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難読タイトルは「とつなぎかおる きみのこう」です。
そして、内容はオメガバースxホラーの融合。
手法はモキュメンタリー的で、「近畿地方の〜」の構成に似ている。
ただし「考察」は無くて「怖い話」が羅列する感じ。
なので結局この怪異は本当なのか、解決したのか、この霊は誰だ、などは考えずに読むのが良いと思いました。
絵柄は緻密。描き込みはかなりすごくて画面は黒い印象。それがよりスリラー味やおどろおどろしさを増幅させていると思う。
特に髪の毛。
髪って描き方で不気味になると思うけど、そういうのが上手いんだと思う。
主人公は、オカルトライターの郁巳(Ω)。恋人の縁(よすが、β)と住んでいる。
オカルトの投稿話からひとつのストーリーにまとめるのが仕事で、Ωが失踪するテーマを探っていくとそこに「トツナギ」というワードと髪の毛で縛られた日本人形が絡んでいることがわかり、その怪異に自分も取り込まれていく…
…みたいのが骨子なんだけど、挟み込まれるオカルトストーリーが郁巳の創作なのか現実なのか、え?あの人が犯人?え?あの人死んだんじゃないの?
みたいな。気づくとぐるぐると恐怖の只中に自分がいるような。そんな気分になります。
私はこういう「ゾッとする」系統は好みなので、とても面白かった。「萌x2」で。
グロ、死体、血みどろあるので注意。
このテの作品はネタバレ等を一切見ないで読んだ方が楽しめると思います、感想を書くとどうしてもお話の深部に触れる事になるので、それでも良い方のみお進みください。↓
いきなり怖い画像が出てくると寿命が縮まってしまうので、念の為パラ見してから読み始めていますが、初見では寒気がする箇所がありました((;゚Д゚))不安な方は私のように下見する事をお勧めします。
解りやすい異形やグロ系の怖い画像は大体3カ所、ところが私が一番寒気がしたのはそれらよりも、描き下ろしの一番最後のページなのです…絵だけでも何故か寒気がする、下見しないで読んだらストーリーも合わさって悲鳴をあげていたかもしれない。
イラストのテイスト自体がホラーにベストマッチしているのだと思います、怖いと感じさせるのは、同時にそれだけの力や念が込められている事でもあると思う、あの大きく描かれた首のシーンも怒りや憎悪が放たれるような迫力がありました。
ストーリーは他ジャンルのフィクションを殆ど読まない私の頭では、正直解り難かった部分や、完全に理解しきれていない部分もあります。
でもオメガバースの設定が上手く用いられ、事件、因習、伝説、それらの繋がり、とても作り込まれている、そもそもオメガバースでホラーを描こうだなんて!それらが両立出来ているのも見事でした。
何もない所から怪異は起こらない、一番恐ろしいのは実態ある人の心だと再認識させられる。
私はオメガバースでは、オメガが魂(運命)の番「では無い人」と愛し合って幸せになるお話が一番好きなので、β×Ωの作品を見つけると嬉しくなります。
βでも、番になれなくても、また不完全で子を成せなくても、運命の相手は彼しか居ない、共に在り続けたい、と互いが気持ちでそう想い合う二人がとても良かった!
怖いお話の合間に主役二人の互いにかける言葉や見せる表情から、深い愛情が伝わって来てBLとしての幸せもしっかり感じ取る事が出来ました、自分はどうなってもいい覚悟で縁の事だけは絶対に守ろうとした郁巳、強くてカッコ良くてとても好感が持てました。
……しかし、まさかこう来るとはね、ここからは結末に関する内容が含まれます。
縁が郁巳を「運命」だと言った驚愕の理由、普段ならこういう結末もアリ派だけれど、オメガバースはオメガの救済至上主義な私は、郁巳が可哀想で報われて欲しかったな…せっかく私が好きな「魂の番とか関係無しに気持ちで愛し合うβ×Ωのカップル」だと思ったから尚更寂しい。
でもダメだって言っている訳ではありません、ホラーとして描かれている事を考慮すれば、きれいな結末よりこういう後味の悪い結末の方が印象に残るとも言えますね、どっちを取りたいか少々複雑な読後感もまた一興でしょう。
オメガバースの定番あれこれとは一線を画す、全く違う切り口からそれを描いたような斬新さ。
タイトルと表紙のセンスや妖艶なイラストも良く、日陰になりがちなβの嘆きにスポットを当てたようにも見えるお話に好感が持てて、今後の活躍が気になる作家さんです。
連続Ω失踪事件を本にまとめる事になったオカルトライターの郁巳。調べていくうちにある伝説と事件の共通点に気づき⋯。
美しい絵と猟奇的な展開で不思議な世界へ引き込まれる。でもホラーもグロいのも平気だけど、私の読解力が低いのかちょっと読み直してもスッキリせず⋯。以下ネタバレ考察。
首を切られたはずの編集綾火が生きてるのは弟の末裔で、兄を探し続けてるって事は郁巳は死んでしまったの?
あれ程郁巳に執着してた縁はあっさりいない事を受け入れてて、そんな程度だったの?
連続殺人は綾火が元凶??どなたか正解を教えて欲しい〜。
V系っぽさも感じる耽美な絵柄とキャラデザに心掴まれました。
一応血は出るし首も飛ぶけど絵が綺麗だから嫌悪感も全然無かったです。
ホラーとオメガバの組み合わせは要素盛り盛りだと思いましたが、案外1冊内でまとまってて、ちょっと難しくはあったけど「あれって結局なんだったの?」みたいな事はあんまり無かったです。
流行りのモキュメンタリーとか因習ホラーがモチーフにされてるのも面白かった。好みの絵柄でそういうの読めるの嬉しいです。
ラブ要素は控えめですが、このストーリーならそれくらいの方がごちゃごちゃしてなくて良い。
でもメイン3人魅力的だったのでもっと色々見たかった気持ちもあります。
強烈なお表紙のカラー。
おどろおどろしい帯の人形のイラスト。
オメガバースもので、β×Ω。
オカルトライターのΩ視点で、Ωの失踪事件を集めて1冊にまとめていくお話です。
その失踪事件がとにかくホラー。
というのも、共通して「トツナギ」という双頭の日本人形が登場するからです。
ビジュアルが怖すぎ問題の、不気味な人形(帯の画)が苦手な方は、まずここで回れ右したほうがよきと思われます。
なぜなら終盤に向けて、ホラーというよりもスプラッタな場面が多くなっていきますゆえ、、、
そして、主人公のΩの恋人、βの家系もそのトツナギに関係があることが判明し、戦慄する結果となります。
これ以上はネタバレになってしまうので、ここではお伝えできないのですが、
まさかの伏線回収時に戦慄したので、暑い夏に背筋凍る思いがしたい方には、ぜひオススメの一冊です!!(稲〇淳士の声で)
