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犬になった兄を可愛く感じはじめていた弟は――めくるめく畜生道に突き進む兄弟ラブ
とにかく面白かったです。
弟の見た目が好みで、兄はメガネをとっても微妙でイマイチなので
犬の姿の方が多いのもよかった。
というか、BL的な部分はわりとどうでもよくて
弟と犬になってしまった兄との会話がコミカルで、ツッコミがすっごくおもしろくて、そこがすっごくよかったです。
ガチ兄弟も全然OKですが、私的には別に二人が結ばれなくてもよかったけど。
でも、BLなわけだし、ただ兄弟仲良くなったで終わってたら、それはそれで何だ?ってなっちゃうだろうと思うので、結ばれてハッピーエンドでよかったけど、くっつかなくてもよかったです。
兄と弟、お互い好きって気持ちをベースにしつつのおもしろ話なとこがいいので、Hな部分はなくてもいいって感じかな。実際、Hシーンはちゃんと描かれてないので、そんな感じでもあったけど。
こういう感じのアホなおもしろいやつ、というだけではうまく表現できていない、自分と合う何かがあるんですが、私に合うすっごくおもしろい作品でした。
同時収録の短編は、セリフなしの原始時代?の話で、これもキャラが好みだったので、わりとよかったです。
マンガPark。
兄弟スキーの私が、なんどか読み返している兄弟BLのひとつ。
人生の負け犬発言をしたお兄ちゃんが、ある朝起きたら本物の犬(しかもメス)になっている、というファンタジックなお話です。
耳と尻尾だけついているような半獣とかではなく、某CMのお父さんのような、白い犬になっちゃったお兄ちゃんが、本当に可愛い。
そんなお兄ちゃんが弟も可愛くてたまらず、散歩させたり、ゴハンをあげたり、乳首をいじったり(笑)する。
深夜十二時にだけ、一旦魔法が解けて、人間に戻ったりもするのだけど、あとはとにかく犬。ずっと犬。
犬になった兄のお世話をする、可愛さを愛でることで、それまでの関係性とはどんどん変わっていく。で、やがてお互いの気持ちに気づくという流れなんだけど、こんなにありえない話なのに、なんか自然にそうなっちゃうことが、読者も自然に納得させられてしまうのがすごい。
ふたりがちゃんと結ばれたというのはわかるけど、詳細なエッチシーンがないし、笑えるので、兄弟ものを読んだことがない人にぜひぜひオススメしたい。
神評価とならないのは、年上の受けが年下の攻めより小さくて可愛い、というのが個人的に少々苦手だから、というだけです。眼鏡でリーマンなのは萌えるんだけど、私、年上受けは、可愛い系より美人系か男前系が好きなんでね…。
お兄ちゃんのくたびれ感がえっちぃ!
32歳らしい、なんなら童顔よりの顔なのですが……
どこはかとなく漂う色気がえっちすぎる!
そもそもエロはないしほぼ犬だし笑
なのに何故こんなにきゅんきゅんするのでしょう。
庇護欲が掻き立てられる顔してるんですよね、もう扉絵だけで萌える。
これは弟だって好きになっちゃいます。
お兄ちゃんの性格はなかなか面倒くさいと思うのですが(家出が15分で終了するところなど)、そこはさすが弟。拗れもせず冷静に対処していくところが小さい時から知っている兄弟らしさがあって素敵でした。
弟も弟で、草むらで恥ずかしがるお兄ちゃんを妄想しちゃったりナチュラルに変態出してくるところがツボでした。
めちゃくちゃファンタジーのガチ兄弟もので癖が強そうですが、引っ掛かりなくするんと読めるので普段ファンタジーは読まないなーという人にも読んでほしい作品です。
そして断然猫派の自分ですが、お兄ちゃん犬は最高に可愛かった……
リストラされ離婚秒読みな負け犬なお兄ちゃんが、本当に犬(しかもメス)になるというぶっ飛んだお話です(笑)
犬になってもドッグフードは食べない・外でウ●コはしないという、人としてのプライドを失わないお兄ちゃんが可愛いんです。
弟の友也がそんな可愛い犬のお兄ちゃんに事ある毎に萌え、それが次第に人としてのお兄ちゃんの恋情に変わっていったその気持ち分かるわ〜。
想いが通じあい、いざ濡れ場(2人とも全裸)というタイミングで現れたお母さん…いや、その解釈おかしいでしょ(笑)
勃ってなかったのかな…( ̄▽ ̄)
購入したのはかなり前なんだけど、コメディ気分な時に度々読み返すお気に入りな一冊です。
気になりつつ読めていなかった一冊。
イラストもお話も、私には文句なし◎です。
リストラに遭い、妻は不倫...「俺は終わったんだ。弟と違って背は低いし一重だし女にもモテない。どうせ俺は負け犬だーっ!」と、唯一頼れる弟の家で飲み潰れ起きると犬になっていた兄。しかもメス犬。元に戻って再出発すべく「思考は人間・姿はリアルな犬」で奮闘する兄への萌が止まらない弟。いやぁ、私も止められなかった~!!犬姿の兄はマジメに頑張っているのですが、弟のキャラもあり話の流れがのんびりしていて、「人に戻る」という本来の目的も忘れちゃうぐらいのゆるダラ感が好きでした。水臭いのは無しね、という家族感もよかった。
全体的にはコミカルで、何度も笑ってその辺に本をドンドンっとやりましたが、ふとした瞬間にあの犬の行動とかしぐさにやられてしまうんです。このタイミングがまた絶妙で。しかし犬姿シーンがこんなに多いとは!犬の表情がびっくりするぐらいリアルで豊かなんですよ。お座り姿勢でちょっと頭傾けて、数秒間見つめられるやつは私も耐えられないです。普段飼い主以外にカワイイと言われることが少ない犬ほど可愛い。あの可愛さは罪だ。
同時収録も病みつきになりそうで...とにかく夢中で読んでしまった一冊です。犬の感想ばかりで申し訳ないですが射止められてしまいました(笑)。