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表題作パンチドランカー

弟 悠人
プロボクサーの兄貴 直人

同時収録作品キミとお仕事

小次 年下の先輩リーマン
竹倉 新人リーマン

同時収録作品オーダー!

柄本 リーマン
麻生 居候

同時収録作品雨上がり恋したい。

空知セイタ 高校生・野球部
天木ハル 高校生・雨男

同時収録作品夏の残り日

戸口 高校生・カフェバイト
円香 高校生・カフェバイト

同時収録作品君に唄えば

(?)リョーヘイ・ストリートミュージシャン
(?)ジロちゃん・攻めを保護したリーマン

その他の収録作品

  • Round1 2 3 (表題作の書き下ろし)

あらすじ

小椋ムク先生、大推薦!!

幼い頃から喧嘩っ早い性格の市川直人は、今や若手のプロボクサー。常に前向きな直人だが、自分と一線を引こうとする弟の態度が気に食わない。
一方、弟・悠人は生傷ばかり作る兄の手当をしてやりながらも、自立を考えていた。己の為…しかし悠人には、言葉にする事のない兄への想いがあったーー

他5編+弟兄のちょっとエッチな描き下ろしありv
(出版社より)

作品情報

作品名
パンチドランカー
著者
ツトム 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
F-Book Comics
発売日
ISBN
9784861234736
3.6

(20)

(5)

萌々

(5)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
70
評価数
20
平均
3.6 / 5
神率
25%

レビュー投稿数11

同時収録がどれもとても良い

短期集中型なので10週間レビューを投稿し続けたらもうレビューはしないと決めていたのですが…。
出会ってしまった。
どうしても感動をお伝えしたい作品たちに。

初読みの作家さん、しかもかなり前の作品です。
表紙は正直好みではなかったのですが、本編の作画が全然違う!イイ!イイね!かなり好きなタイプの絵でした。

表題作含めて6つの短編が収録されています。
① 兄離れを目論む弟×ボクサーの兄
② 中途採用で入った社員×コミュ不器用さんながら相手のことを考えた仕事ができる年下有能先輩社員
③ 酔い潰れて介抱してくれた謎の男に同居を許すリーマン×絶望して逃亡中のパティシエ
④ 自称晴れ男の野球部員×自他共に認める雨男の高校生
⑤ 猫好きカフェバイトの高校生×カフェを開くのが夢の高校生
⑥ 宿無しストリートミュージシャン×行き倒れていたミュージシャンを保護したリーマン

おすすめは③、④、⑤、⑥です。すごく良い。
①は実兄弟なので、そういうのが苦手な方は微妙かも。あまり実兄弟!ってところを前面に出してないので結構あっさり気味ではあります。
②は先輩社員の仕事っぷりがすごいな!という感想しかなく…。こんな風に仕事ができたら楽しそうです。
③は何と言ってもケーキが出てくる!食べ物大好き!もちろんおすすめポイントはそれだけではなく、自分が目指すものを追い求めたら、結局周囲を不幸にしかしてこれなかった自分との葛藤が短い作品ながらうまく描かれています。「このひとなら大丈夫かもしれない」という安心感って偉大。
④はかわいらしいDKの恋。いやもう可愛かったです。野球部くんの優しい微笑みやお昼のベンチでの座り方に悶える。雨男くんは小動物的かわいさ。設定に珍しさはないものの、ラストは叙情的な仕上がりでじわーっと胸に沁みてきました。
⑤は違う高校、同じバイト先。知っているのはバイトにいるときの相手だけ。だけどわりとバイト先の友人相手の方が、学校の友人より将来のことやそれに向けての努力とか実のある話をしてたなあと思い出しました。ちょっとした行き違いを弁解できないまま会えずに10年。この先が気になる終わり方で、心地良い余韻たっぷりでした。
⑥はこれまた行き違いというか、すれ違いというか。顔色や反応を見る=正解ではないんですよね。気持ちはちゃんと言葉にしないと。こちらもリーマンと夢を追う貧乏ミュージシャンというわりとよくある設定ながら、絵と展開で引き込まれました。

どの作品も設定自体は物珍しいものはないのですが、これはもはや絵の好みの問題なのだろうか。すごくきゅんきゅんしました。先は気になるけれどジリジリとした物足りなさは皆無という、短編ならではの楽しみが詰まっていると思います。
7年前という古さも全く感じない、すてきな短編集でした。

