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こんなに下手な口淫は、初めてだ
あれ?あれあれ?
レビューを書いていらっしゃる方の評価が思ったより低い……私は萌えちゃったんだよね、ラストで。
このお話には『レビューに書いてはならない展開』があると思います。
でも私が「うっわ!これは萌えるわ~」と思ったのは、その部分なんですよね。
うーん、どう書けば伝えられるのかなぁ……
魔界に数ある悪魔の中でも最高爵位を与えられ、魔力のみならず、血筋も美貌も知力も兼ね備えた『魔界で最も賢く、最も美しい悪魔』のクライブがこのお話の攻めさんでございます。
このお話のキモは『悪魔は死なない』ということ。
全てを持っているクライブは、その全能さ故に、全てに飽きてしまっています。
対する受けさんのタキは、淫魔のくせに色っぽくなく、人をその気にさせることが出来ません。ご想像通り性技もダメダメなのね。
でも、タキにはクライブの虚無を感じ取れる共感力がありました。
その孤独を知ってタキは恋に落ちるのです。
一緒に居たいばかりに、何にも執着出来ないことを厭うクライブに、駄目な自分を『最上級のインキュバス』に仕立て上げる『なかなか成果が表れず、膨大な時間がかかる』ことに取り組んでくれる様に持ち掛けます。それを「面白い」と思ってくれたクライブとタキの同居生活が始まり、一緒に暮らしていく中で、クライブはタキの『人間臭さ』を、徐々に好ましく感じる様になって行き……で、色々事件が起きるわけですが。
私が非常に面白いと思ったのは、ここに『すべての物事は一瞬で消えてしまうから、それを想う感情が強く残る』ということが書かれているからです。
思い通りになることや、何度でもやり直しが出来ることって、ある意味『どうでも良いこと』。いつかなくなってしまうからこそ、その瞬間の輝きは永遠に心に刻まれるのだろうと思うんですよね。
そんな強い想いを得る為に自分の持っている全てを捨て去るという行為はロマンティックそのもの!
もう一回書いちゃおう。
萌えました。
「これをロマンティックと呼ばずして、何をそう呼べば良いのだっ」と大声で主張したく思います。
海野作品ってことだけで購入。
ファンタジーはほぼ読まないので大丈夫かなぁ?、くらいのノリでしたが。
他の姐様方は帯等を見てエロ話だと思ってたのに…とありましたが、
幸いなことにそんな煽り文句にも気づかず(笑)、
本編読むまでインキュバスってなんだっけ?と思ってたくらいで。(^^;
タイトル通り、淫魔として駄目ッ子なタキ(受)が
魔界の公爵様であるクライブ(攻)に恋をしてホネヌキにするお話。
海野先生安定ののほほん、ちょいきゅん、くすっとするコメディラインかな。
(もはや海野先生はこの系統しか読んだことないですが。。笑)
エチシーンは一応あるけどそんなエロくないです。
淫魔なので人を誘惑するも、ことごとく裏目に出て、相手に恋慕させるどころかおかんやペット扱いされ、癒しを提供してしまうタキ。
見た目が人を翻弄させる美しさを兼ね備えている分、余計にギャップにより
捨てられてしまう。
うーん。そんなギャップに落ちる人間いると思うんだけどなぁ。
かわいーじゃん。とか思うけど。笑
まぁ、クライブが驚愕するほどエチが下手すぎるのが難なのかもしれないけど。( ̄w ̄)プッ
それも含めて早々にクライブはタキのことが好きになっているわけなんですが。
『 キスは相手への完全服従 』という設定がヨカッタ。
この前提と、タキの素直に卑屈な考えと、ありえないほどの鈍感さで
中々二人が進展しないのなんの。笑
タキ→クライブはダダ漏れなのでクライブはいつタキが告白するのか、と
悠長に構えていたら当て馬ネロリの登場により更にひっかき回されるという悲劇。笑
“最上位インキュバス”ルーチェの存在でタキが見事に翻弄され
剰え自らクライブとの決別をしてしまう。
はー、わかってたけど。
分かってるんだけど、こーゆーベタ展開好きなんだよねぇ。笑
タキが自分のことを好いていることで悠長に構えてたのに、
まさかの決別宣言に焦りまくるクライブがイイ!!!
逃げるタキを必死で追いかけ、タキに悪さをしかける下級悪魔に激高して
角が出るとか。
仕上げに大量の悪魔の眼前で濃厚キスをタキに注ぎ、洗いざらいの告白をするとか。
くーーーーーーっ。(≧∀≦)
超ハイスペックイケメン悪魔が必至こいて下級悪魔であるタキに
翻弄される素敵なシーンです(*´エ`*)ウットリ
キスをあれほど拒んでいたのに、タキに告白してからは一転。注ぐ注ぐ。笑
隙あらば甘い言葉とキスでタキをメロメロに甘やかすんですぅ。
やっぱりキスシーンって重要だわーと確信イタシマシタ。( ̄ー ̄)ニヤ
今回の挿絵萌え度は低め。
萌えっというよりかわいーってのが多かったかな。
(いや、まぁ中々二人が進展しないので仕方ないっちゃないのですが。苦笑)
クライブがタキのこめかみをギリギリして、痛ぁーーーーいっって
してるシーンなんて文章そのままのらぶりーさでした。
普段ファンタジーを読まない方でもサラリと読めるお話なので
ベタ展開がお好きな方はぜひぜひ~♪
発売されたときから好きなストーリーだったんで気になっていた本ではあったんです。
でも、ここで皆さんのレビューを読んでそれほど高くない評価だったのと海野さんの本を読んで過去はまるのがなかったんでずっーと読もうか読むまいか悩んでたんですよね(>_<)
んーー評価としては、皆さんと同じような評価になっちゃいましたね(^_^.)
