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まさお三月先生の作品は何冊か読んだけれど、皆様の感想を見ていて、どうも自分に合わないだけなのかもしれないと思い始めました。
先生の作品のキャラの感情が如何とも理解しがたい事が多く、自分の引き出しにないものを楽しむ方向にももっていけない。
木崎(攻め)の結婚予定の相手に、章生(受け メガネ)が別の男性の話をし、結果破局になっているというエピソードがあるのですが、その程度で破談になるなら元からお察しなのかもしれないけれど、章生のその行動が怖く思えてしまった。何が「揺さぶりをかけた」ですか…と引いてしまいました。
20年来の幼馴染どうし。
何かと世話を焼きたがる攻め×攻めに長らく片思い中の受け
攻めの結婚が決まった時に、最後の足掻きのつもりで花嫁に元彼の話を出して揺さぶりをかけ、目論見通り男と逃げて破談になったのを知り心のどこかで喜びながらも慰めていたときに、攻めが「やっと家族ができると思ったのに」と落ち込む姿を見て、ようやく自分のしでかした事に気付くんです。
両親を小さい頃の事故で亡くした攻めは人一倍家族に憧れていたのに自分がその機会を奪ってしまった罪悪感から、自分の気持ちには封をして次に結婚が決まったらその時は祝福してやろうと決めています。
破談以降、攻めは何かと受けの世話を焼きたがり、甘やかせたがるようになり、ついには告白してくるんだけど、攻めには女性と結婚して家族を作って欲しいと願っている受けはその告白を拒否し‥‥というやつ。
受けはなかなかゲスい事やらかしたなぁと思うんだけど、攻めとくっついた後も自分の罪を最後の最後まで許していないところがいいなって思う。
攻めは、終わりよければ全て良しといった感じで、過去の事にはこだわっていないし早く吹っ切れと言ってくれてるんだけど。
当て馬のつもりが結果的に相談役となってしまった室野さんがすごーーく大人で好きです。
多分、室野さんがいなかったらこの恋はまとまらなかったと思うの。
そして、描き下ろしでこれまたどうでもいい事を逐一相談されてる室野さん(笑)
まさお三月さんの、二次の面影が残る時代の御本!
ひとつのお話だけで一冊になっています。
題材としては王道ですが、それをじっくりことこと描かれているからマンネリ感なくキュンとしました。題名は、幸せになる前の気持ちのことでしょうか。
受けの章生が幼なじみの想い人に言った「お前に似て世話好きな人だよ」(当て馬(といっても受けに恋愛感情としての好意があったのかどうかは不明)のこと)、後々攻めの亮介から好意を感じて受けが思った「これ以上亮介に振り回されないようにしないと」に胸が痛かった。
終盤、立場としては亮介側で読んでいました。"男であることが攻めの憧れていた"家族"になれないこととイコールになるとは思わない。だからこそ、相思相愛の相手が自分を必要としてくれて帰りを待ってくれてたら それだけでもう他人じゃないと思うのは強引か? この台詞はこの御本の本質をついているし大いに納得の意味で感動しました。受けの子は過去のこともあって大分後ろ向きだけど、お互いの足りない部分を埋められる二人でよかった。
BLの根本的な「報われなくていい」の思いを、初心にかえって取り出せるような御本であったし、 →タイトルに続く
最近のまさお三月さんの作品って
ちるちるさんの「トーン」に
「コミカル・シュール」がつくことが多いのですが、
この作品については「せつなさ」多めです。
両親を事故で亡くし、祖母と暮らしてる亮介。
生活能力の低い章生に甲斐甲斐しく世話を焼く。
人一倍「家族」に憧れる亮介に対して、
恋心を抱いている幼馴染の章生は、
二年前の出来事について、亮介には言えない負い目があって‥。
他の方のレビューにもありますが、室生さんがいい人です。
当て馬で終わってしまうには惜しい。ちょっとオヤジですが。
でも、私の記憶ではまさお三月さんのスピンオフってあまりないから、
室生さんにはもう会えないのかな。
自分の事に無頓着なこういう感じの受け好きです。
受けに限らず攻めでも良い。
で、世話焼きのオカンのような恋人がいるような話が好きです。
そういうオカン系になるとだいたい攻めなるのかな。
受けの章生の心ここにあらずでちょっと困ったような表情が可愛いです。
室野さんが良いです。
ちょっと強引に章生を構ってる感じが良いです。
室野さんも章生が好きで構ってたと思うんだけど、告白も何もなく終わったな。
ただ、恋のキューピーになるべくわざと亮に攻撃的な視線を送ってたのかな。
それとも、二人が両想いだから諦めたか。
それか、やっぱり、勘違いか。
とにかく、室野さんにも幸せが訪れますように。
室野さんが好きでたまらない。