【電子限定おまけ付き&イラスト収録】限定特典と割引が充実!
小説

今年に入ってから3作目のオメガバ作品で、先生の筆の早さにびっくりです。
幼馴染の攻めがスパダリ勇者なのに、出自ゆえか陰キャ気味で、ややサイコパスみがあるのが面白い。眷属たちも可愛くて、「ほんじつ、ことばうりきれ」の看板を下げるちびアンタスがお気に入りです。定時になったらパソコンの前に置きたいw 奈良先生の描くちびアンタスが可愛すぎる!
楽しくさくさく読める一作で、展開はかなりスムーズ。ギャグコメディのような軽快さで、ノーストレスで楽しめる読後感でした。
毎度ながら、滝沢先生の作品は本当に元気が出ます!
主人公のリヒトの強さにも、ヴィクトールの優しさにも、全部に元気づけてもらいました。溺愛はこうでなくっちゃ! と思える甘々いちゃいちゃもありつつ、元気に飛び出していく登場人物たちの姿に勇気をもらえる最高のエンタメ小説でした。
個人的に、リヒトが冒険者ギルドへ登録して、一番ランクの低い依頼をこなして、成果を出して、感謝されて……というくだりでは、思わず涙ぐんでしまいました。働くってこういうことかも……。滝沢先生の書かれるお仕事描写が本当に好きなのですが、お仕事や生業に対する眼差しや、ちょっとした描写にぐっと来ます。
そして何よりBLなので、2人のラブロマンスがたまりません! ヴィクトールの積年の思いと、そうとは知らず惹かれていくリヒト。これまで尊厳や人生を奪われていたリヒトの「これまで」を取り戻そう、と一緒に歩んでいくヴィクトールの優しさと、それをしっかり掴むリヒトの強さ。脇を固める魔物たちのキャラクターもかわいくって愛しくって、すごく面白かったです。
しかしそれにしたって、ヴィクトールの執着っぷりが爽やかなのにねっちょりしていて最高でした! リヒトの寝間着を買い取っていたくだりには、声を出して笑ってしまいました。そしてヴィクトール自身のつらい時期もあって、それを乗り越えられたのはリヒトとの思い出があってこそで、2人の固い絆にトキメキが止まりません。リヒトとヴィクトールが結ばれるのは必然だった! と思わせてくれる、最高のロマンス小説でした。
すごく面白かったです!
滝沢先生の作品はドキドキワクワクが詰まっていて元気がもらえます。今作は更に切なさが増しコミカルな所もパワーアップ、読んでるこちらの感情がジェットコースターのように心揺さぶられました。
またそれぞれのキャラが素晴らしい。私は辛い境遇でも直向きに頑張る受けが好きなので、そこもツボでした。
また奈良先生のイラストも素晴らしい。ほんと眼福です。
読んだら勇気と元気をもらえて幸せいっぱいになれる作品、オススメです!
滝沢先生だし奈良先生だし購入。面白かったーこんな笑わせてくれるサブキャラ(表紙にもちっこくいる)は少ないですねえ。受けは女々しくないし攻めがこれまた想定外で、楽しかったので、萌2にしました。本編230P弱+後日談20Pほど+あとがき。
アーベント王国の好色国王の側妃だが、どうしても国王と関係を持つのが嫌で逃げ回っているリヒト。ある日百年ほど苦しめられてきた魔王を、勇者が討伐したとのことで、謁見に同席したのですが、勇者が褒美として求めたのはリヒトで・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ケサラン、パサラン(攻め眷属、見た目毛玉、方言喋る)、アンタス(頭に角生えてるちっこい系)、聖女(肉欲系(笑))、その他攻め眷属。
++好きだったところ
受けは冒険者になるんだと思っていたキラキラ少年だったのに、オメガだったため、家の都合で国王の元へ差し出された、黒髪麗しい方。エロ親父と閨を共にするのは嫌だーと複数回脱走している、ある意味、頑張り屋さん。攻めに下賜されてからは本来の自分を少しずつ取り戻して、読んでいるこちらもとても嬉しい気持ちになります。
受けより好きだったのは攻め!
個人的感想ですが、思わずぷっと吹き出すヘタレ!
あまりに面白かったので、そこは書きませんが、最後の方で盛大にやらかしてます、そこすげー楽しい。奈良先生がそこビジュアルにして下さったら、さらに楽しかっただろうなあww(近いシーンはあるんだけど、さすがにカッコいい補正が入ってました)
攻め受けもいいけど、最高に楽しいんがサブキャラ、ケサランパサラン!
第一声?が「なんばしよっとか、きさーん」ですよ?????????もう大爆笑。その後もこの二人が喋るたびに、いちいち脳内で読み上げないと意味がわからん!いや読み上げてもわからん!「くらすっぞ!」って何!ああもう楽しい!(ちゃんと標準語での意味はルビあります)
アンタスも楽しい。少し喋ると「ことばうりきれ」と首から札を下げて喋らなくなる(笑)いいなあ、斬新~楽しい~
とまああっちこっちに楽しいあれこれがありまして、本当に気分転換になる超楽しい一冊でした。滝沢先生、有難うございます!今時珍しく10枚も挿絵があるのも本当に嬉しい。ルチルさん、奈良先生、神★です。
幼い頃出会った少女のことがきっかけで勇者になりたかったリヒト。しかしオメガであることがわかって、40人以上もいる側妃の1人として国王に召し上がられてしまった。国王に手籠にされてしまいそうになると蹴り上げ周りの側妃達から嫌味を言われながら逃亡を図り続けたリヒト。そんな時、本物の勇者ヴィクトールがリヒトを褒賞として欲しいと言い出した。側妃の次はアルファであり勇者の「物」かと自嘲するリヒトだったが、勇者はリヒトに手を出さず、買い物に行けばリヒトの短剣を買って冒険の準備だと言い出して… というお話。
リヒトがその境遇から、最初は卑屈だし羨むし…という様子なのですが中身は本来男前な性格なので前向きに勇者との生活に馴染んでいきます。少しずつ側妃という枷から解放されていき、ヴィクトールに惹かれていくのが読んでいてよくわかってよかったです。
ヴィクトールは強い勇者なのに泣き虫!品行方正な勇者なのにリヒトが貶められると良い勇者をとっぱらってしまうことも。リヒト大好きで、リヒトの嫌がることは絶対にしません…が、リヒト限定で変態さんでした笑
読んでいて気持ちのいい性格な2人で安心して楽しめました。
あと、2人以外の2人をお世話する魔物達がめちゃくちゃキャラが濃い!ばちばちの方言が登場して、ルビなしでは読めません笑
明るく前向きになれる話を読みたい時にオススメです!
