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表題作嘘と誤解は恋のせい

和久井仁,26歳,結哉の隣室に住むサラリーマン
嵯峨結哉,20歳,隣室の和久井に恋をする大学2年生

その他の収録作品

  • ラヴァーズ・ブートキャンプ
  • あとがき

あらすじ

大学生の結哉は隣のエリートサラリーマンにこっそりひっそり片想い☆ある日お節介な先輩に「これでお近づきになれ」と、奇天烈な偽アンケートを手渡され、拒むすべもなく挑むことになるけれど…!? 
(出版社より)

作品情報

作品名
嘘と誤解は恋のせい
著者
小林典雅 
イラスト
小椋ムク 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
嘘と誤解は恋のせい
発売日
電子発売日
ISBN
9784592875956
4

(245)

(118)

萌々

(60)

(45)

中立

(11)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
63
得点
976
評価数
245
平均
4 / 5
神率
48.2%

レビュー投稿数63

声を出して笑えます♪

笑える作品としておすすめされていたので読んでみました。初読み作家様です。

確かに!めちゃくちゃ笑えました!声を出して笑うBLは初めてかもw、面白かった〜!

受け視点と攻め視点が交互になってる感じで、2人の気持ちがよくわかります。

攻めの和久井さんはイケメンで真面目な人なんですが、心の声がやたらコミカルで笑えます。
そして物語後半では、外見は爽やかなのに、心の中は受けの嵯峨くんへの劣情にまみれて、ただのムッツリスケベみたいになってきて大いに笑いました!

濡れ場は2回なのですが、とってもエッチでした。1回目は酔っぱらった嵯峨くんがエロエロになってしまい、2回目は和久井さんがエッチに責めます。

お話は前編(嘘と誤解は恋のせい)と後編(ラヴァーズ・ブートキャンプ)に分かれています。
前編は非常にテンポ良く楽しめたのですが、後半は面白いんだけど、なぜだかストーリー(無人島ツアー)が自分にはハマらなかったです。(嵯峨くんが焦らしすぎだからかな…?)

でも全体的に笑える要素いっぱいで、最後まで楽しかったです。

書き下ろしがないので、欲を言えばラブラブの書き下ろしがあったらよかったな〜と思いました。

今日はBL読んで笑いたい、という方に全力でおすすめします♪

0

和久井がいい人すぎて

えらく簡単にゲイの世界へ誘われた和久井に若干の違和感を抱きつつも、ストーリー自体は楽しく読めました。
受けの結哉は個人的には苦手なタイプちゃそうなんですが、意外にエロに関しては素直で、自分で準備しちゃうような積極性(突如そのモードに入ると素直)がなかなか好感度が高く、最後はネガティブすぎるところも笑に転嫁できました。

片思いだった和久井に、お節介焼きの先輩である六車が変なアンケートを仕立て、コミュニケーションを取るうちに、和久井の方もその気になっちゃうというトンデモ設定(笑)
ただ、彼らの心の声がまた面白くて、見ているこちらがヤキモキしちゃうという。
書き下ろしの無人島話がツボをかすってくれたおかげで、満足度の高い作品になりました。

ノンケだったはずの和久井の壊れ方が萌につながったかな。

0

受けの片想いは本当に可愛い

 数年前一度読んだけど内容を忘れていて、面白くて可愛かったよなーまた読みたいなーとなり再購入。
 乙女な性格して可愛い顔してるのに、「ちょっと邪魔でしたけど」とか、「先輩がいつまでも廊下で喚いてるから」とか、先輩に対して軽く毒舌気味なのが可愛い。
 攻め視点がめちゃくちゃ萌えます。アンケートに答えていくに連れて、和久井はだんだん嵯峨をかわいく思っていく。
 和久井が、六車と嵯峨の会話に変な想像してしまうシーン好き。無意識に対抗心を抱いていて歯ぎしりしながら寝てたのとか 愛おしすぎる。それを知らず風邪をひいた嵯峨を看病してる和久井と出くわし煽る六車。
 
 酔った嵯峨が誘惑チックなのが可愛い!! こんなエロカワな嵯峨に襲われちゃったら、和久井も陥落する。

 珍しく、結構序盤でゴールインするんですが、くっ付いたからって簡単にイチャイチャできない! なぜなら六車がいるから。なぜ夕食時も居て、しかも恋人の和久井ではなく、ただの先輩の六車が嵯峨の部屋に寝泊まりするのか。
 気になった人皆読んでくれ。

0

ビタミンBL!文句なしの作品!!

元気が出るBLが読みたくて探していた所、この作品に辿り着きました!
文句なしの一冊で、本当に読めてよかったと思っています。

とにかく、ギャグ、ギャグ、ギャグ、ギャグ!テンポの良いラブコメで満足です♡息が出来なくなるほど笑ってしまい、吐きそうになりながら読みました!うっかり外で読まなくてよかった笑
疲れた時や、元気になりたいとき、嫌なことが頭から離れないときなどに読むとそんなことがどうでもよくなるビタミンBLです。そのへんのサプリなんかよりよっぽど効果があると思います。
シリアス、悲しいシーンは一切なし。
最近の話ってどうしても悲しい系を持って来がちだけどそーゆーのが苦手な人にもオススメ。心が痛くならないので安心して読めます。

読み終えた時にはきっと心臓のまわりがポカポカしていることでしょう(^.^)♡
外で読むのは笑いすぎに注意!です♡

0

笑うことなく…


たまには執着攻めを離れて、違うものを読んでみよう!と思い挑戦した作品です。
率直な感想としては、私にはやっぱり物足りなかったです。

というのも、今回読んだものが私にしては珍しい、攻め→←←←←受け。
受けの一目惚れで攻めに猛アタック。

ただ、この受けがすごくネガティブ。
小動物のようにビクビクしていて「僕なんて絶対好きになってもらえない…」と、考えてしまうくらい臆病な性格です。

頑張る姿は健気で可愛らしいのですが、度が過ぎると少し鬱陶しくも感じてしまい、それを見兼ねて焦れた先輩が手助けしてくれるのですが、この先輩もまぁ図々しい(笑)
脇役キャラの中でも、あまり好きにはなれませんでした。

今回のキーワードは「アンケート」。
本の裏のあらすじもアンケート形式で面白いなぁと思いました。

アンケートの内容も驚くものが入っていたりしましたが、私は楽しみ方が違うのか、クスリとも笑えず…。
どちらかというと、現実離れした質問に攻めと同じく疑い目が晴れないままでした。

そして、なんやかんやあって中盤では両想い。
後半は付き合った後のお話なのですが、攻めがせっかく振り向いてくれても「それは絆されただけ」と相変わらず否定しちゃう受け。

攻め視点もあったりと良かったはずなのですが、途中から飛ばし飛ばし急ぎ足で読んでしまいました…。
ラブコメディを読みたい方には合っていると思います。
もしくは漫画だったらもっと抵抗なく読めたかもしれません。
イラストはとても良かったです。

0

元気が出るBL

笑える可愛い作品が読みたくなって、約10年ぶりに再読。
小林典雅先生作品との笑撃の出会いはこの作品だったなあと思いながら読み返していたのですが、何年経っても面白さは変わりませんでした。
暗さや影のようなものがなく、嫌な人物は1人も出て来ないですし、すごく平和かつ笑えるコメディ作品なのですよね。
こちらのシリーズ、なぜかどの作品も読むと元気になれちゃうんだなあ。
小林先生のコメディ作品はビタミン剤のような効果があると思う。

とある珍妙なアンケートから始まる、珍妙な2人の恋のお話。
両視点で語られるのが本当に面白くて。
変態製造機のような偽アンケートを通して2人がどんどんおかしくなっていく。
アンケート内容がお話のあちこちに散りばめられていて、伏線回収されていく様も楽しいのです。

結哉という子がこれまた不思議な子で、ジャンル分けをするのであればネガティブうじうじ系なのかな。
このタイプの子って、あまりにもうじうじ描写が続くと読み手的にはじれじれを通り越してイライラしてしまったりして、加減が大事だよなと思うのです。
ところが、結哉は確かにネガティブなのですけれど、心の声と斜め上の行動の数々、必死がゆえの妙な思い切りの良さ、そして脳内の人間くささに愛しさを覚えてしまうんですよねえ。
あと、ちょっと…いや、だいぶストーカー気質な脳内が良いバランスになっていたのかも。
対和久井に対する反応が本当に小動物みたいで可愛いんです。
なのに、夜になると積極的というのがずるいんだな。
これには和久井が夢中になるのも分かる。

一方、お相手となる、結哉が一目惚れをしてしまった隣人・和久井さん。
彼は序盤ではごくごく普通の真面目な常識人なんですよね。
人柄も良くて、この巻では男前なんです。
ところが、和久井とお近付きになりたくて結哉が持ち込んだ珍妙なアンケートによって、彼の中の色んなものが乱されていってしまうという。
なんだこのアンケートは?と思いながら真面目に回答をするし、ストレートのはずが結哉を見ているとなんだか変な気持ちになっていったりして。
結哉という子を知れば知るほど気になり、その度に"隣人に対する認識の情報"が更新されていくのが、和久井の心の乱されっぷりと恋に落ちていく様子が現れているようで愉快でした。
「大地真央をだいちまお」にも笑いましたが、寝室を南の島に見立ててセッティングをし始める辺りでおかしくなっていった気がします。
もともと変態的な素質の持ち主だったのか、アンケートをきっかけにどんどんと完璧そうに見えた男前から、少し抜けている部分だったり、結構ムッツリだったりと変態的な本性が開花していき、無人島ではすっかりあの手この手で結哉を丸め込もうとしていて笑ってしまった。
妄想しがちな結哉と彼の溺愛変態さはかなりお似合いなのかもしれない。
後半ではすっかりバカップルと化した2人に幸あれ。

そして、2人のちょっと下品な恋のキューピッドとも言える騎一の発言と、騎一と2人のやり取りにも終始笑っちゃう。
和久井のアンケートの回答に対して「見てくれの割に精液薄そう」だとか、散々な事を言ったかと思えば、意外と的を得たアドバイスを結哉にしていたり、彼がいなければきっと2人はここまでの関係にはなっていなかったと思うなあ。
和久井に田畑に襲来するイナゴ扱いをされているシーンでものすごく笑った。
サブキャラクターとしては濃すぎるキャラクターだというのに、メインの2人が濃いからか邪魔をし過ぎないのも良かったです。

コメディも、わざとらし過ぎると寒くなってしまいがちですが、流れるように笑えるワードや要素が散りばめられているからか、自然とクスッと笑えてしまうのが流石。
典雅節が炸裂する笑えて元気が貰える良作です。
心のビタミンチャージをしたい方におすすめの1冊。

2

めちゃくちゃ笑った

あー、面白かった!
ニヤニヤではおさまらず、とうとう笑い声を上げてしまいました^^;


唐突に始まる交流から進展していくラブコメです。
隣人でリーマンの和久井に片思いする大学生の結哉は、
先輩に唆されて大学のアンケートと称して和久井宅を訪れます。

とにかく、そのアンケートがおかし過ぎる(笑)
変態を炙り出そうとするような内容になっていて、それが面白すぎて笑いました。

ずっと我慢しながら読んでていたのに、
『ある朝 鏡を見るとアフロになっていたらどうしますか?』
ーー知りません(和久井心の声)

このやり取りで吹いた(゚∀゚)
それに真面目に答える和久井も面白かったです。
この調子で巻末まで行くのかと思ったら、半分くらいのところで両想いに。

後半は、恋人同士なのに恥ずかしくて和久井と2人になれない結哉のモジモジしたお話でした。
2人で無人島に行く展開もコミカルで楽しかったです!

