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自失したハヴィをバルドが一生懸命呼び戻そうとするシーンが切なかったです。ファインダーシリーズでもそうでしたが、まだ出会ってそんなに長く経っていない時点でも、やまの先生作品だと不思議と攻め受けの結び付きの強さが自然に思えるんですよね。それだけ初対面や最初の頃の交わりが強烈だったと印象付けられているからかな。受けが攻めのタイプど真ん中だということも、台詞や表情で結構仄めかされていますしね。
後からハヴィにはバルドの呼びかけが聞こえていたことが分かり、この2人の濃い絆に萌えました。愛しい人の声はちゃんと相手に届くものなんです、ファンタジーでは。そして、今回は素のバルドがハヴィに抱かれるシーンもあり、感無量でした。素のバルドの喘ぎ声はそれはそれは可愛いだろうと、ハヴィに大共感。ルルカも大好きなので無事であることを祈ります。
捕らわれて心を操られたハヴィ。
しかしバルドに接する内に次第に正気を取り戻す。
そして自らを解き放つため、あえてバルドの剣にかかる。
ハヴィを失ったとおもったバルドは魔獣化して暴れる。
しかし、なんとか復活したハヴィと再開して、旅の友だけではないお互いの絆を意識する3巻でした。
ウサギのルルカや、ハヴィの故郷(ハヴィの生い立ちが語られるのは2巻だったと思いますが)からついてきたハルレインや、人のよい剣士マルスなどの一行の掛け合いが楽しい。
一方、やっと二人が人間同士で結ばれ、バルドのHな声が聞けて感動するハヴィなど、恋の方も進展。
相変わらずハヴィの長髪の線のきれいさ、人物の服装などの懲りようと、やまねさんの意欲作というのがひしひしと伝わってきます。
それは1巻2年かかるよねっていう納得のクオリティ。
今回はルルカ(とハルレイン)頑張る回でした!
そしてなによりも、ハヴィとバルドの関係に進展が⁈
正確にはハヴィの方は揺るぎないんですが、
バルドがようやくハヴィをそういう意味で意識し始め、
身体だけでないBL展開が期待できる……と思ったら、
なかなかバルドが自分の気持ちに気付けずハラハラ!
もうこの際、
身体からでもいいので早く気持ちに気付いて、バルド!とつい拳を!
もどかしい展開ではありますが、
そこに挫折出来ない色っぽいシーンも満載で、
目が離せません!
最後には更に新しいキャラも登場で、
敵が味方か気になるところです!
そして描き下ろしが!v
そんなことがあったのねとほっこりv
こういう描き下ろし、嬉しいですねv
まだまだ先が気になる「萌×2」評価で!
バルドを狙う謎の一味に捕らわれ正気を失ってしまったハヴィと、彼を助けようと葛藤するバルド。図らずもハヴィを瀕死の状態に陥れてしまい落ち込んだバルドは、自分が身も心も魔獣と共鳴しつつあること、そしてハヴィに特別な感情を抱いていることに気づきます。そして二人は遂に――…という、ドキドキの第3巻です。
魔獣と素のバルドとのハーフ…半魔獣(?)状態のバルドがその不安定さも相まって可愛いやらカッコ良いやらで困りました。ハヴィはバルドの想いを知ってしまったのでこれから更に遠慮がなくなりそうで楽しみ。また、この巻ではルルカも頑張っていて嬉しかったです。ルルカは变化のパターンが多くて面白いですね。今後のキーパーソンになりそうな新キャラ・リムリスも登場して、ますます世界観が壮大になっていきそうだなぁと感じました。
描き下ろしはハヴィとバルドの過去エピソード。微笑ましかったです。
ハヴィ奪還成功☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆
いやー何とかなるとは思っていたけども、良かった!
それにしてもハヴィが生きていることに喜んだのも束の間、無神経台詞には「おいっ(*`Д´)ノ!!!」でしたが、思いっきりバルドに殴られていたから良しwww
今巻では
「ここで引いたら私がすたる…」
「いつもガオーとか」
「上ならいいのか」
のやりとりに笑っちゃいました。
確かにいつもだと「ガ…ァァゥ」だとか「グゥゥゥ…」とか「ギャンッ」ですもんね。
そして上にこだわるバルド可愛い(*´▽`*)
終盤、奪還までのゴタゴタで頑張っていたルルカが倒れちゃったのが心配(´;ω;`)ウッ…
番外編「妖精の繭」は2人のチビっ子時代。
ってか2人とも会ってたんだね。
美少女バルド~(〃ノωノ)キャッ♪