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お前と二人で住む家に俺は帰りたい
ああ、もう…!!
読んでいる間も、読後も、たまらない幸福感(※切なさもあり)に包まれる
光の続編でした。
読後の興奮が冷めやらない..フーフー...!(興奮の鼻息)
以下、そんな状態で思いつくままにレビューを書くため
少々荒ぶった感じになってしまうかもしれません;
1巻を読み返し、その後番外編の「巣作り」のお話、
そしてこちらの2巻を続けて拝読しました。
1巻がシリアスで切ない展開多めなだけに、
2巻に溢れる幸福感の眩しさが半端ない…!✨
特に1巻と並べた時の、この恒吉(つなよし・受け)の表情の変化といったら。
恒吉の柔らかな笑顔に、自分も頬が緩んでしまいます(*´◒`*)
そして二人の指にきらめく指輪。固い絆!
がっちり恒吉をホールドする麻川(あさかわ・攻め)の手が
愛と執着心と独占欲を表してますね、良き。最高です✨
今作は前作ラスト、番になって”一年記念日”のお話からの続き。
すっかり記念日を忘れていた恒吉と、しっかり覚えていて
準備万端な麻川とのコントラストにニヤニヤしてしまう〜(。-∀-)
そしてメインは「二人の結婚」、名実ともに家族となる二人。
シリアスなパートは恒吉父へのご挨拶、バース転換のカミングアウト...
といったところ。(麻川の両親は二人とも他界してるんですね..)
ある日突然、Ωと番って出て行ってしまったという
恒吉の母親。
それから男手ひとつで恒吉を育て上げたお父さん、
「雅(まさる)」と呼ぶその呼び方や表情から、
愛がいっぱいに伝わってきます。
そして、そんな父親を見て「立派なαになる...!」と
努力に努力を重ねてきた恒吉。
Ωへの変異のことを伝える決意をしてきたとはいえ、
そう簡単には告げられないよね...
「番になった」と言えず、「付き合ってるんだ」と
言い直すシーン。
そして麻川との顔合わせ当日、結局本当のことは言い出せず...という展開に
胸が痛みました。
そんな恒吉の様子を見て、「俺が支えるって決めたのに」と
もどかしい思いを抱えるスパダリ未満な麻川!
その姿に、なぜか激しく萌えてしまった...
1巻でも男前なのは終始恒吉の方で、
麻川は最後の最後にやっと、恒吉に向き合った感が
強かったかと思うのですが。
この続刊、恒吉の強さ、男前度はそのままに
麻川の内面や態度の変化(甘いんです...♡)が現れているのが
たまらなく良いです。
「頼れる男に、俺はなる!!」な決意に痺れる。
”お父さんが誇りに思えるようなαにならなくちゃ”とか、
”Ωはαと番うべき、それが「正しい」道”だとか。
バース性に対する偏見、しがらみ、
たとえα同士であっても優劣を付け合うことが普通に存在する
(事態は好転してきたとはいえ...)辛い世界観ですが、、
そんな中で麻川が力強く告げた
「正しくても正しくなくても、俺はこいつと結婚する」という言葉が、
前に進む勇気と何かが変わる、変えられる...という希望を与えてくれる気がします
バース性によって辛い別れを経験し、意図したことではなくとも
息子(恒吉)に影響を与えたーという自覚のある恒吉父。
そんな父の言う、「バース性なんて関係ない」という言葉と謝罪は、
深くて重くて、愛に満ちてる( ; ; )
そして11話で始まる、二人の新婚生活!!!
他愛のない話をしながらの朝食、出勤前の「マーキング」と称した(?)
夫(恒吉)吸い!(*´∀`*)キャー...
幸せすぎて心弾み、リアルに小声で「キャー」と発しちゃってました。。
欲を言えば、、というより、ちょっと気になったのは、
麻川の方に籍を入れるんだ...!?ということ。
バース性の突然変異や、Ωでありながら実力を発揮して課長補佐になり
再び輝く恒吉...と、
いろんな”普通(と思われていること)”とは違うことを経験してきた
二人だからこそ、既存の枠組みの”結婚”とは違うところ
(↑別姓のままとか、麻川が恒吉姓になるとか)が見たかったかなあ。。
と、そんなことをちらっと思ったりもしました;
とはいえ!
光溢れる結婚&新婚生活編、その満足度は
文句なし!の星5つです(5つじゃ足りないかも)。
筋肉×筋肉、男の肉体がぶつかり合う濃厚エッチと
その甘さにも蕩けてしまった...//
ラストの濃厚な情事の後、
恒吉にもっと甘えて欲しい…と「ぶー」って顔する麻川!かっわいいなあ...!
描き下ろしの「結婚式の動画を見ながら」プレイは、
ぜーーーーったい麻川の性癖だと思うw
で、ずっと名字で呼び合ってきた二人が名前で呼び合う様が
ハートを直撃してきます。た、立ち上がれないわ...!
甘くて甘い言葉責めと、へとへとになるまで抱き合う二人の姿を
たっっっぷり楽しめる、極上のラスト&描き下ろしでした:*+.
1巻での、あの辛くて辛くて辛い(涙)経験も
全て糧にした二人の愛おしい幸福な日常。
大・感・謝!しかない、光の続編、結婚&新婚生活編でしたー...!BIG LOVE.
★修正:紙も電子(シーモア)もtn白抜き;
麻川と恒吉に関して言えば、何の心配もない安定の番っぷり!
