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出会いから、二人のちょっと心が淋しい背景が見え隠れしながらのやりとりが、独特の優しい空気感をもって描かれていて、なんだか胸が温かくなりました。王道のストーリーながら、この作者様ならではの素敵なキャラの表現の仕方が他に無い感じなので、とても好きです。
「好き」という気持ちを重ねていく2人がとても素敵でした
BLとしての性別に悩む部分もあったのは確かですが、それよりも出会うべきタイミングで出会うべき人に出会い、その奇跡を終わりにしないで足掻いて頑張った人達が幸せを見つけるお話しとしてすごくすごく素敵な1冊でした
「好き」という気持ちを考え始めた時点でもう意識してるんですけど、それでも自信が持てなかったり、過去の経験から予防線を張ったりしてしまう…そんな戸惑いも含めてやっぱり「会いたい」って思う気持ちって大事
(会いた過ぎて震えてしまう人だって居るんですからね♡)
そんな普遍的で大事にすべき温かさを蔑ろにしない丁寧さが素敵なお話しでした
圭太くんのご両親それぞれもすごく素敵な2人だと思いました!
みんなで楽しく家族旅行に行って欲しいです
そして出来たらいつか三浦さんも一緒に家族団らんの年越しとかしていて欲しいな~と思いました
親世代はご近所さん同士の距離感が近いような、とある町の中での偶然の出会いから始まるお話し
差し詰め「袖すり合うも他生の縁」と言った感じの、大枠のガイドラインはハートウォーミングストーリーでしょうか(ღˇ◡ˇ*)
キャラの抱える感情の揺れが時に切なさや葛藤をほど先生の包み込むような目線で映し出しているので、ほのぼのだけではない空気の締まり方を魅せてくれる構成です
序盤は受けの圭太くん視点で進みます
受験を控えた高校3年生
2年前に母親が再婚し、出産の為実家に帰省中
新しいお父さん、すごく良い人だけどまだ慣れてなくって2人で過ごすのは少し気まずい、、、なのでお母さんに付いててあげてとそっと距離を取ってしまう
だぁ~れも嫌な人は出て来ませんし大きな不幸なんてありません
だけどハッピ~~~♪って気分でもない
何が?ナンデ?と言われてもハッキリは言えない、、、
ただもどかしい気持ちはちゃんと伝わって来る
そんな多感な時期の圭太くん
尚、圭太くん自身もちゃんとその現実を受け止めているので変に卑屈だったり拗ねたりってタイプではない
とっても年相応の男の子で寧ろ良い子だと思います
或る日お家に入れないでギャン泣きの女の子と遭遇しどうにかしたいけどどうしたら良いか分からず立ち往生、、、
そんな所に颯爽と現れ少女と圭太くんのWピンチを救ってくれたのが、町の郵便屋さんの三浦さん✧
夜、母親との電話で日中の出来事を話してみたらどうやら女の子の事も三浦さんの事も知ってる様子♪
世界観が狭いっていうよりも、そういう距離感の人間関係の中のお話しっていうのが伝わって来ます
知れば知る程三浦さんが気になる圭太くん
一緒にクリスマスを過ごしてみたい、傷に触ってみたい、海に来たタイミング、、、想いの濃淡の差はあれど同じ事を思ったり、行動が実はシンクロしてたり、、、と、、、そんな小さな三浦さんに繋がる偶然が更に彼への想いを加速させ、気付いた時には恋を自覚する圭太くん
さてさて、、、どう見てもノンケの三浦さんへの恋心、圭太くんはどうするのかな???と、少々圭太くんの気持ちの変化に性急さも感じながら読んで行きますと、、、
三浦さんサイドの視点が入り、そこから一気に物語が展開していきます!!
最初は性急なんじゃ…?と思った圭太くんの気持ちの変化なんかもストーリーが進む事ですごく自然に受け入れていける流れにスッカリ〝読ませて〟貰えました!!
後半での惹き込まれ方が非常に強力でした!
すごく2人の気持ちの通わせ方がじわぁ~っと胸に沁みて、読後がめちゃ心地よかったです!
そして今作で実は大活躍だったのでは⁉と、大きな拍手を贈りたいのは、、、三浦さんの同僚さんですね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
本当に良き所で良きアドバイスをしてくれて気付かせてくれてありがとう‼ですよね!
