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高校時代から大人になるまでの10年間を描いた、タクミンと類くんの物語。
陽キャな類くんと、ちょっと自信のないタクミン。最初は甘くて可愛い恋愛ストーリーかと思いきや、ページをめくるたびに見えてくるのは、積み重ねた想い、すれ違い、そして本音と向き合うふたりの姿でした。 中でも下巻の「別れよう」は衝撃的で、息を呑んでしまいました。
タクミンなりの愛情と葛藤が伝わってきて切なかったけれど、だからこそ、ふたりがもう一度気持ちを確かめ合うラストに、じんわり涙…。
類くんのお姉ちゃんの存在も最高すぎて拍手!描き下ろしのえっちなシーンは、これまでの積み重ねがあるからこそより甘くて尊く感じられて…読後はあたたかい幸せに包まれました。 タクミンと類くんには、これからも寄り添い合いながら素敵な歳の重ね方をしていってほしい。そう願える、心に残る一冊です。
上巻から続き、2人の相手を思って隠してきた?胸に秘めていた?思いが爆発します。
そこが何とも言えない。
今までガッツリの喧嘩をきっとしたことないであろう2人。
好きだからこそ弱みを見せたくないカッコいい男でいたいと言うのが見えてて周りから教えてもらう感じで、今まで2人だけがいればいいという考え方を周りを頼ってでも相手と分かりあえるように動いていく2人に涙。
ストーリーの中で2人の顔が感情的に怒ったり泣いたり色々変化してこちらも気持ちが動かされて泣くしかなかったです。
周りのルイの高校の時の友達たち、タクミンの幼馴染、ルイのお姉ちゃんや会社の同僚。結局はみんないい人たちなのでそこが助けられたんじゃないかな。
ルイのお姉ちゃん、最初はタクミンをよく思ってないのかなぁと思っていたけど、そうではなくルイを思ってのことでタクミンに考えさせてくれてたんだろうし良い姉だ〜、いいなぁ。
上下巻とりあえず、一旦は完結してますが、このあとの皆を巻き込んでの2人が見たいなと思ってます、続巻を!!
2巻も感情行ったり来たり、めちゃくちゃにぐちゃぐちゃにされました。
事の真祖はぜひ上巻と合わせて読んで頂きたいですが、最後まで読んだ感想としては『あの時は若すぎた』んだね…って一言でした。
タクミンもルイも、高校生で若くて相手の事を1番に思いながらも肝心な言葉で伝える事を疎かにしてここまで来てしまった。
自分達だけの世界だったら良かった…これは拓海の本音だろうけど言葉には出していないはず。だけど「察して」しまったルイがいて、2人だけの世界が完成してしまった。
そんなのが10年、ずーっと続いたのか。しんどいよ。幸せなはずなのに、しんどいなぁ。
良かったなぁ…と思うのは、りっちゃんや譲二をはじめ、お姉ちゃんや陽キャ仲間達が居てくれたこと。だから二人共カーテンの外に出てこられた。
言葉で伝えるって本当に大事なことだなぁ。としみじみ思います。
二人が泣き笑いしながら、ルイが初めて名前を呼ぶシーンは特に感動的でした。
二人にとってはここからがスタートといってもいいんじゃないでしょうか。幸せでいて欲しいカップルです。
電子白塗り
泣けるシーンが何箇所もあって、下巻はほぼ泣きながら読んでいたような状態でした。
きっとこういう結末になるんだろうなとわかっていましたし、結果その通りになるのですが、とても良いお話で。好きだからこそ遠慮してしまったり、意地を張って面倒くさい彼氏になってしまったり、歯痒いカップルを楽しめる下巻でした。
タクミンもルイもお互いを大切に思う気持ちが強すぎて、特にルイはちょっと辛い10年だったんですよね。そんなルイの10年に気づいてしまったタクミンも苦しくなってしまって。
それでも幸せだったと、自分で選択したんだと言ったルイはカッコよかったし、最高のハッピーエンドでした!
上巻から引き続き。
付き合い始めて10年が経つ拓海と類。
拓海はいつも友人たちに囲まれていた類が
彼らと縁を切っていたことを知ります。
自分との恋人関係を守るために類が友人たちを切ったことを知った拓海は
罪悪感に苛まれるように。
なんとか友人たちと復縁をさせようと奔走する拓海ですが、
一方の類は頑なにそれを受け容れようとしません。
そして、ある日、拓海から別れを告げられてしまい…。
上巻よりもいっそう込み入ってきた下巻。
二人とも互いを想い合っているのにきちんと相手が見えてないから
すれ違ってばかりでもどかしい…。
最終的には互いの想いを受け容れるに至りますが、
そこに至るまでが長いことよ…。
不器用な二人の愛の物語でした。