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よくここまで書けるなと感動するほど鬼畜です。
今であれば出版できないだろうなー。
間違いなく、今まで読んだBLの中でダントツのロクデナシぶりです。
なのにたまらなく面白い!
樹生かなめ先生は「カッパでも愛してる」ではまった作家さんなのですが、
このシリーズも最高でした。
懐かしくなってレビューします。
まだBL初心者の頃読んだので、攻めの正体に全く気付かず甘々な話だなーと思ってたら、まさかの展開にビックリ!!
ですが、執着鬼畜攻め好きな私には身悶える展開でした!
嫌がる受けを絶対逃がさん!!と絡め取っていく自分勝手で性格悪い攻め、最高ですね。
非人道的で、色々ずれてる攻めですが、受けだけに執着してる姿に萌えます!!
後にも先にもここまでギャップのある攻めは見たことないかも。。
ぶっ飛んでるけど、私にとってはこれぞBLです!
2001年ダリアノベルズの新装版です。SSの書き下ろし追加はなし。表紙も同じイラストです。
スピンオフを含め次々と発刊されていくシリーズの1冊目です。
ただ、番号がついていなかったこともあり、私は図らずも3→2→1と読んでしまいました。
巻を増すに連れ、高須賀(攻め)のロクデナシっぷりが明らかになっていくのですが、堀(受け)の弟・慧二や仲間の甲斐達のロクデナシっぷりが更に酷いんで、それと比べると堀には甘く譲歩する高須賀がマシに思えます。ええ、彼は譲歩していますよ。
この作品だけ読むと、堀にフィスト(拳をアソコに入れる)をするとか高須賀酷い!とも思えますが、女の顔を平気で殴り(2冊目)、妊娠中の女を蹴飛ばすとかする(3冊目)男だと知って読めば、堀はやっぱり特別で大切にしています。
エッチは堀が拒絶しても高須賀は強引にやれるだろうに、疲れていて可哀想だからと気遣ったり。フィストだって浮気や別れようとしたからで、ただ避けているだけだったらしなかった気がしています。2冊目以降はしませんしね。
モテるけど受けは特別な執着攻め、年下攻め、二面性のある攻め、ほだされ受け、不憫受け、がお好きの方にお勧めです。
ダリアノベルズを修正とありますが、書き下ろし等は無い様です。
この作品はネタバレしないで読んだ方が絶対面白いので、とりあえず執着攻と平凡受スキーにはおススメ。
シリーズなんだけどこの1作目が一番面白いです、ゾクゾクします、たまらん!!
んで以下はネタバレ含みます。
リーマンモノで、出来の良い新人で手料理も上手くて尽くしてくれる、そんな高須賀〔攻〕に好きだと言われてそれを堀〔受〕は受け入れてしまうのですね。
途中までは甘くて優しい恋愛モノなんですが、途中から高須賀が実は掘がかつて心底嫌っていた弟の親友だった事が判明してから、ガラッとトーンが変わります。
今まで良い後輩だった高須賀が一転してその本性を見せるシーンがゾクゾクします。
前半の甘く優しいセックスと、後半のフィストファックまでやっちゃう鬼畜強姦っぷりなセックスとの落差が凄いです。
女を食い捨てて誰にも興味を持たない高須賀が唯一、ずっと執着してきた相手が平凡で特に美形でも中性的でもない掘だって所が萌えポイント!!
一人の相手だけに執着する攻ってもっそい萌えますな!
高須賀と千葉との二面の顔を持つギャップが怖いんだけど、そこがたまらんのです。
これ第一作目のみCD化されてますがその高須賀の豹変っぷりも凄いですよー、CDもおススメ。