0

雨男vs晴れ男

兄弟ものに飛びついて購入した作品です。だけど、兄弟ものは代表作だけで、あとはサラリーマン同士や、高校生同士などの、心が温まるようなラブストーリーです。

中でも好きだったのは、『雨上がり恋したい』です。
高校生同士の可愛いお話です。自分が雨男だと自覚してるハルが、雨宿りをしている時に出会ったのは、同じ高校の自称晴れ男のセイタです。
出かける日にはいつも雨なので、人と約束することに後ろ向きになっているハル。そんなハルの心のドアを開けるように、グイグイ近づいていって誘うセイタ。一緒に出掛けて楽しいことを教えて、雨が降ってもその雨さえも楽しんで。
こういう前向きなコ、大好きです。もちろん、それはハルも同じで。
ちょっとしたすれ違いもあるけど、セイタの片思いが成就して、雨が特別なものになった2人にキュンとなります。

他のお話も、サラサラと読めるけど、キュンも適度にあって面白かったです。

1

ハートフル

初読みの作家さんです。
帯は小椋ムク先生が描いているのですが、なるほど、確かにテイストや雰囲気が似てるなと感じました。

「パンチドランカー」
ガチの兄弟ものです。
二人共可愛かったのですが、兄弟もの特有の禁忌感がもう少し欲しかった。
でも、ツトム先生の作品の雰囲気に合わせるという意味では禁忌感はなくても良いのかもしれません。

「雨上がり恋したい」
雨男と自称晴男のお話。
収録作の中で一番キラキラ可愛い作品でした。
正反対な二人が実はずっと前から惹かれあっていて、あるきっかけでどんどん仲良くなっていく。
悩みながらも真っ直ぐな、学生らしい二人がとにかく可愛いです。

「夏の残り日」
タイトル通り、正に一夏の思い出のような淡さのある作品でした。
カフェのバイトがきっかけで知り合った二人は、お互いが気になりながらも、そのもどかしい距離を埋めることは出来ない。キスはした。でも二人はその後進展もせず離れ離れになった。そして、そのまま月日は経ち…という話。
読者に妄想の余地を与えてくれるラストが素晴らしい。

他収録作品含め、どこか暖かさのあるハートフルな作品がいっぱい詰まっています。
最初にも書いた通り、ムク先生とテイストが似てるので、ムク先生の作品が好きな人はハマるのではないでしょうか。

1

個人的には表題作以外がよかったです

初コミックだそうで。短編5作+書き下ろし。良作詰まってます!
絵は非常にあっさりしていて今時な感じ。
ちょっと九號さんを薄くしたような…?
好きなタイプの絵です。

表題作はガチ兄弟モノ。
兄・直人はプロボクサーって設定ですが
あまり活きてない…かな。
ストイック好きな私はちょっとネタ的に
物足りなかったけど、短編だし、しょうがないか~。

「キミとお仕事」
新人と年下の上司のリーマンオフィスラブ(笑)
美人で仕事が出来てえろいツンデレとか…
しかもこの人タチか!!小次さん最強!!
萌3つ☆☆☆

「オーダー」
リーマンと、夢を諦めようとしたパテシィエの話。
柄本さんは30代でしょうかねぇ。
ちょっとおっさんだよね…!(喜)
私の脳内では、何故か藤原啓治声で再生されてました(笑)

年上が年下を甘やかす話は好きだな~。
けど受だったりしたらいとおかし!
何か似たテイストの話があった、
と思ったけど、鰍ヨウさんの「触れる瞬間の」でした。

「雨上がり恋したい」
他の作品と書いた時期がズレていて絵がちょっと違います。
かわいい度が高い。

高校同級生。雨男コンプレックスと俺太陽!な話。
学校の図書室って結構BL的に定番ですね。
そして大人しい子と能天気か俺様がテッパンか?
でも好きなネタシチュだな(^m^)

この話の主人公達の名前
天木ハルと空知セイタって…空と天気に
かけてるのかな?と思ったり…。

「夏の残り日」
喫茶店でバイトする他校のふたりの話。
円香かわいいし(ホクロ!)、一人エッチネタだし、好き!
そういや、高校生だけど学校の描写がないです。

忘れられない恋、オチがまたいい。
オラ、ワクワクすっぞー!\(^▽^)/
このコミックの中で一番好きかも。

「君に唄えば」
これもちょっと絵が違います。
リーマンと居候のストリートシンガーの話。
リーマンの方は良かったんだけど
ストリートシンガーのキャラクター
黒髪長髪+関西弁?で顔が可愛い
がちょっと私は好みではなく…残念(-.-;)申し訳ない。

