心臓がふかく爆ぜている

shinzou ga fukaku hazeteiru

心臓がふかく爆ぜている
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×223
  • 萌23
  • 中立7
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
24
得点
228
評価数
68
平均
3.5 / 5
神率
17.6%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784344817906

あらすじ

地味で大人しいサラリーマン・齋藤の前に現れた大手企業から転職してきたかっこいい降矢――次第に惹かれる斎藤だったが…!?
出版社より

表題作心臓がふかく爆ぜている

大手から転職してきた一見完璧なノンケ・降矢信仁30
実は有名なプロデューサーの地味なゲイ・斎藤弘30

その他の収録作品

  • スローフード
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数24

男運のない男が、幸せになる話

こちらのシリーズ、一作目の作品なのに、以降の3作品を先に読み、最後にこちらにたどり着きました。
なので、斎藤と降矢が無事付き合いをしている事を知った上で読みました。
ゲイで男運のない、地味な顔の斎藤が、過去の彼氏らにされてきた事や、その事での自信の無さを知ると、不憫で。。。
降矢との付き合いが始まっても、普通の付き合いをしたことがない斎藤は、何をするにも悪い方へ考えてしまうし、え?!っていう事も言い出すし(1人でレイトショーとか)、もう誰か助けてあげて~と思います!
挙げ句に、降矢が色々と忙しくなってしまい、浮気疑惑まで。斎藤目線で読んでいるので、降矢が悪い!と感じてしまいますが、結局はお互いの嫉妬からで。仲直りも一筋縄ではいかないのが、面白さかなぁ。

不憫な受って、あまり好みではなかったのですが、斎藤はどん底過ぎて、応援したくなるタイプで、可愛さもあり良かったです。

2

もしこの作品が、男女関係の話でマンガだったら

マンガ雑誌kissみたいなのに載ってそう…。
大人の女性向きっぽい、テレビドラマ化されそうみたいな…。
あと、適度に流行を取り入れてるみたいな…。
崎谷先生の作品はそんな話が結構多い気がします。
こういうBL作品は少ない気がするので、増えて欲しい!!
でも、そういう作品ができたら普通誌やテレビドラマ化を目指すか…そこまでは完成度が高くない感じで出してくれないかな〜。
素直にkissみたいな雑誌を読めばと言われそうだけど、BLがあるほうがやっぱりおもしろいんです!

2

納得のいくネガティブ受けキャラ

日々の生活に疲れてきたら、絶賛崎谷さん再読期間に入るという私的ルーティーン。
最近崎谷さんの完全新作に飢えに飢えているので、1つ1つ再読して書いてないレビューを。

癒しを求めているとき、疲れたときは無意識にこのシリーズを選んでしまいます。ヒーリングやリラクゼーション、ロハスにスローフード。リア充を謳うセレブ達のステイタスとかSNSのネタくらいにしか思ってない私でも、疲れたな~と思ったらグリーンレヴェリーシリーズのこの作品と、もうひとつ、『静かにことばは揺れている』を読んでしまう。

特別好きなシリーズではないのですが、ダメな男にひっかかっては傷ついてきた自分に自信のない斎藤がまたダメ男に失恋して、同じタイミングで転職してきた降矢と出会うところからお話がスタートするので、彼が社長である綾川や相手の降矢の支えで少しずつ前に進んでいく姿を読みながら、自分的にも浮上のきっかけを探す感じです。

結構早い段階でふたりはくっつくのですが、その後に色々すれ違います。ただ、これって降矢の言葉の足りなさとか優先順位の度合とか八方美人なところがかなり災いしてると思うし、ネガティブな性格の斎藤が云々てことでもないかな、と。ハイスペックで気遣いのできる(と思われていた)降矢にも、もう少し修行が要るのかな~(笑)

崎谷さんの作品の中に数多存在するネガティブ受けの中でも、斎藤は読むたびに評価上がるキャラです。最初は「どんだけネガやね~ん」とか思っただけだったけど、尽くすキャラの根底にはこれまでの経験とか信念とか、亡くなった彩花に対する思いとかもあって、納得できるんですよね~。

『俺に夢を見ないでほしい』『ぐずぐず言われたら面倒くさい』って言われたら、その後何を言われても私なら立ち直れないかも~(T_T)しかも元々ノンケのイケメン彼氏に!

