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表題作天官賜福 5

花城(三郎、血雨探花)
「絶」の等級を持つ鬼の王
謝憐(太子殿下)
800年ぶりに飛昇した神官、四名景の一人

あらすじ

「魔道祖師」の墨香銅臭が描く中国BLファンタジー最新作 待望の第5巻!

奇妙な出来事が連続する銅炉山。目にするもの、耳にするものにおぞましい記憶を呼び起こされ、謝憐(シエ・リェン)の胸に動揺が広がっていく。花城(ホワチョン)はそんな謝憐(シエ・リェン)に寄り添い、はぐれないよう互いの指に赤い糸を結びつける。その決して切れることない糸が、二人の心も繋いでいた。 やがて山頂を目指す途中で雪崩に巻き込まれ、謝憐(シエ・リェン)は無数の神像が祀られた広大な石窟で目を覚ます。すぐに花城(ホワチョン)と合流するものの、どこか彼の様子がおかしい。花城(ホワチョン)が頑なに見せようとしない、顔を隠された神像や壁画が教えてくれたのは、彼の正体と八百年続く謝憐(シエ・リェン)への思慕で――。

作品情報

作品名
天官賜福 5
著者
墨香銅臭 
イラスト
日出的小太陽 
翻訳
鄭穎馨 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアシリーズユニ
発売日
電子発売日
ISBN
9784866578811

ちるちる評価ランキング

34

4.9

(98)

(95)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
486
評価数
98
平均
4.9 / 5
神率
96.9%

レビュー投稿数11

ぐふふ♡からのちょっ、まってまって

この5巻が一番辛い展開と噂で聞いていたので恐る恐るページをめくり始めました。(表紙も切ない絵なので)
でもそれは杞憂で花城と殿下の思いがやっと通じ、ぐふふ、サイコー!って悶えてました。特に88ページ、栞挟みました(笑)
からの殿下の過去編が展開します。これが、これが噂に聞いた一番辛いお話でした。

これまで引っ掛かっていた謎が紐解かれます。

なぜ友であり部下であった風信、慕情の2人と決別したのか。

なぜ殿下の2度目の飛昇が、一瞬で貶謫されたのか。

なぜ法力が使えない殿下に若邪が使えるのか。
(泣いた)
なぜ花城は鬼になったのか(泣いた)

そしてなぜ殿下がいつもオンボロ笠を身に着けてるのか。(泣いた)

本当に花城は殿下を今も昔も守りたかったのだと思うと泣けてきます。そして殿下が傷つくのをとても嫌がるのが、この巻で痛いほど分かりました。
殿下も飄々としていますが、そこに行き着くまでどれほどの事があったかと思うと本当に幸せになって欲しいと願わずにはいられません。
もちろん花城と♡
風信と慕情にストーカー扱いされ、殿下に自分の気持ちがバレるのを恐れた花城。
バレてからは「何もしないから!」と焦る花城がとても可愛い。
なんといっても彼が描いたエロいらしい壁画が見たかった!
多分、風信と慕情2人は堅物なのでギャーギャー言っていましたが大したことはないと思われますが(笑)

そしてあと一つ気になったのは1巻から始まった3度目の飛昇。
天刧、つまり試練や罰を乗り越えて飛昇できるということは、また殿下にそれが降りかかったということ。
2度目の飛昇が辛すぎたのにまた?ってビックリします。他の神官そんなに辛い天刧、来てないでしょってツッコミたい!

そして、ついにラスボス登場。
ちょっ、まってまっての展開で放心。嫌な予感がしたけれど信じたかったのに。
やはり銅臭先生は天才だと思います。最初から全て繋がっていて、それがちゃんと回収されています。
さてさて、次巻で最終巻です。早く読みたいような、終わるのが見たくないような。
でも楽しみで仕方ありません。

11

色んなことに気持ちが追いついていきません

……な……なんてこったい……!!

衝撃的な事実に、頭の中が大パニック!
いや、なんかね。あの人物、胡散臭いなーって思っていた節があったんですよ。
今巻、その疑惑が確信に変わり、あって欲しくなかったことが現実に起こってしまいました。あっちとこっちがそう繋がるのかよと……嘘みたいな激動の展開に全身ガクブルでした((((;゚Д゚)))))))

ラスボス降臨という言葉がまさにピッタリ。
あの人物の正体は、天界…いや、三界を大きく揺るがす大大大スキャンダルではないでしょうか……っっ!!
普通ならあり得ない展開でも、普通を通り越して起こりえちゃうのが「天官賜福」の面白いとこ。派手に巻き起こるファンタジックな出来事だけじゃなく、ジワジワといたぶるように精神を追い詰めるいやらしさまで細かくアプローチしていく読み応えは圧巻でした。

壮大なスケールの舞台背景は「天官賜福」の醍醐味ですが、人と人(神と鬼ともいう)との繋がりの部分はそれ以上の見どころだと思っています。
複雑な人間関係が縦も横もがんじからめな上に、そこに過去と現在の時間軸までが絡まってくると、更に因縁関係が過密渋滞。登場人物も多いので把握するのも大変だけど、繋がりや伏線が明らかになることによって物語の可能性が幾重にも広がりを見せていく面白さは格別でした。