殺伐としていたシーンが多かった1巻に比べ、2巻は両者の甘みを含んだ幸せテイストがやたらめったら沁みました。
2巻のテーマは"家族"。
番同士の2人は結婚してなくて、いわば事実婚の状態でした。それが、結婚というステップへと進むことで、名実ともに家族の関係になることが今巻の見どころです。
そうなると、恒吉の父親に麻川を紹介する流れとなるわけで、今巻の中で一番緊張感が走る展開が待ち構えています。1巻でも少し言及していたけど、恒吉の父は恒吉がαであることを誇りに思っていて、そのことが恒吉の心をずっと縛ってきた元凶でもあります。
要は、過去の家族間トラウマとも、父への負い目とも対峙しなければならなくなった実家帰省で、恒吉がどう父親と向き合うのか、そのとき麻川は恒吉にどう寄り添うことができるのか。αからΩへと変異した事実を父に告白するその瞬間まで、三者から目が離せませんでした。
なかなか父に言えないままでいる恒吉のペースを温かく見守っている麻川が本当に良い寄り添いをしてくれます。スーツ姿もカッコいいし、こんなに良い男だったっけ?と麻川の素敵さに改めて気付かされっぱなしでした^ ^
恒吉と結婚を強く望む意思もそうだし、「お前と二人で住む家に俺は帰りたい」とのプロポーズのセリフもカッコよくて惚れる……。欲しい言葉をストレートに伝えてくれる麻川の想いに触れながら、麻川の愛に身も心もしっかりと預けられる恒吉の信頼の情もまたグッときます。
前巻からの流れを汲んだ父との関係が見事に回収され、素晴らしい読後感に繋がるストーリーでした。これ以上ない多幸感溢れたラストもすんごく良かった。
バース性によって誰かを蔑んだり、卑屈になったり、αはこうでΩはこう、βは……などなど、個人の性格や個性よりバース性の評価や偏見が先立つ社会が変わっていくと良いなと願っています^ ^
滝端先生、2巻を描いてくださってありがとうございました…!
αを嫌っていたのにどんどんαとして、恒吉のパートナーとして成長する麻川がカッコ良すぎました。恒吉のお父さんへの報告に行くのも、恒吉1人だったらと思うと胸が苦しくて…恒吉に麻川がいて良かったね、と心から思いました。
滝端先生の絵柄が本当に大好きなのですが、この2人…たまらんです…!
お気に入り作品がまた増えました〜♪
番から結婚へ。
番になった二人のその後が描かれた続編です!
エリートαから突然Ωに変異した恒吉とβからαに変異した麻川が
紆余曲折を経て番になったのが前作まで。
今回はそんな二人が結婚を意識し始めるところからスタートです。
麻川と番になって日々彼からの愛情を感じ、
仕事も順調で、幸せな毎日を送る恒吉。
そんな中1年記念を迎えた二人でしたが、
麻川が自分との結婚を望んでいることを知り…。
元々結婚を前提としたお付き合いだっただので、
その後結婚話はとんとん拍子に進んでゆきます。
ただ、恒吉の父親への挨拶の段になって恒吉の表情が曇り始めます。
α同士で結ばれた恒吉の両親でしたが、母親がΩと番契約を結んだことを
きっかけに二人は離婚することに。
そんな過去から父親は恒吉に対して強いαであるように望んでいました。
そして、父の自慢の息子であるようにと努力を重ねてきたものの、
Ωに変異したことで“父親の望む息子“ではなくなってしまったと気にする恒吉。
麻川との結婚報告を機にαからΩに変異したことを告げようと
心を決める恒吉でしたが、父親をがっかりさせたくないと伝えられず…。
そんな恒吉の背中を押そうと頑張って父親との間を取り持ってくれる
麻川が本当に良い旦那様でした。
恒吉の父親だって決して悪気はなくて、
息子を誰よりも愛して幸せを願ってくれる素敵な父親なんです。
ただ、妻を失った傷は深く、その悲しみを乗り越えるために
息子に期待を押し付けてしまったというだけ。
そして、息子もまた父親を愛するがゆえにその期待に応えようと
頑張りすぎただけの話なんです。
父親から愛され、愛していたからこそΩへの変異を告げられなかった恒吉。
けれど、息子の変異を知ると涙を流してその全てを受け容れてくれて。
愛しているからこそ臆病で、言葉にできない、似た者親子なのでした。
無事父親と和解をした後は念願の同棲&結婚式!
これまでも既に恒吉への溺愛が溢れまくりな麻川でしたが、
結婚後もそれは変わることなく毎朝出社前に恒吉に
マーキングを欠かさぬ執着&あまあまにもニヤニヤ。
体格的にはそれほど差はない二人ですが、恒吉めちゃくちゃに愛でて、
ときに甘えたになる麻川のデレ甘っぷりに悶絶しっぱなしでした。
いや〜、本当に二人が幸せそうで。
前作からの続きのストーリーが読めて本当に嬉しいです。
前作では、バース性がかわってからの、めまぐるしい変化に翻弄されるふたりがメインでしたが、今作では、番った後なので、もう、初っ端からラブラブです。
素晴らしいですね〜。
恒吉の変化が特に顕著で、麻川にはもちろん可愛くて最高ですし、同僚や恒吉父の教え子達にも接し方が優しいというか、丸くなったというか。
恒吉は、番を得て安定したことももちろんですが、元々ができる男なので、凄まじくスパダリ感増し増しに感じました。
麻川は麻川で、恒吉の旦那で相応しくあろうとかっこよさに魅力がかかってるわけですが、最強のカップルだなぁと思いました。
それにしても、番ってからの恒吉は可愛いですよね(えっちシーンの話)。
そして、表情が柔らかいし、とっても幸せそう。
麻川のおかげで恒吉が変わり、恒吉のおかげで麻川が変わり。
こんなに素敵で最高なカップルに出会えて本当に幸せな読了感でした。
これからもこの二人のお話、読めたら嬉しいです。
