電子限定描き下ろし付き
「ねえ、俺に抱かれんの嫌?」神様×人間、この恋は叶う…?
「明日もきみに会いに行く」が好きだったので、あらすじと表紙イラストの印象だけで購入しました。
導入から後半まで違和感ばかりで読んでいてきつかったです。
最終話のエピソードのための展開、という感じがして、無理が多くて気になりました。
倒れている人を見つけて家で看病するというのはマンガによくあるエピソードですが、令和の今でもやるかね、と驚きました。見た目がいいとか下心があるにしても、自分よりはるかに体格のいい、正体不明の男性を部屋に入れるなんて危険しかない。
その危ないことを平気でやってのけた相見遥貴が、怪しい(その時点では)正体不明の男の、100年ぶり発言に対してて、『大丈夫か、こいつ』と思ったシーンには笑いました。読者は今、あなたにそう思ってますよ、と。
のちにあれこれ設定が出てきますが徒和は神様なのに、相手の願いをかなえるためとはいえ、性欲があり(男性のシンボルが屹立しているので)邪な行為をしっかりフルコースで行ったのにも大きな違和感がありました。
妖怪、とか、メンタリスト、だったらまだわかるけど、神様、で、それはないなあ、と思いました。
世間知らずの神様、という設定の徒和が、令和のマンションについているお風呂場の設備を自力で使いこなしたということ、寝起きエッチを知っていたということ、しかし、話題のスイーツに驚いたり、その他の世間知らずエピソードがあり、設定に穴がありすぎで、物語が頭に入ってこないほど気になりました。
髪の毛の濃淡によって、弱っているかどうかがわかる、という設定はおもしろく、最後の短編につながっていて、愛らしいです。
神様の徒和が禁忌を犯して人間に恋愛感情を抱いてしまった、ということと、もう徒和が大好きだけど、徒和のことを考えて別れようとする相見遥貴、という困難しかない両想いの2人の迎えた結末は、予想を大きく外れるものではありませんでしたが、予想より何倍もふんわりしていて優しくて楽しいものでした。
最終話はけっこう好きでした。
メイン2人の絵柄も表情も、脇キャラの人たちも、きれいでかわいらしかったです。
絵柄に惹かれて購入しました。
ですが、どこか物足りなさを感じてしまいました。
描写がやや中途半端に終わっている印象を受ける箇所がいくつかありました。
例えば、遥貴の家族が現在どのように彼と関わっているのか、また徒和が消えていた一年半の間に遥貴がどのように過ごしていたのか、その心情などがあまり描かれておらず、少し気になりました。
また、遥貴の願い以外に徒和はどのような願いを叶えたのか、どのように実現したのかもはっきりとはわからず、やや曖昧に感じました。
さらに、人間になった後の徒和がどのような生活を送っているのかについても、個人的にはとても気になるところです。
いろいろと疑問が残る読後感でしたが、絵柄は本当に美しく、魅力的でした。
厳格な家系に生まれ、ゲイであることを隠して生きてきた遥貴。
唯一、自分に正直になれるのは近所の神社で神様にお願いするときだけ。
ある日、いつものように神社に立ち寄ると、倒れている青年を発見し
介抱するために連れ帰るもその青年・徒和は自分が“神様”だと言い出して…。
その上、毎日神社で遥貴の溢れんばかりの願い事を聞かされていた徒和に
願いを叶えてあげると抱かれてしまうことに!
徒和の神様とは思えないマイペースさに振り回される遥貴ですが、
一緒に暮らすうち彼の人(神)柄に惹かれてゆきます。
人間であれば間違いなくヒモ男な徒和ですが、
神様なのにこんなにもダメンズ…と思うと
なぜかそのギャップが愛おしく見えてきちゃうんです。不思議…。
徒和も徐々に遥貴に絆されてゆき、念願の両想い!というところで、
人間と神様の恋に立ち塞がる障壁が…。
遥貴に恋をするという禁忌を犯したことで消滅してしまう徒和。
やっと恋が実ったのにこんなの辛すぎる…。
一体この障壁をどう乗り越えるんだろうと思っていたら、予想外の抜け道が!
少々ご都合主義的な感は否めないけれど、最後の最後までゆるくて明るい
徒和に癒されっぱなしでした♪
孤独だった遥貴も、初めて恋を知った徒和も、幸せそうでよかった!
タイトルに「ねがい結んで」とあって、神社にまつわるお話かなあ、などと思っていたら、、、
過疎ってた神社の神様である徒和と、エリート一家に生まれたが故にゲイであることを誰にも打ち明けられず、年齢=恋人いない歴となってしまったアラサーリーマン遥貴との、カワイイけれどちょっぴり切ない立場違いの恋のお話でした!!
徒和の大型ワンコ属性がとにかくカワイイです!
神様故に、人間の願いを叶えることで、パワーを増幅できるという設定で、、
アレコレ遥貴のお願いごとを叶えているうちに、徒和は人間たちの願いごとが聴こえなくなってしまいます。
近くの神社にいる神様の斎曰く、神様は人間を好きになってはいけないという禁忌があるとのこと。
つまり遥貴と一緒に生活し、遥貴のお願いごとを叶えていくうちに、徒和は彼を好きになってしまうわけで、、、
禁忌をおかしてしまった神様の徒和。
ここまでどちゃクソに甘々展開で、遥貴自身も徒和のおかげで周囲の目をそこまで気にする必要なんてないんだ、、
などと、いい感じに自ら規制していた殻を破れるようになってきたというのに、いったい最後はどうなっちゃうのだろう、、、?!!
と、心配になっていたら、、、
終盤、ほろりとさせられつつ、ちゃんとふたりにとっての最幸ハピエンで安心しました!
さすがメロキスレーベルだけあって、メロい読了感の1冊でした♡
大型ワンコ攻めに振り回されつつ、溺愛されまくるアラサーリーマン受けがお好きな方に、オススメの1冊です♪
このBL界隈、道端に倒れている男を何千、何万回拾ったでしょうか!?笑笑
今回拾った男はなんと『神様』!!
エリートサラリーマンの相見は男が好きという願望を隠しながらエリート街道まっしぐら。そんな彼が唯一願いを打ち明けられる存在が寂れた神社……の神様。一度でいいからセックスがしてみたい!行き倒れの男でもいいから!できるならイケメンがいい!!とお願いをし続けた結果…なんという事でしょう!!自分を神だと名乗る理想の男が笑笑
この神様、身体、顔面は相見の理想通りですが生活能力はてんでゼロ。しかし、相見の願いをきくことで生きていける…と言われ奇妙な(下心アリアリの)同居生活が始まります。
神様の徒和、250年生きた神様ですが頭の中は幼児みたいで逆にお世話したくなるような純粋な人です。相見の願いにも真っ直ぐ受け入れて叶えてくれる(もちろんエッチなお願いも!)のでとっても甘々に見えます♡
徒和の力を強くするために神社の掃除をしたり、相見のお願いをどんどん聞いたり…と頑張る二人ですが、お互いに大切に思うからこその別れがとても切なかったです。
徒和と相見はどうなってしまうのか、ぜひネタバレなしで読んでください!
電子白塗り