まぁ結局はお互いの気持ちを再確認して、ラブラブ一件落着なんですけど、あぁ斎藤はやっぱりこの先もウジウジしながら生きていくんだろうな~と思いました(笑)同棲することになって、どんな夫婦になるのかな~。。。幸せになってほしいな~って思える作品です。

4

私好みのカプなんだけれども‥

イケメンハイスペック攻様×経験はこなしてるけど恋愛にはウブな受様。

対象的なカプって上手くいってるときは、
パズルのピースみたいに、欠けてるとこが埋められる幸せを感じるけど、
ひとつ歯車が違えるとタロットの正位置が逆位置になるみたいに
狂っていくんだよね‥しみじみ。

両想い後の言い争いは‥ある意味修羅場なんだけれども‥
作品が斎藤目線なのもあって、
悪いのは早とちりした斎藤みたいになってますが、
果たしてそうなのかな‥ともやもや。
私自身が「うじうじ」タイプなので、
どうしても斎藤に共鳴しやすいところはあるのですが、
降矢の言葉もいろいろヒド過ぎると思います。
私だったら、仲直りしても根に持ってしまいそう。

元カノの相談にのるけど、詳細は話せない。
デートもキャンセル、メールの返信もなし。
それで「俺のこと信じられないの?」って、信じられるかぁ!!

「面倒くさい」の承知で口説いたんなら、
もっと言葉のチョイス考えようよ。
営業なんだから、本来得意だと思うんだけど。そういうの。

6

癒やし

人間関係のごたごたした気持ちをふっきるため、手持ちの恋人関係重視系BL小説再読!
気付いてみれば5年ぶりの再読でした。
買った当時は…当時の人間関係に悩まされてました(笑)ナツカシイ

初見ではあまり派手な大恋愛でもないし、少し心理描写の深い恋愛小説くらいに思っていたのですが…
再読した今、この作品は「特効薬」と感じてます。


考えの攻撃ベクトルが全て自分自身に向いている。
それは作中の受けの性格でも、私自身の性格でもあります。

目の前には理想とかけ離れた泥臭い現実しかないけど、恋愛に夢をみてしまう
「ペシミスティックすぎて言葉がまっすぐ伝わらない」

そんな受けに感情移入しながら読み進め、ふたりの成長とラブラブを読み終わる頃には心が浄化されていました。


崎谷先生は、私たち(あえて複数形とさせていただく)の傷を舐めて癒やすのが非常に上手い。
ケンカして、お互い言いたいこと言って、また元に戻れる…弘と降矢のキャラクターだからこそ描けるテーマなのだと思います。
私もそういう人に出会えると信じさせてくれる。
それが崎谷作品の「癒やし」効果、特効薬なのだと思っています。


あと、えっちが濃いです(笑)
これも崎谷先生のデフォルトですね。
さいごの「完全なマクロビオティック」が云々の件、若干変態っぽいけれどこれくらいの言葉責めは大好きです(笑)

4

くっついたり離れたり

じれったくてイライラして「もう勝手にしろ」
と言いたくなるような二人なのに目が離せない・・・
そんなお話でした。

地味でおとなしいゲイの弘は、大手企業から転職してきたイケメン降矢と
付き合うことになるが・・・
なんでもマイナス思考の弘とプラス思考の降矢
今まで真っ当な恋をしたことがない弘が
降矢に夢中になりながらも、自分の気持ちが日々UP、downして
自分自身でもうまくコントロールできずに年甲斐もなくあたふたする。
とっても好きなのに、すごく愛してるのに口から出るのは
それに反した言葉だったり、気持ちとは違う行動をしてしまったり
年齢の割には心は幼い弘に対し、男らしい降矢は自分を信じて付いてこいタイプ。

些細なことでお互いの気持ちにすれ違いができ
小さな亀裂が徐々に大きな日々になり、そして割れる・・・
そしてその亀裂を自らが大きくし思いきり叩きつけて割ったのは
弘であり降矢であり・・・

降矢が元カノの相談にのっていることをわかっていても
何度も何度も予定をキャンセルされたり、挙句の果てには
追い返されたり・・・
合いカギ渡しといて、あれはないですよね。
あそこまで派手な喧嘩すると、逆に清々しいとさえ思えてしまう。
弘もさすがにあそこまで見てしまえば、ああなっても無理はないと
なんとなく同情してしまい、降矢に対しそれはないでしょ?と思えてしまいました。
本当はお互い簡単に離れられないと心の底では思っていても
弘のお得意なマイナス思考がどんどん悪い方へと動いて
肝心な時に肝心な行動がとれない。
でも、それって誰にでもありうることなのかな・・・とふと思いました。
誰かに夢中になり、その人だけしか目に入らなくて
好きで好きで、この気持ちをどうしたらいいかわからない・・・
そんな時に元カノを自分のマンションに連れ込んでいるところを見たら
誰だって頭に血が上ります。
弘があれだけ爆発できたことの方が、良かったのかも

