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昨日、君が死んだ。 4

kinou, kimi ga shinda.

  • 電子単行本
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表題作昨日、君が死んだ。 4

護堂繋(ゴドー君)
元参事、羽繕の高校の同級生
羽繕糸弥(はづ)
仕立て屋

あらすじ

人類の大半が死に絶えた終末後の世界。仕立て屋の羽繕(はづくろ)は密かに想いを寄せていた護堂(ごどう)を目の前で亡くす。「命を与える魔法のミシン」で縫い上げた人型「ゴドー」と彼の魂を探す旅に出た羽繕の側には、いつしか幽霊の「護堂」も寄り添っていた。旅の終盤、巨大な白鯨の飛行船に乗り込んだ二人は無人の船内で航海日誌を見つける。記されていたのは、かつて船内で暮らしていた人々の様子、光素と呼ばれる根源エネルギー、そして船員の希望を背負って世界に送り出された一人の赤ん坊の存在……。針と糸で世界を縫い直す魂のソーイングラブ、ついに完結!

作品情報

作品名
昨日、君が死んだ。 4
著者
ARUKU 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
昨日、君が死んだ。
電子発売日

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6

4.9

(42)

(41)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
209
評価数
42
平均
4.9 / 5
神率
97.6%

レビュー投稿数8

間違いなく神作品

ついに完結です。四巻は電子のみで紙本で手に入らないのが本当に残念ですが、いつか事情が変わって出版されることを願っています。
一巻からずっと独特の世界観で映画の中にいるような感覚にさせてくれる作品でした。悲しかったり切なかったりすると同時にちょっとおかしく面白く、楽しい雰囲気の入り混じる不思議な感覚。
BLを読んでいたおかげで出会えたことが嬉しいです。ARUKU先生の魂が詰まったような作品だと思います。大切な物語をありがとうございました。

4

たましいを超えた、純粋で無償の愛の物語。

元々は、この最終巻のレビューが美しすぎて、作品のようになっていることから読みたいという気持ちが沸きました。読んでいて物語は読者が引き継いでいるような気がしたのです。全巻通して拝読し、納得しました。心が洗われるような作品だった。タイトルに死とつきますが、生死観というよりも、心の奥深くの大事なものがちりばめられている作品だと思いました。

このお話のエンディングは、やはりはづの手にかかっていて、全てが復元され、新たに芽吹き始める。護堂のたましいを求めていた旅が終わをむかえます。
「護堂のたましい」と「ゴドーの純粋な愛情」。
それが一体になった新たな護堂と羽繕が再び巡り会うラストシーンは切なくも圧倒的。
初めて会うのに、はづのことを「知っている」。
それは救済でも運命でもなく、はづが作り上げて手に入れたもの。このストーリーには『創造』が主軸にあります。これからの二人は、きっと絶対的だと思わせてくれる至福のエンディングでした。

読者の数だけ、想い入り、解釈が出来るストーリーなのではないだろうか。
寓話的だけれど、身近に感じ入ることがとても多かった。
私ははづから諦めない心、作り出すことがでる力を教わりました。
言うて、そんな真似できませんけど・・・。お裁縫も、苦手なんですけども・・・。
気持ち、です気持ち、それが大事!それも教わりました
はづ、ゴドー、みんなありがとう。

私達の世界も同じように混沌としている昨今、心を照らしてくれるような作品でした。ARUKU先生、素敵なお話をありがとうございました!

4

すーごい……

4巻を読んだあと、1巻から読み直しましたが、
あぁここかぁ、とか。あーここもかぁとか。
散りばめられたものを確かめながら読むのもよかったです。
絵柄も変わっていて、4巻はみんなキラキラしてます。

まさかの世界を再構築とは恐れ入りました。
単純にゴドーくんが奇跡の復活をするのかなー
なんて思っていたので
え?!え?!?!
と途中休憩がいるくらいの展開でドキドキしました。

歌うクジラって他でもみかけますけど、すごいファンタジーですよね。
魂かぁ…と。魂で動いていたんだぁ…って
それだけでも涙腺ゆるむ歳になりました。

ルチルスイートが廃刊になってしまいましたが、無事完結まで描いてくれてありがとうございました。
次の作品がもう楽しみですが、続編でその後も…その後も描いていただいても大歓迎です。
かっこよすぎやゴドーくん…