酔った時の結哉の乱れ方とか、やっぱり変態っぽい和久井のHも好きでした♡
すっかり典雅先生のファンだわ。

和久井のダジャレ、「大地真央をだいちまお」にも笑った(笑)
この本、電車の中では読めないな……

1

笑いのセンスに完敗です。

これ大好きです。
疲れた時に頭すっからかんにして読む。

全力で笑わせに来てます。どこででも読んではいけません。
公共の場で読んだりしたら危険です。
ブックカバーをつけていても笑いはカバーしきれずに吹き出してしまいます。

みなさんもおっしゃる通りアンケートやばい。
騎一の作戦にのっかって片想いの隣のリーマンの家にこれを持って行ってしまう結哉にびっくり。
マジか?でした。

和久井さんと結哉の初めてのHは最高にエロくて面白くて笑ってしまいました。
エアコンの温度を上げて南の島?それ以外にも何かいろいろやってましたね。
自宅寝室を南の島設定準備してる和久井さんにちょっとヤバい?って思いましたよね。

無人島ツアーモニターで地震に竜巻に落雷で洞窟Hです。
それで二人は完全なカップルになりました。よかったよかった。

ええ、作者様が笑わせに来てるのにのっかりましたよ。
ちゃんと全力で笑いました。

1

結哉の可愛さにやられた一人

隣人(和久井)を好きな結哉が先輩の騎一発案のデタラメなアンケートをキッカケに近づく話ですが、結哉の可愛さにノンケの和久井もそりゃ堕ちるかな、といった感じです。
小動物のような可愛さ+純情、そして料理上手。
それでいて酔った時の結哉のエロっ子っぷりったら!!
ありゃいかん…大概の男は陥落してしまいますよ(〃ω〃)

本の半分は付き合うまで。半分以降は付き合った後、何故か無人島に行く話。
無人島、引っ張るかー(笑)
結哉のエロっ子っぷりは鳴りを潜めてましたが、恥ずかしがる結哉もこれはこれで可愛くて。
思わず和久井目線で読んじゃいました。

これ、シリーズ一作目だったんですね。
面白かったので次にいってみようと思います^ ^

…あ、結哉が可愛いとしかいってないレビューになっちゃった…((((;゚Д゚)))))))

3

隠れ変態をあぶり出す恋のアンケート作戦(^◇^)

本作の前に読んだ「国民的スターに恋してしまいました 」の台詞回しが上手く面白かったため病みつきになってしまい、急きょこちらも読んでみた次第。読んで正解でした。さすが小林典雅先生のランキング上位にある本なだけに、エロといい、ギャグといい、コメディといい、とっても楽しく中身のある小説でした。

受けには強力な助っ人というか、恋のキューピッドであり中学時代の先輩がおります。輝一先輩と言い、こちらのシリーズの次の主人公です。彼の存在が際立っており本作を大いに盛り上げてくれました。受けはゲイですがシャイで、小心者で、ネガティブ妄想癖のある大人しい性格。それゆえ新しく恋人を見つけるのはきっと一人では難しかったことでしょう。でも演劇を志している先輩が受けのために台本を用意し、攻めに近づく方法を伝授してくれました。

攻めと言うのが隣人の男性。受けが引っ越しのご挨拶で一目惚れをしてしまった相手です。攻めは正真正銘のノンケです。その攻めにアンケート調査と称して近づくことから始まるお話。このアンケートがもう!紹介しきれないくらい盛りだくさんな項目から成っており、思わずクスッ、クスクスッ、クスクスクスッとなってしまうくらい面白い。

決して爆笑というのではないのですが、終始楽しく、幸せ気分になれること請け合いです。そのコミカルなアンケートの中身についてはお伝えするのが難しく、残念ながら「是非ご一読を!」としか申し上げることが出来ません。でもこれは下手にご説明するよりも、ぜひ買って読んで味わってほしい作品です。

そうそう、「国民的~」を読んだ時も「おや?」と思ったのですが、本作にも「福山雅治」さんの名前があちらこちらにありました。作者様はきっと彼のファンなのでしょう。あと「やくみつる」さんや、「ヨン」様や、「大地真央」さんの名前も出て来て思わずニヤリ。「大地真央を抱いちまお」にはツボりました。

また、「さあ仮面をかぶるのですマヤ」なる月影先生の言葉や、「マニアすぎるぞお前、やくみつるじゃないんだから」や、「Dr.コトー」ならぬ「Dr.リトー」や、「ワハハ本舗」ならぬ「オホホ本舗」や、輝一先輩の小劇団で上演したという「肴は炙った烏賊」など八代亜紀の歌詞をもじったタイトルなどなど、ギャグやパロディやダジャレなど言葉遊びが満載で、めちゃくちゃ愉快で平和な気分を味わわせてくれました。

こうしてあげつらうだけだと大して面白くないでしょうが、小説を読みながらこのようなフレーズに出会うと、もう何故か楽しくて嬉しくてしょうがないのです( *´艸`) 以上、上手く感想を述べられた自信は無いのですが、少しでもご参考にし読んでみたいと思って頂けたなら幸いです。有難うございました<(_ _)>

4

可愛くてしょうがない親戚の子の初恋話を読んでる気分

何かの記事かブログに、小林典雅さんの作品は面白いとあり、BLを読み始めた頃に購入してたものの、手が伸びなかった1冊。
普段、可愛い小動物系の受はイラっとするかハマるかのどちらかで、イラッとする系だとお話の方にもイラッとする事が多くて「おいおい、可愛い子ぶってんじゃないよー、かっこつけてんじゃないよー」なんて思ってしまい、あんまり面白いと思わないんですよね(性格悪いですね、私)。
で、あらすじとか表紙からして、なんとなくあんまり好みじゃないお話かなぁと思ってしまい後回しだったんですけど…

違いました。
面白かった。
笑えるってよりもにやけながら読んじゃいました。

普段の私ならイラッとする小動物系の主人公、結哉がもぅ〜可愛くて可愛いくて。親戚の子の初恋の悩みを聞いてる気分。大粒の涙をポロポロ流したり、畳に突っ伏してさめざめと泣いたりなんて、もう抱きしめてあげたくなっちゃいますね。
一方結哉の想い人の仁。イケメンサラリーマンの設定みたいですが、文章だけでいくと最初はただお隣に住む人ってだけ。お金持ちのボンボンなわけでもなく、芸能人なわけでもなく、ただの普通の人。これが私には良かった。ただの隣に住むちょっとカッコイイ感じの人ってだけだったからすんなり結哉の応援に回れて、かつ結哉の話を身近なままで見ていられたのかな?と思います。

今回の立役者、結哉の先輩騎一のアンケート、良かったですね〜。お互いの思ってる事が自然に文章に入ってくるから、どんどんこっちも結哉と仁の思ってる事が入ってきて、読んでて楽しい。あんなきわどい質問、質問するのは結哉なのに騎一はよく書いた!いやいやそれが騎一の狙いだったんだな、きっと。読んでて仁がなんで結哉の事が気になりだすかが自然に入ってきましたから。うん、騎一よくやった(笑)

その流れのまま2話目の無人島旅行への話へと突入し、ここでも2人の思ってる事が解説されながら話が続くので、これも読んでてすごく楽しい。いいですね、普通の人だった仁が恋する事によっておバカさん(いい意味で)になっていくのが。途中の挿絵、仁が結哉の写真を撮ってる絵は、カッコイイサラリーマンじゃなくて、ただの恋するおバカさんで、もぅ〜笑った。この挿絵が1番好きでした。

エロに関しては少なめとありますが、確かに回数は少ないけど、1回1回が濃厚。でも、濃厚なんだけど、台詞も「あら、いかがわしい」なんだけど、全然下品じゃなくて、読んでて楽しかった。ドキドキしちゃいました。

仁の事が大大大好きな結哉、
結哉にどんどんのめり込んでいく仁、
読んでて微笑ましくって、笑えるってよりも、可愛らしくてにやけてしまいました。
BLってせつないのが売りっていうけれど、そういうのも確かに好きだけど(木原さん大好き)、最近の私はどうもこういうのが好きみたい。
やっぱり明るいもの、いいですね。
後、今回で思ったけど、理由がしっかりしてるお話が好きみたい。
アンケートって最初「?」って思ったけど、私にはどんぴしゃでありました。

6

和久井さんがまとも

シリーズ三部作を読破し、久しぶりに第1作を読んだら…「和久井さんがまともだ…と!?」とびっくりしてしまいました。最初はこんなにしっかりした常識あるリア充リーマンだったんですね~和久井さん。忘れていました笑

控え目な性格の主人公・結哉(ゲイ)がマンションの隣人である和久井に片想いすることから始まるドタバタコメディーです。物語の重要なアイテムであるアンケートを通じて、小林典雅作品の真骨頂ともいえる軽快な言葉選びと笑いのエッセンスを堪能することができる作品になっています。

結哉を唆す…もとい、焚きつける…もとい、温かく励ます先輩・騎一の存在も非常に面白いです。

表題作は7割程度で、その後のエピソードに当たる「ラヴァーズ・ブートキャンプ」もがっつりページ数があります。この辺から和久井さんの様子がおかしくなり、シリーズの方向性が定まったな…という感じでしょうか。シュールと言っても過言ではないぐらいのバカップルぶりで、「無人島BL」と言えば真っ先に思い出す作品です。

2

アンケート…(´゚ω゚):;*.ブッ

うかつ攻め×必死受け(by作者)…面白かったです!
爽やかで優しそうな攻めがだんだんと変態になっていってるwww
ナマ足を堂々と盗撮したりとかwww
結哉への愛駄々漏れの脳内叫びも( ̄ー ̄)bグッ!
そして素面だと臆病で恥ずかしがり屋な小動物受けが酔っ払うとエロ可愛い生き物になるのがもうったまらんですねー( ̄m ̄* )ムフッ♪
いやー“素晴らしい酒癖”ですよw
和久井さんがビール少しでも飲ませようと策謀する気持ちがわかります。
コレクター魂は…とんでもない。
下手したらストーカーだよ!(*≧ε≦*)ノ彡☆バンバン!!

アンケートが切っ掛けで始まった2人、オチすらもアンケート。
ってかあらすじすらもアンケートという徹底ぶりに笑いますwww

あとがきの「日野たちは憧れの3Pです」にそこ詳しく書いてくれ!って思ったのは私だけじゃないはずだ。
続編が2つ出ているらしいけれど、そのどちらにも日野たちの3Pはないらしい…ぐぬぬ。
3つ目の続編に書いてくださいませんかね?

ってか感想送ったらSSが…!?
7年前作品ですが有効ですか?!(*゜∀゜)=3!!

