特典マンガ付き
アイドル×アイドルの純愛ストーリー。
人気アイドルグループのエース鷲里は子供の頃から
トップアイドルの鳳ましろに恋焦がれてきました。
一時は距離が縮まり、ましろとユニットを組む約束までしたものの、
鷲里の告白をきっかけに疎遠になってしまいます。
それから数年後、鷲里が生活をする寮に一時的にましろも住むことに。
思わぬ再会を果たしたことで諦めかけていたましろへの想いが溢れてしまい…。
鷲里もましろも共に人気アイドルなのですが、
業界人特有の空気感というものはなく素直な子たちでした。
特にましろはステージ上では神秘的な雰囲気を纏っているのですが、
普段はどちらかというと純朴なタイプで飾らない笑顔が可愛くて、
鷲里が堪らない気持ちになってしまうのが納得でした。
けれど、そんなピュアさの裏で過去に辛い記憶を抱えていて…。
ましろが誰にも明かさずに生きてきた秘密にびっくりでした。
秘密の共有と共に再び関係が深まってゆく二人ですが、
すれ違っていただけで元から両片想い同士なので、
気持ちを打ち明けてしまえばあっという間でした。
長い片想いの末に恋が実った鷲里、
一度はあんなにひどいフラれ方をしたのに諦めないでよかったね…!
ようやく想いが通い合ったところで上巻はおしまい。下巻へ続きます!
丁寧に描写してくださっている作品なのでいわゆる「キラキラアイドルもの」とは一線を画していると思いますしそれが今作の見どころ。
遅くなりましたが、作家様買いで連載も毎話追っていました。
いわゆるジュニア時代は「しゅりまし」と呼ばれるほど人気でセット売りされていた先輩アイドルましろさんと後輩アイドル鷲里くん。
ユニットでデビューするのでは?と思われたところで、まさかの、ましろさんだけソロデビューしてしまいます。
ましろさんを先輩として慕っていただけではなく恋心もあった鷲里くんは、徐々に疎遠になってしまいます。後々グループでデビューした鷲里くんたちの寮にましろさんが入居し、また交流することになります。
たまに雰囲気が変わるましろさんに違和感を覚える鷲里くん。
ましろさんは、あることがきっかけで、解離性同一性障害(いわゆる二重人格)で、たまにもう一つの人格「ラン」さんが現れるせいで、雰囲気が違うことがあるのですね。
鷲里くんがかつてましろさんに恋心を告白したのを聴いたのも実はランの方で、ましろさんは知らなかった!!と言うこともわかってきます。
また、ましろさんも鷲里くんが好きだった…と言うこともわかるところで上巻終了。
下巻はましろさんが二重人格になったきっかけなどが明かされていきます。
重めのお話だけど、アイドルの心の問題やデビューの背景なども描かれていて読み応えもあり、リアリティがあると思いました♡
先生のお仕事BLは間違いないです。
キラキラ感たっぷりではなくて、どちらかというとシリアスな雰囲気のお話。
あまり見かけないタイプのアイドルもので新鮮でした。
後輩アイドル×先輩アイドルの組み合わせはそう珍しくはないと思うのですが、なにやら彼らには複雑な事情があるようで…
いったい彼らに何があったのか?
ましろに感じる違和感はなんなのか?
