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さようなら、と君は手を振った

sayounara to kimi wa te wo futta

  • 紙書籍【PR】

表題作さようなら、と君は手を振った

芦屋誠一
氷見啓介

その他の収録作品

  • 夏の果実

あらすじ

芦屋誠一の従兄弟、氷見啓介が田舎から上京してきた。実家の旅館を継ぐために、都内にある知り合いのホテルで経営を学ぶというのだ。
啓介との再会は、誠一にとって懐かしくも後ろめたくもあった。十年前の夏、高校生の二人は恋に落ち、誠一は、「高校を卒業したら迎えにくるから一緒に逃げよう」とい啓介に約束した。しかし、都会に戻った誠一が約束を果たすことはなかった。
そんな過去から気まずい再会になるかと思いきや、啓介は過去にいっさい触れず、誠一と出会えたことを喜び、優しく微笑むだけだった。責められずに済んで安心した誠一は、十年前と変わらずに優しくなぐさめ抱き締めてくれる啓介に、どこまでも甘え続けるが…。
――従兄弟の誠一を一途に愛し尽くす啓介と、その想いを利用しようする誠一。すれ違う二人の切ない恋の物語。
ergo掲載原稿に加え、その後の二人の日常の一コマを書いた、描き下ろしを収録!(裏表紙あらすじより)

作品情報

作品名
さようなら、と君は手を振った
作画
深井結己 
原作
木原音瀬 
媒体
漫画(コミック)
出版社
蒼竜社
レーベル
Holly comix
シリーズ
さようなら、と君は手を振った
発売日
ISBN
9784883863730
3.5

(50)

(17)

萌々

(11)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
19
得点
166
評価数
50
平均
3.5 / 5
神率
34%

レビュー投稿数19

切ない 

誠一ザマアの展開。
男女の恋愛だって、想うようにはいかない事もあるし、
まして、同性同士の恋愛なら 
啓介のように自分の気持ちに蓋をする別れは多いと思う

二人は従弟。
芦屋誠一:着飾ることに価値を置く雄鶏男 
生き方は勝手、その場のムード次第の自己本位。

氷見啓介:旅館の跡取り息子 
近眼 心優しい美貌の男子


誠一は、美貌の啓介を無理やり犯す。
そして「高校を卒業したら迎えに・・一緒に・・」と言い残し上京。
そのまま忘れて10年放置。

啓介が上京して、関係が復活。
誠一の傍に居るだけで嬉しい啓介。
或る日、東京から啓介は何も言わず忽然と去る

失って啓介のかけがえなさに気付いた誠一は、田舎に迎えに行く 
でも遅かった。
啓介は見合いをして結婚を控えている。
母親を安心させたい啓介の決心は揺るがない。

啓介も誠一も夫々女性と結婚して家庭を持つ。

切ない夏の思い出が、井戸べに自生する瓜で呼び起される。

0

原作読んだ時と同じ気持ちにさせてくれる

原作既読。
といっても1年と半年くらい前なので記憶がはっきりしていないのですが、その時に感じた気持ちをコミックでもしっかりと思い出させてくれた気がします。

少し首を傾け穏やかに笑う啓介の笑顔が目に焼きつきました。
ただただ好きでい続ける健気さ…

だからこそ(自分も惹かれておきながら)あくまで休憩場所として啓介を使う誠一。
ほんっっっと嫌な野郎ではあっても、読者側からもどこか憎みきれない。啓介との未来を願ってしまう…
こう思わせてくれるクズさと人間らしさの塩梅が絶妙すぎて、改めて痺れました。

攻め受けどちらにもすね毛が描かれている時があって、なんだか新鮮でした。
綺麗な顔しているけどもあぁしっかり男の体だな、と思える。

手酷く抱くシーンはあっさり終わらせることもなく、顔や体に走る線の多さがとても痛そうで…ごめんなさい、最高でした。
漫画だとやっぱり破壊力増し増しですね。

ただやっぱり本作は、この続きが個人的に最高にインパクトあったので…
もう一番に息子のこと思い出しちゃうんですよね。
一つの区切りとして終わっているので、原作未読の人だと色々想像できそうですが…その後のイメージが強すぎちゃって、ちょびっと不完全燃焼です。

でも原作未読既読関係なく、どちらの心にも響く作品な気がします。

0

誠一のバカちんが!

タイトルからして予想はしてたんですが…。うぅっ。いやある意味ハッピーエンドなのか?

