大好きな人から受けるED治療?

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表題作十年目のラブメソッド

載寧理人
31歳,塾講師,宇海の元家庭教師
樫原宇海
28歳,男性器専門の美容整形外科医

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

男性器専門の整形外科医として有名な宇海。しかし実は童貞・ED・短小なため、彼女を作ることもできず、職業柄誰にも打ち明けられず一人で悩んでいた。そんなある日、巨根に悩んで来院した患者が高校生の頃憧れていた家庭教師の理人だと気づく。宇海のEDの悩みを知った理人は、他人が触れば勃つかもしれません、と言って宇海を快楽の虜に! かくして、宇海のED治療という名目でエッチの個人授業が始まるのだが……?

作品情報

作品名
十年目のラブメソッド
著者
川琴ゆい華 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048660426
2.8

(25)

(1)

萌々

(5)

(14)

中立

(0)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
7
得点
67
評価数
25
平均
2.8 / 5
神率
4%

レビュー投稿数7

ボランティアED治療

誰にも秘密だけど。
ご自分のtnkが超短小で。
その事で初Hに失敗し。
そのままEDになっていまだ童貞…
…の28才男性器専門医・宇海(うみ)が主人公です。

10年ぶりに高校時代の家庭教師をしてくれた理人に再会したタイミングで母親から強く見合いを押し付けられ、なぜか理人がED克服のために「協力」を申し出てきて…
その方法は当然というかなんというか、擬似H。
宇海は理人にtnkや後孔や耳など責めまくられて、呆気なく勃起→射精可能になりましたが、その後も協力は続いて。

しかし、宇海は冷静な理人に気持ちを聞く事もできず、自分の気持ちを言う事もできず、誤解とすれ違いがずっと続くようなストーリー展開で進みますよ。
もちろん最後は誤解も解けて想いが通じ合い、擬似ではなく本気の「最後までH」へ。
H描写はかなり激しいエロだと思いました。理人は意外とプチ変態…?(これからもお道具を使うHを試す模様です)
家業のクリニックの跡取り問題は棚上げだけど、なんとかいい解決法が見つかるといいね。
イラストは北沢きょう先生。綺麗だけど宇海は幼すぎるように思いました。

1

おおきいのとちいさいの

人は誰しも大なり小なり悩みがあるものです。

男性器専門の美容整形外科医として何人もの悩める患者を救ってきた宇海は、専門医でありながら過去に付き合った女性との初体験時に性器についてからかわれて以来、密かに勃起不全のED・短小・童貞と3拍子揃った悩みを抱えています。
ある日、巨根である事に悩み宇海のクリニックを受診しにやって来たのは、なんと高校時代に家庭教師として家を訪れていた3歳年上の理人で…と続きます。
ひょんな事から小さくてEDな事を理人に知られてしまい、おっきい×ちっちゃい2人が治療と称したえっちなレッスンに励むお話です。


物語は受けの宇海視点で進みます。
コメディやえっちな方向に振り切ったお話かと思いきやそんな事もなく、淡い恋心を抱いていた2人が10年ぶりに再会し、やる事はやっているのにあちこち遠回りしながら想いを実らせる両片思いもの。
どこからどう見ても両思いなのに理人が腰が引けたヘタレ攻めなせいかなかなかくっつかないので、その焦ったさにお尻をぺちんと引っ叩きたくなりつつ、ED治療のはずがすっかりえっちなレッスンになってしまっている2人の図を楽しむ作品でしょうか。

今作の見所はなんと言ってもEDお助けシーン。
専門医で知識はあっても、自身の事となるとまた別もので。
自分の快感には無知で真っさらな状態の宇海を(実はガチガチに勃てながら)優しく甘く、時には変態ちっくに言葉と手でとろけさせていく理人と、あまりの気持ち良さにとろとろになってしまう宇海。
尿道ブジーでの乱れっぷりがエロティックで可愛い!
年上の理人が結構なヘタレ敬語攻めなのですが、「宇海ちゃん宇海ちゃん」と呼ぶ姿はなんだか可愛らしかった。
しかし、理人ってかなりのむっつりですよね。
きっとこれから宇海ちゃんはボンテージテープもコックリングも使われちゃうんだろうな…
欲を言うのなら理人の巨根設定をもっと前面に出したシーンも欲しかったな〜!
立派なのにもったいない!


前半の「なめこの山」「美しい造形」「繊細かつ雅で上品な上生菓子」だの、宇海の性器を別のものに例えたり、男性器型の模型の亀頭部分に額をのせて物思いにふけるシーンには笑ってしまった。
再会ものの恋愛としては過去描写が少し足りない気がしましたし、最終的には当て馬化しなかった憎めない友人の手を借りてやっとくっ付く2人。
ラブ寄りか切ない寄りかでうろうろするより、それなら一気にコメディ路線でドカドカ突っ走った方がもっと面白かったかなーと思いました。
設定と前半は面白かったので、後半からの展開がもう少し違うものだったらより楽しめたかも。

お道具が出て来たり言葉責めがあったりもしますが、痛さや乱暴さは皆無な甘さです。
ただひたすらに可愛く喘ぐ受けと、それに密かに興奮する攻めの図が楽しめますよ。
軽い読み口のお話でした。

0

童貞・ED・短小な主人公

1冊丸ごと表題作です。宇海(受け)の視点で進んで行きます。

宇海は、男性器専門の美容整形外科医。CS放送で悩み相談にものっているのに、自分のアソコはED・短小なため、まだ童貞です。そんな悩みを、10年ぶりに再会した元家庭教師の理人(攻め)に知られ、ED治療に協力するとエッチなことをされるようになり…という内容です。

宇海のEDは、ストーリーの半分辺りで、治ります。それ以降は、理人がゲイであることを隠していたり、宇海に好きになられたら困るとか、宇海がショックを受ける出来事が続きますが、友人・宮前の協力により二人は恋人同士になります。

コミカルかと思えば、そうでもなかったです。かといって、重いというものでもなく。切なさも少しだけで、泣きそうになる程ではなく。エロはあったのですが、全体的な雰囲気は中途半端に感じました。

宇海のアソコが某チョコ菓子を彷彿とさせる「なめこの森」に似ているとか、職場から尿道ブジーを持ち出してエッチに使用するとか、面白かったです。

ただ、理人がちょっと…。理人は年上なのですが、雇われていた事から宇海に敬語を使います。ただ、その態度がどうもしっくり受け入れられませんでした。自分を殺した忠実な男にしては、ED治療だと触るところがどうかなぁと思いまして。敬語攻めは好きなのですが、ベットでは豹変するというわけでもないようで、どうにも理人がつかめず落ち着きませんでした。

私はどうにもノリきれませんでしたが、場面やセリフ、設定は面白いですし、展開も良かったです。年上敬語攻め、年下かわいい受け、BLに寛大で祝福ムードな作品がお好きな方にお勧めします。

1

かわいい受け

オティンティンでお悩みの2人のお話ですw

受け様は男性器専門医で短小EDとお悩みの可愛い容姿の方です
攻め様は受け様の元家庭教師で、巨根という悩みで来院
そして再開

受け様のED治療と名目でいろいろされちゃうという
読めてしまう展開ですが、それはそれで面白いんですよね(*´∀`*)うふ

個人的にかわいい受けは大好物なので楽しめました
攻め様が終始、敬語で喋るので紳士的なイメージでしたが
そうでもない感じなのでキャラがつかみにくかったですが・・・
楽しめた作品でした

1

エロレッスン

あらすじは他の方のレビューがあるので省略します。
そう、この作品はストーリーよりもなによりも、タイトル通りエロレッスンを堪能するもの(笑)
レッスンで可愛く理性をなくす受け。
敬語で冷静に攻めたてる攻め。
そして川琴さんの軽やかな文章力。
ブジーなんて道具初めて聞いたけど、道具有りだとちょっとSっ気が出てきたり、凌辱っぽくなったりすることが多いけどそんなことはなく、ただひたすら受けが可愛く見えるだけ。しかも最後までしないのにこの乱れっぷり。さすがです!
でもあくまでもレッスン。
切ない!でもエロ可愛い!!
やっと両想いになってHも最後までできたときには、お腹いっぱいになりましたw

3

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