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注:6カップル出てきます!
【1】宗馬x真美:80ページぐらい
酷い家庭環境で育って、お父さんにも捨てられた中2の登校拒否児宗馬を引き取るまさよし。後半では成長してイケメンと化した宗馬が本能のままに「えっちしたいよぉ~我慢できない」とガンガン父/兄代わりだった真美を攻めてきます♡
【2】聡x杏梨:33ページ
高校時代から付き合ってる同棲中の同級生。最近なんか関係がギクシャクしてきて。。。
【3】西澤x健吾:35ページ
色黒の居酒屋の息子健吾と健吾を口説くリーマンの常連客西澤。西澤はクリスマスイブに離婚したことを打ち明けて。。。
【4】幸裕x修斗:31ページ
高校生の修斗は8歳年上の兄の親友幸裕に憧れて憧れて、夢の中では優しい幸裕に何回も抱いてもらって。ある日二人っきりで温泉に行くと。。。
【5】要一x泰司:7ページ
ショップオーナーとショップの店員。時給1500円で雇われたけど、エッチも込みだった。。
【6】日高x月山:7ページ
高校の同級生。月山の淡い恋心は日高の転校で。。。
スッキリまとまってるので、短いですがどのお話も楽しめます。登場人物がとにかく可愛くて個性があって、良作の集合体って感じです。ただ~~メインのお話は、前編は攻めの宗馬の子供時代の話なので、カップルになってからがちょっと物足りないです。と言うのも、高1になった宗馬のイケメンっぷりがハンパない。真美も優しくて面倒見がいいのに色気だだ漏れてて、2人の真剣な絡みがもう少し見たかったです!
この頃のあかねさん作品の絵が一番好きだな♪
ひげと長髪。これが似合う男を これ程かっこよく色気ムンムンに描ける人が他にいるであろうか。と、いうくらいあかねさんのひげと長髪男が好きです。
そんなセクシー真美が古い空き家を借りることになり、家にはいると…目に飛び込むのはくつろぐ少年。
学校にはいっていないという中二の宗馬は、自分が見つけた居心地のよい場所を無くしてなるものかと その後も真美の家にやって来ます。
そのうち昼間共に過ごすように。
家庭料理を心ここに在らずな表情で見つめる宗馬。
そんな宗馬を見つめる真美。
どんどん情がわいていき、最終的に源氏物語的な~かと、思いきや!!思いきや!!そうはいきません♪
2年後の宗馬やばーい!!きゅんきゅんが止まらないっ!!
展開にもムフフ。
朝御飯作る真美にパン一で後ろからべっとりとまとわりついて
おはよー。今日もかっこいい。えっちしよー。
ド直球で求愛する宗馬の姿。これに萌えないおなごがおりましょうか!!
その後にちゃんとシリアスなやり取りがあって、
男同士がまともじゃないから怖いだろっていう姿。二人の目線。凄い苦しさが伝わってきます。こういう表情を描くのが本当お上手!!
そんなにシリアス展開の後また笑わせてくれて、ロマンスとは何か。だって~(ノ´∀`*)
本当バランス抜群なお話で、これだけなら神です!!凄くよかった!!
でもその後に4カプもの別の話が!!と、いうか、表題はむしろその後のお話だったー!!なにー!!二人の話で一冊読みたかったな~という残念感が強かったので萌一つで。。
あなたにとっての鉄板BL作家は誰ですかと問われたら、早押しでこの方を挙げるだろうなと。(最近は会川フゥさんがいい感じでまくって来てますが。)好きすぎて間違ってBL以外の作品も買うこともある。
一番の魅力はこの方の描く男性像ですかね。それから相手を好き過ぎてどうしょーもなくなる描写がツンデレ入ってて毎度キュン死ポイント。あとは、ストーリー全体に通底しているものすごい客観的な視点。言い方を換えるとユーモアってやつですか。だからか、特別な設定を組まなくてもBLのエッセンスを楽しめる。むしろ、フツーのにーちゃんたちがぼーいずらぶしているのがたまらんのです。阿部さんの作品にはいつもおっきな愛みたいなのを感じて、読むとあっためてくれるのよ。幸せって意外と身近にない?って教えてくれる。
同じ阿部作品でも男女の恋愛よりBLのほうが萌えるのはなんでなんだろう。これは非腐との意見をすり合わせてみないとわかんないか。男同士のえっちに抵抗があるかないかか?腐と非腐の分水嶺はひたすらそこなのか?でももし男が身体込みで男に惚れたら、女のプライドなんて一瞬で爆沈じゃね?その悲哀と恐怖を体感できるまでに妄想がイッっちゃうかどうかの違いじゃね?…むかーしに秋里和国さんの『The B.B.B.』を読んでそう思いいたる現在。(あくまで個人的な思いです。)断然BLの方が面白いと思うんだけどな~。ええ、しょせんわたしは腐ですとも。
てか、あんまりシチュや絵柄にこだわりがなくて金銭的・時間的に余裕があって、なんか新しいものを読んでみたい気持ちがあるんだけど、まだ阿部作品を読んでない方に是非読んでみていただきたいだけなんですわ。引っかかんなかった方には申し訳ない。
そういえば阿部先生の漫画の題名には、『愛』が入っているものが多いなあと、読んだ後にふと思い当たりました。
この本に収録されている、表紙の二人が主役の『愛だなんだというまえに』は、作品全体から愛があふれかえっているような、素晴らしい漫画でした。
借金だらけの父親にろくに構ってもらえず、いじめのある学校はつまらなくて、行き場のない宗馬と、そんな彼を放っておけなくて最後には一緒に暮らすことにする真美(まさよし)の、これが愛の物語でなくて何だろう。
いくらでも悲惨に描く余地があるはずの宗馬の境遇や心境を、さり気なく、からりと描いてあるところも、かえって私の「かわいそう萌え」の嗜好にぴったりで、その部分だけでも悶えころげる水準です。
この本を読み、まだ持っていなかった阿部先生の本を全て買うことに決めました。
毎回同じ感想を必ず思ってしまう。同じタイプの表情なのに
同じタイプばかりなのに
それでも、阿部さんの描かれる男性はセクシー。
男気溢れていてとっても好きです。
田舎の一戸建てに引越しをした須田は、自分が借りる家の縁側で寝ている少年と出会う。
学校にはあまり行っていない様子でありあまりに細い体に何かほっておけないものを感じてしまう。
少年は宗馬。お母さんはいなくてお父さんと暮らしているが
アパートのドアには借金返済の貼り紙がたくさんで部屋中も荒れている。
その事情を知った須田は、食事くらいは食べさせてあげたいし、
寂しさをいくらかはうめてあげたいと思う。
ある日お父さんから遠くに働きに行くので一緒には暮らせなくなると告げられる。おばさんと暮らすよう告げられる。
子供だから受け入れなきゃいけない。心を決めながらも須田に会いたい気持は抑えきれず
夜にこっそり会いにいくっついて寝たいと告げる・・・
まぁ、なんとも可愛らしいお話でした。
びっくりしたのは、宗馬くんが
驚くほど成長した続編。
いやぁ。びっくり。
でも良かった。幸せそうで良かった。