もう誠一のバカちんが!クソ男!やりちん!ゲス!
もう遅いんだよっ。バカバカバカ!
やりたい放題やってからに。
見た目やステイタスにばかりこだわって散財しまくり人に甘えて。

啓介が健気で優しすぎて可哀想ででも自分からちゃんと別れを告げそれでも誠一の幸せを願ってるなんて。泣かせるよぉ。

もしかしたら?との願いも叶わずやっぱり啓介は宣言通りになって。今でも誠一と過ごした時間や体験は宝物のようで。
誠一も心を入れ替えて啓介に会いに来てて。
でももう二人は…。

はぁ~。BL的には珍しい終わり方ですね。でもいつかもしかしたら?と願ってしまう。
いやいや、この終わり方だからこそ作品が輝くのでしょう。
啓介がまるで菩薩のようでした。読みながら何度も思いました。
原作は未読ですがコミック化でこんなにお上手(何様?)なのはさすがです。

1

原作を忠実に表現されている。

Renta!
修正…光寄りの白塗り
表紙の折り返し部分有り、カバー下なし

1

とにかく攻めを好きになれない

最初に読んだ木原先生の別作品が私にはあまり合わなかったので、こちらの作品は漫画から入ってみました。結果的には、残念ながら、こちらのストーリーも私には合わなかったです。

深井結己先生の漫画は、絵が繊細だし心理描写も丁寧で特に苦手意識はないのですが、とにかく攻めが酷くて、多少心変わりしたところで微塵も好きになれないキャラだったのが最大の原因です。
文学作品なら、主人公のことを好きになれなくても話が面白ければ、作品としてはありだなと思うのですが、BLに関してはキャラの好感度が作品の好感度に繋がってしまうので、こんな後味の悪い読後感になってしまいました。

2

お地蔵様の初恋 (ノд・。) グスン

原作(新装版)を読み、深井結己先生のイラストに一目惚れ。コミカライズされた本書を手に致しました。

当初、読後は評価のみとさせて頂き、レビューは原作(新装版)の方に書かせて頂くつもりでしたが、文字数が多すぎてレビュー不可能なことに…。よって急きょ原作(新装版)では4話あるお話のうち、1話目をこちらにレビューをさせて頂くことに致しました。

まずは深井先生の作品ですが、この度初めて読ませて頂きました。内容がとても原作に忠実で驚きました。もう完璧と言っても過言じゃありません。もしも小説が苦手な方はこちらから読まれると良いかもしれません。

私の印象ですが、原作よりもこちらの誠一(攻)の方が好感持てます(木原先生ごめんなさい)。抱いていたイメージよりもずっと当たりが柔らかく好ましい人物に映っています。おそらくは画力や演出のせいかなと。眉毛の書き方一つで切なさが伝わってくるってスゴイ。

あとタバコを吸う後姿の寂しさや、夕暮れの海の景色の美しさなど、小説を読んで感動した風景がそこにあり、感無量の一冊でした。出来うるならば、原作通り4話まで描いて欲しかったです。たとえ何冊になろうともきっと購入したでしょう。今度ぜひ深井先生の他の作品も読んでみるつもりです。

さてあらすじですが、一言で言うならば、誠一(攻)と啓介(受)の10年ぶりの再会と、愛と裏切りと後悔、そして別れのお話しです。そう、バッドエンドです。でもいつか二人は結ばれる、との未来を予測させるラストとなっております。あるいは私が原作を既読のため、そう見えるのかもしれませんが…。

誠一(攻)は、性格の良し悪しではなく外見重視の自己中。啓介(受)を裏切っては利用する思いやりのない人間でした。ただし誠一(攻)の様な性格の人は世の中にはごまんといます。そんな誠一(攻)が変わる瞬間が訪れました。

誠一(攻)は突然帰郷した啓介(受)を連れ戻そうと田舎に向かいます。自分の仕打ちを怒っているに違いないと不安を抱きつつ。ところが当の啓介(受)はニッコリと満面の笑顔。

そうなのです。啓介(受)のような人こそ稀でして、ホントお地蔵様のような人。裏切られても、傷ついても、純粋で大らかで。人を疑うことも、恋の駆け引きも出来ない。そんな啓介(受)が愛おしくて…大好きです。

でもこの時啓介(受)は既に結婚を考えていたのです。衝撃でした。啓介(受)は誠一(攻)を大好きだし、「受け」なので、結婚するとは思わなかったため。誠一(攻)が宥めすかし引き留めても気持ちを翻しません。あんなに誠一(攻)を、今でもとっても好きなのに…なぜ?

「夢はいつか終わるから」
「ずっと続く幸せなんてないんだよ。そんなの、僕は見たことない」

これは人生を達観しているとしか思えない、啓介(受)の重みのあるセリフ。涙がジュワ~( ;∀;) 17歳の時、誠一(攻)を好きで好きで。毎日が夢みたいに楽しくて…。きっと誠一(攻)との約束がいつ果たされるのか、ずっと楽しみに待っていたのでしょう。期待は絶望に変わり…悟りを開いた?

