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小説

ラノベのテンプレ”卒業パーティーでの断罪劇”から始まる物語です。
この作者の別作品でも断罪劇の裏側を描く物語がありましたが、本作も一筋縄ではいきませんでした。
BLゲームの主人公に転生したアルト。
元のゲームで断罪されるはずの悪役令息ジュリアンのかわりに、主人公の自分が断罪・流刑エンドを迎え、ゲーム攻略に失敗したところから始まる物語です。
罪人として流された辺境グローセベルクで、管理官フェリクスと出会い惹かれあう過程が描かれた上巻。
さらに、ジュリアンから残ったゲームのシナリオを教えられ、下巻でフェリクスとともに最後の試練を乗り越えます。
ここでハッピーエンドになるはずの物語はまだ終わりません。
なぜなら、この世界は「ゲーム」ではなく彼らにとって「現実世界」だから。
すべての出来事は決してシナリオの強制力ではなく、誰かの思惑や采配が起こしたもの。アルトとフェリクスの前にも、その現実が姿を現し、二人は決断を迫られることに。
二人の選択の切なさに涙しながら読み、ようやく幸せをつかむラストに安堵で胸がいっぱいになりました。(真面目一辺倒だったフェリクスにアルト至上主義への変化も見られて、安心な結末でした。)
どの登場人物も魅力的でしたが、何よりすべてを知りながらもがいてきたジュリアンの苦悩、絶望、それでも真実を打ち明けた勇気に何度も泣かされました…
転生主人公チート物や断罪からのザマァ物を期待する方には肩透かしかも知れませんが、よくあるテンプレ設定を使いながら一味違う物語に仕上がっており、とても面白く大好きな作品です。
上巻はゲーム味が強かったですが下巻はエエェェ!な展開でした。
フェリクスとアルトの気持ちがついに合わさって結ばれたのは良かったです。
あんなにゲームのシナリオに縛られてきたのに、下巻ではそんなことする必要ある〜?なことばかりで。
やっとやっと二人が気持ちを通じ合わせたのに、なんたる試練!
辺境伯も味方なのか残酷なのか。まだ18か19のアルトだけにあんな酷なことを。
もっと方法あったのでは?そもそもの最初の断罪から。なんでここまでアルトが恨まれるのか説得力が弱い気がするのに、アルトは別れに身を切られ暗殺者に殺されかけと可哀想すぎでしょう!
フェリクスが彼なりに戦ってくれていたのは胸が熱くなりますね。なのに最後の悪あがきでなぜアルトがそこまで狙われるのか解せません。
番外編ではようやく甘々新婚生活かイチャイチャが読めるかと思ったら…。
いつになったら二人は穏やかに暮らせるの?
なんなら罪人と管理官の時のほうが堂々と一緒にいられたよね?
な〜んか萌えきれない。でもフェリクスとアルトやジュリアンやフィン隊長は好きです!
上巻が、とてもよかったので、下巻もよみました。
辺境伯の甥でアルトの管理官である次期辺境伯候補の魔法剣士、フェリクス・ウェルナーと、BLゲームで断罪された転生者で光の神子、魔法士のアルト・シェーネスとのお話です。
断罪エンドから始まるトゥルーラブストーリーですが、上巻で張り巡らされていて伏線が、下巻では、すべて回収されていて、よんでいて、すっきりとした気持ちになりました。
読後感のいいすてきな作品だとおもいます。
主人公のアルト、もしかして隠れ攻略対象?なフェリクス、攻略対象だった王子エヴァリス、悪役令息予定だったジュリアン。主要人物たちで入った採掘場から(下)はスタートです。
ジュリアンも健気な良い子で応援したくなる子です。そんなジュリアンと協力していこうとするアルトもまた素直な前向きな子。そんな2人を守り支える王族らしくちょっと傲慢なところがあるエヴァリスと生真面目だけど優しいフェリクス。彼らの本当の運命と、それに抗うみんなの想いや絆、そしてアルトが断罪された本当の真相が明かされます。想像していた異世界転生とは展開が一味違って良かった!
(上)では入り込むまで時間がかかるなぁという印象でしたが、後半から加速して(下)では文句なく楽しく読めました!これから読む方はぜひ上下で一気読みしてください!
今回は管理官の魔法剣士と罪人の魔法士のお話です。
ゲーム世界に転生して冤罪で辺境地に送られた受様が
神子覚醒して世界を救い攻様と幸せになるまでと
本編後日談を収録。
男爵家の私生児として生まれた受様は
前世を思い出した事でここがゲームの世界で
光の神子である主人公だと知ります。
王立魔法学園では極力目立たない存在を目指しますが
王太子の婚約者で"光の神子"である侯爵令息の
暗殺未遂という不敬罪で辺境領へ流刑となるのです。
辺境領は濃厚な魔素が流れこむ過酷な地で
罪人を特務隊員として戦わせる制度があり
罪人となった受様は魔法士として従軍します。
受様の管理者となった魔法剣士の攻様は
最初こそ受様を厭うものの受様の日々の様子から
受様の無実を信じてくれるようになります。
本来なら悪役令息役の王太子の婚約者である
侯爵令息はゲームに詳しい転生者で
光の神子の役目を担ってくれていましたが
王都で魔素が強まって魔瘴を患う者が出始めた事で
本物の光の御子である受様は協力を求められます。
光の神子として覚醒した受様は攻様と協力して
ゲーム世界でのハピエンまで辿り着くのですが
受様の排除を願っているのは王宮で権力を握る人物で!?
既刊「バッドエンドを迎えた主人公ですが・・・ 上」下巻で
無実の罪を負う受様と次期辺境伯と言われる攻様の
異世界転生ファンタジーです♪
王太子と婚約者の侯爵令息もまた転生者とわかり
"光の神子"が"世界を救う"ため協力し合い
闇の女神の試練に挑む姿は勇ましく
女神の望んだ応えを出した受様は
光の神子としても覚醒して世界は救われて
やっと受様が幸せになれると思ったら
そもそも受様の冤罪はある権力者が
自らの地位を盤石にするために邪魔な受様を
排除しようとしたものだったのです!!
受様の辺境地への流刑もその人物から
受様の命を守るための王太子の苦肉の策であり
魔物よりも女神よりも人の傲慢さ、強欲さが醜悪です。
攻様はその人物の排除を目指し
受様はその人物の魔の手を逃れて生きるために
お互いの手を放すシーンに胸が締め付けられました。
それでもというかだからこそというか
そこからの大逆転劇が実に見事で
受様がまた攻様の隣に居場所を得るまで
ハラハラ&ドキドキ盛り沢山で
たいへん楽しく読ませて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ
