おまえ、二十歳になってパイパ……

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表題作誘惑プラシーボ

佐伯貴臣,34歳,藤野の幼馴染で大手製薬会社開発研究員
藤野実月,20歳,コンプレックス持ちの大学生

その他の収録作品

  • 偽りの効能
  • あとがき

あらすじ

プライドの高い大学生の実月には誰にも言えない恥ずかしいコンプレックスが。ところが、悩みの種を因縁の男に見られてしまい…!? 
完全無欠の男前×二十歳のパイパン童貞。

イケメン大学生・藤野実月を長年悩ませる恥ずかしいコンプレックス。それはツルッツルの下半身。「クールな美形」という周囲の目が痛すぎて、誰にも相談できないまま二十歳を迎えてしまった。しかし、その秘密を年上の幼馴染み・佐伯貴臣に知られてしまう。羞恥で涙目の実月に、大手製薬会社に勤める佐伯は開発中の発毛剤のモニターをやらないか、と提案する。だが、佐伯の前で自ら下半身を晒し、際どい部分に優しく触れられる感触に、実月は淫らな欲望を募らせて――。

(出版社より)

作品情報

作品名
誘惑プラシーボ
著者
真崎ひかる 
イラスト
三池ろむこ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576120201
2.5

(17)

(0)

萌々

(2)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
36
評価数
17
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数8

表紙カッコイイのに攻めがおバカにしか見えない

・14歳差の幼馴染み
・攻めが年上
・あらすじ超好み…!
・表紙カッコイイぃぃぃ!!!

こんなん買うしかないじゃないですか////
萌えがハマる期待しかない(∩´///`∩)

ーーーとね。ハードル上げすぎたかなぁ…。
面白かったには面白かったけど出落ち感が強くて、読み進める毎にあれあれ?(´・ω・`)
うーん、うーん、普通に楽しめたけどあらすじ以上の内容があまりなかったです…;
展開がまわりくどかったのもちょっと合いませんでした。

中盤辺りまでは萌えを楽しめたので評価はど真ん中であげます。


さてさて。
ストーリーはあらすじ通りに展開します。

受けは友人間では「クールな藤野くん」で通っていたらしいですが、
クールさを感じるシーンは一切ありませんでした。
コンプレックスを気にする余り挙動不審・逆ギレの応酬ばかり。
キャンキャンよく吠える子犬のようなイメージのがシックリくるかな…?
エッチの時だけ大人しくなるのは可愛かったですw

攻めは頭脳明晰で周囲からの期待も厚い男前。
自信に満ちあふれ傲岸不遜さがチラホラ見えます。
これまた頭脳明晰と謳われる要素は作中で見ることはなかったです。
というかIQ高すぎて逆にバカなひとですね…?って気持ちになる。
うーん、もう少し説得力のある頭の良さがみたかったなぁ;

受けはコンプレックスのパイパンを解消するために
攻めが開発した発毛剤の治験を引き受けてーーーと展開するのですが、
なんでしょうね、悪い大人に子供が騙されるような錯覚が…///
(20越えてるので子供という年齢ではないですが)
普通なら嫌悪対象なのにBLだと萌えてしまう不思議。
攻めに薬を塗られながら観察されるシーンは淫靡な雰囲気にドキドキしました(∩´///`∩)

いつしか恋愛相手として意識するようになり恋人へと関係がかわるのですが。
ん…?恋人であってるよね…???
ただの酒飲み友達みたいになってるけど恋人だよね…?
と確認したくなるほどドライに見える(ФωФ)

攻めは不器用で俺様な態度しか取らないし、
受けはすぐキレてツンツン君だし、
なんで2人ともデレないんだよーッッッッ。゚(゚´Д`゚)゚。
多分これが二人なりのコミュニケーションと納得するしかないorz

あとですね。幼馴染みで子供の時は「貴兄ちゃん」と呼んでたらしいんだけど、
再会後は最後まで「佐伯or佐伯さん」呼びのまま終わっちゃったのが悲しい。
エッチのとき思わず昔の呼び方が出て、攻めがニヤニヤからかうとこまで想像してたんだ。私は。
残念だ。非常に残念だ。萌えが合わないとはこのことか…(;ω;)

1

タイトルでネタバレとか!