与えるだけ与えて何の見返りも求めない啓介(受)に、心が痛みました。最後は誠一(攻)の心を愛情という鎖で縛ったことに気づかず、「さようなら」と手を振った啓介(受)。眩しかったです。

帰りの電車の中の誠一(攻)のあんな想いやこんな想いが胸に響き、忘れられません。めちゃくちゃ素敵な反省の想いがつらつらと語られるのです。当たり前にそこにあったものを雑に扱い、失った後で大切さに気付くなど、思い当たる節があり過ぎて泣けました (ノ_-。)

5

ネタバレ

コミックを読んで原作も読みました。誠一が、どうしても好きになれずこの評価です。
高校生時代、別に好きだったわけでもないくせ従兄弟の啓介に強姦まがいのことをした誠一。純粋な啓介は「必ず迎えに来る」という誠一を信じていたが、彼が来るととはなかった。十年後二人は東京で再会し、また身体を重ねる。
だが、誠一にとっては快楽と甘えでしかなく、啓介に対して恋愛感情はなかった。と、いうのも誠一には狙っている女がいた。その女はマリといい、美人だがワガママで傲慢。やがて、誠一とマリは付き合う様になるが、啓介との関係は継続。啓介はどんなに酷い目に遭わされようと、いつも啓介を受け入れ慰める。身体を求められればけっして拒まず、女装をしろと言われれば言われるがまま女装をし、暴力を振るわれても逃げることなく、挙げ句の果てマリとの旅行費用まで出してあげる始末。
その後、実家の旅館を継ぐため啓介は田舎に戻り、結婚する、と誠一に告げる。失うかもしれない状況になって初めて誠一は啓介の“与えるだけの愛”に気づく。

ストーリーとしては、あまりに啓介が不憫でした。

1

人を愛するという事。

私が深井結己さんに出会った初めての作品。
これで深井さんにはまりました。
たまたま他サイトの試し読みを読んだ時、
最終話の啓介が誠一に何故東京に行ったのかを話すシーンで、
啓介が「僕は君に会いたかった」と言った時の表情が、
「え、なに?なに???」ってもぅ気になって、一目惚れして、
電子コミックは買わない派の私が思わず買ってしまった作品です。
内容は…読んでて精神的にキツイです。
人によっては、評価が分かれると思います。
私は最後が解ってて、
「啓介と誠一に何があったの?なんで啓介は最後、あぁいう表情したの??」状態で読んだから、
今の感想を持てたのかもしれません。
いや…やっぱり同じ感想だったかな…。
人を愛するという事、想うという事を改めて考えさせられた作品でした。

ここから先はネタバレです。
というかオチバレです。
出来ればまだ読んでない方は、読んで欲しくないです。
でもごめんなさい、レビューなので書いちゃいます。

改めて読み返してみると、
啓介の心情は何も言葉で書かれていないんですよね、最後まで。
いつも微笑んでて、
誠一から受ける事を、ただ受け止めて。
何が彼にそうさせてるのか。
まったく解らない。
で、ふいにいなくなっちゃう。
もぅ耐えられないからなのか、なんなのか。
理由を知った時は、ただ「えっ…?」ってこっちもなりました。
それがもぅなんとも言えなくて。
旅館を継ぐ事になって、
その前に何かしたい事はなかったのか考えた時、
ただ誠一に会いたいって思った。
ただ、それだけなんですよね。
会いたかった。
誠一が帰郷した啓介に会いに来た時、
「永遠に続く幸せなんでない」って言う言葉があるんですけど、
それがまったく後ろ向きな言葉じゃない。
誠一と過ごした学生時代の3週間、
思い出す度に、僕は幸せな気分になれるって、
もぅ…読んでるこっちも心が黙った。
懐が大きいというか、器が大きいというか、なんというか…
自分というものにしっかりけじめというか、責任をもってというか…大人なんですよね。
愛するって事を改めて考えさせられました。
依存でもない。
ただただ、でかいって思いました。
誠一に傷つけられた時、啓介だってやっぱり泣いてます。
物凄く傷つけられてる。
でも「いやいや頑張らなきゃ」っていう方向にいくレベルじゃないんです、啓介は。
「馬鹿じゃない?」ってもし言っても、
きっと言ったこっちが黙ってしまう位、
「そうかな?」って言っちゃうんだろうな、啓介は。
自分がやった事を否定してない。
それがすごく自然に書かれてるのが、凄いと思いました。
衝撃受けました。
どなたかのレビューにもありましたが、
私も読んだ後、ぼーっとしてました。。。

書き下ろしも良かったです。
原作もあるとの事。
読んでみたいです。

人によって意見は分かれると思います。
でも私にとっては神作品でありました。
辛いけど、前を向ける作品。
おすすめの作品です。

6

う、うーん。

深井さんはレディコミ時代に大衝撃を受けて、それ以来大好きな作家さんです。木原さんの作品は評価高いので気になってはいるものの、何度か読みましたが私にはいまいち響きませんでした。でも深井さんが描くならと購入。
う、うーん。
根本的に、木原作品は私と合わないんでしょうね。
ある程度年を取ると、リアルで酷いものを敢えて創作でまで読みたくないんですよ。
啓介以外が最低で(あ、恵子さんは特に可もなく不可もなく)ただひたすら啓介可哀想なだけで終わってしまいました。
せめてもの救いは、啓介は平穏な幸せを手に入れられた事でしょうか。
原作は未読ですが、原作に忠実らしいので多分読まないです。