リーマンジロちゃんの夢がオペラ歌手ってのと、歌が上手いってとこに萌えた(笑)

0

未来を予見させるお話の詰まった短編集

表紙から勝手に「元気なボクサー少年とその友だち」の話だと思ってたんですが、裏表紙を見ると好みのメガネが…。
あらすじが書いていなかったので「好みのメガネの話も入ってるな」と予想して買いました。
さらに「青空★ウォーズ」のツトムさんの絵に似てるなあーと思って買ったらツトムさんでした。
表紙の作者名、「ツトレ」さんだと思ってたのです(レジで気付いた…アホです)。
ツトムさんの初コミックスで短編集なんですが、ツトムさんの魅力いっぱい。
その上、どのお話も自分好み、自分的お得感満載の1冊でした!

お得その1:表題作「パンチドランカー」のCPが実の兄弟(それも弟攻)だった。
ホントの兄弟だからわかる、弟の自分に対する微妙な変化、態度、表情。
でもそれがまさか、弟が自分に兄弟以上の好意を抱いているからだとは、夢にも思いませんよね。
ひとりもんもんしながら「やっぱ兄貴から離れなきゃ」って思う弟、離れる前に気持ちを打ち明けます。
弟にしてみれば、端っから無理って決めてかかってます。なんせ男同士で兄弟なんだから。
まあ普通に考えれば無理ですよね。ところがどっこい、兄貴もまた同じ気持ちだった…なんて旨すぎる!?
でも、兄貴の単純で明るい性格を見てると、非常にその答えが的を射てるんです。
「ケンカに勝つと弟が喜ぶ→弟の喜ぶ顔をもっと見たい→ボクシングで勝てばいい」
結局は、兄貴の頭の中も弟のことでいっぱいだった、という。シンプルですごくいい!
ただ、兄貴は弟ほど深く考えていない感じがして、それがこのCP成立に一役買ってる気がします。
書き下ろしもかわいくてやらしい!
弟のお願いって、何でも聞いてあげたくなっちゃいますよね!わかるー!!

お得その2:裏表紙のCP「キミとお仕事」はリーマンで年下(だけど先輩)攻めだった。
大好物ですよ。受けがメガネで、年上だけど中途採用なんで後輩というシチュ。
年下の先輩・小次は一言多くてちょいちょいイジワル。
後輩・竹倉は、小次のそんな態度にイラッとしながらも、デキル奴だと認めてます。
その上、自分に対する仕事上の細かな気遣いにドキリ。だんだん意識してきて…。
このお話の種明かしが、実は一番萌えポイントだったんです。
だって私も、裏表紙のメガネ(竹倉)に一目惚れして買ったんですから。
このお話は、攻めの年下先輩の性格勝ちです。攻めなのにツンデレですよ。もうっ、かわいいったら!

お得その3:オッサンだ!ツトムさんのオッサン!
「オーダー!」なんですが、オッサン攻めなのか受けなのかわからない仕様になってます。
ツトムさんの仰るように、オッサン受けならニンマリですが、なんとなくオッサン攻めのような雰囲気…。
でも若人(麻生くん)のかわいいお願いに、オッサン(柄本さん)受けちゃいそうな気もします♪
とにかく、ふたりの表情がすごくいい、すごく好き!
それに、スイーツの出てくるお話なので、甘い香りが漂ってきます。

その他のお得:とにかくどのお話もいい!
全体的にエロさ控えめですが、どのお話も未来を予見させる終わり方が私好み。
こういうの「中途半端」って感じる人も多いと思いますが、逆に私は大好きなんです。
「雨上がり恋したい。」のふたりもこれからって感じだし、「夏の残り日」のふたりは10年後の再会。
「君に唄えば」に関して言えば、最後にちゃんとHまで入ってて……ツトム先生ありがとう!関西弁もウレシイ!

