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バイバイおかえり、ぼくの恋人

bye bye okaeri boku no koibito

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表題作バイバイおかえり、ぼくの恋人

彼方
死んだはずの恋人、絵本作家
此紀
会社員

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

【これは、再会から始まる、祈りのような物語。】 半年前に亡くなったはずの恋人・彼方が、幽霊になって帰ってきた! 同棲生活を再開してみると、彼方は幽霊なのに誰とでも会話ができたり、苦手だったはずの料理ができるようになっていたり。此紀は不思議に思いながらも、戻るはずのなかった温もりにすがるように穏やかな時間を過ごしていた。しかし二人の運命は、彼方が描く“天使の絵”をきっかけに大きく動き出すことに――……? サエグサケイ渾身の商業BLデビュー作。

作品情報

作品名
バイバイおかえり、ぼくの恋人
著者
サエグサケイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344856844
4.4

(41)

(27)

萌々

(9)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
181
評価数
41
平均
4.4 / 5
神率
65.9%

レビュー投稿数7

違和感が疑惑に、疑惑が確信に繋がるラストは涙なしには読めません

途中辺りから、もしかして……と思ってたら、やっぱりそうだった。

この作品はネタバレなしでぜひ読んで欲しい。
読み始めたとき、読み終わりのとき……思っていた事実が大きく変わっていく終盤の展開は感情が驚くほど揺さぶられました。
勘のよろしい方は、この物語のカラクリにすぐに気付いちゃうかも知れません。色んなサインや違和感、ヒントがあちこちに落ちているので、それらの点と点を繋いでいくと、自ずと答えが出てくるでしょう。
違和感が疑惑に、疑惑が確信へと変わっていくと、この切ない事実を受け止めるのがとても辛かったです。ラストはもちろん涙腺崩壊ルートです。ハンカチ、ティッシュを側に置いておくことをオススメいたします。

恋人が死亡しているというショッキングな始まりが、まずもう切ない設定なのである程度は覚悟してましたが、その覚悟を超えてめちゃくちゃ切ない物語でした。゚(゚´Д`゚)゚。
ゴーストネタの作品の中には、実は病気で入院してましたよの展開もあったりで、どこかでそうあって欲しいと願っていた私もいましたが、そう都合よくはいかないものですね。戻ってきた恋人のゴーストと再び愛を育む日常のひとときがとても幸せそうで、2人だけの時間がこのままずっと続けばいいのにと願って止みませんでした。
時おり挟まれる彼方と此紀の過去のエピソードが、彼らが唯一無二の関係であることを物語っていて、彼方と此紀の出会い、好きになった瞬間、彼方が作った美味しくないけど"美味しい"手料理、此紀のお母さんへの紹介……走馬灯のように思い出されていく2人の大切な時間たちはどれもが素敵でした。

この作品をハッピーエンドとみるかは評価が分かれそうですが、彼方が絵を完成させて気持ちが晴れやかになったことは幸せエンドだったと信じたいです。
BLだけど、ヒューマンドラマのような心情描写にグッと迫るストーリーが胸に沁みる物語でした。

3

豊かな筆致、心の奥に響くストーリー

読後、幸せって何だろう?と暫し考えました。

好きな相手といる時、私の場合は「自分に時間を割いてくれるだけで幸せだ」と感じる一方で、つい色々なことを心の中で求めてしまったりもします。
そういうふうに求めてしまうのは決して悪いことではないと思うのですが、ただ、いちばん大切なことは何なのかを、いつも大事に抱えていきたいと改めて気づかされるお話でした。
それは恋人との間に限らず、家族ともそうだし、友人ともそうだし、自分自身のことでもあります。

絵がとても綺麗で、ストーリー展開も素晴らしく、素敵な作品でした。
あと所々にリアリティを感じました笑

3

分かってても泣いた~~!!涙涙 2026年、初泣き作品。。

受けの顔がドアップで横に描かれ、
そのメガネのなかに映る攻め。

ただならぬ気配が漂うそのお表紙を目にした時点で、これはもう紙コミックスで手元に残しておきたいと直感的に思ったんですよね。(最近、いい加減紙コミックスが増えすぎて、電子購入へ移行しようとしているまりあげは)


しかもあらすじを見たら、リーマンの此紀のもとへ、半年前にタヒんだはずの絵本作家の恋人が帰ってきた、という展開。


いやいや、、
これってどんなオチになるの??

