Renta!限定4P&電子限定かきおろし漫画8P付
ねねこ先生の作品の魅力が詰まっています。キャラが綺麗で見とれるし、ストーリーも最高です。生まれついた性質のために家族から、特に大事に思っていた妹からも疎まれるようになった悲しみはどればかりか。そのためやや自暴自棄にもなりがちな天川を止められるのは、唯一無二の存在である黒井だけ。それなのに相手を思うばかりに拒絶してしまう天川の気持ちが悲しい。黒井のガイドがなければ命さえ危ないのに、それさえも構わずっぱしってしまうのは、過去のトラウマのせい。諦めずにそばにいてくれた黒井に官舎だけど、黒井の黒さも見られてよかったです。
あまりの読みやすさに驚愕しました…!
センチネルバース、昨今のバースモノの中でもわりと抽象的なので、ガイド…???センチネル…????と、読む前の設定からハードル高くてぼんやりしちゃってたのですが、ねねこ先生の作品でいきなり解像度が上がりました…!え…!センチネルバース!面白い…!!!
一見地味でおカタイ雰囲気の黒井が、天川にメロメロ…メロメロなんてもんじゃなくて…たぶん彼の世界は天川で、できています。10年前に養成校で出会い、それはそれは一途に天川を思い、自分が壊れるのも構わず大切にし続け、彼に相応しいガイドになるべく修行を積み、帰国するんですが拒否られちゃって…うう…でも天川にも拒絶の理由がちゃんとあって…すれ違う2人の心…そうなんです…みんなが大好き、めちゃくちゃ美味しい両片思いーっ!!!(黒髪マジメガネ一途溺愛執着スパダリ攻め…ッカーーーーー!!!癖てんこ盛り…ありがとうございます…)
天川は、それはもう強気でツンツンなんですが孤高の存在というか、五感全ての能力を持つ最高能力者のセンチネルだから仕方ない…高嶺の花感がものすごい、見目麗しく美しいプリンセスです。バッシバシのまつ毛に注目…!この美人さんが能力を使いすぎることで弱ってしまうのですが、それをガイディング(という名の夜のぶつかり稽古)するナイト黒井との絡みが…現代バディモノなのに、主従感を匂わせてくれるので、ココでまた、萌えに萌えます…!
拒絶しながらも黒井のミリもブレないBIGなLOVEに抗えない天川くんの赤面顔、えっちすぎる~。スピリットアニマルが蛇な黒井くんの、顔に全く出さないむっつりねちっこいエロスもたまりません~!(ちなみに天川のスピリットアニマルは鷹。これも王子(姫)感あってたまらんですよね…)
両思いになってからのセッは甘い!激甘です!高校時代、無害そうな笑顔ニコニコポワワンだった黒井…もうあの面影はなく、すっかり男前にいろいろと成長してます!裸体から匂い立つ色気がすごい~!
シーモア電子限定の描き下ろしでは、同居をはじめる2人が描かれています。こうやってどんどこずぶずぶと依存していってほしい…黒井に溺愛されてトロトロになる姫、天川が見たい…!と本気で思いました…!
ねねこ先生…!センチネルバースの美味しいところが盛りだくさんの、読み応えある素晴らしい世界を見せてくださり、ありがとうございました…!ぜひ続きをお願いします…!
どうも私はセンチネルバースへの理想度が高い事が分かったのです。今作もセンチネルバースの入門書として読むには良いですが、私が求めるひり付くような緊迫感がどうも薄味で物足りなく感じてしまいました。
多分ですが楢崎ねねこ先生は絵の雰囲気がほのぼのとしているので、もっと穏やかな優しいお話が似合うと勝手に思ってます。
そして政府特務機関のお仕事がどうもみみっちく感じてしまって、センチネルバースは小説の方が物語に没入することが出来ると思ってしまいました。センチネルの五感の表現とか難しいものの、流石だと思う表現もありました。特に眼とか。
黒井と天川の出合いから2人か離れざるを得なかった理由や、2人が離れていた間のそれぞれの生活など、また再会してからの任務などが駆け足過ぎました。この内容ならもう2冊くらいあればじっくり描ききれたのではないでしょうか?
あまり商業ではお見かけしないセンチネルバースです。
ガイド×五感すべてが発達した最高峰の、センチネルの同級生BL。
そして、能力者の精神を具現化したスピリットアニマル(一般人には見えない)という相棒のようなアニマルも登場。(某センチバでもスピリットアニマルいましたね!)
