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表題作いっそキミに飼われたい

小町,そば屋で出会った大学生 
藍人,会社員 

同時収録作品君まであとどれくらい/愛犬家の朝

三村,浪人生
四季,大学生

同時収録作品おぼつかない恋のゆくえは

岡島,革製品の修理屋
渥美,同じアパートの住人

同時収録作品いじっぱりが素直になるには

沢田悠二,大学生
茂久,理容師

同時収録作品僕らの恋は

五十嵐
芹沢充博,大学生

その他の収録作品

  • 愛犬家の昼
  • あとがき

あらすじ

サラリーマンの藍人と大学生の小町はいきつけのそば屋で仲良しに。懐いてくる小町をわんこ可愛いと思っていたのに、ある夜豹変した彼に襲われてしまい…? 昼は犬で夜は狼な年下×美人なおにいさんの癒されラブ!

(出版社より)

作品情報

作品名
いっそキミに飼われたい
著者
青井さび(内田つち) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784041203538
3.1

(11)

(0)

萌々

(4)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
33
評価数
11
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

隠れオオカミワンコと気弱ワンコ、ワンコ攻め様だらけ

表題は犬好き可愛い系のリーマン受け様と年下ワンコ大学生の攻め様のペットライフ?
みたいな雰囲気のあるラブストーリーで、蕎麦屋で相席が縁で知り合い、
攻め様のワンコみたいな雰囲気に癒されている受け様。
下半身は意外に奔放で暴れん坊みたいな攻め様なのですが、何故か自分だけは
性的な意味での接触は無いと妙に安心していた受け様なのですが、ペットを可愛がる
みたいにじゃれついていた時に、ふとしたきっかけで抱き合ってしまう。
そこから、傍にいるだけでほんわか癒されていただけの気持ちに変化が出て、
深く考えないように無意識でしていた思いが溢れだす、そんなお話です。
ワンコ攻め様の意外にオオカミさんなところが垣間見えるかも~
番外編は 愛犬家の昼で、モノホンのワンコに対抗する攻め様が可愛いお話。

君まであとどれくらい は、初恋を忘れられずにいる二人が再会して、互いの思いが
通じ合うまでのお話で、攻め様はヘタレワンコで、受け様は女王様みたいなツンデレさん
口が悪くて意地悪な受け様だけど、そんなところまで好きなんて思ってる攻め様。
まるっきりM属性のヘタレワンコでした。
受け様のツンツンしてるシャムネコみたいな雰囲気も萌えなお話。
番外編は、愛犬家の朝で、お散歩行こうと受け様に言った後で、寝起きの最悪に悪い
受け様にビビりまくる攻め様が萌えのお話。

おぼつかない恋のゆくえは 、この作品の受け様の不器用な感じがたまらない。
臆病で疑心暗鬼、人なれしない面倒なタイプなのです。
そして、そんな受け様に告白して付き合う事になった攻め様はヘタレなんだけど、
不器用な受け様を案外広い心で包み込んでるような隠れ男前な攻め様でした。

いじっぱりが素直になるには 、幼なじみで、2歳年下の大学生の攻め様と新人理容師の
受け様との、もどかしいくらい、素直になれないお子ちゃまな攻め様とシャイな受け様
との思いが通じ合うまでを描いたお話。
この攻め様は、かなりのへそ曲がりで、好き過ぎてイジワルしちゃう悪ガキ代表選手に
なれるくらい素直じゃない攻め様です。

僕らの恋は 、新入学で、学生が住んでるアパートで知合った二人が擦れ違いながら
恋人同士になるお話で、ちょっぴり切なさが多めの作品です。

1

ワンコ風味あふれる一冊

可愛いのに、淡白そうなのに、ちょっとエロい。
絵柄の雰囲気のせいか少し暗い感じもするんだけど、でも基本は甘く、それはお菓子でいうところのシナモン風味と取るべきか?
割とこの作家さんのマンガ好きなんです♪
レーベルが違ってもやっぱり内田つちさんv他のレーベルものより、少しわかりやすくて、可愛さ増しになってる一冊だったのでは?と思います。

表題、そば屋で出会った年下の大学生と仲良くなったサラリーマン。
彼のワンコっぽいところを愛でているのですが、子犬がじゃれている風と受け取っていたのが雄犬の様子を見せられて、改めて「好き」を意識して。。。というお話。
やはり、この大学生の攻めはワンコの皮をかぶった野獣な事は間違いないw
そして描き下ろしはワンコ調教が(笑)

『君まであとどれくらい』
元陸上部で好きだった相手に告白することなく卒業で進路が別れた主人公。
夜のランニングの最中に偶然ばったり出会って、彼に怪我をさせたことで引越しの手伝いに行く。
そこでわかったのは、両思いだったということ。
こちらの攻めになる男子くんも、若干ワンコ風味♪

『おぼつかない恋のゆくえは 』
告白された相手の事を好きなわけではないが、好きになれるかもしれないとOKの返事をした矢先、ベランダの防火扉を破って転がり込んできたのはその相手だった!?
互いの弱みが接近するきっかけとなって、くっつくお話。
これもまた攻め男子が若干ワンコ?

『いじっぱりが素直になるには』
ずっと気になって、突っ張った態度をとっていた幼馴染が実家の床屋に帰ってきていた。
この再会を通して、好きを自覚するお話。
攻め男子くんの意地っ張り具合の子供っぽさが愉快♪
髪を引っ張って「ちんぽ触って手、洗ってないや」w
気持ちが通じたラストのツンデレも「ちんぽなすりつけるぞ!」愉快ナリ。

『僕らの恋は 』
この本の中でひょっとすると一番気に入った作品になるかもしれません。
大学進学で下宿にやってきた主人公。
向かいの部屋になった五十嵐は、愛想がないのだが、大家さんの無愛想だけど悪い奴じゃないから。。。
しかして、初めて五十嵐を見たときの彼が破った絵がきっかけで仲良くなる二人。
しかし、ある日、主人公の友人と路で偶然出会ったときの彼等の仲の良さに五十嵐は嫉妬して。。。
ちょっとしたスレ違いが「恋愛」を自覚させるお話ですが、主人公のまっすぐなひたむきさが何だかとても気持ちがいいです。

0

適度にキュンが詰まってました

表題作含め全部で5つの短編が詰まっている短編集です。
それに表題作と「君まであとどれくらい」の描き下ろし番外編が収録されています。
主人公は主に高校生~若い社会人までの作品が多く、落ち着いた雰囲気の作品ばかりでした。
攻め様のキャラはヘタレワンコのタイプが目立っていたように思います。
H度は少なめ~標準という感じでしたが、ちょっと初々しい感じがよかったです。
片想いの作品に特に萌を感じましたが、中でも「君まであとどれくらい」と「いじっぱりが素直になるには」の切なさ度はかなり好みでした。
描き下ろしの番外編もほのぼのとした萌を感じられました。

0

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