この辺りを攻めの鷲里視点でじっくりと追いかけながら読む形になります。
かつて告白をしてフラれた相手と再び距離が近くなれば、また想いを深めていく過程をわくわくしながら見守りたいところなのですが、そう単純にはいかない事情がありまして。
それはなにかというと、ましろのもうひとつの人格・ランの存在。
なんらかの原因があってランが生まれたと思うのだけれど、それがなんなのかについては上巻では明かされていません。
なかなかに重そうな…きっとこれは下巻で描かれるんだろうな。
ましろとラン。
ふたつの人格と対峙することになった鷲里がとても一途にましろを慕うものですから、なぜなのかなとやや疑問に思っていると…
過去エピソードがしっかり効いてきてくれるんですよね。
これは2人でデビューしたいよなあと、デビュー前の2人の姿が眩しいやら微笑ましいやら切ないやらですごく良かった。
腐らずにずっと努力を続けて、最高の姿をましろに見せる鷲里が素敵でした。
ストンと綺麗に収まるところに収まった上巻でしたが、萌えたかというとやや微妙なところです。
アイドルとすれ違いからの両片思いと二重人格の組み合わせは新鮮だったものの、アイドルものを期待して読むと全体的に暗いな〜…なんて。
お互いへの想いの強さはよく伝わったけれど、お話的には恋愛よりも二重人格設定のほうに引っ張られすぎた気もして、上巻はこちらの評価になりました。
下巻を読んでどう評価が変わるかが楽しみです。
もう少しアイドルらしいキラキラした姿や、切なさに寄りすぎない恋愛面も見てみたいな。
グループアイドルモノって何気に好きなんですよね。最近アニメになった表裏のあるアイドルの少女マンガのも好きです。
アイドルのきらきら感といろんなタイプが取り揃えられてるから自分好みの子がいてたりする。
今作は、トップソロアイドルと後輩グループのメンバーって組み合わせ。
下積み時代に仲良しだったのにとある事情で離れてしまった2人って関係。
しかも、トップアイドルの子が何かトラウマを抱えていて誰にも秘密にしてるけど、解離性同一性障害でもう一つの人格がいてるっていうの。
上巻ではそのトラウマが何かまだ出てきてないんだけど、何なんだろう。虐待?ネグレクトとか?
アイドルとしてのキラキラよりも個人の問題の方がフォーカスされているので、私の読みたかったアイドルモノではありませんでした、今のところ。
電書で読了。
白抜き修正。ほぼそんなシーンはなし。
“I didn’t want to lose sight of you—my shining, most beloved star.”
エロス度★
おやおや、孤高のトップアイドルが誰にも明かせない秘密を抱えているとは、なんとも愛らしいものですね。
鷲里とましろ、アイドル同士が織りなす恋物語の上巻。
かつて告白してフラれてしまった先輩との再会を軸としたラブストーリーであり、フラれた後もましろへの想いを絶やさずに抱き続ける鷲里の一途さと、ところどころで垣間見えるましろの秘めた想い——両片想いの焦がれるような距離感が、ひときわ味わい深い作品となっています。
なぜましろは鷲里の告白を拒んだのか。
その理由は、再会後に鷲里が感じる違和感として、読者へ少しずつヒントが与えられていきます。
そしてその違和感の核心、すなわちましろが抱える秘密が明かされる流れは非常に巧みです。
秘密を本人の口以外から知らされてしまうという不本意な状況に置かれた鷲里ですが、それでも「ましろの力になりたい」という純粋な想いと、どうすれば彼に頼ってもらえるのかというもどかしい心情が、誠実に描かれています。
好きな人のこととなると自分を抑えきれず、猪のように境界を越えてしまう不器用さもまた、鷲里の恋する男としての魅力に溢れており、胸を熱くさせられます。
絶対的な人気を誇る孤高の偶像・ましろ。
彼が抱える重いプレッシャーや、本心を隠さざるを得ない苦しみ。
そして、そんな彼が壊れてしまわないよう守りたいと願う存在。
ひたむきにましろを想い続ける鷲里と、アイドルという仮面を外した素のましろが、心の底から求めて心を許した大切な人——二人の間に漂う、くすぐったくも甘酸っぱい空気、そしてましろが自分を犠牲にしても守りたかった「ずっと輝いていてほしい最愛の星」への想いは、胸に深く刺さります。
お互いにアイドルであることを一時だけ忘れ、交わした想いと抱擁の瞬間。
それは美しく、切なく、強く心を打つものでした。
下巻で二人の恋がどのような結末を迎えるのか、今から大変楽しみです。