神・人間・鬼の世界の境界線がハッキリしてるようで曖昧なところの不安定さも、人物相関にしっかりと反映されており、神だから全てが清廉潔白なわけでもない脆さが秘められているのも作品の魅力でしょう。神でも悪の部分を持っていたり、鬼なのに善の部分を持っていたり…… 「神」って存在は一体何なんだろうねって思うシーンもあるわけです。(神官にもクソみたいのはいる)
天に昇るのも、地獄に堕ちるのも表裏一体で、キッカケ1つでどうにでも転がってしまうところに、心の闇の部分が投影されているようでゾクゾクとしました。
"絶対的"であるものが絶対ではない無情さが伝わってくるストーリーが実に重厚で、信頼していた者の裏切りからこの世の常識が覆されるような展開まで、全ての瞬間瞬間から目が離せませんでした。

ああ、でも。"絶対的"が絶対な人(鬼)が1人いました。
謝憐にとっての絶対は、花城。花城の謝憐に対する揺るぎない態度は、読者の気持ちを安心感へと導いてくれる温かい存在です。
その花城と謝憐とのロマンスは、萌え感情をたぎらせるほどの見せ場がたっっっっぷり。甘み成分の多さにフォッフォッフォッでした^ ^
あのクールな花城が自身の心の中を覗かれた気がして取り乱すシーン……いやぁ、絶品のニヤニヤです。
謝憐への愛情を彫像と壁画に収めるなんて、懸想のスケールがデカい(笑)学者並みの知識を持つかと思えば、芸術への造詣も深いとは……なんでも出来ちゃう攻め界のスーパースター・花城の魅力に更にメロメロになりました。

800年越しの一途な恋は、期間も長ければその濃度も濃い。謝憐のために身を捧げる姿は崇拝的で、どんなときでも、どんな姿になっても謝憐を見守る寄り添いには一切の曇りもブレもありません。
謝憐が追い詰められても、孤独になっても、常に一番の味方でいてくれる花城の純愛は極上の景色です。花城の愛の深さに感動し、2人のキスシーンに酔う……BL的に視界良好なストーリーが最高でした!

事件的にもBL的にも、色んなことに気持ちが追いついていかない怒涛の展開は最強にして最高レベルの面白さでした。ここからまたどんな展開が彼らを待ち受けているのか、既に6巻の発売が楽しみです。

8

とうとう二人が!…と喜びも束の間、なんという展開!!

大好きな作品です!4巻発売から7ヶ月。早めの発売で嬉しい♪
いつも驚く展開目白押しの本作ですが、5巻も凄かった…!ぜひネタバレ抜きで読まれることをお勧めします!以下なるべく決定的なネタバレはしないようレビューしてみますが、ネタバレ含みますのでご注意ください。(長文です、すみません汗)

5巻は3つのパートに分かれています。

①まずは4巻の続きの銅炉山編。
冒頭、南風(ナンフォン)と扶揺(フーヤオ)が登場。久々に4人のドタバタしたやり取りが楽しいです。とうとう南風は風信(フォンシン)、扶揺は慕情(ムーチン)だと明かされた。うん、みーんなとっくに知ってたww

雪山の雪崩を避けて、顔を隠した多くの神像がある洞窟に入る。これって花城が彫った謝憐なんじゃ…と思ったらその通りだったw

そしてとうとう、800年にわたる花城の愛が明きらかに!謝憐の反応を恐れて少し気弱な花城が可愛い。
二人の心が通い合う表紙のシーンは、言葉なく抱きしめ合う二人がロマンティックでキュンキュンします!
「俺を殺すつもりなの」
受け入れられた花城の喜びが伝わってきて、ちょっとうるっとしてしまった〜。゚(゚´ω`゚)゚。

過去仙楽国を破滅に導いた、四大害の白無相が生きていた!そんな緊迫した状況なのに、両想いになってソワソワした雰囲気の二人が可愛い。そしてやっとイチャイチャする二人が読めて嬉しい♡
法力を貸すという名目で深いキス、キャー(///ω///)

そして銅炉の中で、謝憐と白無相が戦い始める…ここで一旦現在編はおしまい。


②続いて「白衣禍世」というタイトルで、再び過去編へ。
仙楽国が滅びて、謝憐が人間に戻された後のお話。この辺り、謝憐、風信、慕情達に一体どんな過去があったのか、ずっと気になっていたので読めて嬉しかったです。

慕情がかなり早めに離れていったので驚いたけど、彼なりに考えはあったんだな。
謝憐は困窮する中必死に頑張っているけど、どんどん追い詰められていく姿が切ない…。゚(゚´ω`゚)゚。

しつこく付きまとう白無相の恐ろしい罠に嵌り、謝憐はまるで鬼のようになってしまう…!謝憐にここまで過酷な過去があったとは驚きました!しかし闇落ちするかと思われた謝憐が、たった一人の人の善意によって、自分を取り戻すシーンは、またまた泣けてしまった!