3

笑えて楽しめる作品

まるごと一冊がひとつのストーリー。

まず・・・隣人のイケメンサラリーマンと近付くために
先輩の考えた奇妙奇天烈とでも言いたくなるアンケート、
これにずっと笑いっぱなしで読み進められます。

そして話は、受けでけなげな結哉目線で進むところと
どんどんオカシナ路線に引き込まれるリーマン仁さん目線なところと
交互くらいに入っていて、とても良く心情が解ります。

なので、読んでいてもスルスル情景が浮かんできて
とっても面白かったですね。

厚かましい先輩も、とってもとってもイイ人でしたw

1

読み終わったときも妙な達成感

軽快なラブコメでさらっと読めて笑えて楽しめました。
大人しく可愛いゲイの大学生、結哉が、隣に住むサラリーマンの和久井に恋をして、嘘のアンケートを装ってあれこれ質問攻めにするお話なのですが、そのアンケートがかなり長い。

笑えるお話だと前情報で知っていたのでまだ耐性があったのですが、多分何も知らずに読んだら予想以上のコメディーぷりにいい意味でもっと驚いたと思います。
堅苦しいお話は苦手という方にすごくオススメしたいです。

アンケートを通じて部屋を行き来するようになった二人は距離を縮めていくのですが、視点が交互に変わるのも割と無理なく読めてよかった。
和久井は良くも悪くも無難な男性、という感じなので、ノンケである彼がいくら結哉が可愛くても、完全に恋するにはもう少し時間をかけてもよかったかな?と思わなくもないですが、結哉がかなりの和久井信者で変態ぽいところがあるので、そこは楽しめました。

こんな可愛いお話なのにえろシーンが濃くて、結哉の乱れぷりがすごく意外でよかったです。
前編と後編の短いお話に別れてるので仕方ないのですが、えろ部分が全体通して少ないので、も少し見たかったかな~と思いました。

1

良作

良かった。
びーえるは切ないのがウリなので、たまにこういうラブコメでほのぼのな良作に出会うとすごく嬉しい。
このシリーズ大好きです。

0

笑撃アンケート

笑える作品だと知っていましたが
本当に笑いました。
外で読んではいけないと知っていましたが
読んでしまいましたー!
失敗でした(^◇^;)

このアンケートを考えた騎一先輩は天才ですか!
いや、突き詰めれば小林典雅さんが天才なんですが。

騎一先輩はもちろん、
攻めの和久井さんも、受けの結哉もいいキャラです。
和久井さんは、
アンケートに心の中でツッコミをいれながらも
答えをシミュレートしたり
質問の意図を探ったりしながら
なんだかんだ全問に真面目に答えてるんですよね。

そして、なんといっても結哉!
私は誘い受けや襲い受けが好きなんですが、
私の中の誘い・襲い受けランキングの中で
結哉が1位に躍り出ました!

たいていの誘い・襲い受けって
小悪魔だったり、ビッチだったりが多いのですが、
結哉はひと味ちがいます。

酔っ払って、「これはきっと夢だから、
目が覚める前にやりたいこと全部やらなきゃ!」
と慌てながら攻めを襲う。
新しい、そしてかわいい!
「夢じゃないからゆっくりやろう」と
言おうと思った和久井さんも
「現実だとわかったら
こんな風に思うまま振る舞わなくなるのでは」と
真実を告げるのをやめてしまいます。
その気持ち、わかる!と言いたくなるくらいの
結哉の乱れっぷりが最高です。

その後、和久井さんはどうにかして
結哉にお酒を飲ませて
また酔っ払ってもらおうとするくらいなので。

でも笑いだけでなく、ちゃんと甘々もあるところが
この作品のいいところですね。
2話目の書き下ろしの最後にある
和久井さんのアンケートがすごく良かったです。

次作は騎一先輩が主役だそうですね。
絶対読みます!ていうかすでに買ってあります。つ

5

面白すぎでした

初読みの作家さまでしたが、小椋さんの可愛らしい表紙に釣られ購入してみました。

BL読んで、こんなに爆笑していいの?と思うくらい笑ってしまった…。皆さん絶賛のアンケート。内容も面白いが、これに真面目に答える攻めの和久井さんも良い人すぎるし、アンケートを作った教授の『轟 義一』っていうネーミングセンスも、『轟 義一』ならぬ騎一先輩の所属する劇団で公演される舞台のタイトルも、面白すぎました。

受けの結哉も、恋に臆病になっている理由や、和久井さんに対するストーカーチックな行動も、きちんと理由があるので共感できる。彼の最低すぎる元カレが出てきてドタバタするシーンがあっても良かったかなと思ったのですが、そうしたシリアスなシーンが無い方がこのストーリーにはあってたのかなとも思います。

和久井さんも初めはきちんとした「大人な男」なのに、結哉に対する恋心を自覚した後は、まるでオッサンのようにエロに走るもの良かった。エロいことをしたいけれど、結哉に対しては大人でいたい、っていう彼の葛藤が良かったです。

騎一先輩もいい味出してますねえ。無神経なようでいて、ホントはちゃんと周りを見て行動している。表紙で小椋さんが描いてらっしゃる、ポンと結哉の頭に手を乗せてる騎一先輩。後ろを向いてしれっとしながら、実は結哉を応援してる、その感じが非常にストーリーに合っていてよかった。

小椋さんといえばあまりエロいイメージがないのですが、結哉が酔って和久井さんにフェラしている挿絵がすごくエロくてよかったです。

さっくりと笑えるストーリーで、楽しく読めました。

5

ポッチ

ココナッツさま

コメント、ありがとうございます☆
『なぜあの方に恋したのかと聞かれたら…』、非常に気になります!
変態攻め…。良い響きだ…www
ココナッツさまのレビューも拝見してきましたが、早速ポチってきます~~。

そうそう、『嘘と誤解は~』で、和久井さんがココナッツオイルを使った時に、密かにココナッツさまを思い浮かべてしまった私をお許しください(爆)。

ありがとうございました!

ココナッツ

ポッチさま

ポッチさま、こんにちはー!
わたしも小林作品はこちらが初読みでした。
変態?攻めがお好きでしたら小林さんの『なぜあの方に恋したのかと聞かれたら…』もかなりなものですよ(*^^*)

お腹が痛いwww

マジで面白かった!!!おかげで腹筋が痛いっす!!

アンケートの内容もぶっ飛んでるし(笑)
和久井さんも常識人かと思いきやけっこうキャラが濃かったですwww
結哉ちゃんはちょっとアレでしたけどめっちゃ可愛いキャラでした!

死ぬ前とかに読みたい一作です!!!!!!

4

ココナッツローションは媚薬の香り。笑

ツボった×2。ツボりましたとも!!!

感動すべき笑いの嵐です。

きわめてコメディな本作なのですが、きちんとエロいんですよ。
えぇ。確かにエロシーンはあるんです。
あるんですが。
エロいシーンなはずなのに笑うんです!
結構な濡れ場なのに笑うんです!!!

・・・だって心の声がお馬鹿すぎるんですもんっ

小林先生は初読みだったのですが。
姐様方ご推奨だけあって抱腹絶倒なのであります。
ホント、これは外では読んではいけません、ね。<読んで失敗した人。笑

どちらか一方ではなく結哉(受)、仁(攻)両方の視点で
描かれているので、すごく読みやすかったです。
というか、もう、ホントに二人のお馬鹿っぷりが高波で押し寄せてきて
遭難しそうでした。(゚ー゚;A

どんどん結哉のかわいさにほだされていく仁が
騎一作成のアンケートの設問をことあるごとに思い出し、
脳内で言い訳をしつつ翻弄されていく姿はニヤニヤが止まりません。
( ´艸`)ムフフ

そして!
酒の力を借りて結哉に告白する仁。でも中々承諾しない結哉を誘うキメ台詞がコレ。

『 …君も想像して。ここは、二人だけで漂流した無人島だから… 』

波の音のCDにエアコン温度を最高温度に設定。更に蝋燭で焚き火変わり。
いくら酔った頭とはいえ、よくぞここまで。笑
そして極め付けが「ココナッツフレーバーローション」!!!!
つまり。

「無人島」=「南の島」=「ココナッツ」

ってことですね!!!
バカです。おバカすぎて腹が切れそうですっっ ヾ(≧▽≦)ノ彡☆ばんばん!!
結哉も結哉で夢だと思って夢が醒めぬうちに…と、普段の大人しい控えめな性格が一変し、泥酔襲い受けに変貌!
かわいくて、えろえろしくて萌え萌えします。笑
また、小椋先生のイラストも作品のイメージと合致してて更に萌え度をUPさせてくれます!


結哉の超ネガティブ思考のため、紆余曲折の後付き合いだす二人ですが、
えせ無人島で繋がった二人は本物の無人島でレッツ再チャレンジです。笑

ホント付き合ってからの仁は欲望に忠実になったなぁと思います。
脳内での言い訳は減って(妄想はアホのように広がってますが…)、
もっともらしいことを言っては結哉を丸め込んで
えろい恋人を引き出そうと頑張る姿は涙ぐましいです。笑
(いやぁ・・・あれは単純に変態なだけ・・か?笑)
竜巻が襲ってくるのに島からの脱出あらず洞窟プレイを選択するんだもん。
(゚∀゚ )アハ
ま、ここでかみ合わなかった結哉との距離を縮めたから結果オーライだけどね。

ここまでくると後は激甘らぶらぶ変態な日々が送られるんでしょうね。
(*´エ`*)ウットリ


お馬鹿なアンケートからはじまり、らぶらぶに至るまでぎゅっと詰まった
作品でした。あぁ。満足。
ホント要所々にあほアンケートの内容が伏線のように張り巡らされているので、これはぜひ、実際に読んでお馬鹿っぷりを堪能いただきたいです♪

騎一のスピンオフの作品でもこの二人の話もあるみたいなんで早速入手しなくては!

7

期待しすぎた

笑いのツボがはまれば面白いのだと思います。
アンケは確かに面白かったです。
が、ここでレビューを読んで期待しすぎたからか、さほどの面白さでは
なかった。
また受けが女性のような・・というと言いすぎかな
男っぽさがないタイプなのと、後半で攻めのマニアックぶりにちょっと
ついていけず中立評価となりました

2

買ってよかった!

結構前の本らしく、書店に置いていなかったので、
友達に頼んでネットで購入致しました。
読み始めると止まらないですね!!!
BL作品を初めて購入したので…ちょっと恥ずかしかったのですが、
読んでる最中の方が恥ずかしかったです(笑)
和久井さんにゾッコンなゆいやも可愛いし…
ゆいやに惹かれてく和久井さんもカッコいいし…
切なさとか悲しさとか一切感じたくなく、
ただただいちゃいちゃきゅんきゅんが読みたい!!
という方にはもってこいの素敵なお話だと思います。

1

インパクト凄すぎる

友人から【笑いの伝道師】がいる、と言われて購入。
読んでみたらなるほどなるほど。
あらすじからして、すでに笑いのにおいが漂ってましたが、これは真剣に自室で読んでよかったと思いました。
思い込みの激しい受と、それ以上に思い込みの激しい変態攻による、ドタバタコメディです。
いろいろとツッコミ所が多すぎて、随所で吹くはめになりますので、コーヒーなどの飲料を片手に読むのは危険です、気をつけましょう。

前半アンケート編はもうとにかくアホな受がひたすらぐるぐるしてますが、後半の無人島編に突入すると、今度は攻の隠れ変態ぶりが遺憾なく発揮され、これまた笑いのツボに入って大変です。
何でこんなに災難続くんだってほど、次から次へと(笑)
竜巻が発生した時には、もう笑いでお腹痛かったです。
結局すったもんだしたわりにはあっさりとくっつき、何だかもうこの愛すべきバカップルがたまりません。

脇役も凄くキャラが立っていていい。
あー、おもしろかった。

5

その発想はなかった!

お隣のイケメンサラリーマンに恋をする内向的な大学生、そんなお隣さんに近づくために取られた強硬手段はアンケート…!?
劇団に所属する先輩のほぼ無理やりな提案で突入したアンケート、このやり取りが本当に楽しいです。変哲で下ネタばかりの質問に至極真面目に答える攻めが普通に良い人で可笑しいし、そんな内容がないと思っていた項目が全部伏線なんですよね。
アンケートのあとは怒濤の伏線回収劇です…!清々しいです。
続編の無人島も、大きな起承転結の「転」はないけど、安心して読めるラブコメでした。ムク先生の絵が本当に可愛くて癒された。

1

しっかりまとまっていて、よかった

ラブラブ甘々、普段は読まないようなストーリーです。攻めが爽やかで、受けはウジウジだけど可愛くて和みます。恋に進むテンポが丁度よかった。
純情かと思えば、エッチシーンでの淫乱さ。いつもはエッチシーンはどんな媒体でも飛ばして読んでたんですが、これは良かったです。
先輩がいいキャラしていました。

3

バカップル爆誕

たしか、この本が典雅作品との出会いだったと思います。
そして見事に典雅ワールドにハマりました。

和久井さんは爽やかな顔してムッツリというか・・・爽やかな変態って感じです。
結哉は可愛いです。とにかく可愛い。
後ろ向きなんだけど、ネガティブゆえに時に思い切った行動にもでます。
そこがイイですね。

個人的には結哉の襲い受けが萌え!!でした。
可愛い顔してエロいのがたまりません。

結哉の先輩の騎一がかなりイイ仕事してます。
このバカップルが誕生したのは間違いなく騎一のおかげですね。

4

お馬鹿カップルの原点

思い起こせば、ここから始まったのですよ。

レビューの順が逆になっちゃってますが(--;)
愛らしいお馬鹿カップルの誕生秘話として、あと読みもアリかもです、
いや、ないか。

そもそもは、1年間もずーっと片思いしている結哉くんを助けるべく
騎一先輩が一案講じたアンケートが始まり。
これが、いずれはあんなこんなになっていくわけですよ・・・

いやぁ、人生って何がきっかけで、どう転ぶかわからないですねって話
(そうなのか?)いや、こんな変わり方なら体験してもいいような気がしますって
もう、かなり感化されて、もはや私も超絶非常識状態(๑≧౪≦)ノノ

2

神アンケート。

皆様の評価と噂のアンケート(笑)に期待して手に取りました。正直裏のあとがきだけだと読まなかったかも。
そんな初小林作品。

噂通りのアンケート!凄いです!しかもただお近づきになるためのツールだけではなく、その後も攻めの深層心理にちょいちょい影響を与えてくれ、関係を発展させてくれる優れもの☆そのためのインパクトの強いアンケートだったんですね!
正直受けがネガティブ過ぎてのりきれないとこもあったのですが、アンケートとノンケで普通な攻めの徐々にあきらかにある変態さが面白く、あっという間に読み終わってしまいました。

1

声出して笑った

初読みの作家さんです。評価が高そうだったから挑戦したけれど、コメディ要素が強烈過ぎて、笑えるってこと以外の感想がまったく浮かびません。とにかくBLってジャンルの幅広さに感心するばかりです。面白い作品が好みの方には良さそうですが、個人的には、サクサク読め過ぎてしまうからか読み返すタイプのお話ではなかったです。でもアンケートの面白さは素晴らしくて、特にアフロヘアの回答には何を読んでいるか忘れて声出して笑ってしまいました。

0

インチキもトンチキも 笑ってキュン♡

小林さん作品二作目。
初読みだった一作目は不発に終わり、
いやいやいい作品があるんでっせ!という声に背中を押され
ではでは今度は外さずに読みたいものだ……と、こちらを読んでみました。

電車の中、BL本読んでいるだけでなんとなく怪しかろうに
いや、これ、グフフフ……と笑いを噛み殺し、
さぞかし怪しいおばさんになっていたことだろう、ワタクシ。
ああ、思う存分笑える場所で読み始めるべきだった、と
反省するも止められず、読み続けてしまったことでありますよ。
さてさて(笑)


美形でお坊っちゃまなくせに超ネガティブな結哉は、
マンションのお隣に住むイケメン会社員に、密かに片想い中。
振り向いてもらえるなんてあり得ない!とただ陰から見ていた結哉だったのだが、
高校時代からの腐れ縁的先輩・騎一がお節介にも考え出したアンケート作戦で、
お近づきになることに成功!

このアンケート場面がめちゃくちゃ笑えるし、
質問も爆笑だし結哉の行動と妄想もおかしい。
このアンケートの質問が、後からチョロチョロきいてくるのも上手いなぁ!
ラブがちゃんと散りばめられたコメディで、笑いながらキュンとして読了。

続編では、まとも(だったはず)なイケメン会社員・和久井視点。
そして、実は相当変な人になっております。
一皮むけば、って話なのか、
可愛いけれど実は妄想変態体質の結哉と付き合ってこうなったのかw

あ〜、面白かった!


8

笑いたいって方におススメの作品

小林さん初読みでしたが、ノリもテンポもよくて面白かったです♪

ポジティブ、でもちょっと変態思考の和久井さんとネガティブでマイナス思考なんですが気持ちはまっすぐな結哉君2人のお話。

まず何が面白いかというと先輩の作ったアンケートです!!

普段絶対に聞かないだろうというアンケートに変だなと思いつつ律儀に答える和久井さんww良い人すぎる。そんな和久井さんは両思いになってからちょっと変態思考が表れてます(笑)そして鈍すぎるww

結哉君は普段はおとなしくてネガティブでマイナス思考なんですが、エロ方面になるとス
イッチが変わるというギャップの持ち主でもありました!!
そして一途でかわいい乙女な部分もあってこんな恋人だったら可愛いんだろうな~と思いました☆

コミカルで、面白くてバカップルが読みたい、笑いたいって方におススメの作品です♪

5

破天荒ってこのことなのね

わたしの初・小林作品です。
小林さんの作品導入にはもってこいかもしれません。
小林さんの書かれる世界観がわかりやすい形で描かれています。

わたしは攻め視点が好きなもので、こちらの作品は攻めと受けともの視点で読めますし、何よりHもしっかりあるのに笑える!のが二度美味しい。

受けの結哉はお隣さんの仁に片想い中のゲイなのですが、とても性格が良いのです。
わたしだったら先輩(受けの協力者?のちのスピンオフ主人公)にあんなに優しくできません。
もちろんこの先輩の存在なくしてこの作品も、結哉の恋も成り立ちませんけども(苦笑

攻めの仁はノンケサラリーマン。
爽やかな外見に似合わず、実はかなり明るい変態?入ってます。
その肉付けが仁のキャラクターの魅力ではないと。
後半は両想いになってからが描かれていますが、変態度UPしてます。
(スピンオフ作品の中に入っている仁×結哉のショートでも爆発中)

弱々しい受けは好みではないのですが、結哉は大人しい系ではありますがその辺り嫌味がなく、読んでいるとなんか苦笑してしまうキャラです。
弟にいたら、わたしも先輩のようにパシリにしてしまいそう…
そんな乙女系結哉に隠れ爽やか変態の仁はお似合いでした。

先輩作成のアンケートがこの作品のキモです。
ぜひ、読んでみてください。

10

エロい!可愛い!!

皆さんのレビューを見て読みました。
とても面白かったです・・・!
エロくて可愛い!
これに尽きますねぇ。
盛り上がりがあるような派手な展開じゃないのに軽快でさくさく読めました。
きゅんきゅんする箇所がとても多くて、こんな男の子(受)ならノンケの男(攻)が落ちちゃうのも納得( ´////`)
キャラが濃くてよかったです。
特に一騎先輩GJすぎます!!
どんどん変態になっていく攻めも面白い(笑)
続編があるようなのでそちらも読みます♪

4

笑ったぁ!


笑えてきゅんとして萌えるそんな作品です!
この作品にハマると小林典雅ワールドから抜け出せません。
私は作家買いをして止められなくなりましたwww
小林典雅先生の文章の中に笑いと萌えを入れるセンスが抜群です!大好きです!

小椋ムク先生のイラストも素敵すぎます。

天然でのんびりした結哉とその結哉を不審に思いながらも可愛いと思ってしまうぬけてる和久井さん(笑)

和久井さんが完璧で素晴らしい人ではなく抜けてて好きな子に対して邪な気持ちを抱いてしまうあたりがとても好感が持てました。

先輩のキャラも素敵です。先輩がはっぱかけなきゃ結哉と和久井さんは付き合ってないですからね!
先輩が一番私を笑わせてくれました(笑)ありがとう先輩(笑)

笑わってきゅんとして甘い話を読みたい方オススメです!

5

なんて爽やかな

なんて爽やかな1冊でしょうか!
コミカルで、読んだ後もすがすがしい気持ちになります。

天然でかわいい系な受って、
読み手として受け入れることができないときがあります。
しかし、この作品では、
攻もちゃんとカッコよくて、受もちゃんとかわいいと思える1冊で、
素直に楽しむことができました。

この作品のいいのは、受である結哉の目から見ると、
いつもカッコいい和久井さんなのですが、
実は、抜けてたり、ちゃんと下心があったり、
完全無欠な超人になってしまっていないところです。

そして、後半は、結哉というより、和久井目線で、
結哉みたいな恋人は、かわいいだろうな~と思ってしまいました。

楽しく読みたいときに、お勧めです!

4

いろいろとぶっとんでいる。

こっそりとお隣さんに片想いしている大学生が、先輩に偽アンケートを渡されてお隣さんにアタックしにいきます。

攻様、受様、先輩……どのキャラクターも濃いです。
まず攻様は爽やかなエリートサラリーマン。休日にはジムに通うナイスガイ。
次に受様は子栗鼠のような見た目に、健気でおとなしいが、酒癖が悪い。
最後に先輩です。少し図々しいですが、面倒見がよくてかなりユーモラス。偽アンケート作成者。
偽アンケートの内容は一般的なものから、徐々に下系の方向に。

すべて読み終えたあと、一番の変態(一歩間違えれば変質者)は受様だと私は思いました。可愛いのに、やることがたまに可笑しくて笑えます。それから、恥ずかしがるくせに淫乱。たまらないです。
後半の攻様のキャラクター崩壊っぷりにも笑わされました。爽やかな顔してこんなことを考えていたのかと。

バカップルなのに見ていて楽しくなるお話でした。

5

笑って、悶えて、きゅんとする!

この、普通にはありえない設定をぐいぐい読ませてしまう文章力と構成力。結哉くん可愛すぎでしょう!和久井さんは読み始めた頃と読み終わる頃では少し印象が変わります。愛しいギャップです。
BL小説でこんなにわくわくして、ぐいぐい読み進めてしまったのは初めてでした。
本当に大好きな作品です。

8

アンケート『だけ』でも読む価値はある!!

小林さんのセンスそのものには、素直に敬意を表する私ですが、正直他の作品はどうも今ひとつ乗りきれなかったんですね。

でもこれは、純粋に『今まで読んだ中でいちばん(単純な意味で)面白い』BLだったかもしれません。いや、最高です!

キャラクターがよかったですね。ごく普通の常識人に見えたのに、実はヘンタイだった和久井さん(攻)も、なんでそこまで、というくいらいネガティブでマイナス思考の結哉(受)も。
私はもともとこういうキャラクター(明るいヘンタイ攻も、ネガティブすぎる受も)が苦手ですらないので、ホントに楽しかったです。

裏表紙のあらすじ(すでにあらすじじゃないけど)の破天荒さに腰が引けてる方がいたら、騙されたと思って読め!とにかく読め!とだけ言っておきます。

4

アンケートに爆笑

やっぱりあのアンケートは反則です!おもしろすぎ。あれで恋に落ちるものなんだ・・・。

恋人になったあとの和久井さんのはっちゃけたテンションはなんなんでしょうね(笑)。あんなに結哉にベタぼれなのに、結哉はまだ不安なんですね。

まあもともと自分に自信が無い子だし、和久井さんは自分が引き摺りこんでしまったと思っているのだから仕方ないんでしょうけど。もう少し図々しくなってほしいものですね。

あと個人的にあらすじにもツボりました。なんだか白泉社の本気を見た気がします(笑)。

13

少女マンガかってくらいかわいい!!

正直、カバー裏のアンケートは「f」で小椋ムクさんのイラスト買いでした。
話に合ってて、エロのイラストも良かったです。
個人的にラブコメ大好きなので、当りの作品です。

隣人と近づくきっかけになった嘘のアンケート。
「アンケート長っ!」と思いつつも人事だけに笑える質問ばかりで、
多少怪しくは思ってはいるけどよく仁は怒らずに答えたなぁ。
いい人だわ。と感心してしまったり、ツッコミどころ満載で
それが楽しい。

先輩・騎一のアドバイスを素直に実践する結哉はかわいいし
騎一に嫉妬する仁もいい。

「泥酔襲い受」普段とのギャップにハマりました・・・。
酔ってエロく豹変する結哉は意外すぎて良かったです。

書き下ろしでは仁が変態入っていて笑えました。

3

「ある朝鏡を見るとアフロヘアになっていたらどうしますか」

<あらすじ>
「嘘と誤解は恋のせい」
 子リスのような可愛らしさたっぷりの嵯峨結哉(さがゆいや・20歳の大学生・受け・ゲイ)は、隣りに住むイケメンサラリーマン和久井仁(わくいじん・26歳・攻め・ノンケ)にはじめて会ったときから一目ぼれ。しかし極度の緊張症のため、たまにエレベーターで一緒になっても会話もできず、ただ毎朝和久井が出勤するのをベランダから眺めるだけ。
 そんな嵯峨を見かねた六車騎一(むぐるまきいち・結哉の先輩・劇団員)は、嵯峨のために偽の学術的(?)アンケートを作成する。嵯峨が和久井にその偽のアンケートの回答に協力してもらうという口実で、二人が仲良くなるきっかけを騎一が作ってくれたのである。
 はじめはとまどう嵯峨であったが、ついには騎一の後押しに圧倒されて、和久井の部屋にいざ出陣!!
 およそ普通のアンケートでは想像もできない質問を通じて、二人は次第に仲良くなっていくのであるが・・・

「ラヴァーズ・ブートキャンプ」
 晴れて恋人同士となった嵯峨と和久井。しかし、嵯峨は和久井のことが好きすぎて、二人きりになると緊張のあまり、動悸息切れ気付けのために救心と養命酒を一気飲みでもしないとおさまらないくらいのパニックに陥ってしまう。そのため、一度体を重ねたきり、いまだ二人は親しい隣人の域を出ないままにいる。
 そんななか、和久井の同僚・日野千央(ひろちひろ)が会社を辞めて、あらたに無人島ツアーの会社を設立することになる。そのツアーモニターを頼まれた和久井は、これ幸いと、ツアーモニターを口実に嵯峨を一泊二日の無人島ツアーに誘う。
 和久井と二人きりの旅行ということで浮かれる嵯峨であったが、その一方でもともとノンケであった和久井を、自分の突拍子もないアンケートをきっかけに人にいえないゲイの世界に招きいれたことに対してどうしても後ろめたさが消えない。いつかは女の人のもとにいってしまうのであれば、今ある幸せが一時的なものであることを忘れてはいけないのだという気持ちから、純粋に旅行を楽しめない嵯峨。
 そんななか天候が悪化し、二人は洞窟に逃げ込むのだが・・・

<感想> ※ネタばれあり
 ぎゃ~~~~~!!結哉が可愛すぎるし、和久井さんが変態すぎる!!!!
 「嘘と誤解は恋のせい」では、あまりに突拍子もないアンケートがおもしろすぎて、一人でにやにやしていました。たとえば「人にいえない趣味はありますか?」とか、「もし他人に知られなければやってみたいプレイはどれですか?」など。これを作った騎一は天才だと思います(笑)
 もともと結哉が恋に奥手なのは、高校のときに付き合っていた先輩に高校卒業と同時にあっさり振られてしまったことがトラウマになっているからなんですが、その一部始終を知っている騎一が、後輩の恋を応援するためにこんなアンケートを作ってあげたのかと思うと、少し羨ましくもあります。がさつで、下品な騎一なんですが、すごく情に厚く、すごく結哉のことを大事にしていることが文面から伝わってきて、温かい気持ちにさせられます♪
 個人的に一番好きなシーンは、最後に和久井が結哉に対して、「たった今恋人になった隣人としたい理想のデート」をアンケートするところです。「複数回答可だから、全部選んでもいいよ」とやさしく問いかけ、結哉を抱きしめるシーンに、一人読みながら「結哉、よかったな・・・泣」と涙しておりました(笑)
※余談ですが、ドラマCDもこのシーンが一番のお気に入りです!!

 「ラヴァーズ・ブートキャンプ」は、「嘘と誤解は恋のせい」とうって変わって、和久井が結哉に対してデレデレになっています(笑)
 「今から帰ります❤」と絵文字つきのメールを送ったり、毎日朝ベランダから和久井を送る結哉を見ては、脳内で「あそこで超可愛く手をふっているのが、俺の好きな人です!!」と叫んでみたり、みているこちらが恥ずかしいくらいのデレデレっぷりです!!
 結哉も本当は付き合えてすごくうれしいんだけど、やっぱり過去の恋愛のトラウマから素直に甘えることができないんですが、ここらへんの描写は、なんだが他人事と思えませんでした(笑)
 自分も過去に彼氏から、「どうせこじろーはいつか女の人と結婚するんでしょ」と言われて、なにも言い返せなかったことがあります(泣)なつかしい・・・
 話が横にそれました(笑)
 しかし、最終的に天候が急激に悪化したのがきっかけで、洞窟エッチに突入するんですが、このエッチシーンがまあエロい!!!
ケツに塗るローション的なものがないから、和久井が結哉のを舐めてならそうとするんですが、結哉はこれが恥ずかしいらしく
 「和久井さんに一度イってもらって、和久井さんのを・・・かけてもらって・・・それで・・・濡らしてもらえませんか・・・?」(原文ママ)
 と申し出るんですが、どう考えてもこっちのほうが恥ずかしいだろ(笑)!!!!
 でも和久井さんも言っているんですが、「今の提案想像しただけで、ちょっと出るかと思った」という気持ちは、よくわかります(笑)

 総じてすごく可愛く、ハイテンションで、かつエロい小説で、大満足の一作でした!!しかも、小椋さんの絵がまた可愛くてすごくぴったりです♪
 今元気がない方は、ぜひ本作を読んでみることをおすすめします!!きっと騎一のアンケートに元気をもらえるはずですよ(笑)
 

3

おもしろすぎる!

ムクさん挿絵に惹かれ購入~小林典雅さん初読みでした。

とりあえず、めちゃめちゃ面白い!!アンケートで笑わされ、
騎一の発言で笑わされ、結哉と和久井の心の声で噴出し!
こんなに小説で突っ込みながら笑ったのは初めてかもしれないww

主人公達の心の声がムッツリで変態でアホで超面白かった!
(特にキャンプ編)
どっちもどっちだよーこの天然バカップルww
和久井が結哉の生足を撮影しようとしてる絵なんかホント只のエロ親父すぎて笑いまくったwww
早くお互い曝け出してしまえばと思いながらも、こんな笑える心の声をぶっちゃけてしまうのは惜しい気もする!
ポジ&ネガ<ティブ>カップルの今後は甘々だといいなぁv
続き早く買わなきゃ!!騎一が主人公だし、期待大vvv

先輩の騎一が本当に良い味出してるんですよね~
駱駝めっちゃウケるww
小林典雅さんもっと漁ろう!笑わせてくれそうだーーー!

11

エロ可愛いw

ちるちるさんでの評価が高かったので今更ながら最近読みました。
まさかと思ったけど、こんなに笑えるとは…終始2828もとまりませんでしたw

まず、キャラが魅力的!!
主人公・結哉はうじうじネガティブキャラですが実はすっごいエロ可愛いんですよ。お酒もっちゃったらやばいですこの子!
そして、和久井さん。傍から見るとひねりもなく普通のカッコいい男性。だけど結哉のことになると、変態っぷりが垣間見えたり、後半だとさらに悪化していきます(笑)
そしてそして、2人の恋のキューピット・騎一先輩。なんだかんだ言って一番存在感が大きかった気がします。何されても憎めないキャラですねw

「ラヴァーズ・ブートキャンプ」では本当に2人で無人島行っちゃいますよ!!そこでの2人の身に起こること全部都合良すぎだけど、この作品だったからこそ許せたと思います。バカップリぶりが見れてまた2828でした。

4

シャイで乙女なお隣さん

とにかくキャラがいいです。
シャイで乙女な結哉と、その隣人のイケメン和久井。
どちらもキャラが濃く魅力的で、読んでいて楽しかったです。
特に脇役のはずの先輩がいいキャラでした。
結哉の背中を押してあげる世話焼きな先輩が好きだ←

ストーリーも読みやすくて、なかなかよかったです!
でも、無人島の回は個人的にいらなかったかな?
最初のもじもじした初恋の部分だけでよかった気がします。
それでもストーリーは面白くて、楽しかったです!
ただ、何度も読み直そうとは思いません。
一回きりで十分です。

2

そうだ、アパートに引っ越そう

↑と思えるような作品です(笑)
ほんとよかったな。
なんたって文章が巧みすぎて・・・。やってくれましたね!っていう感じで
言うことなく面白かったです。
終始アンケートってのがまた・・・っ!
笑った笑った。面白くて机をバシバシ叩きました。
受け目線からも攻め目線からも、はたまた脇役目線からも楽しめました。
それぞれ考えてることがおもしろすぎて何度も読み返したくなる、心温まる、笑える、萌える!
読んでみなければわかりませんよ

