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表題作彼のバラ色の人生

コマノ
大学生、19歳
松田夏樹
大学生、20歳

その他の収録作品

  • うそつきは恋のはじまり 前編・中編・後編
  • おいしいカレーの作り方 前編・後編
  • かきおろし

あらすじ

ー好きで、好きで、世界を憎んでしまいそうになるー

松田夏樹20歳、ちっちゃな頃から男が好きで15でホモと呼ばれました。
そんな夏樹の前に現れたのがコマノ19歳。発言と佇まいの軽さに定評のあるノンケ男子。

この2人が付き合ってるような、なんかそんな感じの関係からバカップルになるまでのきゅんとときめく恋のおはなし。

前作『リンゴに蜂蜜』から、あまいあま~い2人が再登場!

(出版社より)

作品情報

作品名
彼のバラ色の人生
著者
秀良子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
シリーズ
リンゴに蜂蜜
発売日
ISBN
9784864420495
4.3

(373)

(223)

萌々

(80)

(49)

中立

(17)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
53
得点
1599
評価数
373
平均
4.3 / 5
神率
59.8%

レビュー投稿数53

素晴らしいの一言

読み返し。

『リンゴに蜂蜜』の続編です。

明確に付き合うと言う話はしていないものの、キスはするようになった二人。
そんな中、コマノの元カノの話を聞いて
改めてコマノはノンケだと思っちゃうんですよね。
元カノの話を聞いてる時の夏樹の[よかった。まだ大丈夫。まだ戻れる。]と言う気持ちが凄く切なくて辛かったです。


夏樹の心ってすごく繊細で複雑で面倒なんですけど
コマノが全部うまい事包んじゃうんですよね。
色々なことをマイナスに考えすぎちゃう夏樹には
コマノぐらい大雑把で、でもちゃんと考えてる人がいいよと思いました。
ずっとずっと男の人が好きだった夏樹が
コマノと出会って恋をして、二人が結ばれて本当に良かったなぁと思いました。
コマノは夏樹の表情を読むのがすごく上手なので
夏樹が不安になるたびにコマノが安心させるんだろうなぁって。


この作品の中で夏樹が[お前が好きで好きで好きで、世界を憎んでしまいそうになる]って思う部分があるんですけど
この部分がたまらなく好きなんですよね。
夏樹ってあんまり表情に感情が出るタイプじゃないんですよ。
でも、心の中ではこんなこと思うぐらいコマノのことが好きで仕方ないんですよ。
切ない感情だけど、夏樹をここまで突き動かすのかぁって。

コマノもそんなに感情をぐわーって出すタイプじゃないんですけど
そんなコマノと夏樹が泣きながら話をするシーンは、こっちまで涙が出てきました。

上手く言葉にできないんですけど
コマノも泣いて、夏樹も泣いて、そうやってどんどん愛を深めていって欲しいなって、そう思う作品です。

2

宇宙人な攻めサイコー!

めっちゃアナログ感溢れる漫画だ!ころころした文字が可愛くて好き。自由すぎる宇宙人コマノが最高でした!
すでにカップルが出来上がってるとこから始まってて、夏樹の小さな不安がいっぱい描かれてます。カップルが絆を深めるお話かな?
彼氏のコマノはでっかく受け止めるスパダリみたいなことはしないんですが、綺麗に不安をどっかに投げちゃってくれる感じでした。とぼけてるっていうか、悩んでるのがばかばかしくなるような反応を返してくるんです。大学生同士の自然な雰囲気もすごく良いなあ。
タイプ的にコマノは本気で好きになると不安になりそうな男に見えなくもないのに、妙な安心感があります。何事にもあまり動じないから頼りがいがありそう。なんだかんだネガになりやすい夏樹には、これ以上ないほどぴったりなのでは!?と思いました。
Hシーンは日常っぽさがリアルで何か恥ずかしかったです笑。

2

やっぱり好き

「秀良子おまけ集 footprints」を読んで無性に読みたくなったので再読です。
おまけ集でコマノのお母さんをデザインしたのが芽玖いろは先生だと知りました。

コマノの飄々としたキャラクターが好きなんです。それでいて夏樹の些細な様子に気が付くところにキュンとします。

そして夏樹の過去のトラウマから来るウダウダ具合が切なくてとても愛おしいのです。

コマノのお母さんの襲撃を受けた後のシーンがとても大好きです。戻って来たコマノの言葉に被せるように話す夏樹。その時の寂しそうな表情が何とも言えなくて。
その後のお話も大好きです。
もう大好きなシーンしか無いのです。www

特に熱が出た夏樹の看病から逃げ出したコマノが「ちん○がいてえ」って道路にしゃがみ込むシーンなんか大好物です。www

2

ぐっさぐさと刺さります

「リンゴに蜂蜜」に続き読み返してレビューです。
前作の1話目の少し前の時系列から始まっている今作。
表紙からして幸せいっぱいのお話の様子。
確かに幸せいっぱいなのですが、夏樹はいい意味でも悪い意味でもじめぇっとした乙女系男子であり、さらには相手がノンケ、チャラ男ときてるものでラブラブばかりではないお話です。

好きになりすぎたら痛い目に遭う。
そんな不安がつきまとう。
だけどズブズブとハマっていく感覚。ヤバい、ヤバいという焦燥感が伝わってきます。

作者さんのモノローグがいつも的を得てて、印象深いものばかりです。

 宇宙人め 俺の知らない星から来て 俺の知らない星に帰るんだろう

なんてゲイとノンケの分かり合えなさを的確に表現しているんだろう、と唸りました。

表題作のエピローグはコマノ目線で描かれているのですが、彼がどんなに人間臭く、夏樹の事を愛しく思ってるかが伝わるお話で大好きです。

過去に嫉妬して、コマノの周りの全てに嫉妬して、世界を憎みそうになりながらも落ちてしまった恋。
溺れる勇気を持って飛び込んでしまえー、って叫びたくなりました。

1

お互い好きすぎるCPはいい♡

リンゴに蜂蜜の続編。
はいキタ!エロ!
変わらずキス魔のコマノGJ
夏樹が好きすぎてすぐちゅうしちゃう。

夏樹はトラウマがありこじらせるけど、好きという気持ちには勝てず…向き合って気持ちを伝えられてよかった。
結局2人ともお互いを好きすぎるというハピエン。

いつだって自分が幸せになれると思えない…と子どもの頃から思っている夏樹悲しい。それを自分で打ち破ったのえらい。

夏樹が前より男前(きれい)になったと見惚れるコマノ。
えちしながら「こんなのハマんない方がどうかしてる」思うのエロいわぁ

前作からカレーがキーになっているのもオツですね✨

1

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