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神田猫先生の兄弟(義兄弟)BLを読めて、とても嬉しいです!
雑誌で第1話を読んだときの喜び。兄弟BLの中でも溺愛執着が大好きな私には、第1話からご褒美でした!
ブラコンを隠さない兄と、照れる弟。なんて尊いのでしょう…。
紫桜を起こす夜空という場面でもう心を掴まれました!
そして、連載が進むにつれて、少しずつ知っていく二人のエピソードと、少しずつ変化していく二人の距離。
ここに、兄弟BLならではの魅力が詰まっていました!
特に幼い頃の二人だけの思い出やエピソードは、かけがえのないものだと思います。
幼い頃に両親を亡くした夜空(受)と義理の兄である紫桜(攻)
2人とも幼い頃から想い合ってて本当に純愛。
もうずっとキラキラしてる。思い出も気持ちも顔面もキラキラ過多です。糖分致死量寸前です。
『義兄弟』という関係は柵(しがらみ)になりそうなものだけど、この2人には柵どころか感謝すべき関係性になってるし、両親や周りが見守ってるのが分かるから全く心配なし。
紫桜の執着と独占欲は節々に見て取れるけど、キラキラが中和してくれて重さを感じさせない(しっかり激重だけど)
当て馬も人間関係もすれ違いもトラブルなんかも全くない甘イチャを摂取したい時に本作は最適。
神田猫先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
溺愛 5
ブラコン 4
執着 3
エロ 2
な感じだと思います。
紫桜さん×夜空くんのカプです。
義兄の紫桜さんに想いを寄せている義弟の夜空くん。超ブラコンな紫桜さんのスキンシップにドキドキしっぱなしの日々だったが、ある日紫桜さんから「愛される覚悟決めようか」と告白されて…。
超ブラコンな紫桜さんからのハグや頬へのキスなどに素っ気無い態度を取りながらも内心では心臓バクバクでドキドキしてる夜空くん。
夜空くん視点ではただのブラコンな紫桜さんかもしれませんが、読んでいると分かるように、明らかに紫桜さんも夜空くんに好意を抱いていますし、夜空くん以外の脇役キャラへの言動が若干怖めなので、執着心と独占欲な半端無いですね。
紫桜さんに告白されてからは、片想いだと思っていた、両親に打ち明ける覚悟、など少しだけ思い悩む夜空くん。しかし、元々両想いではあったので、悩むシーンはすぐに終わります。既に両親への了承は紫桜さんが得ていますが、約束もあるので、夜空くんが二十歳になるまで唇へのキスや絡み描写は物語り終盤にしかないので、イチャイチャに関しては少し物足りなさはありましたね。
義理ではあるが兄弟という背徳感などのしんみり描写は殆ど無く、基本的には甘々でラブラブな紫桜さんと夜空くんが見れるので、是非とも読んでほしいです。
齢五歳にして、おほしさまみたいにキラキラした義兄を好きと自覚した夜空。
やがて義兄を意識するようになり、距離感が分からなくなった夜空は、義兄の紫桜を「兄」と呼ぶように。
また、紫桜も出逢った頃から夜空のことを大好きで、秘密裏に両親へ夜空とのことを認めさせるために、家業である大手ホテル事業に関する条件をすべて達成させるなど、知らぬは夜空本人のみ状態に囲いこんでおり…///
(ちなみに、紫桜は海外なども含めた家業のホテル事業を任された、エリートスパダリです!)
二十歳になるまで唇へのキスもしないと決意する、理性の塊な紫桜が意外と紳士的でしたし、
義兄弟BLといっても、背徳感というよりは溺愛ふんわり系で、ダークなテイストではありませんでした。
(いや、幼き頃に夜空にロックオンしたときの紫桜の目つきは、ダークすぎましたし、夜空に毎朝起こしに来てもらっているけれど、実はその前にロードワークしてるなど、実はすでに起きていて、夜空と会うための口実だったり、、とか、、ね…///♡)
むしろ、紫桜→→→→→→♡←←←夜空、といった甘々溺愛ぶりに、
思わず、甘~い♡と唸りたくなる一冊でした。
義兄弟BLを読んでみたいけれど、ちょっとハードすぎるのは、、、
と、思う方にオススメの1冊です!!
受け視点のお話なのに、攻めのお義兄ちゃんのキラキラ王子様キャラが濃くて、お義兄ちゃんが主体の物語っぽくなってるのが笑えます。
"お仕置き"って言ってるけど、全然お仕置きにもなってない。ただの甘々イチャイチャの戯れではないですか……っっ!!\(//∇//)\
むしろどちらにとってもご褒美的な"お仕置き"に、お仕置きの意味とは…?って感じにもなりますが、この際言葉の意味など深く考えず、2人の甘い時間をたっぷりと堪能しました。
ところどころで見せる義兄からの執着と溺愛は、多少度を越しているせいか、ラブコメ感が強くクスッとなるシーンがいっぱいです。
内容的には正統派BLで、複雑な関係もなく、周りの理解も深く、当て馬や嫌なヤツもいない、2人の恋愛ストーリーにのみ集中できると思います。
グイグイ攻めるゼロ距離アプローチは紫桜(義兄の名前)の独壇場。周りの目を一切気にせず、夜空への好意の向け方は分かりやすくて安心感すら覚えます。
紫桜の人生の全ては夜空ありきで動いていて、夜空とのことを親に認めさせるために水面下で動いていたりと、スパダリのテンプレのようなやり口はまさに王子様そのもの。
こんな現実離れした男がリアルにいるわきゃないと、どこか夢見心地で楽しませてもらいました。
幼い頃から大好きだった義兄との恋物語は、幸せすぎるほどに幸せな世界ではあったのですが、全てが予定調和なストーリーで、先の展開が読めすぎてしまったことがちょっと物足りなかったかな。
とはいえ、安心して甘い恋愛を存分に味わいたい方にはどストライクな作品だと思います。
夜空へ向ける愛がかなりのヘビー級で、周りを巻き込んでいくモーレツお義兄ちゃんの一途な恋にはフォッフォッフォッでした(〃∀〃)