付いてない聖女やジーグヴォルト司祭との温度差が面白かったです。
この作品って脇役も個性的で面白いんですよ。聖女ラブのユーリ殿下とかもう爆笑でした。www
宰相のアレシュに対する「黒い獣」呼びがツボにハマりました。次巻がとても楽しみです。