割と長いお話で、いろいろな場面がありますが
自分的には、降矢がクリスマスの約束を元カノ優先にし
マンションに一緒にいるところを目撃した弘が切れて大喧嘩になる
あのシーンが、やじ馬的観点で覗き見しているようで
一番盛り上がりました。
というか、本人たちは修羅場だったのでしょうが笑えました。
そして、お互いの本音に胸が熱くなりました。
あまりにも弘が必死で可愛くて・・・
そして、降矢の気持ちが真っ直ぐで真剣で・・・

二人のHシーン結構あるのですが、一番「おー」と思ったのは
初めて降矢が弘の中に入った時に言ったセリフ。
「ここって突き当りがないんだ。ぜんぶ、どこまでも入る感じ・・・」
なるほど、たしかに突き当りないわね・・(笑)
あまりに素直な感想で、感心してしまいました。

かなりイライラする二人でしたが
最後にはそのイライラ感が心地よくたまらない・・・
喧嘩のシーンは何度も読み返しては、きゅんとして笑ってます。

4

いい話なのに攻めの理不尽さばかりが目立ったのは残念でした

崎谷はるひさんの作品よく登場するイケメンで仕事のできそうな攻めと自分に自信がないネガティブな受けが出会ってカップル成立までのあれやこれや。

小さな誤解からすれ違ったり別れの危機に陥る話は多々ありますが、降矢の対応や言い分があまりにも理不尽でありえないと思わせる展開で崎谷作品としてはもうちょっと書きようがなかったのかと残念になりました。

降矢は弘に対して「言わずに察しろは無理」と言いながら自分は何も言わずに信じろという身勝手。
元カノからの相談を、いくらヤクザや犯罪がらみといえ恋人にも隠すのはどうかと思う。
職業倫理上部外者には漏えいできないなどの事情があれば別ですが、よほど弘を信用していないようでかわいそうになりました。
週末デートも我慢しているのに降矢がかつて結婚まで考えていた元カノと頻繁に会っていると知って気分いいはずはないのに。
いくら鈍感でもあり得ないと思う。

様子のおかしい恋人の心が離れてしまったと思い始めた弘が、苦肉の策として仕事がらみで一緒に出掛ける約束を楽しみにしていたのに前日のメール1本で断られ、おまけに仕事の参考にしようと思っていたイベントは何の役にも立たないものだったというところで泣きそうになりました。
せめて恋人の顔を見て疲れをいやそうと思ったのに、恋人が元カノを家に呼んでいたということを知れば誤解しない方がおかしいというものです。
家に来た弘を迷惑そうに「すぐ帰るから」と言ったり、冷た過ぎる。
そんなぼろぼろな状態の弘の心情を思いやることもできずに時間が欲しいという言葉に正月休み明けまで放置っていうのは無神経でおおざっぱというより頭が悪すぎて先が思いやられます。

地味で自分には一つもいいところがなく、仕事の上でもこんな自分が前面に出てはイメージダウンでがっかりさせると引いてしまう弘。
それは男運が悪くいい恋をしてこなかったせいなんですがそんなネガティブな性格も理解したうえで好きになったんだから、降矢はそこんところちゃんとフォローが必要だし理解すべきだと思うのです。

アロマや癒し系の話は興味深かったし、後ろ向きな性格の弘が恋人や周りの人の助けもあって自分に自信を持っていくようになる話もよかったのですが、ありえない誤解の原因から混乱していく展開は興ざめでした。

5

テーマは「夫婦生活」?

どこまでもネガティブにジメジメ悩んでしまう斎藤と、そつなく見えて大雑把な降矢のちぐはぐカップルのお話でした。

斎藤のジメジメはすごく女子っぽくて、悩んでおどおどしている斎藤が可愛かったです。いっぱいいじめて泣かせたくなる感じで、斎藤は過去にひどい男と付き合っては捨てられているんですが、ちょっと昔の男の気持ちがわかる気がしました。これはいじめたいよねぇ(笑)

対する降矢はというと、登場シーンから定番の男前かと思いきや、ちょっと抜けた男前。完璧にスマートなわけではなく、斎藤の地雷を踏みまくったり大雑把だったり、中身は発展途上のイケメンです。恵まれた要素を持て余しているのが生身っぽく、親しみがわきました。