でも、読んで時間の無駄だったとは思わなかったし、楽しめたのでよかったです笑
ストーリーはあらすじ通りです♪
思いは伝え合ってはいないけれど傍目から見ても丸わかりの両想いの2人の仲をクライブの友達?の魔王の息子がいい具合に関係をひっかき回しちゃうんですよ。駄目っ子のタキは勘違いしてクライブから逃げ出しちゃうんですねぇ~・・・。
っで、ガラの悪い悪魔に捕まってやられちゃうところをクライブに助けられてお互いの思いを知る。
この本を読んで一番良かったのがお互いの思いを知ってなだれこんだエッチの事後に最上位のインキュバスのクライブへの思いが書かれていたことですね(*^。^*)
それがあったことでこのストーリーに重みが出たのかな、と思いました。
何も考えずに読んでたのでそこでタキの正体を知ったアタシは「ぉえっ!?」ってなりました笑 ←おっそ
確かに続きが読みたいような読みたくないような終わりになりましたね☆★
滴る美貌と魅力的な身体を持ちながら、冴えない性格とド下手なHでそれをまったく活かせない落ちこぼれインキュバスのタキ。
料理上手になれば、モテると聞けば一生懸命料理をして尽くすけれど、それが返って仇となり、「所帯くさい」と言われてしまったり、Hの最中に寝られてしまったり、と人間界で失敗続きのタキ。
人間界でダメならば! と今度は悪魔を誘惑すべく魔界でターゲットを探すことにする。
たまたま辿り着いた泉にいた悪魔をたぶらかそうと試みるがあえなく撃沈。
おまけに、「やってみろ」と言われて押し倒すと、地面に頭をぶつけさせてしまい、キスでもなんとも感じさせられたない。
すっかり追い討ちをかけられたタキだったが、タキが無礼ともいえる行為に及んだ相手は、なんと、魔界を統べる乃魔王の傍系で、由緒正しき血筋のクライブ公爵だった。
あまりの身分違いに恐れおののくタキだったが、想像以上のおぼこさと、最上位のインキュバスに瓜二つのタキに興味をもったクライブは、タキに誘惑のいろはを教えてくれる、という。
翌日、再会したタキに、クライブ公爵は自分が作ったという光り輝く街の中を案内してくれる。
すっかりクライブに夢中になってしまったタキだったが、クライブの中には最上位のインキュバスがまだ居座っているようで……という話でした。
タキは本当にダメなインキュバスで。
それは本当は、人間を自分の餌として割り切れなかったりとか、いつまでも過去を引きずっていたりとか、そういうところが原因だったりしたんですが。
それもクライブにとっては好もしく映っていて。
でも、タキにしたら自分に自信なんてまったくないので、何をされても臆病になるばかりで、どうしていいのかわからない。
そして、最後に、実はタキがその最上位のインキュバスだったっていうのがわかるんですが、タキ自身はそれに気が付いてなくて、クライブ伯爵のみが、最上位のインキュバスの想いと共に気づく……という。
まぁ、気がつかないタキも十分にかわいいんですが、個人的には、気が付いて、タキと半分半分くらいになった最上位のインキュバスの本気も見てみたいなー……と思うんですが。
出てこないほうが幸せなのか、それは誰にもわからないんですよね。
ちょっとだけ続編を期待してみたりもするんですが、ない方がいいのかもしれないです。
落ちこぼれインキュバスが、最上級の悪魔と出会い、いろんないきさつがあって「最上級のインキュバス」になるための訓練をしてもらうことになる――
この冒頭のあらすじ説明で予想し、また期待するのは、9割がたエロ訓練だと思うんですが、そこに期待しちゃダメな作品です。
エロは極めて薄くて、ひたすら駄目インキュバスの駄目駄目っぷりや、優しい上位悪魔とのほんわかした日常やらが綴られるストーリー展開になります。あと、駄目インキュバスのかすかな精神的な成長と。
私も「エロエロ話なんだろな」と思ってむしろ期待値を下げて読みはじめたんですが(純情無垢な受けが、やり手の攻めに開発されるタイプのエロエロ話ってあんまり好きじゃないもんで…)、むしろイイ意味で裏切られました。
がんばり屋だけどヌけてる駄目インキュバス受けと、無愛想な見た目の裏側で実は駄目インキュバスに萌え萌えになってる上位悪魔攻めの平和な日常が楽しかったです。
できたらもうちょっとだけインキュバス受けがプラス思考だったら良かったのになとは思いましたが。ニコニコ笑顔で数時間おきにお茶の用意をして、少しでも攻めの近くに行きたいと頑張ってる健気な姿が一番好きだったもんで。
オチは予想通りでしたが、若干腑に落ちなかったな。最上級インキュバスがなぜそういう決断をしたのか、もうちょい詳しい説明が必要だったんじゃないかなと思いました。
キャラ的に好きだったのはネロリです。彼がメインになったスピンオフが読んでみたい。ネロリの本気が見てみたいー!