そして花城!800年前から、こんなに献身的に謝憐に付き従っていたとは…!!過去編の花城にもとてもキュンとさせられました♡

謝憐が二度目の飛昇後、すぐに下界に追放された事情も気になっていたので、そこも読めてよかった!色々なことが明らかになった過去編、大変面白かったです。


③最後は「天官賜福」というタイトルで、再び銅炉山へ戻る。詳しくは伏せますが特に終盤に大変驚きの展開が!

まずは謝憐が花城にキスで法力を借りながら、大きな神像を操り戦うシーンがダイナミック!4人の武神達が、ブツブツ言いながらも謝憐に力を貸す。二人のキスを見て困惑する神達が面白いww

苦戦する中、帝君も降りてきて白無相は悪霊を各地へ転送。
場所を変えて今度は悪霊退治していると、なんと懐かしい元風師と再会!風師は人に戻り、ひどい有り様だけど変わらず素敵な人で嬉しい〜!泣けてきちゃう…。

と謝憐が花城やその他の面々と協力して、白無相と戦っていたのですが…、ラストに驚愕すべき事態が!!これは本当に驚いたーーー!!
3巻で水師が死亡したり、4巻で霊文が逃亡したりした時以上の驚きでした!!

そしてラストは、ある人物の漢気を見せられて号泣しました……!!!
あーーーーなんてことーーーー!!!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

そんなところで5巻は終わり。また続きます。

それにしても、白無相はなぜここまで謝憐に執着するのだろうか、とずっと感じていました。まるで当て馬のようなしつこさだなぁと…。

しかし謝憐と花城の関係はとうとう一歩進んで、二人のイチャイチャやキスがたくさん読めて嬉しかった〜♡

ピンチに陥った謝憐や武神達…。この先どんな展開が待ち受けているのか…。6巻も楽しみです!

(6巻が最終巻なんですね!それで最終章のタイトルが「天官賜福」か〜。寂しいけれど早く読みたい!)

シーモア 挿絵なし キスまで

7

過去編はしんど過ぎる

まさか5巻が今年中に発売されるなんて思っていなくて続巻通知に驚きました。
これは6巻も早く発売されると期待してもいいのかな!?

今巻は色々と今まで謎だったことが明らかになりました。
まず読者みんなが勘づいていただろう南風と扶揺の正体。ちゃんと言及されるとは思いませんでしたw
そして謝憐と花城がただの人だった時の出会いと正体も。これのバレ方が…w謝憐が見せてもらえなかった壁画に花城何を描いていたのかすごく気になりますwここの場面で風信と慕情が謝憐を本当は心から大事で心配しているのが分かって良かったです。
謝憐の貶謫後の過去編で若邪と芳心の入手経緯も書かれていてとてもしんどかったです。風信と慕情が謝憐の元を離れた理由も理解できて辛い。
ずっと気になっていた人面瘡にかからない条件、察しのいい方なら気付いていたんでしょうが、私は全く想像できていなくてビックリでした。もう悲惨すぎて何度も読む手が止まってしまいました。
謝憐がずっと大事にしていた笠があんなにも想いれのある物だとは…花城はずっと謝憐の側にいたんですね。だから笠がどんなに謝憐にとって大事な物なのか知っていたから補修してあげたんだと思うと胸熱です。
二度目の貶謫の理由と呪枷を外さない理由が謝憐すぎて胸が痛いです。
そしてあの人の消息が衝撃!!まさかそんな目に遭っているとは…何となく好意を抱いていて連れ回していると思っていたのでショックです。

謝憐、花城の気持ちを知ってそれに応える方法が乙女すぎやしませんか?そりゃ花城も浮かれまくりますねw
みんなの前でキスして法力を貰っているところに権一真が興味深々だったのは私はフラグだと信じてます!だから5巻の最後のあれは!大丈夫だと!じゃないと辛過ぎる!!

ずっと怪しいなと思っていたあの人がボスだとは…。最後は謝憐にボコボコにされることを期待してます!
本当に作り込まれていて面白いですがしんどい場面が多い!謝憐の味方側は誰も欠けることがないよう祈ります。

7

No Title

大好きなシリーズ作品で、既刊を読みつつ、新刊をたのしみにしていました。

「絶」の等級を持つ鬼の王の花城(三郎、血雨探花)と、800年ぶりに飛昇した神官、四名景の一人、謝憐(太子殿下)とのお話です。

壮大なスケールの中国BLファンタジーで、独特の世界観がひろがっていて、とてもたのしくよめる作品だとおもっています。

5巻では、衝撃的な出来事がおこり、びっくりしたり、キャラの深堀りがあって、うなずけるシーンがあったりと、読みごたえがありました。

5巻を読んだばかりですが、次巻がとてもたのしみです。

4

この作品が収納されている本棚

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