内容だけならば「しゅみじゃない」ですが、深井さんは矢張り上手いなあという事で「中立」で。

5

愛するって難しい

大好きな作家さまの作品。
木原先生の原作に深井先生の絵がとても合っていて、
小説の世界が余すところなく忠実に表現されていました。


「誠一」とは名ばかり。
不誠実で軽く、上辺の見た目にしか興味のない男と、
盲目的にその男の全てを受け入れる「啓介」の物語。

啓介の盲目さ加減は読者をゾッとさせるほど徹底されていて
ただの「優しさ」や「包容力」とはあきらかに違うものを感じさせる。

――全てを受け入れる――
相手を否定せず、逆らわず、言われたことに従順に従う
たとえ本心では嫌だと思っていても・・・

誠一の気まぐれに付き合わされ振り回され
誠一の気持ちが荒れているときには乱暴に扱われ
気まぐれにやさしくされることはあるけれど、
女からの電話で行為の途中でもベッドに置き去りにされる

それでも一言の不満も言わず、誠一を気遣いあくまで優しい啓介――


常識的な感覚の持ち主であれば
啓介のそんな態度に不安になるのではないかと思う。
私の感覚では逆に恐ろしい気さえする。
こんな一方的な愛し方、愛情の注ぎ方はおかしくない?
何かある、きっと何か理由がある・・・と勘繰りたくなる。


あらすじには「従兄弟の誠一を一途に愛し尽くす啓介」とありますが、
“一途に愛し尽くす”という表現は・・・どうなんだろう。
“一途”というよりは“一方通行な想い、一方的な思い”ではないのかな。

啓介の行動や思考は片思いの状態に近く、期待しないから失望もしない。
好きな人の傍にいられるだけで、時々構ってもらえるだけで嬉しい。
気まぐれのやさしさも、ささやかな幸せだったんですね。


そんな啓介に甘えっきりの誠一、でも関係の終わりはある日突然に訪れる。
女との旅行に疲れ、啓介に癒してもらおうと訪れた部屋は蛻の殻。

捨てられて初めて啓介を追いかける誠一。
啓介が誠一の前から突然消えた理由は・・・


啓介に突き放された傷心の帰路、列車の中で見た夕日――


誠一はろくでなしだったけど、結局啓介を愛していたんですね。
ここにきてやっと本心に気付くって。
夕日の眩しさは、きっと両手で顔を覆っただけでは遮れない。
誠一の不誠実だった心まで透かされるようで、胸が痛くなるシーンでした。

3

これはとても忠実な、コミックス化!

原作は大好きで、何度も何度も、それはもうしつっこいくらい読んでいるんですが……。
小説を原作にしたコミックスであまり満足をしたことがないので、原作が好きであれば好きなだけ、コミックスは断固として読めない!と思い、ここまで来ました。
が!ついついなんかの拍子にひょこっと読んでしまいました。

忠実!
これはとても良い、コミックス化!
特に、誠一のダメさ加減が忠実に再現されていて、マリのヤな女加減は小説を読んで私が妄想する以上に伝わってきて、啓介への「なんでこんな奴~(涙)」な気持ちがすっごく膨れあがりました。

残念なのは、皆さんが書いていらっしゃるとおり「そこで終わるのか!」の一点に尽きます。

けど、これも原作に忠実なんですよね~。
原作でも、本編はここで終わっていましたよね。
だからこそ、凄く心臓を引き絞られるような切なさと、これからの誠一がどんな風に変わっていくのだろうという期待感が募るんです。
色んなことを考えながら、しばらく本を手にぼーっと放心状態でいた記憶がありますが、このコミックスでも同じように、しばらくぼーっと考えてしまいました。

そして原作では、その答えをくれたのが、続き。
「そうなって良かった」って気持ちを掠めたと思ったら、一気に突き抜けて、(皆さんが書いていらっしゃる)衝撃のシーンを経て、気付けば深みにはまっていました。

そこまでコミックスでも描き切って下さったらどれだけ嬉しいだろう。
って気持ちは正直ありますが、原作未読で読んだ方にとっては、何とも言えない読後感だっただろうなぁ…と思うと、ここで良いような気も、今はしています。

それにしてもこの作品、原作ファンの原作再読率100%なんじゃないかな(笑)
そして、原作未読組にとっても、「原作読んでみようかな」率が相当高い気がします。

4

原作で読んだら耐えられそうにない切なさ

原作でなく、漫画で読んでよかったと心から思う作品。
木原さんの小説って切ないとか痛々しいイメージ。
BLにはハッピーを求める私には、人気作家さんで文章力のある方だとは思っていてもちょっと重い内容と感じるのです。
気にはなるけど読むのに勇気がいるというか躊躇するというか。

