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感情を持たない従者×一途すぎる若き主 触れられぬ想いが命令に変わる、痛いほど純粋な恋
平飼やけい先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
しんみり 3
健気 3
エロ 2
絆され 1
な感じだと思います。
ロザアさん×テヲさんのカプです。
今作は「籠鳥」のスピンオフ作品で、受けのテヲさんは籠鳥で登場したジズさんの弟です。
好戦的な戦闘民族のレイヴェダ族の長となったテヲさん。しかし、幼い頃から病弱だった為、重鎮達からは不出来だと期待されていなかった。
攻めのロザアさんはテヲさんの従者ですが、帯に「感情を持たない従者」とカテゴライズされているので、表情や感情の起伏があまりありません。
そんなロザアさんに想いを寄せているテヲさんは、長としての重圧から、思わずロザアさんに「抱いて」と命令し、2人は身体を繋げます。
その後、相変わらずロザアさんを意識するテヲさんだけど、ロザアさんの方はあまり変化はなく、それどころか重鎮達からある命令を受けているようで…。
ロザアさんの生い立ちや重鎮からの画策の所為で、ロザアさんとテヲさんの仲が危うくなりますが、最後はテヲさんの一途な健気さに、ロザアさんも絆されて、最悪の結末にはならないので、是非とも読んでほしいです。
レイヴェダ族の族長を継ぐ家系の長男だった、ジズがいなくなってから一年後の世界。
ジズの病弱な弟、テヲが新たな族長となることが決まったが、新たなるやり方に反対する者が多く、、、
という冒頭。
幼い頃からテヲに仕えていた側近のロザアという人物が攻めなのですが、
実は彼は、テヲの側近と同時に、テヲに反発する組織の重鎮たちの諜報を長らくやっていたことが判明します。
なんとなくそんな感じじゃないかなあと、
感情を持たないロザアの雰囲気から察していましたが、まさか本当に諜報とは、、
味方のいない孤独な族長となったテヲへ向けた寄り添いの言葉も、本心とどこか裏がありそうだと思ったのも納得の理由でした。
けれど、テヲもロザアも孤独な同士。
長きに渡り一緒にいたことで、お互いが知らぬ間に心の支えとなっていたわけですから、離れられるわけがなく。
ロザアが重鎮たちの命を受け、テヲを〇さなければならなくなったとき、
ロザアはテヲを〇せないだろうと思いましたが、
だとしたら、どんな結末になるのか。
テヲ兄と同じ、ふたりで姿を消す結末になってしまうのだろかなどと予感しましたが、
そこはやはり生まれたときから身体が弱く、自分の価値を理解していたテヲでした。
自分の信じる道を、信じる平等な世の中を作るために突き進む道を選び、
また、ロザアも誰が一番大切なのかを見極めた主従の恋を選び、穏やかな一歩を進み始めたラストは、とても温かい気持ちとなりました。
感情を持たない冷酷な従者が、けれど主へ特別な想いを抱き、貫く恋。
最高ですね♡
紙コミックスの修正は、細白短冊でした!
ちなみに、コミコミさんの有償特典である大人の同人誌は、ロザアの部屋で、、、///♡!!
こちらも修正は、紙コミックスの本文とそこまで変わりありませんでしたが、致しまくりでした。
主従の関係で左右で言うと従×主
作品的な主役で言えば「主」であるテヲになると思うのですが、彼の恋物語を見守っていく心持ちよりも、彼の想いと己のアイデンティティと信じて生きて来た事を捨て去る葛藤の間で苛まれ苦悩を見せてくれたロザアに私は萌えました
多分テヲからの想いが伝わって来なければ動き出さなかった恋なんだと思うのです
だからこそ、一度動き出してしまった想いの中で立場のある2人が切羽詰まっていく感じが良かったんだと思います
だからこそ、テヲの気持ちは大事
主役として十分な存在です
そう思うからこそ、どうにもテヲを「長」としている設定にしっくりいかなかった事が引っ掛かってしまい評価しづらかったな・・・となりました
好戦的な一族の2人の息子として育ち、次期長と期待されていた兄が前巻で去り繰り上げで長になったテヲ
繰り上げと言えどもあの強かった兄が託した弟テヲの姿は前巻ではもっと頼り甲斐があったように思います
1人で兄とその恋人を馬を駆って追い、見届けるような行動力もあって兄がこの弟が居るからこそ一族を離れられた所もあったんだろう、とさえ思った存在が、まさかの薄幸美人設定になってる事
これにはあんまり前巻との整合性が取れず、自身の中でこの作品に抱いていた世界観が崩れてしまったように感じました
テヲの気持ちが大事な作品であるのにテヲというキャラの理解で混乱してしまう
この点に私は少し戸惑いを感じましたし「抱かれる」選択にすんなり辿り着いた点も少し設定在りきな感じがしてしまい魅力を感じませんでした
逆に主君である立場を利用して好きな男に自分を抱かせるという、少し性を権力行使で搾取してるようにさえ見えてしまい好みじゃないな・・・となりました
この辺への見解が大きく評価を落としてしまった要因です
それでも星評価したい!と思えたのは先にも書きましたがロザアの葛藤がとってもロマンティックだったからです
ここへの評価はおざなりに出来ないししたくないな!と思ったのでその想いを目一杯評価に込めた星3評価となりました
戦闘民族レイヴェダ族。
スピンオフはジズの弟、テヲのお話です。
戦って領土を広げている民族ですが、病弱で心優しいテヲは争いのない平和を求める長を目指してる。新人族長のテヲを認めない重鎮達に実権を握られていてトップとしての威厳も実力もない状態で、さてどうする?ってな感じなのだけども…
内容的に壮大なお話ではなくて、こじんまりしてるんですよね。
テヲの一人称『僕』だし、(私のがよいのでは?)下々の民との距離感近いし奴隷からでさえタメ口で話されてるし、従者は1人だしさ人口めちゃ少ない種族なの?
不安な気持ちを愛する人に身体だけでも愛されて癒されたいだとか気持ちをわかりたいとかスケールが小さくてこの設定じゃない方がよくない?
こんな気弱な族長でこの先大丈夫?征服されない?なんて思ってしまいました。
今まで世襲制で後継いできたのに、テヲ結婚して後継者作らなくても許されるの?今後戦をせずに他部族と友好関係築くなら政略結婚あるんじゃないの?とか思ってしまう。だから、なんちゃって設定に感じてしまいました。
ただ、絵は素敵で好みなので現代物で読んでみたいです。
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白抜き修正
冷酷な戦闘民族レイヴェダ族。族長を継ぐ家系の長男ジズが亡命し、弟のテヲが長となる事に。
幼い頃から病弱だったテヲに反発するものも多くその重責は大きくて、昔から傍にいてくれる世話係のロザアだけが支えだ。
長年共に過ごすうちにテヲの中にはロザアへの特別な想いが芽生えるのだけれど、沈んだ瞳のロザアには隠された別の一面があって⋯。
命令としてしか抱いてと言えないテヲのいじらしい気持ちと、胸の底に秘密を抱えたロザア。
自分と同じ弱い者が苦しむのを見ていられないテヲの真っ直ぐで誠実な想いは、長年の一族の悪習を変えようとして重鎮たちから命を狙われるけど、そのひたむきさがロザアの凍っていた心も溶かしていくのが愛と正義は勝つ!という素晴らしさ。
テヲは本当にロザアの、そしてレイヴェダの光なのだよね。可愛すぎる若き長とクールな側近の愛のお話。