4

本裏の問いの答えは「d」でした

片思いの相手にアンケートで迫るという、
斬新なアプローチもさる事ながら
そのアンケート内容がまた突飛というか変態ちっくで、
突っ込み&笑い所がありました。

残念ながらメイン2人の恋愛過程はそれ程楽しめなかったのですが、
結哉の先輩で、恋のアドバイス役の騎一のキャラクターが濃くて、
彼にはとても魅力を感じました。
好きな人の前でどもるは挙動不振になるはの、
頼りない結哉の尻を叩いてはっぱをかけ、
結哉の部屋に入り浸って仲良くしてるせいで
和久井からは嫉妬の対象になり、と存在感ありまくりです。

普段は純情で内気な結哉の、酒が入ると豹変する乱れっぷりは
大変エロかわいいです。
何気に変態要素がありそうな和久井とも、
色んな意味で相性が良さそうでめでたしです。

0

ツッコミどころがあり過ぎて困るな~

なんて結哉はネガティブ思考なんだ!
いやあ~これほどネガティブな登場人物を見たことあるかな?ってくらい(-∀-;)
でも不思議と嫌な感じはしない・・・!?
それは彼が純粋すぎる+超可愛いからだろうか。
和久井さんスキスキ~!だけど好きな彼はノーマルだから・・・自分なんか・・・としゅんと落ち込む姿は子犬みたいでなでなでしたくなります♪
あと、脇役なのにキャラが濃いすぎる騎一は良いキャラをしてますわ~!
本当に良いセンスしすぎ!!

何といってもこの小説のいいところといえばおもいっきり笑えるところでしょ!!アンケートの内容が神すぎる!面白いィィィイイ!!
でもうちはこのアンケート答えたくないな・・・(笑)

ラヴァーズ・ブートキャンプのほうは、本当に自分が無人島に行ってるような気分になれます♪
これで本当に結哉と和久井が恋人同士になれたな~と実感できました。
よかった。でも無人島では大変というか災難が多かったですね(水関係の)
結哉はドジっ子状態。完璧な和久井までちょっと間抜けだし。
心の中で思ってることがエロおやじが考えているようなことだとか、また違った和久井を見ることができました。

この小説はすごく面白いので買ってよかったな~と思いました。
元気がない時に読みたくなる本です☆

0

もう、無駄に面白いっ!

馬鹿馬鹿しすぎてもう何も言えない(笑)
中途半端さのない、この突き抜けた感が、なんとも言えず心地よかったです。
この作品にきっと、「アホや~!」「馬鹿馬鹿しい~!は褒め言葉だと思う。

小椋ムクさんの挿絵に惹かれて「恋する遺伝子」と2冊同時に買ったんですが、裏表紙のアンケートを見て、正直読む前にかなり微妙な気分になってしまいました。
この本はまあなんとかギリで「読んでもいいかな」って感じだったんですが、「恋する遺伝子」のアンケートは「3つ以上○の方は読んでください」と書いてあるにも関わらず○は1個しかなかったんで。

早まっちゃったなぁ、けど2冊買っちゃったから読まなきゃもったいないよな~。
と、暫く放置ののち、どっちかというと「しょうがないからさっさと読んじゃうか」って感じで取り掛かったんですが……。

もうこの馬鹿らしさが何とも言えずツボにはまり、めっちゃ楽しみました。

こんなアンケートあるかいっ!
あんな親切な隣人おるかいっ!
そんな唐突な惚れ方あるかいっ!
部屋に暖房入れてココナツの香りで南の無人島とかないわっ!

なんだか、内容は全然違うけど、凪良ゆうさんの「全ての恋は病から」を読んだときとおなじようなスタンスで読んでしまいました。
究極の娯楽作品!ツッコミ無用!むしろツッコミとか邪道!
って感じです(笑)

とにかく、攻めの思考が面白いんですよね~。
いや、もちろん、あのアホらしいアンケートがあっての話ですが。
「変態って思われそうなんでこっちにしとこう」みたいな選択が、すっごいリアル!
変態ってきっと、誰でもが持ってる素質なんでしょうね。
あとはそれを日頃オープンにしてるか、ちょっと隠してるか、全部隠してるかの違いで、「エロい」だったり「ムッツリ」だったりするだけで(笑)


無人島の方は……。
もともと必要以上のマイナス思考受けが大嫌いなので、途中で若干イラっとしましたけどね。
でも、攻めやら先輩やら他のキャラが、受けのマイナスをカバーして余りある、迸る「萌エネルギー」を発していたので、楽しめました。

っていうか!
攻めがだんだん壊れていく様がもうっ><
「俺の好きな子は、男の子なのに膝小僧が綺麗なピンク色なんですっ!」
とか脳内で叫んでるムッツリ嫌です!いや、好きです!(笑)

文章がいちいち面白く、全編笑いながら読みました。
クスッと笑ったり、思わず吹き出したり。
してないときにもずっとニマニマしていたはずです。
ヨン様の視界に入りたくて、バカ殿コスプレで欽ちゃん走りとか、どんだけ自己アピールしたいんだよっ!(笑)

これ、人前で読むのは絶対にオススメしません!

2

笑った、ニヤけた、キュンとした~

今までに出会ったことないストーリー展開でワクワクしながら読みました。
キャラの性格とかはめずらしくもなくて、いたって普通の設定なのに
延々と続く意味不明だけど、めちゃツボにハマるマニアックな
おもしろアンケートのオンパレード!
またまた、それに真面目に答えつつ、心の中の声まで聞けちゃう
一度で二度おいしい和久井さんの2枚目なのに抜けてるおバカキャラ。
そして、何をしてもかわいくて、純粋で、女の子より女の子らしい
ひざ小僧までピンク(ありえねぇ~)な超ネガティブ思考の結哉。

あと、忘れちゃいけないキューピッド役の騎一先輩。
なんだかんだ言って、一番おいしいとこ取りの彼だった気がします。
騎一のセリフに何度笑わせてもらったことか...
ちょっと無神経でもあるけれど、結哉のこと大事にしてるのが
ありありとわかって、キャラ的には一番好きだったなぁ~
特に「仮面をかぶるのです、マヤ」、これにはウケたウケた!
ラブラブでニヤニヤするんじゃなくて、
笑ってニヤニヤするタイプの本に久しぶりに出会えました!

結哉の性格は正直ウザいぐらいネガティブで苦手なタイプなんですが、
それを感じさせない程のいじらし過ぎるかわいい態度と、
笑いの散りばめられた騎一のセリフのおかげで、気になりませんでした。
だって、結哉がそんなことどうでもよくなるぐらいキュン死にしそうな
かわいい反応するし、騎一のアンケートの内容おもしろいし、
その視点のズレた解析に笑い転げるし...
これこそラブコメ!はぁ~癒されました!!
無神経で厚かましいだけの騎一先輩が、和久井さんと目配せで思いを
通じ合わせるまでになった時には、なんだか和久井さんより男前に
見えてきたぐらいですww

無人島もどきエチシーンおもしろかった~★
こんな変なシチュエーション作り出す和久井さんもいいし、
酔って淫乱ガツガツ誘い受の結哉もナイス!
まさか結哉が和久井さんに「いい子にしててね」なんてセリフ言うとは~!
ここめっちゃ萌えますww
和久井さんもされるがままいい子で待ってるし~かわいっww

「ラヴァーズ・ブートキャンプ」
ヨン様&福山さんのたとえ、おもしろいなぁ~
それはさておき、裏設定3Pの日野君はどう見ても社会人には
見えないんですが...
ガクラン着た中学生!?ってレベルなんですけど~

無人島に渡ってからは2人共“恋は盲目”バリに、バカップルです。
恋人同士じゃないと変態ストーカーなみのことやってますね~
でも、この2人が(一応)恥じらいつつしてるのがかわいいんです♪
結哉のネガティブ思考もピークで、ウザいレベルにまで達し、
限界を感じたとこでやっと解放です。
おかげで、そのあとのエチがとってもかわいらしく、
萌え萌えになったのは言うまでもない...

最初から最後まで小ネタと笑いとキュンキュンたっぷりのお話でした。
ムクさんの絵でさらに萌えMAXですね~www

3

何度も読み返してます!

買う時ビニール包装で小冊子のオマケ付きだったのであらすじ見えなくて内容がわからなかったんですよ。
購入してからあらすじ読んでアンケート式だったので??でした。
そしてはじめに開いて読んだのが作者のプライベート項目。
ここもやっぱりアンケートw
(もし絶対に警察にしょっ引かれない保証があれば福○雅治の一カ所どこに触るべきか?)

彼のファンなのでのっけから笑ってしまった次第です。その時点でこの話は面白そうだと予感しました。序章という感じ。

実に面白い(笑)
隣人に恋する大学生・引っ込み思案な結哉をノーマルな先輩が恋愛指南する話。恋愛指南というとたいていマンツーマンで恋に発展していくスタイルがBLには多いですが、意外と第三者の手助けってパターンBLには少ないように思われます。

先輩が恋のお相手に突撃!アンケートなるものを作成。
それをもとにしどろもどろになりつつも可愛い結哉が好青年のサラリーマンに少しずつ近づいていくわけですね。

アンケートの設問が自由でいい!作者も読者も楽しい内容とそれを選ぶ和久井が人目を気にして「ホントは~だけど無難に~」にする心理とか共感できます。
また後後その答えから導き出される和久井の人物像を考える先輩。
的をつきつつ突拍子のない判定が酷くて笑えます。
肝心の結哉ですが、この子がまた可愛くって!!またエロい。夢で一度断念したからって今度こそと頑張ってしまうあたりが人間味ありすぎ。
まんまと作戦にハマり可愛い彼に毒された和久井が、押し倒されちゃった時には展開の意外さもあってもう大興奮でしたvv
可愛い彼に早くも毒されて無人島の設定をせっせと作るロマンチスト和久井の図も良かった。

この後の出来事も短編も凄く面白くて言いたいことがたくさんあるのに!
言葉に出しきれない・・・やっぱりこの作品は神ですね。

ちなみに件の作者のアンケート。
一カ所触ってもいい場所を選ぶなら・・・

h.その他 de 唇~!!と私は真剣に考えた末、答えます(笑)






5

やべーよ私、笑いっぱなし!

すごい面白かった!
外で読みはじめたんだけど、あまりにも面白くて口元がヒクヒクゆるむから、「ここじゃダメだ!不審者になってしまう!」とカバンにしまい込み、家に帰ってからじっくり思う存分ゲラゲラ笑いながら読みました。

スーパーマイナス思考な受けくんだと聞いて、あんまり期待してなかったんですが(マイナス思考な受けってあんまり好きじゃないもんで)、そんな心配無用でした。
私、この受けくん大好きです。ハァハァ可愛い。
はじめてマイナス思考バンザイ!と思いました。
酔っ払ったときの誘い受けっぷりにギャップ萌え。もう萌え死ぬかと。
素材の調理方法によっては、マイナス思考も萌えポイントになるんだなぁ…小林典雅さんは料理の達人だと思いました。

受けの可愛さに負けてない、攻めの可愛さもポイント。
彼の「内心の気持ち」が面白くて面白くて可愛くて。
へんなアンケートに面食らいながらも、生真面目かつ仄かな変態風味なツッコミを繰り出す「内心の気持ち」にげらげら笑いながら萌えました。

あと騎一先輩の存在がいいですよね。存在感ばつぐん。当て馬ではない当て馬な脇役。彼なくしてこのお話は成り立ちません。
あとがきに書かれてた「騎一がゲイに目覚める番外編」とやらを是非!是非ぜひ読ませてください!

