時給1万円の清掃王子&腹黒イケメンエリートの 愛と陰謀のドラマティック・ラブ♥

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表題作BUDDIES 上

梶 幸多
→34歳、大手ゼネコンエリート部長
如月 虹郎
16→20歳、ビル清掃員

その他の収録作品

  • 虹郎のひとりで(5人分の仕事)できるもん
  • カバー下:あとがき

あらすじ

美貌と笑顔で女子社員に「清掃王子」と大人気のビル清掃員・虹郎(にじろう)――裏では、大手ゼネコンのエリート部長の梶(かじ)に雇われ、時給1万円でスパイ活動!? 両親を亡くし路頭に迷った時に、梶からスカウトされて以来の秘密の相棒だ。「俺はあんたのためなら、どんな依頼でもやってやる」梶への想いを胸の奥に隠しつつ、二人で社内の不正を暴いていくが!?

作品情報

作品名
BUDDIES 上
著者
倫敦巴里子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199610172
4.6

(116)

(85)

萌々

(24)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
540
評価数
116
平均
4.6 / 5
神率
73.3%

レビュー投稿数13

設定、ストーリーがおもしろい

倫敦先生作品を10作ほど読んできましたが、本作は絵と文字量がすっきりした気がします。とてもきれいで見やすい。

上巻のみの感想です。
大手企業のエリート梶と天才的能力があり潜入調査を依頼される如月。
2人のバディのお話、海外ドラマのようでおもしろい。
設定、ストーリーがしっかりしていて、ちゃんとBLでもある。好きです。
そんな素振りのなかった如月の方が嫉妬して梶にキスするのが萌えでした。
梶も如月に気があるようで、その描き方がさすかです。

2人の境遇や内容は異なりますが、兄弟で協力して生き抜いているところは共通するものを感じているのかなという印象です。
梶は弟で、如月は兄。相手の立場やそれぞれの兄弟への思いなど、他人にはわからない何かでつながっているような。

梶が依頼する案件が結果的に被害者となる立場の人の力となる筋書きがいいですね。やさしい。
吉本さんが騙されたり辛い目に合わなくてよかったド安心しました。

あとがきの1コマ目、先生の登場の仕方が毎回ツボです。

下巻も楽しみです。

0

緻密な作り込みがすごい。

ゼネコンを舞台に談合だなんだという難しい話を、雰囲気でフワッと見せるんじゃなくメインストーリーとしてガッツリ描いていることに、まずは脱帽します。
二転三転する情勢にハラハラ!とか、意外な展開にビックリ!とか、悪いヤツを出し抜いてスカッと!……みたいなのがお好きな方にはハマるんだろうなと思います。

私個人はそういうのはあまり求めておらず、“これミスリードっぽいな”とか“この人あとでキーパーソンになりそう”とか穿った見方をしてしまうタイプの人間なので、残念ながらそんなにハマれなかったです。
いろんな人の思惑が絡み合うヒューマンドラマとしても……善人でも悪人でも魅力的に思える人物が見つからず、敵はただただイヤなヤツ、味方は何だかんだで物分かりがいい人ばかり、と感じました。
マタハラやお見合いの話は女性キャラが出てきたけど、どちらもスッキリしない展開。特にマタハラのほうは最後いい話っぽくまとめちゃったのが、かえってモヤモヤきてしまった。

で、肝心のラブストーリーのほうも、急に出てきた感が強かったのが残念。
虹郎が梶に気持ちを見せないようにしてきたのはわかるけど……梶のいないところで、読者にだけはチラ見せして欲しかったな。微妙な表情だけでいいから。

以下、下巻へ……

2

続きが気になる

 下巻まで読んだ上で書いているので、もしかしたら下巻の内容も含んでいるかもしれません。

 攻め34才、受け20才の年齢差のある二人の話。受けが16才の頃に攻めの会社の重役相手に援交しようとし、攻めがそれを阻止した時からの付き合い。受けは清掃員として攻めの会社に潜入し、時給一万円でスパイ活動をするようになります。会社に害を成す人たちを排除するのが目的のようです。