5

この時代に生きてて良かった

楽しんで哀しんで笑って泣いて喜んで…
不思議で壮大な旅を経験したような気分になれます。

ARUKU先生の物語は、私にはサラリと読めるものではないので1冊にとても時間がかかります。
ですが、まだ終わらないで…終わらないで…と思いながら読み進めていきました。

最終巻では「はづ」とは何者なのかが解き明かされます。
うわぁ〜うわぁ〜ARUKU先生はやっぱり天才です!!
怒涛の最終巻でした。

最終巻が電子のみとなり、とてもとても残念です。
途中から紙ではなくなるのは辛いです。
クジラの絵を紙の見開きで見たかったです。

もっと沢山の人に読んでもらいたい名作です。
読み始めたら止まらない…そして何度も読み返したくなる素敵な物語です。

11

いやもう、スゴイっすわ…漫画界の歴史に残る名作だと思う◆7/7まで1巻無料、2巻半額、3巻3割引◆

はぁーーーすごいものを読んでしまった…これが最初の感想でした。

今まで同様、やはり41話・48話でいきなりゴドーくんの髪型が変わるのは、それだけ成長してる=月日が経ってるってことなんでしょうね。
この作品、いったいどこに行き着くの…ゴドーくんの魂どうなんの?と思ってた矢先、天使の仕事がぁ!
「人の魂の破片を回収し 再生させる」ですと?!これじゃんもう!
とか思ったら「しー」ってしとるしw もうなんなんw 再生してもらいなよw
ぐぬぬ。そう簡単にはいかないのがARUKUさん作品なのか…

一番SFファンタジー色が強かったのは、可愛いクジラの飛行船が初登場した回。
まさかな…と思ってたら、やっぱりそうかー!オチにビックリ。
もうスゴイとしか言いようがない…参りました。この時点で☆5決定。

その後、あ~ハイハイ冬将軍さんね、あん時の春の…、ハイハイ奥さんも大変ね~…と思ったら…
そこーーー?! ソコとソコが繋がっとったんかぃっ!!

死よりも有害な化け物が「悪意」っていう発想もすごい。
そう来るか…やっぱりそうなのか…っていう悲しみ。
正直、あの方法でラストに…というのは、力業でゴリ押した感は否めないというか。
でも当方オカルト好きなので、量子力学の多世界解釈とか多次元理論・多次元宇宙論とかの理屈で、全部まるっと受け止められました。

何度も読み返して、何か仕掛けがないか、隠れキャラがいないかどうか、画面全体をくまなく探したくなる。
この作品を読んで、私も人生の目標に向かって突き進んだり、悪意を持たないよう心掛けたり、周りの人々や大切な物たちに感謝の気持ちを忘れずに、彼らを愛していこうと思いました。

<その他 好きな箇所>
・握手→ねっとり…w 取材班おるしww
・帽子屋くんがついに、はづに友達と思われてたことに気付いたー!(嬉し泣きしとる!可愛い…)
さらに友情の力で、はづが反撃!やっぱり強い受けが好き!黒ヘビかわいいw

<注意点>
巨大芋虫出てきます

<ちなみに>
・ワク・ムスビ=和久産巣日神(わくむすひのかみ):
日本神話に登場する、日本各地の神社で祀られていて五穀や蚕などを生み出す穀物の神様
・製糸の工程で虹の橋を渡る蚕の蛹は、飼料や化粧品などの様々な用途で加工されるそうです
供養するための「蚕霊供養塔(さんれいくようとう)」や碑が全国にあるそう
・風媒花(ふうばいか):
スギなど、花粉媒介(受粉)を虫や鳥ではなく風に頼る植物(タンポポは該当しない)
・動物媒(どうぶつばい):
虫や鳥などの動物が花粉を運んで受粉させること
・兇(きょう)天使:野阿梓(のあ あずさ)さん著作、幻想SF小説のタイトル
・聖書では:「はじめに言葉ありき」

9

ただただ感謝・・・

たった今読み終えたところですが、この素晴らしい旅に連れ出してくれたARUKU先生にただただ感謝です
いつまでもこの世界で遊んでいたかったけど
でもこれからも何度も読み返して、きっと今までみたいに読むたびに新しい何かに気付くんだと思います。電子しかないのが悲しいですが、ともかく今はここにたどり着いたことに感謝