小椋ムクさんのイラストもぴったりでした。
小説ではイラストをあまり気にしない私も、心から小椋ムクさんGJ!と思いました。
オススメです。
超オススメ。
みんなにオススメ。

5

目が覚めないうちに、

五十年ぐらい忘れられないようなことしなくちゃ、、

本もCDもなかなか評判いいし、小椋さんの表紙はかわいいし、
ずっと気になっていた本作品。
ようやく読んだけど、
評判に違わないおもしろさでした。
病院の待合室で読んでたから、笑いをかみ殺すのに必死。
泥酔襲い受けエチも、かわいくてエロエロ。
うかつ攻めの和久井さんが、いちいち几帳面に心の中でツッコミ入れているのも楽しい。

確かに結哉はネガティブすぎて、チョいイラっと来るところもあるけれど、小椋さんのかわいい絵で、ぴるぴるされちゃったら、、、
うかつにも、かわいいって、ときめいちゃってもしょうがないよね。
この作品のおもしろさは、この和久井の、真面目で、柔軟で、「うかつ」な所に尽きる。
いくら何でもアリのBLでも、ありえねー、な、このとんでもない設定。
和久井があまりにも「うかつでいい人」なので、楽しく笑って読めた。

3

結局お互いでれでれなんですね。

アンケートで話が進んでいくなんて、おもしろい。
裏書までもアンケートなんですねっ。

結哉の好き過ぎてテンパリ具合が笑えます。
和久井さんそんな結哉に最初から引きずり込まれてるし。
そんな天然子犬結哉の泥酔。。なんて淫ら!
なんだこのエロ可愛い生き物は・・・って和久井さん。思考が若いな。
これはもう結哉の不戦勝ですよね。

両想いになってからの2人。
お互いべた惚れなのに、言葉が足りないものだから空回り。
乙女思考すぎる結哉と、和久井さんのむっつり具合の空振りがまたまた笑える。
こんだけお互いしか見えていないのに、お互い自分の中だけで悶々・・!


作者様があとがきでおっしゃってるように、後編の結哉のネガティブさには少しイライラしました。
いや、お互い好きすぎてるよ!心の中を見せてあげたい。笑

1

嘘と誤解は先輩のせい

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
憧れの隣人サラリーマン・和久井×ネガなゲイの大学生・結哉の、つい応援したくなっちゃう和み系ラブ。
ネガティブな天然受けって下手すりゃイラッときちゃう地雷系なんだけど、上手いこと調理されてるとずば抜けて好きになってしまうキャラクターです。
この受けはもちろん後者。
後ろ向きなぷちストーカー思考がむしろかわゆいし、卑屈精神も笑いと背中合わせな感じだし、しかも乗っかり襲い受けというエロ技披露してくれるわで、美味しすぎる受け子ちゃんでした。

臆病でウサギな受けと、顔も性格も◎なソツ無し攻めといういかにもアレなカップリングなのに、まーーーーったく嫌味がない。
お互いに別方向に恋に振り回されちゃって、頭がぱんぱんになってる(微妙にお間抜けな)感じがとってもツボで、むしろ観音様みたいな微笑みで温かく見守りたくなる二人の恋です。ニコニコニコ。

そして「恋と誤解は恋のせい」っていうより「恋と誤解は先輩のせい」って内容ですが(笑)、その先輩も、キューピットとしてもお笑い要員としても大活躍で非っ常ーに美味しかったです。
一緒に無人島憑いて行ったらよかったのに…なんて。笑

語れるほど小林さんの本を読んでるわけではありませんが、珍妙さがいつもより控えめだし何だかBLっぽくてびっくりしました。笑
あのポカーンとしちゃう立て板に水のようなかっ飛び長台詞はやや抑えめだけど、随所に笑いを用意してくれているところは流石じゃーという仕込みっぷりで、とにかくテンポがよくて読んでいて楽しい。
レビューが集まるのも頷けます。

そして悶絶アンケートから始まり、ほっこりアンケートで〆る構成が上手いぜこのやろう。
最初から最後までニヤニヤしたりニコニコしたりクスクスしたりと、とにかく微笑ましいことこの上ない1冊でございました。
そしてムクさんのイラストが超絶かわゆいし、ほわんほわんした話の雰囲気にぴったりだし、あとめちゃくちゃかわゆいし、そしてとにかくかわゆかった!結哉がトンボ目になってる1枚目のイラストが特にラブリー。

あと2話目のタイトルに吹きました。
テクニシャンめ!

5

どきどきしたり、あわあわしたり。恋はいつでも 初舞台~♪

BLCD化が決定しているそうです。(インターコミュニケーションズにて)
発売日、キャストは、いまのところ(2009.11.16現在)未定なのですが
嵯峨結哉のCVは、井口祐一さんがいいなvと、思いながら読みました。
和久井仁のCVは、前野智昭さんがいいなvと、想いを馳せておりますv
┏○)) よろしくお願いします。

さて、本編の感想です☆

大学生20歳の嵯峨結哉は
お隣に住むサラリーマンの和久井仁26歳に一目ぼれして早1年・・・
見てるだけの片思いをみかねた先輩・騎一が
和久井と知り合うきっかけのための台本を用意してくれるんですww
騎一の筋書き通りにミッションをはじめる恋の行方は・・・

と、いうお話なんです。

小椋ムクさんのイラスト効果も大だと
思うのですが小林典雅さんの描く恋愛模様、かわいくてたまりませんでした。
乙女思考の受けは、勢い余ってときどき支離滅裂で変態気味なのもよかったw
どきどきしたり、あわあわしたり、読んでるこちらまで
結哉の感情が伝わってくるんですよv

だらだらと長いモノローグもないですし
ふたりの心情が駄々漏れで読めてストレスもなく読みやすい。
ふわふわとしたかわいい恋のお話にエロの入れ方もちょうどいい。
恋する気持ちや純情な気持ちをぶった切ることなく
エロの流れがすごくよかったと思う。
もったいぶってるわけでも、エロ豹変しすぎだろっていうのもなく
ほんとうにちょうどよかった。

『ラヴァーズ・ブートキャンプ』では洞窟エッチがv
これCD化したときに、喘ぎにエコーとかかかっちゃうのかな?
あぁー。早くCDが聴きたいっ!井口祐一でv

7

こういうアンケートもしきたら、答えてみたいかも?

また突飛なアイデアで愉快な気分にしてくれる小林典雅さん、好きですぅ~
前作「美男の達人」では美男塾でしたが、今回はアンケート。
しかもワケありなヤらせ感満載なその内容は、個人情報どころかすごい嗜好まで踏み込んで。

子犬のような目とシャイで臆病な結哉と、ごくごく普通のイイ人和久井。
それを結哉の先輩騎一が前出のアンケートを作ってけしかける。
二人のグルグル具合が楽しいのですが、後半あたりから騎一がちょっとウザイかも?
ひょっとしたらヤキモチやいてたかもしれないですね。
酔った勢いで夢かもしれないからヤれる時にヤりたいことしちゃえ、っていうんでエロ魔人に変身する結哉がかわいかった。

ラヴァーズ・ブートキャンプでは無人島で、なんとか進展させたいと願う二人ですが、何かとかみ合わず、でも地震やら竜巻やらのパニックを持ってくるところが以外性があって面白かったです。
和久井は結哉の膝小僧フェチだった・・・
無人島のオーナーが「美男の達人」に出てきた箭内社長で、しかも島の名前があの、奥手の島田だったと。
ちゃんと恋人になってたんですね~あの社長曲者だったから、その話も読みたいかも?
そして、作者が裏設定にしていたという日野との3P話、興味がそそられます。

全作に比べ格段エロが増しましたが、それが薄くても小林作品は楽しいな~☆

4

「アンケート」という言葉に心躍るあなたへ

問)琴線に触れるBLをお捜しのあなたに伺います。
a.恋のきっかけは突拍子のないものに限る
b.恋愛成就効果のあるアンケートを体験したい
c.「泥酔襲い受」もしくは「洞窟羞恥プレイ」という
 ワードにちょっとピントきた
d.つい、味のある脇役に会いと萌えを感じてしまう
e.片思い時と両思い時、それぞれを楽しみたい
f.小林典雅または小椋ムクと聞くと胸がトキめく
ー以上、どれか一つでも当てはまったあなたは同志です。
(勇気を持って)お買い求めください。
<裏表紙より>

この、裏表紙のあらすじ(?)で、私の心はがっつりつかまれました。
(ちなみに私は、以上の項目のうち、cとdとeに惹かれて、
購入を決意しましたw)
そして、付け加えるならば…
g.無自覚さんの自覚、または、ノンケの覚醒が大好物だ

今までにない、斬新な設定。
そして、まさしく、中身も「アンケート」満載でした。
アンケート内容が、また、おもしろい!

エロ可愛いゲイの結哉(ゆいや)はお隣さんの和久井に一目惚れ。
毎朝、和久井の出勤時には窓からこっそり見送っては、うっとりしているシャイな大学生。そんな奥手の結哉を見るに見かねた先輩の騎一は、結哉のために一肌脱ごうと、ある作戦を伝授する。それは、アンケートを利用したもので…。

騎一先輩は、eの味のある脇役です。本当にこの人がいないとはじまらない!
性格も、なんか破天荒で豪快、なかなか頭が切れる策士です。
この人に結哉も和久井も、いいようにおどらされてるなぁとw

そして、結哉のエロ可愛さwそりゃ、ノンケの和久井もイチコロだわ。
しかも、普段は純真無垢な天使、ベットでは娼婦って…。まさしく。
エロ過ぎです!結哉の片思いの時のがんばりと和久井が少しずつ結哉にメロメロになるところが、本当に萌えます!
後半では、両思いになってお互いが悶々、じりじり、そして、バカップルっぷりが爆発するところが、すごく萌えます…いえ、笑えます。

エロも文句なし、大好物要素満載のこの作品、私は大満足でした!

8

笑いもあるBL!攻めに好感度大!

