【コミックス版】限定特典と割引が充実!
発売日楽しみにしていました。
雑誌の連載を追っていたのですが、途中から読み始めていて最初の方は初見でした。
まず導入部分でネタ明かしはされていて。
初めて雑誌で読んだ時に作画が好きだったのと雑誌の特集がホラーとかで惹かれて、雑誌を購入したのですが、そのまま続きが気になり購読続けました。たまに読みたくなりなす。怖いもの、バッドエンド系が。
そしてわかっていても、でも途中切なくて、一瞬のデートの幸せさとか、二人だけの箱庭で楽しい部分が生き生き描かれていて嬉しいけれど、他は暗部が多くてその分の対比が切ない。ラストがどのように閉められるのかが気になっていたのですが、本誌の時も何回も読み返したけれど、単行本になって一度にまた読みたいと思っていました。やはり印象は変わらず。表現の仕方も好きでした。
また読めて良かったです。最後はいつもどういう事なんだろう、といろんなパターンを想像してしまい、自分の中でぐるぐる考えてしまう。でも自分で二人を考える事、考えられる余白があることがまた楽しいです。本当に切なくて、良いお話でした。
やーー…
ラストシーン、何度も何度も読み返してしまいました。
凡乃ヌイス先生の、攻めに攻めた一冊だー…!
ダークで、ホラーで、幼馴染で共依存。SF的要素もあり。
(一部グロいシーンもありますので、苦手な方、ご注意ください)
ヌイス先生の新作、背筋のゾクっとする恐怖がありながら、
切なさに胸締め付けられるホラーBLでした。
幼馴染で恋人で、同居している二人(禄斗×七海)。
しかし、禄斗(攻)はずっと、七海(受)が何かを隠している、
という違和感を拭いきれない。
そしてその”違和感”の正体が分かる決定的な出来事が起こりー
と続きます。(超ざっくりです;)
タイトルの「6」と「7」、最初は単に禄斗(攻)× 七海(受)の名前から
とったのかな、と思っていたのですが。
読み進めて(&ちょこっと調べて)、なるほど…
キリスト教カトリックの中で、「7」は”完成”を意味し(”7つの基本的な徳”から)、
「6」はそれに一つ足りない=”不完全”を表し、
あまり良い数字とはされないとのこと。
作中の七海(宗教2世)の独白によって明らかになる真実に
このタイトルの意味するところが重なって、背筋が凍りついてしまうー…
物語序盤、七海が警官を見かけてサッとマスクをつけたり、
セックスの最中に彼がやたらと”ナカ”に欲しがる理由。
そしてワンコ系の禄斗がセックスの時に見せるSっ気ある姿。
描かれる二人の日常の中に、怪しさと物語のヒントを仄めかせるパーツが
散らばっていて、不穏な未来を予感させます。
禁忌を犯した二人に、どうしたって”明るい未来”は見えないのだけれど、
どうかずっと一緒にいられるようにならないものか、、、と願いながら読んでーー
(行き着く先はぜひ見ていただきたい。。)
水族館デートや、屋上での花火、
不器用な禄斗が手作りしお揃いでつけたミサンガ…
二人の日常の、そんなささやかで一瞬の幸せと
胸の痛みを噛み締めるラストでした。
先生の「てぺとる!」や「愛してるから嵌めさせて」などが大好きなのですが、
お笑い・コミカルなものからドロドロとした闇の作品まで、
本当に幅の広さをお持ちの先生だなあ…とあらためて感じさせられる一冊でした。
すごいわ。。(語彙力;)
「萌」とはちょっと違うかもしれないのですが、
物語世界に没入し、圧倒されたこと。
そして忘れ難い一冊になったという点で、「神」評価とさせていただきました。
★修正について(紙本):
tnにトーン+ぐしゃぐしゃ線+先っぽに白短冊数本
形はしっかり分かります
結合部ア○ルに白線
去年気になるアンソロがあったんですが 紙ででないかな~って 欲しいのをグッっと堪えたんです
そしたらまさかの単品売り なんとなくタイトル気になって覗いてみてよかった
電子単話の関連作品登録のありがたさ 痛み入ります? これ使い方あってる?
アンソロに掲載された25ページの続きがこんな最後になるとは
正直1話だけでは目の前にいるそれが何なのか不明なまま ただ自分に足りないものを埋めるように共にあるのをみせただけで このあとから綴られるものがどうしようもない共依存で締め括られてて
かなりヤバめの話が読みたい方おらんかね~!今ならもれなくおすすめできる ムネハリッ
あッ! 中立ばかりの自分の好みもわからない頭の悪い方のあたしがおすすめしても意味ないのか そりゃ残念 ってw
あの 恋人として過ごす禄斗と七海のほのぼのしさやコミカルさはずっとあるんです 読んでいる部分に
なのに 不完全なものが完全を求めるんじゃなく不完全だからこそ繕い続ける哀れさが その空気に交じるように漂ってるんですよ 常に
お陰でどこか不安で 昏昏というか陰陰としてると言うか 早い話 どこか気持ちが悪い!←え
敬虔な信仰者である親との絶縁
完全であって唯一自分を慈しんでくれた恋人との死別
大好きな恋人に覚える違和感と 不完全な自分に与えられた不完全なギフトに覚える優越
言いたいッ! が口が避けても言ってはいけないッ!
でも 彼らが何者なのか説明しなきゃ語れない 与える愛と拒む愛
七海が恋人の名前を思い出せない理由に込められた 浸食
んんんん おもしろいッ!
禄斗の嫉妬に執着 これって自分を維持するためのものなのか 七海を想ってなのか
中盤から出される甘い部分に油断するととんでもない爆弾が仕掛けられているのでグロに耐性が無いかたはご注意ください
首が飛び 手首足首転がる 血しぶきブッシャーーーッ!大歓迎なあたしでは物足りなさはあったけど みていて気分のいいものではないのでね
コソッと言っちゃうと カニバがアルの うふふ
戦慄ってのはなかったけど ふたりが選んだ結末に不毛な恋をみたような
後味は決してよろしくないんだけど 七海の思い出を盗み作られた禄斗が人間でありたいと願ったところがこの救いようもない共依存の中で何よりの救いだったカな
はじめましての作家さまで 最後の再会とafter storyにわかり辛さを感じてしまったんですが
読みすぎた恋愛では味わえないせつなさとか 生きるために生かす異常さは存分にいただけたので 余は満足じゃ? ←まとめらんなかったんならダマレ!
単話配信で1話を読んだときの衝撃は忘れられません。
序盤からじわじわと怖い雰囲気を放ちつつ、七海を危うい物体?として禄斗に語らせつつ、しかし本当にやばかったのは……!?という大展開。締め方もゾワッとくる形で、癖にぶっ刺さりまくり。1話でこんなにも魅せてくるヌイス先生、すごすぎる……天才やん……!!!と震え上がりました。
どんでん返し大好き、シリアス大好き、メリバ大好き、の私には最初から最後まで余すところなく最&高でした。物語のラスト、私ひとりでは解ききれない謎が提示されていたので、自分でも考えつつ、他の読者さんの解釈も読んでみたいなと思っています。
ヌイス先生は、作品ごとに全く違う毛色のものを描かれています。ほんとにすごいです。多種多様なシチュエーションを鮮やかに描いていく先生の手腕にもぜひ注目して頂きたいです……!!!!
6と7、本当に最高でした!ありがとうございました!