ツトムさんの魅力満載の短編集、たくさんの方に読んで欲しいです♪

3

兄ちゃんにZOKKON☆

読み返そう!と思って積んでましたww
こないだの新刊に感化されての再読。
やっぱりこの絵柄好きだなぁ(*´∀`*)絵だけでもンマーな1冊。
表題のボクサー受は、兄弟もの。
兄が好きすぎてどうしようもない弟の葛藤。
この弟かなりむっつりだと思うのだけど、いかがでしょう。
メガネで、兄ちゃん相手にハァハァしてしてしまう弟。
某非BL漫画でもこの手の設定ありますが、モエです。
兄の方が小さい。力的にはあるのだけれど、弟にハァハァされて
まんざらでもないとかな。萌えるじゃないかwww
もっとエロエロされてしまえばいいのだ。

ほか短編いくつか。
どれもふわんと軽目なのだけれど
キュンがいっぱい飛んではじけて。
おもわずほっこりな作品集でした。
カワイイノダ(*´∀`*)いかんね。また新刊楽しみです

3

クセが無くて、とても読みやすいです

小椋ムクさんと井上ナヲさんを足して2で割ったような。(あれ、違う?)
あっさり目かと思いきや、素朴な感じがとても好印象でした♪

色っぽいBLをお求めの方には物足りないかもしれませんが、
微笑ましい作品がお好きな方にはもってこい!かもです。

担当さんは、なぜ『パンチドランカー』を表題作になさったんでしょうか。
ボクサーは珍しいから?
いえいえ、不満とかじゃないんですよ!w
兄弟ものと知らなかったので、「やったぁー♪」と得した気持ちになりましたが
私はリーマンものが好きなので、収録作の『キミとお仕事』だったら
世のリーマン好きのアンテナにガンガンひっかかるんじゃないかなーと…。
…すみません、あくまでも個人的感想です…。
でも、実弟×実兄は美味しかったです!弟、黒髪の眼鏡だし!!

『キミとお仕事』も、何気に黒髪眼鏡が年上受けで嬉しかったですw
たぶん、一般的(?)な需要からすると、攻めと受け逆じゃないか?って思うかも。
あえて、それが良かったです!(私はね)

『オーダー!』
甘い香りのするパティシエ・麻生、可愛いな。
大事にしたい相手を今まで思うようにかまえなくて
悲しい別れを繰り返して…。
そして、攻めの柄本さんはリアルで好み!!!
優しくて、普段はちょっと言葉が足りなくて不器用そうでも、
ここぞという時はストレートに想いを伝えてくれる。素敵。
こんな人と一緒にいて、大好きな仕事を続けられたら、
何も怖くはなくなりそうです!!

『雨上がり恋したい』
高校球児と図書室へ通っていた雨男の恋。ほのぼのです♪
お互い惹かれあっていたのが、とても自然でした。
攻めの空知くんが、思いやりがあって明るくて惚れます!

『夏の残り火』
喫茶店でバイトをしていた、違う高校の同い年な二人。
…口元の黒子って色っぽいですよね…。
泣き黒子とどちらか選べと言われても決められません。
(そして普通、選べとは言われません)
キスだけで会えなくなってしまった二人が、
偶然にも10年後再会しますが、この続きが読みたい!
攻めのとぐちくんは男くさくなってたし、
受けの円香(まどか)はますます妖艶に…。気になる。
ところで。猫って黒子あるんですか?
猫と親睦を深める機会がないのでわかりませんでした…。

『君に唄えば』
関西弁キャラって、なんとなく得してる気がするのはなんででしょう?w
そんなに親しくなくても、すんなり心を明け渡してしまいそうになるというか。
生まれ変わったら、関西出身の男性になりたい(知らんがな)
受けのジロちゃんは、お人好しで真面目で、守りたくなる!
実は歌が上手いっていうのも好きな設定w

表題作の描き下ろし『Round1』は、
風呂掃除している兄を襲う弟。
両親が不在中に、実家で服着たままお風呂場でHって萌えるなぁ…。
…ところで、Hってそんなにカロリー消費出来ますか?
そんなに動いちゃってんですか?と思ってしまった。
どんだけヤッちゃうんだよ!と。若さ故?w

激しさは無くとも、優しい相手に惹かれる、自然な恋心満載でした♪





4

あっさりしていますね

短編集です。
なんていうか、パンチドランカーというタイトルだけで、妄想してしまっていたところがあるので、肩すかしでした。
もっとがっつりした、男っぽいのを、勝手に想像していた・・・レーベルをみろ!がっつりするわけないだろ!って、読む前の自分に言いたい。

