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ラジオ局を舞台にしたフリーのラジオMCとアシスタントのアナウンサーの話。攻めも受けも仕事に対する姿勢は好感が持てるけど、彼らの行動に共感できないところが多く、ストーリーは面白いと思えなかった。
例えば、ゲストの俳優の兄で人気ロックバンドのボーカルが覚醒剤所持の疑いで逮捕された、その直後の生放送の一幕。ゲストを変更せず予定通り出演させるかわりに、事務所からは事件や家族に関する話題は一切NGとの指示が出ているが、本人はコメントをしたがっている。俳優が出演している映画が家族愛がテーマだが、映画に絡めて語ってもらうのも駄目とのこと。
そんな中で、番組アシスタントの受けがリスナーからのメールを読み上げるコーナーで姉が不倫で訴えられた弟の話をでっちあげて、メインMCである攻めもそれを容認し、俳優に家族としてどうすればいいかという質問を向けるんですね。それで俳優は自分の兄に対する思いを重ねてコメントし、満足して帰って行ったというエピソード。もし、自分が俳優のファンだったとしたら、兄が逮捕されてその罪状も確定せず、本人の謝罪も出てない状況で弟に兄を支える匂わせアピールされても、「よくぞ言ってくれた」とは思わない。支えてあげるアピールは本人に対してすればいい話で、まずはバンド仲間やファンに対する本人の謝罪ありきだろうと思う。
事務所もプロデューサーもそれがわかっているからNGを出していたのに、勝手に暴走した上に反省しているかと思えば、それをきっかけに受けが攻めに告白し、アシスタントの間は手を出すなよと恩人であるプロデューサーに言われていたにもかかわらず、プロデューサーには内緒でその日のうちにつきあうことになってセッしているので、自分たちのことしか考えていないようで嫌だなと思いました。これがリアルな話なら、彼らが熱い夜を過ごしていた間も、ラジオ局や俳優の所属事務所の人たちは対応に追われていたことでしょう。
何より、リスナーからのメールを読むコーナーで、その場で思いついた文面をリスナーが送ってきたメールを装って紹介するなんて捏造、アナウンサーとして一番やってはいけないことだと思います。
いくら髪型や服装をイメチェンしてても、四年前に退職したアナウンサーとMCが同一人物であることをプロフィール写真を持っている受けや一緒に働いていた人たちが気づかないのもおかしい。契約書は本人名義でしょうに。
受けが攻めに憧れることになったエピソードも、攻めとカリスマ教師は同じことを言っているようにしか思えなかったし、付き合い始めたあと、受けは普通に仕事をしているだけなのに、「俺以外の影響を受けて育っていくのが嫌だ」と元同僚に嫉妬する攻めも先輩アナウンサーとしては人間が小さすぎました。
そういう納得できないどころや共感できない部分が随所にあり、個人的には楽しく読めませんでした。
これはすごい。お仕事BLの最高峰。めっちゃくちゃ面白かったです…!!
ファンタジーBLが好きで、普段は転生ものとか死に戻りものを好んで読むのですが「死に戻り王子、底辺の兵士から運命をやり直す」がすっごく良かったので、現代もののこちら(芹沢先生デビュー作)も手に取ってみたのでした。
読みやすい文章でテンポ良く、終始ドキドキハラハラキュンキュンしながら読み進められるストーリーでした。
現代ものということで、ぶっ飛んだ設定や現実離れした展開はなく、同じ世界線に存在する男性達の生き様や恋を覗き見しているような感覚になりました。
「こんなに内面も外面も男前な攻めいるかな!??!」「こんなに一生懸命で可愛い受けいるかな!???!」とは思うけど。そこら辺に居そうで居ない、思わずときめいちゃうキャラ設定。うーーーん絶妙。
仕事への愛とプライドを持つ男性達の研鑽や奮闘が胸を打つし、困難な場面をその気概と覚悟で乗り切っていく様が爽快で痛快で、目が離せないのです。
お仕事BLが好きな方はマストバイ。
めちゃくちゃオススメです!!!
主人公にとって人生の大事な場面だったラジオ内容が心に刺さらず、一歩引いて読んだ。新入社員が社会人として意欲的に成長していく姿が見られたのが良かった。BL的には、この一冊に描かれたその先の二人に萌えがある気がした。
湊人はアナウンサー志望で、心理描写から承認欲求の強さや自我を出したい気持ちを感じた。真面目で融通が利かず、いろいろ考え過ぎて大変そう。内面は繊細っぽいが振る舞いはいっぱしの主役、でも目立ちたくないとか言ってて、上司と付き合い後ろ盾を得て強気に出る人みたい。
アキは保護者のような印象だったので、そこ待たないんだ、と思った。精神的な支えになる割合はアキの方が圧倒的に高そうで、湊人が仕事のデキる年長者に惚れるのも分かる。アキは若い子にハマって捨てられないか不安がるオジサンっぽい。
早々にくっついた前半は、これだけでとても綺麗な一作品になっており、これで完結でも良いくらい。後半はアキより藤堂の方が印象的で、アキのギャップを引き出してくれた藤堂に魅力を感じた。
湊人が救われたラジオの会話は、関根も麻生も根本的に同じことを言っているように聞こえる。そこに食ってかかる麻生の過剰反応は近年の腫れ物代表のようだし、求める意見でないと感情的に批判する姿勢に嫌悪感がある。自分に都合の良い答えに高校生の湊人が感動するのは分かるが、同じ感情は持てない。
重要なシーンがそんな感想で、序盤でつまづいたせいか何も残らない。それでも仕事とBLの絡め方とか、巧いんだろうとは思う。
プライベート時間でも仕事のことで頼ってばかりの湊人が、もう少し自立すれば二人の関係性も好きになれるかもしれない。現状はアキが湊人に便利に使われただけに見える。アキは永遠に藤堂とケンカしてて欲しいと思った。
ちょーど発行された時期に、ちるちるさんでの評価が高かったので手に取りました!
イラストが、安定のみずかねりょう先生でさらに想像力アップです⭐︎
仕事に真面目且つ、案外自由に動く湊が、繊細なアキの溺愛+執着+絆されを駆立てます!
LOVEは前半のキュンキュンさが、乙です(〃ω〃)
中盤にガッツリやってきますので、これから読まれる方、どうぞお楽しみください!
あとがきを読んで驚き!著者の芹沢先生のデビュー作なんですね。
勿論、担当さん方の支えはあったでしょうが、とーってもお話に入り込み易くて お話が終わった今もアキと湊のカプを超推ししてます(≧∀≦)
最初、本の分厚さに若干不安を感じましたが、読後はもっと先を読みたいと思ってしまう作品です。
続編は難しいかなぁ?早く芹沢先生の新しい作品が読みたくて仕方ありません♡
ラジオ曲のアナウンサーのお仕事BL。すっごく楽しめました!
シゴデキでちょっと無愛想でクールな先輩×真面目で頑張り屋さんの後輩という古来からある王道のCPですが、きちんと仕事面とラブ面が絡み合っていて、とてもバランスのよい作品。
読みやすくて分かりやすくてクセが少ない(笑)安心して読めるタイプの作品です。お仕事BLお探しの方には是非オススメしたい。
素直で頑張り屋な受けなので成長も沢山見られて、攻めと共に見守りました。攻めの甘さと嫉妬も良きですね。
惹かれ合うのが自然な繋がりだったので、ラブ面でも納得です。
芹沢先生のデビュー作とのことですから、これからの作品にも期待したいです!