更に電子限定の描き下ろしではおススメのプレゼントまでwww
クスっとさせてくれてナイスなアシストまでしてくれてかなりお気に入りでした♪
評価は初見では萌2かな~(◔д◔)?って思ったんですけど、読み返しをすえばする程なんか凄く良いお話しだな~ってじんわり来たのでやっぱり好きだな!って思い神評価にさせて貰いました☆彡
【いい人×いい子の恋物語はこうであって欲しい…‼】
って思える流れに本当に心が温かくなりました((っ´ω`)♡(´ω`⊂ ))
きっとこの2人は一緒に居る事で色んな事がプラスになっていく2人だと思う
素敵な2人だと心から思えるな~♡
ほんと、ほど先生お見事!!
修正|濡れ場は少な目なので白抜き(薄ーーーいグレートーン修正かな?)ではありますが特に気になりませんでした
片方が恋に落ち、そのもう一方が絆され恋を自覚してゆくという王道ながら、2人の想い合う気持ちが純粋で胸が温かくなりました。
高校生の圭太は母親の再婚で新たにできた父親との距離を図りかねていました。
もう少しで妹も生まれてくるという状況の中、自分だけが“家族”に馴染めていないという疎外感に思い悩む日々を送っていました。
そんなある日、偶然の出会いから8歳年上の郵便局員・三浦と知り合います。
同姓なのに三浦の笑顔にときめいてしまい、頭の中が彼のことばかりになってしまい…。
一見明るく人懐こい三浦ですが、彼もまた圭太同様にどこか他人と距離を置いてしまう一面がある青年でした。
そんな内に秘める誰にも打ち明けられない“寂しさ”を通じて2人は親しくなってゆきます。
最初に恋愛感情を自覚したのは圭太の方で、三浦と鉢合わせる度にドキドキしてテンパってしまう姿は年下らしく恋愛慣れしてなくて、可愛らしさがありました。
傍から見ればそれが恋だということはありありとわかってしまうのに、当の三浦は告白されるまで全く気づいておらず、年末年始を一緒に過ごそうと誘ってきたり、無自覚ながらやや距離感がバグっているところは罪深き所業でした。
また、圭太からの告白でようやく彼の気持ちを知った後も、なかなか煮えきらずじれじれさせられました。
過去の恋人との恋愛がトラウマになっているのか、元からの生真面目さからなのか、圭太からの恋愛感情にも自身の気持ちにもどこか半信半疑のような感じで、後輩くんからのフォローがなければこの恋の成就はなかったのかもしれません。
そんな三浦相手に真正面から想いを伝え、身を引きながらも健気に彼を想い続けた圭太が健気でいじらしくてたまりませんでした。
恋愛下手な三浦に振り回されはしたけれど、最後は両思いになってよかった…!
散々ヘタれて圭太を焦らしてきた三浦が今度は自ら圭太に告白するという展開も三浦が圭太を好きなことをちゃんと実感させてくれてぐっと来るワンシーンでした。
いざ恋愛に踏み切ってしまえば溺愛タイプらしく、両想い後は圭太に一目会うために仕事の後に40分も車を走らせて訪ねてくる三浦に愛を感じました。
年の差もあるのだろうけれど、圭太の歩みに合わせてゆっくり(むしろ圭太の方が色々と準備を進めてくれてたり…)とお付き合いを進めてくれるのも微笑ましかったです。
今はプチ遠距離ではあるけれど、いつか同棲して朝も夜もイチャイチャできるといいな…。
元々ノンケ同士の二人ではありますが、両親の雰囲気を見るに驚きはしつつも二人の関係を受け容れてくれるような気がしました。
読者の意表をついたり、派手な展開はないものの、キュンとする瞬間があったり、読後は胸が温かくなる空気感に心満たされる1冊でした。
ほど先生の新刊。
デビュー作が大好きなので
一応作家買いです。
しかしビジュアルがとても「フロムヘブンヘブン」の2人すぎませんか?
このビジュのカプが先生のタイプなんでしょうね。
郵便屋さんとDKのお話で
さらりとあっという間に読んでしまいました。
なんでしょうね、ほど先生作のこの善人っぽいキャラというと微妙なんですが
善性っていうか良い人っぽいかんじ。
鼻につきそうなのに鼻につかないという。
不思議です。
ノンケが突然男を?って普通なら感じそうですが
それもさらりと受け入れられる不思議。
エロとかはあんまなくそれもさらりと自然です。
来月も新刊があるようですので
なんだかんだ読んでしまう気がします。