そんなわけで木原作品をコミックでとなれば、漫画ならさらっと読めるし気になっているならちょうどいいかなと・・・。

深井さんの繊細で綺麗な絵が木原さんとあってて読みやすかったです。
内容はタイトル見てもわかるとおりただハッピーエンドに終われるような話じゃなくやはりイメージどおりかな。

自分の思惑にいっぱいいっぱい身勝手でどこにでもいる若者・誠一にリアリティーがありました。プライドの高い女を落としたい男の欲望と啓介に子供のように甘え癒されたい気持ちが混在していて、二股状態に。
全てを受け入れる啓介が切なくて寂しい。
優柔不断に損得勘定も伴って一番ダメパターンな悪い男。そんな自分に冷静な時には気づいても感情的に行動してしまいます。
誠一と彼に振り回される啓介の関係。当然いつまでも続けられるわけにはいかなくて・・・

あ~やっぱり漫画で読んで正解でした。
本人たちが納得してるならハッピーエンドと言えない事もないけど一抹の寂しさが残ります。

1

永遠に続く幸せなんてない

原作に忠実だったと思います。
外見ばかり気にして受けを利用する攻めと、攻めの言うことに文句を言わずに受け入れる受け。
2人は従兄弟同士で昔に若気の至りで体の関係をもってしまい、久しぶりの再会。
しかし攻めは受けの外見を見てがっかり。それでも話すうちに居心地がよくなって、攻めは受けの家にくるようになります。

攻めは最低といっちゃ最低でしたね~
都合のいいときだけ受けを頼って、受けを利用して。
それを全て受け入れる受けはすごいですね。
エチは無理矢理もあり女装もありって感じでした。

受けが言った、幸せは一生続かないみたいなセリフが印象に残りました。
バッドエンドともハッピーエンドとも決めにくいのですが切ない話でした。

0

続きもぜひコミカライズを!!

木原さん原作のコミカライズ第4弾です!
ergoでも読んでたけど、まとめて読めるのは嬉しいですね。
最近深井さんも大好きなので、とっても楽しみにしていた本でした。

すんごく良かった!
深井さん上手~~~!
原作の雰囲気をそのまま表現してくれました。
小説版のイラストもそうだったけど
深井さんの作品の醸し出す雰囲気と合ってる!

誠一のずるさと・・・言ってしまえば弱さと
啓介の見事なまでの懐の深い愛情・・・
ラスト
啓介の気持ちが伝わったときの
誠一の気持ちの変化に胸が震えました。

原作の約前半のみのコミック化でしたね。

描き下ろしが入ってますよ~。
コミカライズ後のふたりのお話です。
小説版でいう、「さようなら、と君は手を振った 1」→「2」の間のお話です。
ふたりの現在と高校の夏の思い出を交差させています。
これも深井さんの行間を読む力に唸りました。上手い!

深井さんが漫画化をしてくれて
雑誌アイズに掲載された小説本の書き下ろし部分
「空を見上げて、両手広げて」がergo掲載分と
一緒に収録されるかと思っていたのだけれど
コミカライズが前半だけなんで無理でしたね。
小説読んで補完もいいけど、深井さんの雰囲気で読みた~い!
これぜひ、後半部分も漫画化して欲しいです。

そういえば、あれが掲載されたのがアイズの最終号でしたね・・・。
(いい雑誌だったのに・・・。)

1

私をコノハラーにさせた作品

実は私、この作品がきっかけで木原さんを読み始めたんですよ。
元々深井さんの作品が好きで
たまたま行った書店で
ergoで木原さんの原作を深井さんが漫画にしてるのを立ち読みしちゃって
(あ、あとでちゃんと全巻揃えましたw)
その先がどうしても知りたくて
小説を買ったのが木原デビューだったんです。

実際小説を読んで
作品の持つ雰囲気と深井さんの絵があってるな~と思っていたので
こうやってコミックスとしてまとまってすごく嬉しかったんですが。。。

確かに、これじゃ「ヘビの生殺し」ですよね^^;
原作未読の人には、その後の顛末は
「ご想像にお任せします」って感じに受け取られるんでしょうが
原作既読組には、かなり不完全燃焼ですよ~。

それでも、こうやって1冊にまとまった分を読むと
やっぱりすごく良く出来た作品ですね。
誠一のサイテー具合とか、啓介のダサさとか
文章だけよりもすごく良くわかって面白かったです。
シリアス度も、こっちの方が薄めに仕上がってたかな~。

私と同じく、木原さんは気になってるけど。。。と
手を出すのを躊躇してる人は
ぜひコミカライズから手を出してみるといいかも。
他のコミカライズ作品の方が読みやすいけど
この作品が一番木原さんらしい「痛み」とか「理不尽さ」を味わえると思います。

そして、是非
小説の続きの部分のコミカライズを期待したい、ってことで
あえて神評価にさせて頂きます!

