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3巻は当て馬的な新キャラ登場ということで正直モヤモヤ展開にならないか不安もありました。(だって本当に本当に大好きなマンガだから…!!!)読んでみたらもうそんなの杞憂。杞憂of杞憂。烏丸くんと南くんはどんなことにも揺るがされることはなく確固たる信頼感で結ばれラブラブな日常を平和に生きていました!とはいえダラダラとしたストーリーなわけではなく、日々生きている中で芽生える新たな気持ちや心の成長がさり気なく描かれ、大事件じゃないけどハラハラする場面もあったりと…!!!3巻もやっぱり良い!!ほっこりとハラハラとキュンキュンのマリアージュは1巻2巻同様に最高です!
3巻は1巻2巻を読んでキャラへの理解が深いほど驚きやときめきが増すので既読の方ももう一度読み返した方が断然楽しめるように思います。
ココ先生の作画から溢れる透明感や爽やかさ。濃厚な絡み場面になるとその爽やかさの反動なのかキス1つでも非常に淫靡な雰囲気を纏います。爽やかカップルの2人しか味わえない甘いひととき。まったりとした時間を楽しむ描写が多くまさにバカップル編と呼ぶに相応しいイチャイチャぶりでした。
そんな中で新キャラKEIくんはというと、本当にちょうどいいスパイス。メイン2人の気持ちをより浮き彫りにする役割を担いつつ、彼単独でももう一つ別のストーリーをつくれるのではという切なく魅力的なキャラです。KEIくんは人気配信者でありイケメンではあるけれどやっぱり普通の等身大の男の子として描かれていて。登場人物の心情を大切にされるココ先生ならではの当て馬だと感じました。
3巻はラブストーリーとしては勿論、1巻では孤独だった烏丸くんが友情や愛を積み上げ自分らしさを獲得していく成長譚の総仕上げとしても本当に素晴らしかったです。
温かなストーリーが好きな人も濃厚なエロを求める人も上質な恋愛マンガを求める人も必ず満足できる作品。この作品に出会えて本当に幸せです!
明虎に付き合っていることをカミングアウトした南と烏丸から3巻ははじまります。
変わった出会いから特別な関係になった1巻。2巻では烏丸の気持ちや成長を中心により愛を深めたふたり。3巻ではさらにふたりの関係が深く強くなっていきました。
KEIという南とまったく逆のキャラクター(見た目も性格も)が烏丸へ横恋慕しますが、すでに強い絆で結ばれていたふたりにとっては、読み終えてみるとたいした障害でも当て馬でもなかったです。KEIに対してきっぱり拒否をした烏丸だけでなく、普段負の感情を見せない南でさえ表情を変えるほど声を荒げて嘘を怒ります。
ふたりの互いを信じあう気持ちと相手を思いやることが当たり前になっているのは、やっぱり3巻まで続いている安定の関係だからですよね。どんな時もふたりの世界!ふたりの愛は確固たるもの!っていうのは読んでいて嬉しくなっちゃいました。
日常である大学生活や友人とのことや南の傷ついた過去、烏丸の配信の様子、将来についてもまんべんなく描かれていて、とても満足できる内容になっています。みんないろんな表情を見せてくれるようにもなりました。
もちろん、ふたりのフェチたっぷりのラブラブぶりもエッチも今回も盛りだくさん描かれています。
特に最終話はとてもよかったです。烏丸のわがままが出てきます。どんなわがままでも嫌いにならないと言った南への最大の愛し方でした。ラストページの烏丸もとてもかっこよく、これからのふたりのことも妄想できる後に残るいいセリフになっていました。
3巻を通して特に烏丸がすごく成長して魅力的になりました。もちろん、南も明虎もKEI、みんなそれぞれがんばっていました。大学生らしくいろんな出会いをして、これから先が明るい未来が待っているんだろうなと思える終わり方になっていました。
みんな幸せになってね!
あまあまは前巻に引き続きですが、
今回は焦らしプレイが絶品すぎました…!
