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鹿乃しうこ先生が改名される前の作品ですね。
やっぱり古くても良い作品は良いと再認識させていただきましたヾ(*´∀`*)ノ
恐ろしくエロ濃くてすばらしい。
代表作『懺悔』は、先生と生徒のお話。
二人の出会いは生徒がもっと幼い頃にあります。
見ず知らずのおじさんに、性的悪戯をされてしまう。
それがトラウマになり、あんなに気持ち悪いと思っていた行為に今は溺れている。
友人達と学校だろうとなんだろうと盛りまくりwww
ドエロいです。しかもカワユイwwwww
先生が描かれる、こういうちょっと生意気そうなガキはすごく好きです。
んで、実はそこの学校の年のけっこう行った安藤先生というのが今回のターゲット。
幼い頃、性的暴行を受けたときに手元にあった石で攻撃したあの傷。
確実にあのときの相手は安藤先生だ。
んで、色仕掛け→性行→好きになっていくという感じですかね。
トラウマを乗り越えて~というか、好きにいたるまでの過程が、わりと短いページ数にもかかわらず巧いな~と思った。
今流行の枯れオヤジのさきがけと言いましょうか(笑
まさに初老と学生のカップリングがすごく良かったです。
あんなにくそ生意気だった受が・・最後・・・ホロリつД`)・゚・。・゚゚・*:.。
嫌がる受を、いつもの仲間達が強引に犯すというシーンもあるので注意はいりますが良かったです。
その他短編も文句無し。
義父を落としていくサラリーマンのお話もなかなか乙だとおもいます。
追伸:「懺悔」の受クンの髪型がドツボですwww←本日二回目v
鹿乃しうこ先生の作品という事で、、、
初田しうこ名義の昔のものを読んでみたくて購入しました。
とにかく色々、衝撃でした。
こちらの情報だと、1998年発売で〜24年前の作品なんですね。
短編集なんですが、1話1話の内容が濃くて〜本当に重く伸し掛る重さ。
いやぁ〜久しぶりに、ドキドキしながら読んだ。面白かったです。
これから読まれる方は、ネタバレ無しでおすすめしたい1冊です。
地雷多めの方は、注意。
あとがきまで、しっかり楽しめました。
間違いなく神評価です。
1998年発表、「初田しうこ」名義での短編集。
「懺悔」
幼い頃に遭った性被害。反動なのか性に奔放になった昇。
学校で昇を指導する初老の教師は、あの時の男…⁉︎
やっぱり性犯罪ってのは人の人生を壊しますね。
なぜ昇はこういう境地になれたのか。加害者は死んで詫びても許されないと思うけど、この物語は最後に甘さが出ている。
「RISKY」
家に帰ったら急に「兄の友人」を名乗る橋詰がいて、そのまま居座り続けている。
際どい冗談ばかり言っていたがある日力づくで…
実は本作は背景が薄暗くて、主人公の由孝は実の兄と関係していて袋小路。橋詰は強引だけどある意味救いの神になったのかも。
「君さえいれば」
リーマンもの、オヤジもの。で、ちょっと捻って義父もの。
視点は、課長の町田。娘婿で養子になった義息子で部下の謙二郎と、娘の病死後も同居している。
この作品、初めて読んだときは鹿乃作品中唯一ダメだぁ…って思った作品だったけど、今読み直したらイケました。
「教師B」
人懐こい生徒の浅田は、同期の物理教師・椎名と関係を持っている。それを知った河野(体育教師)は椎名を許せずに冷戦状態。浅田にも説得するが、好きだから、と言うことを聞かない。
椎名は浅田に好意も確かにあるんだけど、結局自分のストレスに負けてるだけなんですよね。浅田はそのまま椎名側に着くし、河野は一瞬のとばっちりでクビです。逆にリアルとも言えるけど。
設定や背景はより過激になっていると思う。小児性愛とか近親とか。
でも物語の締め方には段々甘みが出てきているような気がする。読み終わった後いつまでも口の中に苦味が残る…ようなアノ感じは薄まって、それはそれで読みやすい。
あとがきがいいですね。楽しい気分で読み終われます。
現在の鹿乃しうこさんが、初野しうこ名義で描かれた90年代の作品です。
同時期のブルと比べるとかなりのテイストの違いに、初めて読んだ時は重い!と。
ただ歳を重ねて読みますとまた違った気分になるから不思議です。
表題作の『懺悔』『RISKY』『君さえいれば』『教師B』。
短編集ですが、どれもこれも問題作。
ですがその中でも『君さえいれば』はまだ救いがあるかな。ラブっちゃラブラブだし。
『懺悔』は幼少時に大人からイタズラされていた高校生の受けと、そしてその時に反撃されつけられた傷を残す初老の教師。
少年はトラウマを残したまま歪んだ青年へと成長し、高校では同級生と乱交三昧。
ただ鹿乃さんの描かれるちょっと悪いけど童顔な高校生ってかなりツボで、暗いながらもわたしは楽しめました。
萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
鹿乃しうこさんの昔の名義作品です。
初期は結構暗い話を描いてらっしゃったのですが、
それよりも少し甘めに仕上がっているこのトーンがいい湯加減。
そして私にとって漫画編オヤジ入門本でもありました。
見事に(目頭が切れそうなくらい)開眼しました。
…今では受けても攻めても愛でられるほどに…
教師×生徒の表題作「懺悔」
しうこさんといえば明るい作風が持ち味だと思いますが、
このお話は少々ダークです。
堅物眼鏡初老・安藤先生×小悪魔生徒・生駒の、禁断の恋。
出会いはずっと昔に遡り、二人を結び付けているのはある罪です。
秘密を共有するというある意味共犯的なこの関係性が、
物語を官能的に盛り立てます。
一見、生意気な生駒が安藤先生を振り回していますが、
求めているのはむしろ生駒の方という逆転構図のおかげで
安藤先生への嫌悪感に繋がらずに読めました。
むしろ歳にもめげずに(下半身方面で)頑張る安藤先生の勇姿に、
変な愛着が湧いたくらいです。笑
枯れオヤジ(とゆーか初老!)の最大の魅力は、
ロウソクの火が燃え尽きる最後に一瞬勢いを増すように
(恐らく)人生最後の恋に年甲斐もなく身を投じるという
滑稽さと紙一重の姿だと思い(込んで)ます。たまらない…
教師と生徒そして性癖という二重の禁忌の匂いが紙面から立ち上ってくるようなこの濃度に、身も心も酔わせて頂きました。
もうひとつツボったのが「君さえいれば」
義理の父(45)×義理の息子(26)のお話。
血の繋がらない二人を家族にしてくれていたのは、間に娘(妻)がいたからこそ。
その娘は病死してしまい、会社では上司と部下、家では二人きりで住む義理の親子という微妙な関係です。
押せ押せ息子の秘めた想いと決意が、及び腰の父の心を動かします。
三者三様の想いにちょっとホロリとくる優しいラブストーリー。
彼らの今後が気になる方は、鹿乃しうこ名のコミックス「君さえいれば…」を読んで下さいませ。
あとですね、作品に漂うダークさを台無しにする(笑)後書きがたまりません。本編との温度差に爆笑必死!
しうこさんの笑いのセンスはこの頃から健在です。
キャラをこき下ろすこき下ろす。笑
まだ読んだことのないしうこさんファンの方、
逆に敬遠しがちだった方にもお試しにいかがですか??
とそっと耳打ちしたい良作でした。