7

奥が深いと思う

まとめて読むとやっぱりいいですね。
ergoの連載を読んでいたときは誠一の嫌な面ばっかり気になりましたが、こうやって通して読んでみると、ただひたすら流されて、苦笑しながらその時の状況に甘んじている啓介も結構な性格なのかなとも思いました。
(“苦笑”するって、文字で読むより深井さんのようなタッチの絵で見るほうが説得力がある気がします。)

いとこ同士の誠一と啓介は、高校生の頃から身体の関係まである恋人同士でもありましたが、啓介の仕事の関係で10年ぶりに再会することになるまで疎遠な状態が続いていました。
おしゃれでプライドばかり高い誠一と、綺麗な顔立ちをしているのに田舎もん丸出しの啓介。
どうすれば自分の立場を悪くせず、美味しいところだけいただけるかばかり考えている誠一と、誠一の要求にできる限り応えようとする啓介。
(あらすじには、誠一を一途に愛し尽くす啓介と、その想いを利用しようとする誠一とありますが、啓介の何も文句を言わずに苦笑する姿を見ると、一途に愛し尽くすというより、さらに奥深いところで何かの考えがあるように見えるのです。)

マリというなかなかいい性格の美人が絡んでくることによって、俺様のように見える誠一のバカな部分が強調され、啓介の苦笑に落ちてくる餌を待っているようなしたたかさを感じることができたなと思いました。

結果的にハッピーエンドでもバッドエンドでもない宙ぶらりんな関係で終わることになっているので、この先が大変気になります。
カバー裏で木原さんも原作はハッピーエンドだと言われているので、ハッピーエンドにしたければ小説を読むしかないわけです。

確か私は読んでいたはずなので、過去の感想文をひっくり返してみたら書いてありました。
やっぱり、啓介は相当なタマだったみたいですね。
(結構忘れちゃっているので・・・)

こういった二人の場合、誠一が嫌な奴に見えますが、単純バカな分改心した後は結構いい奴になるんですね。
反面、啓介のように優しくて全てを許してしまっているような人のほうが暗い部分は多くって、執着したら離さない感じでちょっと怖い。

2

足りない、足りない、足りなーーーーいヽ(`Д´)ノ

↑ってのが読み終わっての正直な感想。だって!!ここで切るとかないよ! 救いもないし愛も微妙にないよ!! これはちょっと誠一にはかわいそうな作り。
色々な制限はあるのでしょうけどね、「恋について」もやるならみっちりやってくれー!!と思いましたけど、これは更にそれを上回る足りなさ!
これじゃホント、誠一はやな奴だし、啓介の思いの行き場がないよー!
原作モノの難しいところですね…

木原さんお得意の性格がねじ曲がってると言うほどではないしてもかなり気分の悪い性格の男が出てくる話。
誠一はうわべだけの事がとにかく気になる男。自分の容姿がいいのは自覚していて、着るもの、車、はては女までとにかく「見栄えがいいもの」しか置きたくないタイプ。
そんな男が月末のおサイフピンチの際に実家にご飯をたかりに行ったら、いとこの啓介の上京の手伝いをしろと命令されます。
しぶしぶ空港に迎えに行くと、恐ろしい位ダサイ恰好でやってきた啓介に心底辟易し、その後は自分の都合だけでひっぱりまわし、いじくりまわします。
この啓介と誠一は高校生の頃の夏休み、体の関係をもっていました。
夏休みの間は何物にも代え難く啓介を愛おしいと思ってた誠一ですが、都会に帰っていつもの生活を取り戻すと、さっぱり忘れてしまいます。とにかく自己中です!
啓介の思いにあぐらをかいていた誠一は最後には手痛いしっぺ返しを食らうのですが、正直サマミロとしか思えなかった…。
それくらい色々と最低な事をします。
それでも誠一が好きだと言いきる啓介がけなげ…な感じはするんですが、啓介も啓介でずいぶん綺麗事言ってる気がするんですよね。
傷つかない処世術の極端な感じというか。
それでもこの二人は、この二人だからよかったと感じさせるものがあります。
これも運命なのかもしれないですね。

書き下ろしは、原作で言う所の多分中間辺りの話。
啓介と誠一の静かなその後が描かれてます。
静かだけど、激しかったあの夏を思い出させる思い出。ちょっと色を持ってました。

あーーでもダメ。これじゃホント消化不良。もっかい原作読んで補給しないと無理だ!!

