梶本潤の初期作品から『緊縛エッチ』よりぬきました!!

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表題作緊縛ウサギに御用心

いろいろ
いろいろ

その他の収録作品

  • イケナイウサギにご用心v
  • 彼と彼氏の事情
  • 時に愛せる存在
  • アイ・ライク・ユー
  • 心までみつめて
  • 告白はそのアトで
  • ハッピーハニーライフ
  • 遊戯場はタブー
  • 恋愛ベクトル
  • ドメスティック・キャットの憂鬱
  • あとがき
  • やおい寮のの住人たち。(描き下ろし)
  • 文庫・DEつれずれ1・2・3・4

あらすじ

片想い中の慎司の家に、ひょんなことから臨時の家政婦として雇われた青野。愛らしい私服姿に青野の股間もヒートUP★しかし、この時すでにアブナイ罠にハメられていて・・・v
エロキュートな淫乱★子ウサギVS体育会系の童貞ワンコ!!オール緊縛ショータイム!!
(出版社より)

作品情報

作品名
緊縛ウサギに御用心
著者
梶本潤 
作画
梶本潤 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネット文庫
発売日
ISBN
9784904468982
3

(4)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
11
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

なんというか旦那様に萌。

萌え萌え評価付けてますが、
これはどちらかというと
本編漫画より小話で出てくる梶本先生の旦那様に「萌え(*´∀`*)♡」です(笑)

文庫本と確認せずに購入しまして、手元に届いてびっくり!
今までの90年代の歴史が詰まっとりますなあ~・・・
いやあ濃い!(笑)
もともと梶本先生の描くガッチリむっちりエロが好きでファンになったのですが・・・
90年代の頃は、BLというよりガチのゲイの方向け漫画だったのですね・・・・!?
と尋ねたくなるほど!ガタイのいい兄ちゃんの、激しいハードな絡み合いです!
話の内容も展開も、決してアホエロではないので、一つ一つが濃い!(笑)

しかし、合間合間に出てくる旦那様の小話が可愛すぎてもうどんな40代だよ!という
この萌え感情がおさまらなかったのでw 萌え評価2にしておきました~♪

0

緊縛というよりは、ちょっと縛って動きを封じてみましたという感じです。

ジュネット文庫が創刊されるという告知で、発売ラインナップの作家名に早くから名前が挙がっていた梶本さんですが、なかなか発売されなかった。待ちに待った文庫発売です。
初期作品はエロも多めですがお話が結構好きなので、とても楽しみでした。
梶本さんは短編でもお話がしっかりしてるものが多いので、ただやってるだけ!というエロエロものともちと違う気がして好きなのです。
あと、梶本さんの描かれる裸体のラインがほどよくマッチョで好きなのです。
そしてここはとっても大事!攻めはもとより受けもちゃんと男性に見える!
表題作は小柄で可愛いけど実は狼、大柄で逞しいけれど羊という体格逆転物ですが・・・他は男×男!って感じです。

あらすじにもなっている表題作は連作ではなくとても短い短編なので、あらすじはあって無きが如しと思った方が無難かと。なので表紙絵とあらすじの話だけを期待して買うのはおススメ出来ないかもです。
あと、最後はくっつくとはいえ・・・好きだから、届け俺の想いっ!ガツーン!!という『凌辱強姦』系の話も多く、というか(ジュネットなので)基本無理やりが多いのでそういうのが苦手な方には回避された方が無難かもです。

タイトルにも入っていますが『緊縛』プレイ作品を抜粋し集めた作品集でもあります。
しかし、荒縄でがっつりと縛っていかにも『緊縛プレイ』ではなくて、ネクタイやベルトや帯にタオル、脱がせる途中の服などで腕を縛ったり足の自由を奪って相手が抵抗できないようにする、というシチュエーション縛りモノ。
10本も短編が収録されているので、お話はバラエティに富んでいます。
同級生、リーマン再会、ゲイ×ニューハーフ、ちょぃリバ、幼馴染、10年愛、ノンケとゲイ、アパートのお隣さんものなどなど。

中でも初期作品で好きだった『恋愛ベクトル』(ゲイ×ニューハーフ)が入っていたのが嬉しかった。
攻めは男が好きなゲイで、受けは体は男だけれど乙女として男性の攻めが好き。
でも、攻めは男としての受けは気に入ったけれど、ニューハーフ・・・女としての受けは『女』で気持ち悪い。
でも男の格好ならOKという性の不一致。
けれど結局は受けのヒナコの健気さや、ヒナコが何故化粧をしていない男前な自分を醜いと言うのか?などの過去を聞いてほだされるというと身も蓋もありませんが、気がつけば好きになっていたという話。

他の作品も文庫化すればいいなーと期待しています。

3

まじですか、これで2000年代初頭ですか!

色あせ感をまるっきり感じません。
多分、2012年の新刊だと言われても行けそうなくらいお膳立てがしっかりできてるし、セオリー探してます時期に多い、退屈さもない。

この時期のBL、特にエロBLってまだ
「絵が下手でも展開がトンデモでもOK」
な時期だったはず。このクオリティなら当時は出色だったに違いない。
でも、存在にまったく気づかなかったなぁ。

でも修正の仕方が・・・怖い(汗)
多分昔の単行本には修正がなかったのを強引に修正するために反転させたんじゃないかと思うのですが、気持ち悪さを強く感じてしまった・・・。
大昔の単行本が中古で発掘できればそれは無修正なのかも。

たとえば化粧を取れば美男子なのに心の芯からオカマ化してごっつい化粧してごついオカマ化している「恋愛ベクトル」はBLの「美男子は女装しても美形」という不文律を真っ向から否定してくれ、今のBLと並べても普通に新鮮。

緊縛率が妙に高く無理やり間の漂うエロもおおい本なのですが、縛っているものが柔らかいせいか、それとも無理やりされてる方の体型がごついものが多いせいか痛々しさを感じず逆に張った筋肉が麗しい!と思わされてしまう。

1

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