『なんだこのエロ可愛い生き物』


まずは帯にハートをキャッチされましたw


隣の部屋に住むサラリーマン・和久井に片想いする結哉は美少年でありながらネガティブで自信が持てないシャイな青年。


そんな結哉をプチパトロンとする先輩・騎一があることを目論むのですが…。


いやぁ。
面白かった!
ストーリーやプレイというよりは、セリフの面白さがツボでした。

萌えどこ(受けが酒で淫乱スイッチオンはGJ)もちゃんとあるんですが、笑いがでるほうの面白さ。


作中に登場するアンケートの内容にププっと笑い。


それに答える攻めの腹の中でのセリフに笑い。


攻めはノンケイケメンだったんですが、受けに好意を持ってからのバカっぷりが気に入りました( ̄ー+ ̄)



『俺の好きな子は、男の子なのに膝小僧が綺麗なピンク色なんですっ!』


『あそこで超可愛く手を振ってる子が俺の好きな人ですッ!』


どうですか!
この名セリフ(笑)

攻めは受けを小動物扱いでした(^o^)/


久しぶりに良い性格の攻めに合いました。


小椋ムクさんのイラストも素敵です。


プレイは2回でしたが、無人島行ったならもっと頑張れってな感じです。


もう少しバカップルぶりをみていたかったかな(*^_^*)

1

こんなに笑っていいんですか?

まず目を惹かれたのが、裏のあらすじ。
私の頭の中は、盛大に『?』が飛びまくりました。なんだこれ、と。
しかし、し・か・し! あらすじの通りなんですよ、不思議と。
摩訶不思議なんですが、読み終わってもう一度裏表紙を読んでみると、「まさしくこの通りだ!」と。
このあらすじを書いた人、えらい。

惚れちゃったお隣さんへのアプローチとして、先輩が考えてくれたトンチキなアンケート。
その内容にも爆笑でしたが、そのトンチキなアンケートにマジメに答えてくれるお隣さんも、ねぇ?

そして極めつけが、酔っぱらった結哉が、あんなにシャイで照れ屋で純情な結哉が、華麗に(?!)大変身。
そうです~、誘っちゃうんです、和久井を、色っぽく、「和久井さんはそんなことしなくていいから」と、自分から……きゃ~!!!
最初は乗っかられていた和久井も、密かに好きになっていた結哉からいいことをされちゃったら、そりゃ積極的に動こうとなっちゃうわけですよ。
なのに、朝目が覚めたときの落ち込みようったら。
それでも、ちゃんと追いかけてきてくれたお隣さん(和久井)のお陰で、ちゃんとラブラブモード、恋人になれました。

設定だとか会話だとか、それだけでもラブコメとして非常に面白いんですが、その面白さに比例してエロとかラブとかも充実しています。
面白さやエロさに、ムクさんのエロ可愛いイラストがぴったりなんです。
最後までハイテンションのまんま読み終えることが出来ました。面白かったです。

4

エロ可愛い生き物!!!

いつもならあらすじが書かれている裏表紙のアンケート(そういう意味では、十分あらすじなのですが。)に釣られ、購入いたしました。
設問c(以下、設問とは裏表紙の設問のことです。)に当てはまっちゃったんですね。『泥酔襲い受け』ってやつです。
で、帯のアオリ、「なんだこのエロ可愛い生き物」で、陥落。

何のことはない、マンションの隣のサラリーマン・和久井を好きになっちゃった、内気なゲイの大学生・結哉のお話なのですが、着眼点が斬新で、大変楽しかったです。

あとがきにて作者曰く、『必死受とうかつ攻』「今日はシリアスを読む気分じゃないな、というときに読んでいただけると」だそうです。
実は、表題作だけだったら、神評価でもよかったかなと思っています。
続編の「ラヴァーズ・ブートキャンプ」も無人島ものでそれなりに面白かったですが、少しばかりよくある話になっちゃったかなと思うので、萌になっちゃいました。

味のある脇役(設問d)にあたる結哉の先輩・騎一が、内気な後輩の恋の成就のため、おかしなアンケート(設問b)を作成してきたことから、はじまります。
見ているだけで幸せだった結哉が“アンケートを取りにいく”という行動を起こし(設問a)、
双方への羞恥プレイとも思えるようなアンケートを重ねるうちに、和久井さんの方も結哉を意識しだし・・・それぞれの悶々とする片思いから、恋の成就まで(設問e)が書かれているのが表題作。
設問cの『泥酔襲い受け』は表題作にて、『洞窟羞恥プレイ』は続編にて楽しめます。

さて、どの辺が良かったかと言えば、彼らがみんな純粋で可愛い存在だというところでしょうか。
騎一先輩はともかく、結哉も和久井さんも穏やかで、相手のことを思いやれる人なのですが、常識人の裏側に結構性欲を溜め込んでいて、時々それが流出してしまうという・・・
もう、作品全体の色が“エロ可愛い”感じと“ウケ狙い”とも思えるようなギャグ満載(ただし、ドタバタじゃないので嬉しい)なので、こいつらどんだけおめでたいんだと思いながらも楽しめちゃうところが最高でした。
結哉の泥酔襲い受けのシーンは、実際にじっくり読んでください。

続編では、両思いになったものの結哉がシャイなものだから、その先になかなか進めなくて悶々としていた和久井さんに“無人島旅行”招待の朗報が!
もっと弾けてしまうのかと思いきや、おままごとのようなやり取りが続き・・・やっと行き着いた『洞窟』。
これでやっと、お互い素直にこれからの性生活が送れるようになるんでしょうね。

小林先生へ。騎一先輩はゲイに目覚めなくていいから、裏設定「日野(和久井の同僚・無人島ツアー会社設立のため退職)の凸凹3P話」を是非読ませて欲しいです。

4

アンケートと無人島

一見結びつかないこの二つが大テーマなこの作品。
ゲイで可愛くけなげ、ちょっとネガティブで臆病な結哉が、隣人のクールなリーマン・和久井に恋をして1年も片思いなのに業を煮やした結哉の先輩・騎一の作ったトンチキなアンケートによって接近して行くという、何かありそうでなかった展開で始まるお話でした。
やってる事がみんなどこかおかしい。頭の中の妄想もみんな微妙に変態(以外に普段はちゃらんぽらんな騎一が一番マトモ…)なのも妙にツボった!
とってもかわいくておかしくてなかなかエロイお話でした。
(この方の小説でエロい要素が多いのは珍しいとあとがきに書かれていました。以外!って感じです)
BL小説で声出して笑ったのなんか初めてじゃないかな? あ、あまりにおかしな展開で斜め上に笑った事はあるけど、これは本当におかしいです。

アンケートと無人島はどう出てくるかあまり言うと面白くないので詳しくは書きませんけど、あの内容で当たらずとも遠からずの和久井の人物像を出してくる騎一先輩には爆笑。
物語だと解っていてもおかしい。もしかして天才なんじゃないの!?と思うほどになかなか作りこまれたアンケートでしたね。
結哉のコレクション癖とか、和久井の脳内セリフのおかしさとかとにかくこれはもう読むしかないですよ!

せっかく結ばれた状態?と思われる所まできたのに、結哉のネガティブシンキングでぎくしゃくし上手く行かない二人が結構切なかったです。
なるほどなー、お互いがお互いを思うあまりに上手く行かないという事態に陥る事もあるよねと妙に納得。
始終お邪魔虫的動きしかしてない騎一がいなかったら、このカップルは成立してないのが何とも皮肉ですねw

某所で大プッシュされてて、どうしても気になり初めて読んでみたんですが、これは既刊も読みたくなりました!
今度探してこようと思います。

4

面白アンケートに爆笑!

初めて読む作家さんだったのですが。
小椋ムクさんの可愛い表紙と、帯の「なんだこのエロ可愛い生き物」。
そして「琴線に触れるBLをお探しのあなたに伺います。」
で始まるカバーに書かれたアンケートに笑ってしまい、購入しました。

偽アンケートで片思いの彼に接近!なお話ですが。
そのアンケートの中身が奇天烈過ぎて笑い、
アンケート結果からプロファイリングで和久井の
真実の姿に迫る騎一に、声をあげて笑ってしまいました!
和久井が好きな女優であげた人が私もファンなので、
ちょっと個人的に小さなツボで嬉しかったり(笑)

日頃は清純派なのに、エロスイッチが入っちゃうと壮絶!
まさにエロ可愛い結哉のギャップに萌えに萌え。
クールでカッコいい感じの和久井が恋をして、
だんだんと…変(変態?)になっていく様子もエロおかしくて。
無人島での二人はもうもう、本当にバカップル。

とにかくキャラ同士のポンポン飛び交う会話が面白くて楽しくて。
悪い人が登場しないのも、ほのぼのとした雰囲気で心が和みます。
すごく楽しくて可愛くてエロいラブコメで、面白かったです!
小林典雅さんの他の作品も読んでみたい!と思いました。

4

萌え…というよりも爆笑☆

結哉は、引越しのあいさつに行った時に一目惚れして以来、隣の部屋に住んでいる和久井さんが大好きです。
でも引っ込み思案かつマイナス思考な彼は、毎朝こっそり彼の出勤を見送るだけで満足しています。
そこで(かなり強引かつアブノーマルに)背中を押してくれたのが、先輩でよく家にご飯を食べに来る(合意の上でのたかりってやつです)騎一です。
仲良くなるために(勝手に)作戦を立ててきてくれたのですが…
それは、和久井の家に訪問し、大学の勉強のためと偽ってアンケートを取るというもの。
名案だな~と一瞬思いました。しかしその質問内容が、かなりかなりカオスかつ爆笑ってどゆことですか………!?
早速、次の休日に和久井のもとを訪ねた結哉。
大好きな和久井さんと対峙することへの緊張がもはや隠しきれていませんが、頑張っています…!
「酒を飲むとどうなりますか?」……んん、まだこの質問は許容範囲内だと思います。
和久井もおかしいな?と思いつつ答えてくれていますが。
でも…、「人に言えない趣味はありますか?」「やってみたいプレイは以下のうちどれですか?」意味が分からないですからね…!
独身男性の一体何が知りたいんだという…。しかも選択肢の内容もキワドすぎるんです!
のちの騎一曰く、このアンケートはキレやすさと忍耐力も測っているようなのですが…。
それにしたって頭がおかしい!そして爆笑です!
結哉の戸惑いながらの問いかけも、何故かちゃんと答えてくれちゃう和久井も、質問内容もぜんぶパーフェクトにおもしろいです。
爆笑でした。 うー…腹筋が痛いです。

アンケートなどなどで近づいていく和久井と結哉は、少しの誤解となにやらを経て無事両思いに。
しかしそこに至ったのが両者へべれけな時なので、結哉は「引っ張り込んでしまった…」と悩みます。
それが後編の「ラヴァーズ・ブートキャンプ」。…タイトルが…。笑。
落ち着いた大人と思いきや、結構心の中では可愛い恋人に対して必死でメロメロな和久井。
結哉の身も心も(色んな意味で)開放すべく、友人のツテで無人島ツアーに参加します。
島には和久井と結哉だけ。これならなにか変わるかもと踏んだのです。
過去にラブラブだった恋人にぽいっと捨てられたことがある結哉は、いまが幸せでも、これがずっと続くとは思えずに、だから和久井の優しさにも手放して喜べません。
でも目まぐるしい一泊だけの無人島で結哉は、和久井からの確かな愛情を知り、おネガなところを少しだけ改善できたようです。
そのあとの洞窟プレイがとてもエロかった!笑
和久井さんもわりとスケベで…可愛い結哉にぞっこん、恥ずかしさで困らせまくっています。
最初はストイックな印象だった人が、恋人の尻を舐めまわすのだから人間底が知れませんね(鼻息!
ごちそうさまでした!

5

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