はじめの頃は陰キャでオドオドしていた
烏丸のドSキャラにも磨きがかかりまくりでした。
お陰様で南もずーっとトロけっぱなしでした…♥
普段は人見知りだけど南限定で可愛い笑顔を見せ、
恋人にはとびきりあまあまな溺愛彼氏なだけに
ドSスイッチが入った時のギャップの破壊力がすさまじかったです///
今巻では烏丸と同じ人気配信者のKEIが登場していますが、
実は配信者・kouのリアコという当て馬ポジションです。
コラボ配信という体でkouに接近を試みるも、
当の烏丸は南以外は眼中になさ過ぎてちらりとも揺らいでくれません。
それでもなんとか烏丸を振り向かせようと
“kouが自分とキスをした”という嘘で揺さぶりをかけようとするKEIですが、
動揺するどころか烏丸を貶めるような嘘を吐くKEIに怒り狂う南が男前でした。
烏丸への絶対的な信頼ももちろんですが、
いつもは笑みを絶やさない南がこんなにも感情を露わにするのが
烏丸のこと、というのがまた萌えどころなんです♪
最終話では玉砕覚悟で烏丸に想いを告げるKEIですが、
「南が大事だから少しでも嫌な思いさせたくない」と
友人関係すら容赦なくお断りしてしまう烏丸の一途愛に
ぎゅんっときちゃいました♥
所々で二人がエロエロな雰囲気を醸し出すものだから、
なんだか終始エッチな気がしっぱなしでしたが、
振り返ってみるとキスやら前戯までは描かれているものの、
二人が実際に最後まで致していたのは
最終話の締めの極甘エッチの1回きりでした。
南同様にいつの間にか読者も烏丸に焦らされていたようです。
だけど、それだけに最終話の執着全開な濃密エッチは
もうご褒美でしかありませんでした。
完結表記はなかったけれど、まだ続編を期待してもよいのでしょうか?
おお……新キャラ登場!
その新キャラによって、さてさて烏丸と南の2人の関係はどうなるか、が見どころの3巻です。
キタキタコレコレ展開にニヤリ( ̄∀ ̄)
いつかはあるだろうなと思ってました。
ラブラブな2人と当て馬くんがどう化学反応を見せるのか非常に気になる今巻。わたし個人としては、烏丸の方にハート視線を向ける当て馬が登場したのが嬉しいです^ ^
この物語の住人たちは、なぜ烏丸の魅力に気付かないのか謎すぎて、こんなにカッコいいのになぜ?と悶々としてました。陰キャも見方を変えればアンニュイとも言えるし、手もキレイ、イケボ、背も高い、顔もいい、、、烏丸の魅力は南のみが知ってるなんて独占禁止法もいいとこでしょう!( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
で。烏丸に好きビームを出してる美人配信者の登場で、物語がちょっと荒れ模様を見せます。でもそこまで嫌な展開にならないのが、この2人の恋人力のポテンシャルの高さですね。当て馬くんもそんなに悪い子ではなかったですし。
付き合って1年の時間と絆の重みは、そんじょそこらのポッと出の若造には崩せないということ。 烏丸と南のお互いを想う信頼度の高さを改めて知ることになったと同時に、濃い愛情を存分に見せつけられたおノロケショータイムにドキドキの嵐でした♪( ´▽`)
今巻はというと、実は挿入としてのエッチシーンが少なめです。言葉責めをメインにあしらった濃密な前戯プレイが盛りだくさんで、ものすごくエロチックでした!
イケボの烏丸の真骨頂といいますか、声だけでトロトロにさせる匠の技にドキドキゾクゾクがハンパなかったです。
2人の揺るぎない関係性をただただ実感し、盤石な恋人同士のラブラブを堪能し尽くした糖度高めの続編は、当て馬くんの登場によるスパイシー展開にも負けず、ウルトラあまあまでした。
登場人物たちの関係や過去のトラウマも含んだ心理描写の部分での読み応えがたっぷりで、独占欲や牽制、執着を丸ごと楽しみ尽くして大満足でしたヽ(´▽`)/
ラブラブで甘くてエロい、恋人同士としての日々。
でもそれをただ楽しいだけのモノで終わらせるのではなく、その日々の中で一緒に成長していけるのがこのカップルの推しポイントだなと感じます。
葛藤や切なさを丸ごと糧にしていくふたり、改めて最高のカップルだなぁと噛み締めさせてもらった3巻でした。
ふたりの想いが揺らぐことがないのは前巻までのやり取りからしっかり伝わっているので、
お付き合いをしていく上での心配はナシ!と言い切ってもいいくらいに安心して読み進められました。
新たに当て馬的存在が登場しても、彼らの間には他の誰かが入る余地は無いのです…!
なのでハラハラしたりはしませんでしたが、KEIくんの登場は良いスパイスにはなっていたなと思います。
お互いの気持ちをもっと深く知ることができるキッカケになり、恋人同士としての距離がより近くなって。
抑えきれない"好き"があふれ出した幸せそうなふたりを見れたのも嬉しかったです。
そして。南の気持ちよさそうな顔が表紙になっているのが印象的なこちらのシリーズですが、
裏表紙の烏丸の表情の変化が最高なんですよね〜
うつむき気味で浮かない表情の1巻、柔らかく微笑む2巻。
そしてなんと3巻は…!満面の笑顔ー…!!!
もう、胸がいっぱいです。
南と出会って、たくさん努力して。それが報われて本当に良かった…!
それにしてもこちらの作品は魅力的な脇キャラがたくさんいますね。
明虎や烏丸兄、それにKEIくん。
幸せになってほしいキャラばかり出てきて大変です(笑)
メインキャラ以外のところでも楽しませてもらえて、大満足でした!