ガイドはメガネ攻めで、アメリカから帰国したばかりの黒井という男。
センチネルである主人公の天川とは、相性が99%というシンクロ率だ。
しかし過去、天川がきっかけで黒井のシールドが壊れ、昏睡状態が何ヵ月も続いたことで、天川は責任を感じ黒井を避けるように。
納得のいかない黒井は、天川と釣り合うためにもアメリカへ修行に行ったわけで。
今回最強のガイドになって戻ってきたわけで、、、
両片想いとセンチネルとガイドとの関係がドラマティックに切なくリンクされていて、こちらの五感までが敏感に反応するほど、萌えな十年愛のお話だったように思いました。
とくに昔も今も、攻めが受けを一途に想うあまり、必死になる愛がとても良きでした!(攻め厨まりあげは)
センチネルバースの説明も分かりやすく、自然にスっと入ってくるので、初心者の方でも大変読みやすい1冊となっております!
センチネルバースということで、えちは多めです!
紙コミックスは、大きめ白短冊修正でした。
日本の商業BLではまだ数が少ないと思われるセンチネルバース作品をねねこ先生が描いてくださったぞー!
ということで、雑誌で読んでいるときからコミックスの発売を楽しみにしていました。
最初から最後まで、描き下ろしや特典に至るまで、センチネルバースならではの設定が活かされていてよかったです!
希少な五感能力者のセンチネルである天川と、ガイドの黒井。
現場での天川の能力の高さと酷使っぷりを見せられてからの、海外研修から戻ってきた黒井との再会の場面。
もうこれだけで、二人の間には過去に何やら起こってるし、二人とも拗らせてるなぁというのが伝わってきて、続きが楽しみで仕方なくなりました。
センチネルバース作品はいくつか読んでいて、センチネルが不安定になりやすいことや、ガイディングには危険を伴う場合があることなども知っていたので、天川の態度に嫌な気持ちになることはありませんでした。
むしろ、責任感を持って行動する姿に好感を抱いたし、心配にもなったし。
そんな天川にいくら邪険にされても、しつこく食い下がる黒井にも好感を抱きました。
「仕事だから」と念を押すように口にしながら、いや絶対自分の意思やろけど天川に余計な気を遣わせないための方便やな、と思える安心感がある。
なし崩しのように黒井のガイディングを受け入れつつも反発も続ける天川ですが、過去話で判明する黒井を拒絶する理由に納得。
この黒井と天川の過去が本当に愛おしくて、切なくて、二人が最初からお互いの唯一であったことの証明で。
天川は黒井に救われていたし、黒井の天川を想う気持ちは本物だと実感しました。
天川のゾーンアウトを防ぐためにガイディングした黒井のシールドが壊れてしまった。
天川が黒井のガイディングを拒絶するのに充分すぎる理由です。
天川が黒井を大切に思っているからこそ、二度と壊さないために。
その一方で、黒井は本当の意味で天川を守れるようになるため、海外研修へと向かう。
シールド修復に半年もかかる損傷を負いながら、それでも黒井の行動理由は天川を守るため。
黒井のために黒井を諦め、一人でも責務を全うしようとする天川の気高さ。
天川を守れる力を身に付け、隣にいることを諦めなかった黒井の執念。
どちらも魅力的で、二人とも好きです。
天川の鷹と黒井の蛇。どちらも彼らを象徴していて似合ってる。
センチネルとガイドの間にはパートナー契約があり、仮契約と正式契約がある。
正式契約は魂を混ぜ合わせることと同義。
本編内で利点とリスクについて言及されていましたが、描き下ろしと公式同人誌(コミコミスタジオ有償特典)で更に深掘りされていて、「これがセンチネルバースか…」と魅力を噛み締めました。
天川の鷹と黒井の蛇が絡み合った契約印が美しい!
先輩の志摩さんたちの契約印ももっと詳しく見たかったです。
天川たちにとって、節目節目でナイスアドバイスしてくれる良き先輩方。
志摩さんと玉城さんのパートナー事情も気になる!読んでみたい!
公式同人誌の内容は、「魂を混ぜ合わせる」ことがどういうことか、ラブラブえちえちな天川と黒井から教えられます。
「そんなことまでできるんスか、黒井さん!」と驚きつつ感心しました。
正式契約には、本当に何もかも委ねる覚悟が必要。
あの神秘的な正式契約シーンからは予想しなかった雰囲気で、正式契約の重みを知ることができて嬉しかったです。ラブえち最高。
任務場面は緊迫感があります。
そのおかげで、天川の気高さを感じました。任務中の天川かっこいいです!
そうやって活躍する天川の傍に控え、いざというときは天川を助ける黒井もかっこいい!
この二人の空気感というか、一緒にいるときの雰囲気が好きです。
根っこの部分にあるお互いに対する信頼感を正式契約前から感じられました。
素敵なセンチネルバース作品です。