2

もと

■乱菊さん
何と素敵な整理法! 私も今日本棚届いたんで、これから整理してそういう配置にします!ww
あー確かにあれは子持ちかそうじゃないかで別れる感じですねー。
私自身は女ならこのビッチめ!とか思ったと思うんですが、男だからかなー、他人事って思っちゃったけどスパイラルに巻き込まれた子供は結局性癖はどうだったのか?ってのがちびっと気になったりしますね。

■ミドリさん
うひひw また小説読んだらレビュってください!
私も読み直して今度こそレビュるかなー

ミドリ

どうしよう
小説のほうのレビュ読んでたらとんでもない文章が目に飛び込んできましたww
明日本屋に走る自分の姿が自分でも目に浮かびました(笑)
もとさん、みなさま、ありがとうございます!

乱菊

のろわれたー!
これから読むー!
木原本は別枠でちゃんと整理整頓されているので、いつでもすぐに手に取れる状態です。フフフ

実は例のシーンはそんなに嫌いじゃないんですよね。
でも子供を持ったら変わるかも!
子供が自分の中でリアルではないので、現実味がなくて嫌悪感少なめなのかなーなどと考えてみたり。

もと

■ミドリさん
そうそう、いいよいいよ、罠にはまってるよーwww
子供云々の辺りが菊乃さんのおっしゃってた賛否両論ポイントだと思います。私の言ってた胸糞悪くなるポイントもイコールです。
明日には本屋に走ってるミドリさんが見えますよ!ww

ミドリ

えっやっぱり原作買わないとダメな雰囲気ですよね(笑)
子供とかなんの話かついて行けないし気になる
アンモラル…ww

ミドリ

えっやっぱり原作買わないとダメな雰囲気ですよね(笑)
子供とかなんの話かついて行けないし気になる
アンモラル…ww

もと

■乱菊さん
やっぱ原作読んでると足りない感倍増ですよねー…。
それにしてもあの方は子供出すの好きですよね…。子供出てくる事で一気にアンモラルになってあの業の深いやりきれない感じとか、生々しさが全然違う事になってしまいますもんね。
めっちゃ臭いのにフタさせてくれない感じ!w
いやホントこれ、罠だと思いますよ! チラ見せしといて「フフフ、原作買ってない不届き物は買うがいいよ!」って感じだ。そして持ってる奴はもれなく読み返したくなる呪いが掛かってます!ww

もと

■ 茶鬼 さん
やっぱ足りないですよねー(;´Д`) 何というか原作の一部をちょっと漫画で確認って感じで余計にその先を感じさせる作りになっちゃってると言うか…。
あれですね、大好きな原作のアニメとか見る感覚でイマイチ乗り切れないというか…。
私も子供シーンはどーすんの?とラストに子供出てきてドキドキしましたけどね…。
読み返そうと思ったら見当たらない…もしかしたら段ボールにしまったかも・゚・(つД`)・゚・ 探す!!

乱菊

そうなんですよね、このコミカライズはすごい中途半端だった・・・( ´・ω・`)
私も茶鬼さん同様、例の子供の前で・・・のあのシーンの事を思いつつ読み進めていたのですが、なかったですね。
やっぱりあそこまでいかなきゃ、このお話って閉じないと思うんですよ。
あれでこいつら2人一緒に地獄に堕ちるな・・・ってくらいの業の深さを感じたんですけどもね。
私も原作読み返したくなりました。
え、罠?(笑)

茶鬼

もとさま
そうなんですよー。
自分も実はキィーッ!ってなったです。ハイ。
なので、コミックの後ノベルスをもう一度読み返したデス、、
ergoが5冊だけの刊行でその中で収めるページ都合もあったので、他の作品もそうですけど、みんな未消化な終わりになってるんですよね(ションボリ)
でもひょっとしたら、実は密かにあの子供の前でのシーンどうするんだろう?って心配していたりしてましたので、少し安心した部分もなきにしもあらず。
もとさま、今頃ノベルス読み返してますでしょうか?

無償の愛は痛い。

ノベルスの表紙とコミックの表紙を並べて、構図がよく似ていたので思わず「あれノベルズか?」と勘違いしてしまいました。
しかし、ノベルスは啓介が誠一を抱きこむような構図。
コミックは啓介の腕に誠一はいなくて、左隅に洋服をきたまま考えるようなポーズでいます。
トーンは同じなのに、この構図の違いがコミックの中身を現しているんだ、と感心させられました。
原作は木原氏の小説で、ergoで掲載されていたものを一冊にまとめたものです。

誠一の、とても自分本位な身勝手な態度と仕打ち。
啓介の無償とも思える愛情を、別れて初めて知るという、
実に痛い辛いバッドエンドで終わっておりますが・・・
マンガになると、小説より誠一の酷さがとても強調されます。
そして、どんなにひどくされても、微笑んで許す啓介の表情が切ないです。
ノベルスにある「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」がありませんので、このとても切ない終幕の先が気になる方は是非原作を読まれることをお勧めします。
もちろん木原作品ですから、この話以上に、また違った痛い展開が待ち受けております。