個人的な意見で、ホント中立にするのが心苦しかったんだけど、やっぱり好みじゃなかったので、中立にしました。

そして、叫びたくなるほど、Hが少ない!
そこは押し倒す流れでいってほしいな~ってところでも、薄いキスをして、終わりとか、物たっりなくてうずうず・・・ワタシただれてますね・・・
でも、Hするかしないかで、その感情が友情止まりでおわるか、男同士の新しい扉をあけちゃうかの、瀬戸際だと思うのよね。
薄いキスだけだったら、そのまま友人として、学校卒業っして、逢わなくなって、10年後とかに同窓会で会ったら二人とも結婚していていいおっさんになっていて、若き日の若気の至りも笑い話になっていたりとかするんだよ、きっと。でも、そこで焼け簿っ食いに火がついてもいいな!まあどっちでも、おいしいか・・・
でも、Hがないのはさみしいな。

内容は、

パンチドラッカー

弟×ボクサー兄
実の兄弟物。このご時世だから、兄弟物を出すってのがすごいのか!?は、わからんが、一応、描き下ろしで最後までしている(描写が薄いけど)。
まじめツンデレな弟と、やんちゃ兄という、CPはちょっと萌えた。
でも、やっぱり、読みながら、何度も押し倒せ~っと思ってしまった・・・


キミとお仕事

先輩社員×新入社員(中途採用だから、年齢はそこそこいってる)
先輩社員がツンデレで、冷たい態度をとりつつも、実は新入社員を影ながらっサポートしていたというような話。それに気づいた新入社員は、きゅんっとなるわけなんだけど・・・
1コマだけ最中の性描写があって、受けと攻めがかろうじてわかったが、どっちがどっちをやるのかも微妙なほど、セクシャルなにおいのしない作品。リーマンものなんだし、もうちょっと大人のあれこれを見たかった。


オーダー

やってないし。同居人でおわるかと・・・


雨上がり恋したい

雨上がり決○隊・・・
高校生物。野球部員と図書室で読書をよくしている雨男の生徒。
雨男ネタ?
あかるい彼と、暗い自分が、親しくしてもいいのかしら・・・っと、雨男の子が悩む話。
これもな・・・軽いキスで終わってる。
図書室で、思い余ってハァハァしながら押し倒してしまうシーンを見たかった。


後、2つショートが入っているけど、どっちも本番まで至らず。Hらしきことはしていても、挿れてもいない。


挿れるか挿れないかって、そんなに大事か!?と自問自答したくなるくらい、そのことしか書いてないので、ちょっと恥ずかしくなってきたけど、最初に書いたように、そこが友情と愛の境界線だと思うので、やはり掻きっこでは、友情の域を出ないと思うのよ。
よって、BLとしては、萌えないっと思うのよ。

1

意外な面白さ!!

最初そんなに期待してなかったんです。
表紙の絵を見るとやんちゃそうだし、ひょっとして勢いのティーンズ物語なのかと・・・
あらすじも見てなかったのでよもや兄弟モノだとも思わずに・・・そんな期待をしていなかったのがよかったのか、それを裏切る丁寧さと優しさとキュンする物語に、目が離せなくなりました。
先入観なしで是非よんでみてもらいたいマンガです!!

ケンカっぱやい、すぐ手が出る性格からプロのボクサーになった弟の、そのボクサーになった理由は兄を守ってあげたいという想い。
守られてきた兄は、その弟の想いを知らず、試合の度にボロボロになる(もちろん勝ってますけど)姿が見ていられなくて、そして弟への想いがあって家を出ようとする。
弟のやんちゃらしいまっすぐさと、兄の苦しさが見事に伝わってきて、そしてクスっとさせて、ああ~!この兄弟モノ何だか新鮮v
お兄ちゃんもいいんだけど、何か弟がすごくすごく好き!
兄弟ものはあまたあれど、こんなにキュンするものに今まで出会ったかしら?というくらい雰囲気がイイです!!!

他に、年下のツンデレ先輩社員と、彼の事がよくわからなくて翻弄される年上新入社員。
家に転がりこんできた見知らぬ男の創るスイーツに癒されて、彼のトラウマを解消してあげるお話。
雨男と晴れ男の惹かれあう想い。
バイト先出来になった同僚にキスをされて、でもそのまま別れてしまってなちょっと切なくでも未来を期待させるお話。
拾った男を好きになった気持ちを押し殺して隠して、でも、、、な両思いになるお話。

どれもエチは薄いです。
キス止まりなんだけど、それがいい!
キュンと萌えとトキメキと、読者の妄想余地をのこしておいてくれるこの感覚がどうにも心地よいのです。
作者さん、表紙のプロフィール欄におじさんが好きって書いてるんです。
是非、おやじモノ見たいなーと願います。
ただ一つ気になったのは、この本の紙質のせいか(少しべーじゅかかっている)この作家さんの線は細くベタも細い感がして、濃淡がはっきり出てないんです。
それが自分には見にくい・・・え?自分だけ!?
絵は帯に小椋ムクさんの推薦がついているだけあって・・・似てます・・・が、また別の個性があって決してそっくりさんではないです。
実に期待したい作家さんですよーーー!

