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表題作秋霖高校第二寮 リターンズ 3

波多野帝・高校生の人気作家
奥村聡・高校生

その他の収録作品

  • 神のみぞ知る
  • SOMEDAY
  • あとがき

あらすじ

高校生作家の波多野と聡、紆余曲折の付き合いを続けて第二寮2年目の夏休み、初めてのデート・・・!?
超人気シリーズ、ひとまずの最終巻!
(出版社より)

作品情報

作品名
秋霖高校第二寮 リターンズ 3
著者
月村奎 
イラスト
二宮悦巳 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
秋霖高校第二寮
発売日
ISBN
9784403522574
4.6

(36)

(29)

萌々

(1)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
167
評価数
36
平均
4.6 / 5
神率
80.6%

レビュー投稿数7

もう少し早い段階でこれで見たかった

攻めのぶっきらぼうな態度の中に程よい甘さがあるのと受けのしっかりしてるように見えるけど隙があって庇護欲そそる感じがあって攻め受け両方とも好みだし、重くならずに読めるし、このシリーズが好きです。しかし、丁寧に描写してるのはわかるのですが、もう少し早い段階でこの甘さが見たかったなぁって私個人としては思いました。
シリーズ全体的に濡れ場は少ないですが、リターンズ3の描写が好みなので神評価です。欲を言えば、他の巻もこれくらいの描写で見たかったなぁ。
ですが、初心者や学園もの好きな人にはこのシリーズおすすめです!

0

BL小説初心者向き

何冊か月村先生の最近の作品を読んだ後、気になっていたこちらのシリーズも、秋霖高校第二寮1~3とリターンズ の1~3を一気読みしました。

わちゃわちゃとしたハイスクールもので、読みやすいし読んでて自分の高校時代を思い出して楽しい気分になりましたが、最近の先生の作品に比べると、全体を通して文章の幼さが気になりました。主人公の聡の一人称で書かれているので、わざとそういう文章にされているのかもしれませんが。読んでいて、ずっと物足りなさが拭えませんでした。あと、主人公の二人にも、同じ寮の先生・先輩カプにも共通して感じたことですが、男同士で恋に落ちる必然性が希薄な感じがしました。お互いにどうしてその相手じゃないとダメなのか、その理由付けがもう少し明確にほしかったかな、と。
エチシーンもマイルドですし、BL小説初心者にはちょうどよい導入本かもしれません。

0

未来の話

ほのぼのコメディでしたが、その中にちょっとせつなさもある作品。
でもとても暖かい作品です。

リターンズになってから甘々になってる分、若干シリアス度も上がっている気がする最終巻。
前半は波多野の弟分が寮にやってきて、2人の関係を引っ掻き回していくというもの。その後なぜか聡が(無理やり)女装させられ1日波多野とデートするという展開に。
受けの女装、というのが実はニガテだったりするのですが、これは普通に悶えました。ナチュラルにとてもいいカップルに見えたからかな。
嫌味ながらもエスコートする波多野はかっこいいし、聡の性格が逆に女装して可愛く思えます。

後半は卒業後の事で聡が波多野と喧嘩をするお話。一応最終回らしきテーマになっています。この2人、一体いつまで些細な事ですれちがって喧嘩するんだろう…という感じです。聡はもうちょっとふてぶてしくなってもいいと思うのに、やっぱりそんな所がとても好きだとも思ってしまう。
友人にも波多野との関係をついに明かします。
最初はなんとなく好きになって…という感じでしたが、途中からこの先長い関係になるということを見透かした展開になってきて、「将来のことも考える」という事がなんだかこう、胸が締め付けられるような感じがして…。

波多野が誰が相手でも、やきもちをやくシーンがとても好きでした。
このシリーズと出てくるキャラクターがとてもとても好きです。

「この世は仮住まいだ」と言っていた波多野が自分の未来の話をしたこと。
これから未来はどうとでもなるんだと最後に感じさせてくれたこと。
片付いていないこともあるのかな、という感じですが、このシリーズ通しての全体評価で神評価を付けたいです!

4

もう、あまりに良すぎです♪

シリーズ通して本当に最高です☆
あまりに良すぎてわたしは静かに読んでいられませんでした、
読みながら身悶えちゃう!
エッチ度は低いけれど、そういうことじゃなくて
いや、そういうことでもあるけど(この巻はエッチ度がちょいパワーアップ♡)
でも、それだけじゃなくて
本当に聡も波多野も、他の登場人物もかわいくて愛おしくて堪らないのです!

聡は相変わらずで、6巻目にしても波多野に愛されていることに自信が持ちきれず
ぐるぐるぐるぐる…
エッチも何度かしたしね、赤面な甘い言葉もキスもいっぱい貰っているのにね。
でも、そんな聡がわたしはとてもすき。
悩むのは思考が純粋で(単純で?)、周りの人たちを大事にしたいという気持ちが
強いから。
そして、周りを高く評価するあまり、ちょっと自分に自信が持てずにいるからかな。
でも、そんな聡もちょっとずつ成長しているなぁと、この巻では感じました。

自尊心が足りない傾向にある人にはぜひ、聡に感情移入してこの本を読んでほしい。
そして、波多野に愛されている聡を見て心を溶かしてほしい。

なんで自分ばっかり!とか、こんなにやってるのに!とか、分かってくれない!とか
きっと誰もが時々感じるそんなことを
聡がぐるぐるしながら代弁しつつ、そのマイナス思考を反省してくれますよ。
そして、相手に必要とされる喜びと満足感と、
相手に愛されて得られる幸福感を教えてくれるのです。

かわいくて癒されるだけじゃない、素敵がい~っぱい詰まったシリーズでした♪

紹介していただけて、感謝&幸せ~♡

8

このシリーズ大好き!

久しぶりに出て嬉しかったです。
あいかわらずエッチは少ないし、予定調和なんだけど、なんでこんなにもえるの!?
これで終わりなのが淋しい。
正直このシリーズは、前の1~3よりリターンズのほうが絶対に面白いです。

0

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