 受けは中卒ですが、カメラアイやフラッシュ暗算ができる天才です。援交しようとしていた理由も、弁護士だった父が亡くなり、弟とともに叔父の家に引き取られましたが、叔父からの虐待に遭っていたため、二人で叔父の家を出るための金稼ぎが目的でした。このときに攻めが弁護士を紹介して亡くなった父の遺産を子供らが相続できるようにし、叔父の家を出る手助けをしてくれたので、恩義があります。

 最後のほうは常務の娘との見合いを壊してほしいとの、攻めの個人的な依頼でした。この女性、推し活で月に50万もつぎ込んだりしていて、お金目的の結婚でした。それを暴露したところ女性がキレて受けに氷水をぶっかけます。かばった攻めがそれを浴びて風邪を引いてしまいました。見舞いにきた受けに「むしろお前が結婚してくれない?」と攻めが軽口を叩き、キレた受けが告白してキスをしたところで終わっていました。

 気になる終わり方で続きが楽しみです。

0

BLだということを忘れてしまう

BLアワード2025のBLソムリエ部門大賞、ときけば、もう読むしかない!と購入。
面白かったです。
建設会社の開発事業部長(社長の弟)の梶と、梶にスカウトされた訳ありの如月(親がいなくて弟を支えてる)のバディ物。
如月のスペックがハイレベル過ぎて、こんな有能な人が右腕だったらそれはもう手放せないだろうなと。
この二人の関係性ですが、作中でも梶が言ってますが、距離感がものすごくちょうどいいのだと思うんです。
最初こそお金だけの繋がりのように見えましたが(高額バイト)、回を追うごとに信頼関係が窺えて、だけどべたっとしていないというか、いかにもビジネスライクのように見えました。見えたし、おそらく梶がそう望んでいるのを察した如月が、それに応えていたのかもしれないです。
ストーリーが文句なく面白いので、BLだということを忘れていまして、story5の展開に「えーっ!」と叫び、「あ、そっか、そういえば」と思うなどしました。
鈍感な梶もさすがに気付かされたので、下巻で二人はどうなってしまうかな。進展は楽しみですが心配でもあります。

如月兄弟も、梶兄弟も、兄弟仲がいいのが良いです。
それぞれ背景が異なるもののどちらも訳ありで重たそうですが、仲が良いから協力し合えそう。
こちらの方も下巻の展開に期待です。幸せになってほしいです。

0

練られたストーリー構成が魅力的なバディもの

はー、おもしろかった!
早く下巻が読みたくて仕方がなくなってしまった。

「年齢差がある男性のバディもの」という時点で既に心惹かれてしまうのですが、倫敦先生の画力の高さとストーリー構成の上手さったら!
流れるようにするするとテンポ良く読めて、なおかつしっかりとおもしろいのだからすごい。漫画が上手いです。
探偵もののような雰囲気+読み応えのあるお仕事描写が多めの作品をお求めの方はぜひ。

冒頭からワケアリそうな2人の関係はいったい?とページをめくっていけば、密かに暗躍しながら社内の不正や悪事をばっさばっさと軽快にぶった斬るバディの姿が。
これが本当に気持ちが良いのです。気分爽快とはこのこと。
彼らがなにをどうやって暴いたのかがわかる種明かしパートでは、なるほどあそこのセリフはそういう意味だったのか…と、ページを遡って確認をしてみては、あちこちに少しずつ撒かれていた種が一気に回収されていくようでこれまた気持ちが良いのです。
改めて、絶妙にひねりが効いた丁寧なお話作りの数々に思わずため息が漏れました。

そして、1番上手かったのが梶と虹郎の関係性についての描写。
細かな説明台詞がなくてもごく自然に2人の関係性を把握することができ、物語の合間合間で彼らがどんな風に出逢って信頼関係を築き今に至るのかまでを読み手が疑問を抱く前にタイミング良く教えてくれるんですね。
だからこそもっと先が早く見たくなるというか、練られた構成の上手さが光る1冊でした。
ガラリと色が変化する終盤の展開には完全にやられてしまったなあ。
BL面でもグッと掴まれました。

お仕事描写がメインとなっていた上巻。
はたしてバディの恋はどう転がっていくのか?
引き続き、最後まで見届けたいです。

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