この二人、正反対というほどではなく、かといって似ているわけでもないために、なんだかぎこちないのです。のんびりから突然アクセル全開、かと思えばふいにアクセルを離して慣性走行。しびれをきらして急ブレーキ踏んで、車体の軋みが止まる前からエンジン切っちゃう。その思うように進まない感じが、ちょっとリアルを思い起こさせました。

そんな生身っぽい二人だけに、どうしても納得いかなかったのが、痴話げんかでの降矢の言い分。かなり身勝手なことを言っていると思うのは、私が女性だからなのかなぁ…。どっちもどっちとしか思えないのに、お互い相手を詰ってるところはほんと夫婦喧嘩ってこうだよな、と苦笑。その仲直りの仕方も、リアルの夫婦げんかもこんな風に終わるよなぁ…とまた苦笑でした。

でも、こういう夫婦はたいてい長続きしないと思われて、さらに降矢の発言により読後感は微妙でした。「スローフード」でその補填のはずでしたが、やっぱりこういうなだれ込み方をする夫婦は以下略。いっそ、シリーズの途中で一度がっつり破綻してくれるとすごく面白くなりそう、なんて思ってしまいました。

既婚者にはちょっと苦いお話なのかな?と思いました。


3

ジメジメ・・・

受け様はジメジメウジウジしている自分に自信がないです
美人受けではありませんが、じみ~にエロい感じですねw
攻め様は出来る男でイケメンですが、見た目より中身は
プレッシャーに弱く胃をいためていて、凄い気がきくタイプではありません

お仕事系の話で読みごたえあって、1日で読み終えちゃう自分でも
結構読み込むと時間かかりましたw
恋愛もありですが、仕事系の話もしっかりしていてとても面白かったです

今回は受け様に萌えたかな?

1

結局、雨降って地固まる…?

なんか最近、ブサメンまたはジミメン受けの作品ばかり読んでいることに気づきました…無意識にマイブーム?
まぁ、それはさておき(^_^;)
崎谷先生お得意のネガティブ受け×イケメン攻めのお話でした。あんまり萌えたとこは無かったんですけど、5段階評価で言ったら4くらいだったので萌え×2にしました。
攻め君はイケメンだけどなかなか人間味のある、というかちょっとかっこいいけど中身フツーの男子、でした。本人も顔と中身のギャップに悩んで胃炎まで起こしております(汗)
顔が良いのも大変なんですねぇ…。

男運のない受け・弘とさわやかノンケボーイの攻め・降矢。出会ってから付き合うまで、トントン拍子に話は進んでいきます。
でも受けは今までダメンズとしか付き合ってこなかった(むしろ、お付き合いだったのかも疑問)な恋愛しかしてこなかったので、フツーのデートとかお付き合いの進展の仕方とか…とにかく初めてのことばっかりなんですねー。そのうち、自分と降矢の温度差というか接し方のギャップに戸惑い始めます。はたから見たら、順風満帆でただのノロケでしかないんですけどね(笑)綾川にも呆れられてます。
まぁ、崎谷作品によくある、受けのネガティブぐるぐる劇場の始まりなわけです。
でも今回のは攻めにちょっとイラッとしましたねー。
元カノの相談に乗るからしばらく会えなくなる、とかはまぁよくある展開ですけど。それを正直に受けに打ち明けるのもまぁ良しとして。
だからって、なんっっのフォローもしないで逆ギレとかないわー。これは男も女も関係ないですよね。
なにも情報を与えず、フォローもせず、疑心暗鬼になれば『俺を疑うのか?』って…。当たり前ですがな( ̄O ̄;)!!
むしろ、ここまで待ってた弘はネガティブだけど、度量の大きいというか心が広いというか…大変涙ぐましい性格をお持ちです(>_<)よく頑張った!
降矢のマンションで鉢合わせしたとき、わめき散らさず静かに去って行く弘を想像すると、せつなくなりました(涙)人って本当に怒ったときって、妙に冷静になるし無表情になるんですよね。
確かに降矢の言い分も間違ってはいないんだけど。
弘のネガティブがコトを複雑にした部分もあるんだけど。
やはり、女性目線では弘側についちゃうかな。
まぁでも結論を言うと、不器用なバカップルの初めての大げんかのお話でした(笑)
最後に一つだけ。タメなのにいつまで丁寧語で喋るんですかね、あの2人(笑)まぁ社内恋愛だからバレないための配慮なのかもしれないけど、なんかそのうちバレそう(苦笑)

2

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