父親が亡くなった時、「何かやりたいことがあるならやりなさい」と言われて、好きだった誠一に会いに行く啓介。
誠一とは少年の頃、お互い好きあって付き合った過去があったのです。
誠一は、浮ついたうわべを気にする見栄っ張りのどうしようもない男です。
啓介がぼんやりした天然なので、ずるい誠一にいいように遣われるのです。
誠一に怒りながらも、啓介の優しさにはがゆさを感じながらも、再び涙がウルっと。。。

原作をこわさない秀逸なつくりの作品にしあがっていました。

3

愛とは何ぞや

私、この主人公ダメです。
若さゆえの愚かさなのか、自分のルックスと、自分の連れている女と、そんなものにしか価値を見いだせない男・誠一。
なにが「誠一」だよ!誠意のセの字もないよ、名前が泣いてるよ!
結局は自分のことが可愛くて、好きなだけ。
正直、27歳でこれは辛い。
そんな愚かな男・誠一はかつて恋人だった従兄弟の啓介と再会し、また恋に堕ちていくわけですが…
確かに啓介のことを愛していたとは思うんですが、本当にアレは酷すぎやしませんか…
勝手に欲情して、犯して、女装させて、あて馬にして、金だけじゃなく心も体も、啓介のありとあらゆるものを利用しまくった誠一。
啓介は骨までしゃぶられてしまったようなもんですよ。
で、結局は啓介に逃げられて初めて気づくんですよね。
気づくのが遅すぎました。もう、それしか言えない。
私もよく“結婚はタイミング”と言われますが(同人誌との出会いもタイミングとも言われますが、それは置いといてww)
本当にこの二人はタイミングがずれてしまったんだなぁと。
誠一が早く、啓介の想いに、自分の想いに、そして何より自分の愚かさに気づいてほしかった。
誠一の、失って初めて気づいて涙を流すシーンはなかなかグっときますよね。
しかもそれが今さら気づいてもどうしようもないものだから余計に痛かった…
そして啓介は、ほんとうによく耐えたし、一途に思い続けました。
本当に愛ってこれなんだ、と思わされるような、そんな愛でした。
…でもここまでできた人っているー?とも思ってしまいそうなくらいの、本当にただただ誠一を愛し続けた男でした。
二人はもう恋人同士にはなれないでしょうが、心の奥底で愛し合っていればいいと思います。
ここでどんでん返しでくっつかなくて、逆によかったです。
無理やりハッピーエンドになろうものなら、もうこの作品の価値はなくなってしまいますよね。
妻子がいようとも、心の中では二人は愛し合っていると思える、そんなラストだったと思います。

…なんていうか、彼らにとって、昔の思い出は美しすぎると思うんですよね。
だからこそ、今を昔と比べては後悔ばっかりして。
でも啓介はそんな思いでさえも、自分を「幸せな気持ちにさせてくれる」と言うのですよ。
そんな風に、二人でいたことが後悔だけじゃなくて、幸せに思えるのであれば、それこそが幸せだし、それこそが二人の愛なんじゃないかと思います。

原作は未読ですが、だいたいこんなかんじなのかな??
やっぱり木原作品は痛いや。でも、痛さの中にある温かさとか、愛とか、そんなものが伝わってくる作品でした。

1

ミドリ

菊乃さーん
やっぱり原作読んだほうがよさそうですね…
かなり痛そうなのでなんかドキドキするんですが…

>この作品の持つ雰囲気と、深井さんの絵がすごくよく合ってたと思うんですが
あ、それは私も思いました!
深井さん、最初はあまり好きな作家さんじゃなかったんですけど、
ハマるとヤバいですね~この方は。
絵はそんなにクセはないんですが、独特の世界観がありますよねー
悲壮というか空虚というか、やりきれなーい感じが伝わってきた気がします。

原作…かなり気になってきました…また一から読むの怖いけど…

菊乃

ミドリさ~ん!
私ももとさんと共に、原作を読むことを強くお薦めします!
ただ、原作で読める、コミックスのその後のお話は
賛否両論分かれてることは事実ですね^^;

この作品の持つ雰囲気と、深井さんの絵がすごくよく合ってたと思うんですが
どう思われましたか?
深井さん好きの私の意見なのでひいき目もあるかもしれませんが。。。
私がコノハラーになるきっかけになった作品でもあるので
さらに点数甘いのかもw

ミドリ

もとさんこんばんはです!!
おぉっ原作のほうがまだ救われますか…!?
ほんと漫画版は読み終わって呆然としました
なんて救いのない漫画!!究極の愛の型って意外にこんなかんじなのかなーって。
胸糞悪いのはこっちでも一緒ですもんねww
今度本屋に探しに行ってきます!!

もと

原作未読なら是非読んでみてくださいー! 正直この漫画は救いがねぇww 原作の方が更にお話入ってて、そこそこ満足、でもちょっと胸糞悪くなると思います(どっちだよ!)
まあプラマイ0かも(^^; その辺はご自分で確かめた方がいいかもです。

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