表題作愛だの恋だの。

無職・長谷川泰三
万事屋・坂田銀時

あらすじ

『罪悪ゲーム』以前の、まだお互い意識し合う前のお話。

作品情報

作品名
愛だの恋だの。
著者
九號 
媒体
漫画(コミック)
サークル
NINEKOKS<サークル>
ジャンル
銀魂
発売日
4.5

(2)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

ここからが、始まり。

うっわ…!!
この、原作を元にして始まるのがすごく説得力あるというか、
かなりリアリティのある二次創作だと思いました。(いきなり作文?)
マダオのぐだぐだな
「あのバカ皇子ぶっ飛ばしてなけりゃハツだって今頃……!」という
毎度毎度の愚痴り、からの
銀さんの的を射た言葉、
「足踏みしてるうちは始まんねぇわな。何事もさ」
かなり効くわ…!
この人情味溢れるちょっといい話も銀魂の魅力で
そこからBLに持っていくあたりが自然でたまらない…。

ハツの実家に電話してもお手伝いの女性に冷たくあしらわれるし
着ぐるみでティッシュ配りのバイトしてみても
ギャルに馬鹿にされるし、気の毒でしょうがない。

寂しくて自分にはもう何も無くて自分の価値を見失うマダオ。
たった一人、つるんでくれる銀さんに惹かれていくのは当然と思えます。
それが最初は恋愛感情じゃなくても。

泥酔して公園のベンチに寝転がって
銀さんの手首掴みながらの「一人にしないでくれ…」は
ただの酔っ払いオヤジの戯言じゃない切なさが滲んでいました。
そのままベンチで寝入ってしまったマダオに
「長谷川さんのくせに」と呟きながらも
優しい横顔の銀さんです。

後日、手首を掴んだことは覚えていても
何て言ったのかは覚えていないマダオに
にやりと笑いながら銀さん、「ないしょ~」。
か、可愛い!!

このお話から『罪悪ゲーム』に繋がるわけですが、
うまい!!うますぎる!!!
Hもキスも無いのにきゅん!!!
そして九號さんのあとがきでまた膝をポンと叩いてしまう。
“いちばんつらい時に一番近しかったのは絶対銀さんだろうと。”
で・す・よ・ね!!!!!
そして“あとやっぱりハツさんを差し置いてはマダ銀は語れませんね。”
そーなんですよ!!!!!
はぁ、もぉ駄目だ!(何が)

5

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