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不器用な男たちのブラインドラブ!!
デザイナーの奥村は広告代理店の営業、高嶺の仕事で組むことになり、目が笑ってないところが気になって飲みに誘う。
いざ飲みに行ってみると、上質なスーツに身を包み、所作も見るからにボンボンな高嶺なのに、これまで付き合った人もいなければ友達ができたこともないという衝撃の事実を知り、友達になろうと誘う。
純真無垢で何も知らない子供を教えていくような、なんでも吸収していく高嶺が可愛くて仕方ない奥村。
ノンケだったはずなのに少しずつ惹かれていき、戸惑いつつも友達以上のことをしてしまう。
蓋を開けてみれば二人ともが初恋でとても不器用で可愛かった!
友人や友人の部下が優しくて二人が突っ走らないように牽制したり見守ったり…。
とても心が温かくなりました。
奥村の、「好きだから別れたくなくて付き合わない」という頑なさも可愛くて、
指輪を用意してた高嶺も可愛くて、愛おしい作品でした。
まさお先生のズレズレ男子、拗らせ男子の可愛さといったら!!!
なんでこんなに微笑ましい気持ちになるんでしょう。面白くておかしくて、とっっても可愛かったー!
高嶺は不器用すぎるけど性根は素直ワンコなところがとっても可愛い。奥村がウジウジしているのを懐柔する方法も一生懸命でズレまくりで可愛い。ちょっと強引さも加わってカッコよくなるのも楽しくかった!!!奥村の思惑にも可愛さがあって、ほっこりしました。
まさお先生の登場人物はちょっとおかしいなところがあって、そこがいとおしく思えるところが好きです。
どう評価したらいいかすっごく迷う作品です。
もっとギャグテイストなら、登場人物みんな主役脇役含め可愛い!ってノリで受け入れられる気がするのですが、まさお三月先生らしく、割とリアルなテイストなんですよね、絵柄もストーリーも。
リアルに考えると、高嶺(攻め 黒髪眼鏡)の30代での常識のなさは相当怖いし、奥村(受け)も怖い。急に突っかかってくる樫木(奥村の友人)も怖い。コメディなら可愛いし面白いのだけれど、という葛藤が。
序盤の"特に仲のいい友達"期間に、すごく自然に高嶺の肩に足乗っけてる奥村が好きです。
※電子書籍 カバー裏・裏表紙無し 局部描写ほぼ無し
童貞攻めが好きです。眼鏡攻めももっと好き。
で、この作品の攻め、年下でまっさらでピュアなところが可愛いかった。
ちょっと大丈夫なの? と心配になるくらい、とにかく純粋です。
受けは過去の経験から、恋人としてつき合うということに対して臆病になっているんですが、そんな受けに対して言い放った攻めの言葉に萌えました。
恋愛経験のない、純粋な子だからこそ言えるひと言。
脇役のお友達も、いい人たちで、ちょっとしたやり取りが面白かったです。
まさお三月さんの作品を絶賛読み直し中です。
人間関係の何たるかを知らない、対人スキルゼロの生真面目くんと周囲のズレが大好物です。
ここにわざとらしさやあざとさ、過剰な演出でさらに面白く仕上げようとする作者側の魂胆が加わってしまうと興醒めなのですが、まさお三月さんは本当にうまい。まさおさんが描く世間の常識知らずの奇人たちはみんな可愛くて愛おしいのです。
このジャンル(と言っていいのだろうか?)ではもはやマスターと言っても過言ではないと思います。
営業用スマイルを顔に貼り付けた取引先の高嶺。
旧知の取引先社員から「対人スキルの特訓」を頼まれた奥村は、早速高嶺を飲みに誘ってみるが…。
という始まりです。
対人スキルゼロの雛鳥に社会性を身につけさせようとして懐かれていくうちに…という感じで、設定的には「求めてやまない」に似ていると思いました。
「自分だけが知っている」という優越感と「誰にも教えたくない」という独占欲。まさにこれは恋愛感情なんですよね。こういうときの表現も大仰になりすぎないので、「あ、なるほど」と納得させられてしまう。うまい。本当にまさおさんの言葉選びは素晴らしい。
登場人物も全員すてきです。
一番魅力に乏しいのが主役であるはずの奥村というレベルで脇役が光っています。
奥村の高校からの友人の樫木は、当て馬風からお父さんへシフトチェンジするという大役。最初の方はいつ「オレだってお前のことをずっと…!」とやらかさないかひやひやしていましたが、無駄に「拗らせた片思い」を絡めてくる展開じゃなくて良かったです。
樫木の部下の桐原のおばかな若者加減もたまらないスパイス。適当に見えるけれど、すごく友達思いでフットワークが軽い。GPSの件がお約束になっているのに毎回笑えてしまう。
脇がしっかりと奥行きのある人物として描かれると、メインが引き立ちますね。
この作品では奥村の存在感はイマイチだったように思うのですが、高嶺…。いとおしすぎるでしょう。30才なのによくぞここまで汚れずにご無事で!と周囲に感謝したい。
とにかく可愛いし、ズレの笑いを提供しまくってくれます。こんな面を知ってしまったら、絶対独り占めしたくなる!という要素しかないです。見た目も家柄も嫌味なほど完璧なのに、中身とのギャップが好きすぎる。
常識からズレた行動や発言をしても全く動じません。ここできょとん顔や「え!?なになに!?」というわたわたしてみたり、ドヤ顔をされたりすると「所詮養殖か…」と興醒めするのですが、本人がおかしいと思っていないからこそのふつうの態度。これにやられるのです。天然最高。
わたし的には存在感薄い奥村ですが、いい人です。すごくひとを惹きつける魅力のある人なんでしょうね。華があるというか。高校時代の合宿の話は泣けました、樫木たちの苦労に。
でも人に懐かれるけれど距離があるというのが、単に「本気で人を好きになったことがなかっただけ」というオチしかなかったのが釈然としなくて。高嶺が好意を打ち明けてからのぐるぐるも「思い切りの悪い人だなー」というくらいしか思えず。
樫木お父さんが「付き合って失ってもいいくらいの存在と、付き合う前から失うことを怖がる存在」の違いをレクチャーしてくれたのでまとまったけれど、お父さんがいなかったらまだぐるぐるしてそうです。お父さんさまさまでした。
主人公が一番微妙という点で萌2に留まってしまいましたが、高嶺の可愛さは神レベルです。
ぜひご一読を。
