• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作低温ブランケット(2)

崎山大輔
同居する大学生の甥
相川芳一(ホーイチ)
32歳,製薬会社勤務の叔父

その他の収録作品

  • ホーイチメモリー
  • Catch Cold
  • あとがき

あらすじ

生活能力ゼロの叔父・ホーイチの世話を焼いているうちに、うっかり惚れてしまった大輔。ホーイチとの愛の巣(?)に、元カノ登場&ホーイチ遂にデレ期到来(!?)で、ますます混乱のファミリーラブ2巻v

(出版社より)

作品情報

作品名
低温ブランケット(2)
著者
国枝彩香 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
低温ブランケット
発売日
ISBN
9784799713280
3.3

(27)

(2)

萌々

(9)

(13)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
87
評価数
27
平均
3.3 / 5
神率
7.4%

レビュー投稿数12

まとまってよかった

1巻でホーイチは恋愛感情、恋愛の経験があるのか疑問だったのですが、なかったんですね。
何を考えているのかわからなかったのですが、情緒が未発達でお子ちゃまのまま…納得です。

嫉妬、大輔が死ぬかも、という局面になり、死なないでぇぇと大輔が大事だと気づく。
ここで、大輔が死ぬかもしれないと、そんな思いをするくらいなら「ひと思いにお前を殺してオレもは死ぬって…」という展開になるのがさすがだと思いました。
不思議ちゃんのホーイチならではだけど、中身が子で生い立ちから極端にこうなっちゃうのわかるわぁと。

そこからの、泣いたり甘えたりのホーイチはかわいいったらない。
そりゃ大輔は振り回されるし翻弄されまくりますね。
でもでも実家に公認?になり、将来の約束までできて2人ともしあわせそうで何よりです。

ただ、カオリンの描かれ方が気の毒でした。
これまで見てきた先生の女性キャラの描き方はただの邪魔者扱いだけではなかったと思うので、残念でした。
あとがきの
「この2人がどう決着をつけるか作者本人にもわからず途方に暮れておりましたが」
「いや〜女の子一人投入しただけで話が動く動く!」とあり、やっぱりそうですよねぇと。
BL(特に続編)には、当て馬登場→嫉妬→揉める→仲直りのパターンが溢れてますもんね。と変なところでも納得してしまいました。

0

無理矢理流れを作った感

ううううーん。
そういう風になるしかない、のだけど。
そういう風にしか展開しなそうなのもわかる、のだけど。

1巻で膨らんだ期待通りのわくわくとときめきをもらえるとは限らないわけで。
ちょっとドタバタすぎた感がありました。

1巻ラストでホーイチと大輔の家に上がり込んでいた、大輔の元カノ・カオリン。
一度は付き合えたんだからしがみついてでも!というこの子の気持ちも分からないではないけれど、ちょっとしつこいと言うか、この子に物語進行を任せすぎたような。

1巻ではホーイチの上司が当て馬的に登場して、引き続き2巻でもしつこくホーイチの隙を狙ってはいましたが、こちらは節度ある大人。
対してカオリンはまだまだ若い女の子。
相手の都合よりも自分の気持ち。
押せば気持ちは通じると信じているような年頃。
それだけにどんどん入り込んできます。
拒否られようが、嫌がられようがお構いなし。
そのせいで、というか、そのおかげでずっと人の気持ちにも、自分の「姉が好き」以外の感情にも無頓着だったホーイチが、「あれ?」となるわけだけど、カオリンが打たれ強すぎて、大輔が中途半端に優しいから、ぐぬぬぬぬ。

すれ違いの辺り、通常であれば焦れて焦れて仕方がないような展開になっていくものの、カオリンパワーで気圧されたわたしは、焦れそびれました。

気持ちに気付くきっかけは必要だけど、そっちが長引くとメインの2人に当たるべきフォーカスが甘くなってしまって、結果、萌えるはずのところで萌えなくなるものですね。
カオリンがもう少し早めに退散してくれていたら、その後の流れももっと感動があったり、萌えが加速したりしたのかなと思うと残念。

0

20年越しの恋

「低温ブランケット」の2巻目。

大輔の彼女・カオリンが大活躍…ていうか出しゃばってるゥ〜…
悪い子じゃないの。明るくて積極的で、結局大輔がはっきりしないからこんな所まで出しゃばってるワケで。
なら大輔がキツく当たるとそれはそれでちょっとかわいそうだったりして。
ほんと、女子が出てくるとロクな事がないわ。
一方ホーイチの上司のイケオジも食えない男で、この人は何がしたいのかわかんない思わせぶり。
結局1巻のデジャヴなんだけど、またしても大輔が怪我をして物語が動く。
で、今度は急にホーイチが積極的になる。
物語としてはキタキタ!という感じで読むんだけど。
最後の、やっとこさのHシーンは読者へのサービスかなぁ…
こちらも、いつもの美形受けの悩ましげな表情がエロくて。まあ国枝先生的に「いつもの」感じでした。
お母さん(ホーイチのお姉さん)がね、とってもいい人で。そこはすごく癒されました。

1

女子がちょっと残念。

一巻は面白かったのですが、どうも元カノが…………。
何でBLの女子って、BLだから女子が邪魔だというのではなくて、人間的に欠陥がある子が多いんでしょうか?
デリカシーがない自己中すぎて、普通のTLでも勘弁ですわ。

まあ、このホーイチさんでよくまとまったね、よかったねという感想よりも、元カノがうざいという印象しか残らないのが残念。
更に続けて読んだBL小説(ふったらどしゃぶり)の彼女が同じ「かおり」で、出てきた途端にあの彼女でしか脳内再生されなくて困りました。

でもまあ、国枝さんの普通なノンケ攻め×どーしようもない受けは矢張り好みだと思います。

2

ホーイチについて可愛いしかない


あ~~ホーイチのデレにこちらまでデレデレ。
小学生みたいな心配するホーイチも逃げるホーイチも可愛かった2巻。大輔がぐるぐるしているように見えて、ホーイチだって一生懸命なけなしの体力使ってぐるぐるしてるんだよねって考えると可愛くて可愛くて可愛くて。7話の表紙絵なんか堪りません。ついでにいうと、番外編の高校生?ホーイチも堪らない。締められた首は痛そうだったけど笑、ホーイチの可愛さにどうでもよくなる気持ちの方が解ります…。
家族にも認めてもらえそうで嬉しい。大輔のBLUETシャツには笑う。
ところどころ大輔の考えていることに笑わされます。
何でしょうねあれ。読んでいないと忘れてしまうのですが、シリアスな場面もぶち壊しな大輔の思考です。そんな彼だから面倒くさいと思わず応援したくなるのかな〜。カオリちゃんが惚れちゃうのも無理ない。
BLの攻ってそうだと思います。
「一体どれだけ待ち続けたと思ってるんだ」には
「(確かに……!)」と思うしかありませんでした。

勝手なホーイチは頑張っているホーイチということで。

只管デレ、可愛いですね。読み返す度思います。

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP