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表題作ジュリエットを撃て 2

入店3か月の新人でNo2ホスト
朱里
圧倒的なNo1ホスト

同時収録作品ジュリエットを撃て 2

名前表記無し
朱里の元カレ、モブ
朱里
田舎から上京、風俗勤務

その他の収録作品

  • かきおろし「No.2ホストに家を乗っ取られています」

あらすじ

No.2×No.1ホスト、嘘だらけの夜の街で辿り着いた本当の気持ちは――待望の第2巻!
歌舞伎町のホストクラブ「ベルベット・キス」のナンバー1に君臨する”ジュリエット”こと朱里。
「朱里さんのことばっか考えてる」――好きだとまっすぐに伝えてくるナンバー2の暁に、朱里は隠していた傷――男にひどく抱かれないと眠れない夜があること――を打ち明ける。
「どんな風にして欲しいか 俺に全部教えて」
暁がその手を取ると、朱里の奥にずっと眠っていた願いがあふれ出し――。

作品情報

作品名
ジュリエットを撃て 2
著者
桂小町 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784065342367
4.6

(149)

(106)

萌々

(35)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
27
得点
686
評価数
149
平均
4.6 / 5
神率
71.1%

レビュー投稿数27

呪縛と恋心

つらい過去があり自己肯定感が低くて、歪みまくっている朱里と、裏表がなくまっすぐな暁。
ナンバー1とナンバー2
不動のトップと新人
わかりやすく対局にある2人の関係が少しづつ変化して、2人の間に情、が通ってくる様子がドラマティックに描かれています。
周囲の人たちの思惑、嫉妬、などの感情もぐるぐる、どろどろ、とうずまく中の2人。

想いが通じ合ったはずなのに、共にいられない、と思い込む呪縛の中にいる朱里がとても切ないです。

共依存して支え合ってきた友であり、仲間の心情と言動も理解できつつ、3人それぞれの気持ちがとても切ないです。

泥臭くて心が痛くなるエピソードが続く中、2人の恋愛心だけが綺麗で優しく見える印象でした。

改正風営法によってなくなってしまった「ホスト」を巡る様々な事柄が、物語の主要なところに関わってきますが、続編は、風営法改正前のままで描き続けてほしいと願っています。

0

ホストはやっぱしんどい

ずいぶん前にハニーミルクで連載が始まったのを知ったきり、正直タイトルがピンと来ず、勝手に女の子役をやりたがる受けが出てくる話かと思い込んで読んでいなかった
評判を見て一巻から読んでみたら面白かった
ホストも苦手なんだけど、しかも、朱里はイロコイで風俗の女の子から売り上げてるんだけど、そこに落としてやろうとしてるんじゃなくて、そうしてまで欲しがった物を裏切らずに与えているって感じ
バカにしながら巻き上げてるんじゃなくて、何が欲しいのかを欲しくなる気持ちごと理解して払った分だけちゃんとあげるって感じ

暁が目が合うのは脈がある証って数えるけれど、朱里は前からずっと1人密かに見ていて、目が合うようになったってことなんだよね?!
片思いの話と思うとちょっと盛り上がるよ!

過去を明かして、家に上げてみたら、何もかもに侵食されてるの可哀想で可愛い
暁めちゃめちゃ図々しい
朱里のヘアバンドとかも勝手に使ってそう

利根さんの過去にはなかった顔の傷とか、朱里&マリィの2人に関係あるのかしら
2人を食い物にしていた奴を朱里が恐れる…朱里が?
トラウマを克服していることに気が付く程度の話にはならないってことなのかな
マリィはNo.1ホストのエースになることで自尊心を満たして、マリィのホス活が朱里のNo.1の立場を揺るぎない物にしてる
マリィがいなくても暁には負けないのかな?

どうなったら朱里だけでなくマリィも幸せに終われるんだろう
多分読んだ人はみんなマリィのことも気にかけちゃうよね

マリィがいる限り朱里の客達は勘違いできないけれど、バランスが崩れたら逆恨みとかされてもおかしくない朱里のかっこいいお仕事
誰もひどい目に遭わず終わりますように
客達も、風俗を上がってベルキスを卒業して行って終わればいいのに
客が風俗やパパ活、AVやってるって思うと沈むよな

0

嫌な女かと思ったら......

 マリィさんが実は悲しい過去があって朱里と戦友になったことが判明しました。BLに女性が出てくると邪魔者扱いされがちですが、すみません、もとが美人でなかったことと苦労人であることがわかったせいか、マリィさんには応援の気持ちしかわきません。朱里と一緒に厳しい世界をどうか生き延びて、未来は幸せになってほしいと切に願います。
 電子でページのゲージを見ながら、残りのページ数が少なくなっていくのを悲しく思いながら読みました。雑誌を読んでないので、1巻の続きがどうなっているのか全く知りませんでしたが、2巻目で第一部完結で第二部がまた始まるとのこと。
 続きが待ち遠しくじれったくはありますが、この素敵な作品がまだまだ続くことがわかり、わくわくする今日この頃です。

0

な、なんと!!第一部完結ですって?!!

歌舞伎町のホスクラで、ナンバーワンに君臨する朱里と、新人ながらそのナンバーツーまで上り詰めた暁とのお話、続編です。


なんと、今巻で第一部完結だそうです。
びっくりしましたが、最後まで読むと納得の流れでした。
むしろ、早く第二部が読みたくなってしまうほど、胸アツのラストでした。

で、なんといってもまりあげはが胸を打たれたエピソードは、朱里と朱里のエースであるマリィとの過去エピソードです。
あんな壮絶な過去があって、だからこそのホストとナンバーワンエースという関係だったのか、、、と。(こういう綺麗事と夢だけじゃない部分を描くストーリー大好きです!)

そこへ突如現れた異分子的、対極にいる暁。


けれど、その暁もたしかに朱里にとっては特別な存在になっていたわけで、、


超絶ヒリヒリ展開からの、歌舞伎町という街を背にした朱里のなんとも言えない表情と、追っかける宣言した移籍を打診された暁の本気と、、


なにかもがスタートしたばかりの(だと、まりあげはは思っている)この関係が、果たしてどこまでどう突き進むのか。
早く続きが読みたくなった激動のホストBLでした。

暁の真っ直ぐすぎる想いが眩いし、痛く思ってしまうこともありますが、それが朱里にとっては救いなんだろうなあ=生活感のないタワマンではなく、手狭な生活み溢れるあの部屋への誘ったことが、朱里のなかでその存在が大きいことを示していたのだと、グッときました。


次巻以降も、暁にはずっと変わらず朱里を追っててほしいです。


個人的に、かきおろしからのメイト有償特典小冊子エピソードは、本編と違ってほっこりさせられて、また次巻以降でも、さらなる乗っ取りを読みたいと思ってしまいました♪


1

朱里とマリィの過去

2巻では朱里とマリィの過去が分かって色々衝撃的でした。
二人は戦友であり強い絆で結ばれていたのですね。

朱里の過去を知ってもなお包み込んであげる暁は、ただ者ではない本当に素敵な人だなと思いました。

朱里はベルキスナンバーワンホストでクールを装っているけど、本当は暁のことが大好きなただの可愛い人なんですよね。

暁とマリィがエグゼで朱里をめぐってバチるシーンが好きです!二人とも朱里のことが大好きなんだなぁって。

そして恋愛で傷付いてきた朱里が「暁を好きになるのを諦めたくない」という気持ちになったことを心から応援したいと思いました。

1巻では分からなかったことが見えてきたし、予想を超えた展開にドキドキしながら読ませて頂きました!
朱里や暁のことをもっと知りたいし、暁は朱里のことをもっともっと追いかけてあげて欲しいって思いました。

3

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