6

ARUKU版マザーグースは歌う ~僕を乗せていって飛行船 遠く遠く 誰も追い付けないところまで~ 

ARUKU先生版マザーグースとでも言いましょうか?
後世に語り継がれていくような作品の誕生から終わりまでをリアタイで見届けられた事に、今、感無量で胸いっぱいです

ひとつの作品としては「終わり」を迎えてしまったけれど、、、
「ゴドーとはづの物語」としてはきっといくらでもどこかの世界で無限に続いていけると思うのです
一方、ココで終わり!と思う読者が居てもそれもまた良し
まさに創作の自由を謳歌しながら、感受性を刺激してくれる唯一無二の作品.。:*✲

そしてこれは2人だけの物語ではなく、きっと誰かの、私の、物語でもあるように”届けられる”お話し
きっと読了直後のこの気持ちだけでなく、読み返すたびに出会える感情が見つけられる作品です

なんか、、、本当に、すごくすごく琴線に触れる物語でした
もの凄く壮大なのに、全然遠い世界ではない感覚で響く距離感の作品

たまに日々の生活の中で、”あれ?これ…この感覚知ってるな、見た事あるな…”というような瞬間に出会う事があると思います
デジャブ、原風景、そんな言葉に近い感覚
この作品を読むと、ひょっとすると、、、私のこの感覚は鯨船にあった記憶なのかも知れないな?なんて思わせてくれる
実は、私、、、鯨恐怖症なんですけど、もしかしたら蓋をした記憶や畏怖の念がそうさせてるのかも知れないな、、、なんて思ってしまったりしました…‼⁉‼
そんな個人的な衝撃もあったりしながら読んだ最終巻(´ ˘ `*)

3巻レビューで考察的な事を残しましたが、そこ(=”8”の仕掛け)に関しての明確な答えはなかったけれど、そういうギミック的な作品ではなく、もっともっと根本的で普遍的な所に心が動く作品だったんだな、と強く感じる最終巻でした


ある側面から見たら悲劇かもしれないけれど、角度を変えてみた時には誰かの救いになっているような、、、そんなハッとするような重層的な構造も持ち併せた作品でもあったと思います

だからこそ、キラキラと万華鏡のように変化する世界観の中で語られるストーリー達が、読み手の数だけでなく、1人の読者のその時の気分によっても印象を変えて与えてくれるのだとも感じます

万華鏡の世界は2度と同じにはならなそうに見えて、確率で言えばゼロではない!!(尚、気になったので調べたら…約4600億年に1回の確率で同じ模様が見れるかも⁉らしい…‼)
刹那の切なさと、一瞬の瞬きへの希望
そのどちらをも取りこぼさず感じさせてくれる作品でした(ღ˘͈︶˘͈ღ)

出会いと別れ
悪魔と天使
美と醜
生と死
豊潤と枯渇
創造と虚無
悪意と慈愛

相反するようで表裏一体
自分の理の中でだけ考えちゃダメな事
どちらか一方では気付かなかったかも知れない事

それらを知るために、そして忘れないために、旅をする
歌を口ずさみながら、その歌がまた誰かに伝わって、残り続けるように
バラバラだった世界を穴の空いたお洋服を針と糸で縫い合わせて埋めるように、繋げていく、、、
きっとまたどこかで繋がるから、だから歩みを止めずに旅をする

そうして、この物語がたくさんの読み手の手から手に旅をし続けて行くと信じて、、、
どこまでも精一杯自分の旅を歩いて行きたいと思います

~僕を乗せていって飛行船 遠く遠く 誰も追い付けないところまで~

修正|不要

6

マンガ大賞級でしょ

完結。してしまった…脱力
恐るべきARUKU先生のイマジネーションの世界。

生の世界、きらめくたましいは、残酷な死、真っ黒な殺戮といつも隣り合わせなのだ。
死ぬ命は生まれる命。
天使を助ける悪魔。
全てを殺す天使。
相反するもの、反転するものが巡る世界。

護堂は死に、はづは人形を作り。
ゴドーが生まれ、はづを護り。共に旅をし、世界を体験する。
はづのあたたかさ。
そんなはづを支えるのは、皇太子殿下や兇天使ゴドーや帽子屋や、つまり「殺す者」。
赤ちゃんを救うのは、その他全員の死。
生と死。
善と悪。
愛の反転は何?
それは忘れる事。
ラスト、思い出した護堂と会えたはづに、相反するものが融合する世界の完成が見えた。

6

この作品が収納されている本棚

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