幽霊と同居??
メリバとかしか想像できないけれど、、
と、より物語に興味を持ちました。


で、読み進めていくうちに、
あれ、、、これってもしかして、、、 と、気付いてしまった真実。
これが分かってしまったら、もうあとはひたすらに切ない思いだけが残ってしまって、、、涙涙


とくに、見開きで此紀が走り出すあのシーンからの、ふたり揃って本音吐露するシーンはガチ号泣!!
分かっていても、そこにはたしかに人を愛した軌跡という名の記憶があって。


サエグサケイ先生は、今作が商業BLデビュー作とのことで、おめでとうございますの言葉とともに、今後もどのような作品を発表されるのか。
今からとても楽しみです!!


で、とりあえずあの作品を完成させた彼方は永遠に幸せになってほしいけれど、
ずっと此紀は彼方の心に住み続ける、、というか、彼方にとって、此紀はずっと大切な人のままであり続けるのでしょうね。

そういった妄想余韻もエモくて(作者様、すみません汗)、2026年(に、持ち越してすみません!!汗)冒頭から良き作品を読んだなあという感謝の一冊でした。






3

最後やっぱり泣いてしまった〜

新年最初に購入した作品です
はじめましての作家様ですね。帯に商業BLデビュー作とあったので、一般誌で描かれていた作家様でしょうか?
印象的な表紙とあらすじに惹かれて購入しました

え〜っと最初のシーンで私予想立てちゃいました
①亡くなった恋人実は双子だった
②実は受けちゃんの方が幽霊
③ふたりとも幽霊
で結果②で当たってしまった!
優しくて穏やか、でも施設育ちで売り専をやってた過去がある彼方と
意地っ張りだけど可愛くて、可愛いもの好きで時には男らしいところもある此紀
2人は社会人になってから出会ってます
でもとってもお似合いの2人です
そりゃあ悲しくなるほどお似合いなんですね
過去のわだかまりも溶けて、同棲も始まってさぁこれからイチャラブするぞって時に
突然のお別れ

いつか大切な人との別れは必ずやってきますが、あまりにも早いお別れでそれを受け入れることができない彼方がとても切ないです。2人で過ごしているように、料理作って、グッズ集めてってもう健気すぎます

此紀がなぜまた彼方の前に現れたのか
それは彼方が心配だということもあるけど、自分の死を受け入れて前を向いてほしかったからなのかな?
此紀をモデルにした天使の絵はとても綺麗でした

最後に風に溶けるように消えゆく此紀と誰もいないアスファルトの上にうずくまる彼方に涙は必須ですテッシュ用意です
私は大切な人は、心の中で生きてるし
いつの日かそれは優しい思い出に変わってゆきます
だからどうか彼方がこれからも幸せでいられますように
2人が生まれ変わったらまた出会えるよう祈らずにはいられないお話でした

2

あらすじ読んでOKならおススメぜひネタバレなしで!

表紙に惹かれて購入しました。BLデビュー作とのこと。onBLUEらしい癖のある作品になっています。
半年前に亡くなった恋人が幽霊になって帰ってきた、というはじめから死ネタであるし、バドエン?メリバかな?というのは想定できます。そのため、読む人は限定されるかもしれません。
でもすごく後味がよかったので、あまり悲壮感はありませんでした。あらすじ読んでOKならぜひ読んでみてください!
幽霊のある謎についてもすぐにわかります。ただそれを最後にどうバレるのか、わくわくしながら読み進めていきました。
ネタバレなしで、自分で読みながら発見したり想像したりするのがおもしろい作品だと思います。

幽霊と恋人が再会して一緒に過ごしてまた離れるその日までの数日間。ふたりが楽しめた最後のボーナスタイムのお話でした。
ただ、楽しく過ごす間の物語だけでなく、キャラの説明も過去のふたりの出会いや家族のことなどもとてもよく描かれています。切ないシーンももちろんありますが、かわいいシーンもエッチなシーンもあります。コマやページをうまく使って気持ちを表現されています。無理なく1冊にまとまっていました。

サエグサケイ先生は男性のようですね。淡々と描かれている感じがしたので納得でした。次回作もとても楽しみです!

4

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