アリなんですかっっっ!
ちるちるレビューの「ネタバレ有り」にチェック入れるのすら無駄じゃないですか…

お話そのものは可愛らしい感じのものです。
そりゃ二十歳にもなってツルツルは嫌ですもんね。
藁にもすがる思いで攻めの佐伯を頼ったのでしょう(かなり不本意な始まりですが)
でもその佐伯さん、ちょっと酷いですよね……
どうせ嘘つくなら市販の発毛剤塗ってあげたらよかったのに、なんて思ってしまった。
真剣に悩んでる人に嘘ついてエッチないたずら(と私には見える)しちゃダメです。
しかも34歳て…いい歳して……

これ、コメディかエロかどっちかに振り切ってたら良かったかも。
三池先生のイラストはとても可愛いです。

2

頑張って読了!

実はこれ途中で飽きてしまったんです(笑)
でも最後まで読まないのもスッキリしないな~と思ってとりあえず読み進めてはみたものの全然気持ちが乗らず。細かい所は飛ばし飛ばしでなんとか読み終えた作品。

実月の怒るポイントがいまいち理解できないんですよ。
あの実験が佐伯に悪意があるとか、からかい半分だったなら「騙された!」と怒っても納得出来る。
でも実際は違いますよね。必ずとは言い切れないけれども効果が出る事も考えていたわけですし。
あと続編の方もですね。温泉に増毛効果がないと知り、怒るのですが正直なんであそこまでそこまで?って思っちゃいました。こんな事で怒ってたらこの先思いやられる。

佐伯も実月を本当に好きなのか、と思ってしまいます。可愛がっているのは分かるのですが、うーん…なんだかな。
5年前の出来事も全く生かされていないような気もします。
設定が面白そうで期待していたのですが、期待はずれで残念。中途半端というか、全体的に薄っぺらい作品だったなと言う印象。

真崎さんは以前に読んだ作品が面白かったのですが、これはどうにも私には合わなかった。
三池さんのイラストはすごく素敵でした!

1

なんとも半端でした。

真崎さんは好きだし、設定もいいと思うのに、意外なくらい面白いとは思えませんでした。結構楽しみにしてたぶん、がっかりも大きかったんです。

これ、いっそ思いっきりギャグというくらいのコメディにしてしまった方がよかったんじゃないでしょうか。あるいは、体毛が薄いのが実月(受)のコンプレックスになるのはよくわかるし、その悩みに焦点を当ててシリアスタッチに描くなら、佐伯(攻)が実月の悩みを利用するような姑息な真似は抜きにして、それに徹するか。どうにも中途半端に感じたんですよ。設定倒れのように思いました。

なによりも、佐伯(攻)のキャラクターが好きになれませんでしたね。『クールな美形』という印象はまったくなかったです。とにかく魅力を感じないんですよ。だから、実月がなぜ佐伯に惹かれたのか、恋になる過程というか特に実月の気持ちの動きに説得力を感じなかったんです。よくわからないままに2人の思いが通じちゃって、あっけないというかなんというか、唐突な感じだったんですよね。

続編もなんというか、『温泉』が書きたかったの?っていう感じで・・・ただ、毛深い悩みを持つ中学生の男の子はよかったですね。ハッキリ言って、それしか印象に残ってません。

あとはタイトルですが・・・これ、意味さえわかってればネタバレですよね。私は知ってたので、読む前からまぁ佐伯の思惑もなんとなくは見えてたんですが、それ以外の部分に期待したんですよね。実際実月にはともかく、読み手には『プラシーボ』だとわかってもいいという前提なんでしょうが、だったら余計そこにもう少しプラスアルファが欲しかったです。

ちょっと残念でした。

1

パイパン萌え!

帯『おまえ、二十歳になってパイパ……』

鹿乃さんのPunch↑の浩太のパイパンにも猛烈に萌えたんですが、どうやら自分はパイパン受萌え要素の持ち主らしいです。

実月〔受〕の悩みは20歳にもなるのにパイパンな事。
彼自身は深刻に悩んでいるのがおもろおかしい。
でも確かに本人にとっては真剣な悩みだよね!
その彼が年上の幼馴染、佐伯〔攻〕と銭湯で再会し、そして知られたくない秘密を知られてしまいます。
けれど佐伯はちょうど養毛剤を開発している最中だからその実験相手になれと持ちかけるんですね。
そして佐伯の元へと通い、薬の効果を見せる為に下半身を晒す事になってしまう実月。
でもまあ結局は、実月に惚れてしまった佐伯が無害の薬を渡していたんですけどね。
おいおいって思うけどちょっとは効果があったから良しとすべきかな?
後半は2人で発毛作用があるという温泉に行くという温泉旅行編。
そこで出会う中学生なのに剛毛が悩みという少年の悩みもちとおもろい。

いや~パイパンって本人自身がコンプレックスに思っている点とか萌えるよね!とか思っちゃいました。

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