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表題作僕の両性具有性周期

一宮
強面だが雪野一途の彼氏で同級生
雪野ヨウ
両性を持つ独り暮らしの高校生

その他の収録作品

  • bonus truck
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:あとがき&裏話

あらすじ

雪野ヨウは両性具有の身体を隠して
学校に通う“男子高校生”。
雪野の人生初の彼氏・一宮は、
凶悪な顔つきで恐れられる強面男だけど、
実は2人はラブラブ。
一宮の止まることを知らない性欲を日々受け止めている雪野は、
幸せを感じつつもカラダに異変を感じて――!?

作品情報

作品名
僕の両性具有性周期
著者
カノンチヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋水社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売元
大都社
シリーズ
僕の両性具有症候群
発売日
ISBN
9784864950275
3.7

(44)

(12)

萌々

(16)

(9)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
156
評価数
44
平均
3.7 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数11

都月が怖かった

前作を読んだはずなのに評価もレビューもしてなくて、しかも手離してしまってしっかり覚えてないのですが確か一宮が性欲ばかりでなんだかと雪野が流されてるようなと思った記憶を頼りに続編のこちらを読みました。

相変わらず一宮は盛ってるようですね。でもちゃんと愛があって良かったです。
都月が不穏な動きばかりで怖かったです。下僕とか雪野のカルテを勝手に見たり手を出そうとしたり。
なんで下僕やってるんだろうあの人。

そしてなんと雪野が生理が来なくてまさか妊娠したかも?なときの二人が良かったです。
男として生きてきたけど女になっちゃうの?という不安や、純粋に妊娠への不安や、一宮も雪野を妊娠させてしまった覚悟や嬉しさとか。
家族になろうってプロポーズも良かったです。

結果的に妊娠してなかったんですけどもうこの二人は大丈夫ですね。
一宮の性欲がもう少し治まれば…。

0

雪野君が更に可愛かった

『僕の両性具有症候群』に続くシリーズ2冊目です。
主人公は前作に引き続き高校生の一宮君と雪野君。
今回は新しいキャラ都月も登場し、主人公2人は都月に振り回されることに…。
登場の時からクセ者と分かる都月ですが、彼の意図が最初は分からなくて、彼が言っていることが本当に言葉通りなのかそれとも別に本当の目的があるのか、色々と探ってしまいました。
主人公2人については、雪野君は前巻より素直に一宮君に気持ちを伝えることが出来ていて、相変わらず素直で可愛いし、一宮君は相変わらず男前です。
H度も前巻より上がっていると思います。
今回は前作よりシリアスな問題が起こったりして、高校をやっと卒業するような若者同士ではこんなに上手くはいかないだろうと思いつつも、2人の絆の強さとラブラブ度に癒された作品でした。

0

愛と笑顔と

僕の両性具有症候群の続編です。
前巻で、不良と周囲から思われているダブリの一宮(攻め)と、両性具有の雪野(受け)は晴れて恋人同士となったわけです。
やあ、その辺りももじもじが可愛かった!
なので続刊があり、とても嬉しかったです。
そう、嬉しかったのです。
だがしかし!
カップルがうまくいくと登場するのがお邪魔虫というもので…

雪野と同じく両性具有の都月(受け)とその下僕のような三上(攻め)が登場し、二人の間にさざ波を立てていきます。
この都月がけっこうなかき回し系で、いわゆる美人インテリツンデレ。
雪野と同様の両性具有ですが、それをうまく利用しつつ弱みを見せず生きているという雰囲気です。
しかしそれによって絆も強まり、一宮の雪野への愛も真剣だと自信のない雪野にも実感できる展開で、良かったねホロリとなりました。

そしてこの巻は比較的コメディ部分も強められていて(主に一宮と雪野の主治医によって)、飽きずに読めます。
絵柄が受け入れられるようでしたら、この攻めによる怒涛の愛に笑顔が溢れることと思います。

0

読者を振るいにかけてきた

前作は、両性具有はスパイス程度の王道BLと捉え、元々両性具有ネタが好きな事とコミカルさもあって「神」評価にしましたが。

こちらは…両性具有ならではの問題が出てきて、題材が一気に重くなりました。
BLで妊娠ネタ…個人的には大好物で、男性の体の両性具有にハマったのも「子供=愛の結晶」的な考えからの延長線上で、もちろん男のままで子供産むネタでもOKなんですが(でも男女物じゃつまらないと思ってしまう辺り腐りすぎてますが)、一般的?なBL好きさんにはどうなんでしょうね。
最近増えてきた、男のままで妊娠しちゃうネタより生々しくなるから、もうBLとしては読めないのかな?とつい周りを気にしてしまいます。
そのような点から、今回は★を一つ下げました。

とはいえ、話は全体的にみれば、やはりコミカル寄り。
ある意味、男女の関係でも当てはまる警告とみれば、道徳教育…は言い過ぎですか。
そしてまぁ、下半身暴走な一宮の男らしいこと!
性欲だけじゃないことを、ちゃんと証明しました。
この二人の将来が非常に気になります。
また、同じ両性具有という身体を持つ都月も登場。
茶々入れ役としては少々物足りない人物でしたが、次は都月の話となるので、名誉(?)挽回といって欲しいですね。

1

都月は何をしたいのか

妊娠ネタですかぁ、、、、

まあ、男も妊娠系のファンタジー設定の作品とかもあるし、
2次同人なんかじゃ、女体化妊娠ネタとか、お約束みたいなもんだし、
両性具有って設定だけど、そこは一応フィクションなわけだし、、、

両性具有なんだから、妊娠の可能性だって全くない訳じゃないのよっていう展開は、
お話を転がす上では、全然あってもいい。
で、二人は、妊娠騒動やら、都月のちょっかいやらを乗り越え、愛を確認し合って、家族になろうね、っていう結末に持っていく流れも、ストーリー展開的には全然正しい。
でもなぁ、なまじっか両性具有って設定が現実でもあり得そうな分、完全フィクションの女体化での妊娠ネタと比べて、ものすごく心理的な壁があるのよねぇ。
もう、これは、個人的で、生理的な壁だから、
こうなったら、もう次は、都月君でメチャ重苦しいドシリアス希望。

3

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