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小説

先生買い。読みやすいんですけど、それゆえにさらっと終わってしまった感が否めないので中立寄りの萌にしました。なんか一捻りか二捻りか欲しい気もするのですが、安曇先生はそういうテイストじゃないしなあ・・とも思い。うーん。
高卒で就職、順調に働き始めた矢先に交通事故。気が付いたら異世界。喋るチンチラを肩に載せたやや俺様感ある超絶イケメンがいる異世界に。なんでもそのチンチラは神様らしく、イケメンの王妃を召喚したはず・・・と言っていて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
チッチラ(チンチラ、神様)、リュオ(攻めの甥っ子)、攻めが大好きな隣国王女とその兄ぐらいか。
++
攻めはご立派王様、ただし若干怖い。自分に厳しいのか、リュオにもしっかり毅然とした態度で臨むので、あんまりうまくコミュニケーション出来ていない。甥っ子なのでどうしたものかと悩んでいる王様。
受けは両親を亡くし、引き取られて困ることは無かったもののなんとなく居場所がないとずっと思っていた方。難しいよね。多分引き取られた先の方から、どんなに愛されても、心が砂漠みたいになっていて、満たされた感が無いんだろうなー
そんなんだから両親を亡くしたリュオに親身になって、スイーツによって野菜食べられるようにしてあげよう!と頑張ったりする方。
というキャラでして。
読みやすいんですけど、うん、すいません、私はちょっと物足りなかったでした。先生ごめんなさい!小説ばっかり読んでる私がイケないんです、きっと!
空腹時に読むのはちょっと危険!
美味しそうなお菓子が次々出てきて、
”ぐう〜”とお腹を鳴らしながら拝読しました(*´艸`)
異世界の俺様国王×社会人1年目の19歳、強気不憫受け。
そんな二人が織りなす、異世界転生ファンタジーです。
リュオという名の可愛い男の子も出てきて(攻めの甥っ子)、
受けとの優しい交流にほっこり、ほのぼの。
途中少し事件は起こるものの、全体的には
山あり谷あり…というジェットコースターのようなお話ではありません。
二人の心の距離が近づく様子やちょっとしたすれ違い、
可愛くてちょっと笑えるチンチラ…ではなく「チッチラ」という神様の挙動、
そしてお菓子作りに励む真白(受)の心の内が変わっていく様。
そんな部分を楽しく、時にハラハラもしながら見守りました。
主人公は機械メーカー入社1年目、19歳の真白。
5歳の時に両親を亡くし叔父叔母の家に引き取られたものの、
叔母から愛を注がれることなく、孤独に過ごしてきました。
そんなある日、トラックに撥ねられ気付けば異世界に。
国の守護神チッチラ(←イラストがとても可愛い❤︎)が
国王デュアン(攻)の妃候補を召喚したものの、
どうやら誤って呼ばれてしまったようで…
超絶美形なデュアンに歯向かうようなことを言い、
危うく命を落としそうになったところ、
一緒に異世界へと運ばれてきた手作りお菓子のおかげで命拾いをすることに。
そしてデュアンの甥っ子・リュオの偏食を直すべく、
専属パティシエとして雇われることになりー
と続きます。
序盤、突然異世界に召喚され、デュアンとチッチラから「ちんちくりん」と呼ばれて腹を立てる真白に同情してしまうw
このチッチラ、奇妙な呪文を唱えるものの
いつも失敗ばかりの”へっぽこ神様”かと思っていたら。
意外や意外(?)、そんなことはなく!
意外な能力を持っていたり、”へっぽこ”なところが回り回って…と明かされる事実に「なるほど、やっぱりこの国に必要な神様なのね」と納得です。
言動は俺様・傲慢だけれど、その類稀なる美貌に無自覚に一目惚れしていた真白。
相容れなさそうな二人が一体どのように互いに心を開き、惹かれ合ってゆくのかー
そんな部分が恋愛面の大きな見どころかなと思います☺︎
…このへん、真白は”恋愛経験なし”だったけれど、ゲイ寄りだったのか?
デュアンとは「男同士」であることの葛藤はなかったのかな?
と読みながらちらっと気になったものの。
冷たい嫌味な奴なのか、と思っていた
デュアンが実は、甥っ子思いの優しい叔父の一面を持っていたり。
リュオのためのお菓子作りを頑張りすぎて睡眠不足に陥った真白を気遣ったり。
初めは分からなかった彼の愛情深いところ、優しいところに触れ、真白と共に私もほだされ惹かれ…(*´˘`*)
一方のデュアンも、”ちんちくりん”で生意気だと思っていた真白の頑張りとその驚きの効果を見、考えを改めてゆく。
受け・真白視点で物語が進むため、この攻め→受けへの気持ちの変化、恋心へと変わっていく過程をもう少し濃いめに見てみたかった気もします;
とはいえ、いつしか互いに「離れがたい存在」になってゆく双方向の”絆され”にドキドキ//
途中、女性当て馬(当て馬未満?)も出てきて
誤解が生じ、真白が涙する場面などがありつつも。
見事に想いが通じ合い迎えるハッピーエンドには、
読んでいて笑顔になりました(ˊ˘ˋ* )
で!
この物語を語る時に欠かせない(と思う)のが、
デュアンの可愛い甥っ子・リュオです!
タカツキノボル先生の描くリュオが愛らしくて可愛くてもう◎
二人で折り紙を折り、真白が教える「ハート」の意味。
この「ハートの折り紙」が後の事件でキーとなり、
デュアンの誤解を招く原因ともなり、
物語の良いスパイスになってくれてます(*´艸`)
”幼い頃に両親を亡くした”という共通点から、
真白の中にシンパシーや慈愛の気持ちが生まれ、
温かい関係性が築かれてゆく過程にじんわり、ほのぼの。
苦手なほうれん草を、「デュアンみたいにつよくなる!」と懸命にもぐもぐ食べるリュオにきゅーん…でした。
家庭の事情から、「パティシエになりたい」
という夢を諦め社会人となった真白。
思わぬトラブルから異世界でお菓子作りの才能と腕を認められ、夢叶う様にグッときました✨
いろんな美味しそうなお菓子が出てきましたが、
ずんだプリン、食べてみたいな〜〜!!
「緑が好き」と言ったリュオのために作ったプリン、
きっと絶品だったんだろうな(*´∀`*)
真白が作る数々のお菓子のように、
優しい後味、読後感の転生ファンタジーでした✨
優しいBL童話のようなお話でした。
異世界召喚ものです。
国を立て直したり奇跡を起こしたりなどはありません。
でも意味はあった!チッチラ偉い!
前王である兄の子供リュオを大切に育てる現王のデュアンと守護神のチッチラ。そこへデュアンの妃候補に召喚された真白。ほぼこのメンバーでお話は進みます。
リュオの偏食をなおすための専属パティシエとして居場所を与えられた真白が、一生懸命お菓子を作ったりリュオと遊んだり。
真白とデュアンがお互いに誤解してて切ないですが、え?そんな簡単にあっけなく解決!?
チッチラが選んだ真白だからこんなに話が早かったのかな?
リュオが真白の影響も受けてすくすく育っていくのが楽しみですね。
真白が不憫な身の上だったのですが王国に召喚されて愛にまみれ幸せになれ〜!
冷酷で傲慢な王様をいつしか真白の菓子つくりのために奔走させる、いない間のお菓子も食べたいと国一番の氷室を作ってくれる。
愛のカタチも色々ですね。
