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新也さんのご本は何回読み返しても面白いですね!
今回は日本旅行中のアレックスが道に迷い友人に教わった間違った日本語で由文に道を訊ねてしまうところから始まります。
勘違いがどんどん進んで、何故か由文も拒まずご両親の進めもありとうとう据え膳食わぬは男の恥で由文を抱いてしまうアレックス。
執事の栗山も抜け目がありません。
なんだかあれよあれよと新婚生活に。アレックスだけがなぜだー!と葛藤してます。
とうとう逃げ出して何故か日本中を旅して。しかも日本語が上達したから普通に旅できてるし!
やっぱり由文の元に戻ろうと浅草寺で偶然の再会。やっと晴れて覚悟も決まり夫婦に。
そしたらば子供を欲しがる由文。授かりやすい日とかどうやってわかるの?(笑)
毎日精力のつく食事ばかり。
PA3なるものでコミュニケーションもとれお話に死角なしですね。本当に面白かったです。
パトリックのお話は恋人がパシリで可哀想でしたがちゃんと会いに来るついでに荷物を受け取っていたんですね。
由文が腹切りでアレックスを脅したり栗山の差し入れやカバー下の日記も笑えます。
「うちのダーリン外国人」がおもしろかったためコレも借りてみたところ、大あたりです!「うちのダーリン外国人」のほうは、受け(日本人)が箱入りボンボンで、ツッコミどころ満載な天然ボケキャラでしたが、「英国紳士」のほうは、受けがイギリス人でしかも伯爵という設定です。33年間規則正しい生活を送って来ていてものすごい世間知らず。セックスの意味も分からずに、エセックスかサセックスかとか言っちゃうような人です(笑)ワイルドな庭師の日本人がカッコイイですよ。最後はお決まりのハッピーエンドですが、読後感が爽やかですね。エッチもほどよく入ってますし、楽しめる作品だと思いました。巻末のアレクサンダー(伯爵の愛馬)のショートショートが可愛くて好きになりました。馬BLもいいですね。
このコミックスを一言で言うと、日本語が話せない英国人旅行者×世間知らずなご令息が繰り広げる、ドタバタコントなノリのBL。
一応ご令息・ヨシフミの傍には執事・栗山もついているものの、坊ちゃま一筋な突っ走りぶり故にてんでフォローになっていないので、矢印付きの注釈(→○○ってカンジ)がなんとも親切ざんす。
ちなみにmy脳内ではこの注釈部分、吉○新喜劇みたいに笑いの音声として再生して楽しみました。
(そこで提案ですが、CD化の際には(→○○部分は、バラエティ番組によくある笑い声でカバーしたらどーでしょーかね…)
…おっと失礼、レビューから外れてしまった。
ともかくこの二人、そもそもフツーの恋愛過程と違って勘違いのこじれがきっかけで結ばれたふーふ(夫夫?)なんだし、今後も意志の疎通に苦労したままのほうがむしろ円満の秘訣に思えてきた。
もう一遍はこの騒動の根源・パトリック(受け)が主役のドタバタ。
アレックスに間違いだらけの日本語を教え、結婚騒動にまでなった騒動の根源っていう自覚なぞ全然ナッシングでちゃっかりアキバを満喫しております(笑)。
もうね、パシリ…もとい、健気攻めの大斗よ、頑張って耐えろ!!と叫んであげたい。
ちなみにコミックスのカバー裏には執事・栗山さんの日記がおまけとついていてラッキー!!
但し、未読の方は思いっきりネタばれになるので、中身を読み終わるまではカバーを取り外さないようにね(笑)。
浅草寺に行きたかったけど日本語がわからない
日本語が話せる友人から教わった言葉は「ケッコンシテクダサイ」
道を尋ねる時の言葉として教えられていた
この設定からしてさすがのセンス
ケッコンシテクダサイに対して
はい。と答える。。それから食い違いバトルがはじまり
てんやわんやの展開です
イエスと答えたのは、髪の分量がかなり気になるるおぼっちゃま
突然異国の男性を連れて帰り
婚約者だと紹介するおぼっちゃまくん
誰にも反対されることなく
歓迎を受ける
どちらかが好き好きおせおせの
話ではなく
ずれ加減のトラブルで進みますが
相変わらず面白いです
日本のおもてなし精神とか
絡め方が全くないとはいえないようなあるあるでした
エロ系は苦手ですが
新也さんの作品のエロは
嫌ではなくむしろ面白いです
執事栗山の日記も素晴らしいもっと日記を読みたいです
新也さんの単行本は何冊か読んできたのですが、この本も面白かったです。
萌えもあるのですが、笑いもたくさんあって、思わず一人で笑い飛ばしながら一気に読んでしまいました。
表題作になっているメインのカプは、イギリス人と箱入りお坊ちゃまの日本人のカプなんですが、このお坊ちゃまが天然すぎて笑います。でも一途で健気なところがいいんですよね。
笑いの部分は作者さんが自分で矢印で注釈というか、ツッコミを入れてるんですが、それがお笑い番組を見ているようで面白い。
一冊でお笑いと萌えを楽しめる作品だと思います。