4

思わぬ掘り出し物!

全くのノーマークでした。
実は別の本を買いに行って、たまたま見つけちゃったんですよね~w
でも最初は表紙とタイトルからして格闘技モノ?とちょっと躊躇しかけたんですが、裏表紙のリーマンカプと帯による小椋さんの「つんでれ年下敬語攻めもお楽しみ頂けます」のコメに釣られ結局買っちゃいました☆
いやでも私の選択は間違ってなかった!!
内容は表題を含む短編が6話収録された作品集なんですが、どれも優しくてちょっと切ない胸キュンなストーリーばかりだったです。
そして個人的には絵にめっちゃツボりましたwwぶっちゃけ表紙より中の絵柄の方が私は好きだ!…すごく…タイプです…w

*パンチドランカー
小椋さんがどっちもブラコンと言ってますが、その通り!って感じのお話でしたw切羽詰まって暴走する弟がイイ♪

*キミとお仕事
職場の年下先輩×年上後輩
何気に一番好きなお話。
攻めのツンデレ具合が絶妙でした。↑の煽りは嘘じゃなかった…っ!普段は素直じゃないくせに、ここぞという時のセリフが反則すぎるww
一見攻めの見た目がちょっと受けっぽかったんで「別の話だったか!?」と一瞬焦ったけど間違ってなくて良かったw

*オーダー!
リーマン×パティシエ
これパティシエの方が受けでいいんだよね?ね…?←

*雨上がり恋したい。
雨男の高校生と同じ学校の野球部員の甘酸っぱい恋のお話。これも結構好きです。見た目も性格も真逆なカプが大好物なんです…我ながらブレない(苦笑
あと、このタイトル某お笑い芸人に因んでるらしい…そう言われれば…ハッΣ(°□°)

*夏の残り日
このお話、受け攻めが曖昧でモヤモヤしたんですが、あとがき読んでスッキリしましたww狙い通りだった事に俄然テンション↑↑った!(笑

*君に唄えば
行き倒れになってた路上ミュージシャンと、その彼を拾ったリーマンのお話。
このお話も好きです~v
いけないと思いつつ、夢を追いかける天真爛漫な攻めに無性に惹かれていく受けが健気でキュンキュンしました。

全部を読み終えて勝手に思ったのですが、ビジュアル的に割と受けっぽい攻めの子が多かったような気がしないでもない?wwなので逆の方が良かったって意見もあるかもですが、むしろ私はギャップ萌させられたので評価は神にさせてもらいましたw
また1人ネーム買いの作家様を発掘出来て嬉しい~♪やぱ気になるコミックスは買っとくべきですなw
また次回作楽しみに待ってますv

3

ビックリ!

作者初の単行本、しかも全て読み切りの短編集にもかかわらずこうも自分の好みに合った作品はなかなかなかったので、今後に大いに期待という意味も込めて神評価にさせていただきました。

この本を手に取ったのは表紙がなんとなく面白そうな雰囲気醸してたの(なんかビビっときました笑)と小椋ムク先生推薦ということでしたので購入しました。
まず絵柄ですが、ビックリしたのですが所々どことなく小椋ムク先生とにているような気がします。あの登場人物のラインに感情を乗せるというか、表現力豊かな絵を描かれるというように感じました。だからどことなく似ているような感じがするんでしょうか?もちろんだからといって自分の絵柄が完成していないというわけではまったくなく、楽しく読めました。

内容については小椋ムク先生の言葉の“健やかな心根の人達の初恋のようなときめきにキュンとします”が全てを集約しているように思います。なにより内容は初で純情で、恋愛、そして相手に真正面から向き合おうとしたり逃げてしまったりと心の揺れが巧みに表現された作品ばかりです。具体的な内容は私の拙い表現でお伝えするのももったいないので、是非読んでいただくということでネタバレは今回は敢えて書かずにおこうと思います。

本当にこれから期待大の作家さんです。
早く次の単行本出ないか今から待ち遠しい感じです。

3

この作品が収納されている本棚

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