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オタクな俺がリア充社長に食われた件について

otaku na ore ga reajuushachou ni kuwareta ken ni tsuite

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表題作オタクな俺がリア充社長に食われた件について

泉田直己,36歳,社長
秋吉倖太郎,20歳,童貞,エロゲのシナリオライター

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

君が俺の好み過ぎるのが悪いんだ

イケメン社長の泉田と親しくなった、美少女ゲームのシナリオライターで童貞の倖太郎。
しかしSMクラブでなぜか泉田と…!

「すごいよ、倖太郎。何回もいってるね……」――十八禁美少女ゲームのシナリオライターにして童貞の倖太郎は、
行きつけのメイドカフェでイケメン社長の泉田と出会う。泉田はなぜか倖太郎を気に入り、仕事の参考になれば、と
あらゆる風俗へと連れまわす。どんどんエロスで頭がいっぱいになっていく倖太郎。しかしSMクラブを訪れた際、
プレイのなりゆきで泉田に後ろを犯され、めちゃくちゃに感じてしまい……。

作品情報

作品名
オタクな俺がリア充社長に食われた件について
著者
丸木文華 
イラスト
村崎ハネル 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576131856
3.3

(122)

(17)

萌々

(52)

(26)

中立

(6)

趣味じゃない

(21)

レビュー数
22
得点
377
評価数
122
平均
3.3 / 5
神率
13.9%

レビュー投稿数22

毛色の違うラブコメ。これはこれであり。

丸木先生は霧の楽園をこの間読んで
次にコチラをチョイス。
全く違ったおバカラブコメで、
これはこれで面白かったです。

主人公は、アキバのメイドカフェに通う
典型的童貞オタクな、こーたろくん。

推しのメイドさんに会いに通ってたのに、
ここで泉田と運命の出会いをしてしまう。

泉田は、こーたろが通っていたメイドカフェ以外にも他業種に渡って手広く展開してるグループの社長。イケメンだし、36歳だし、社長だしで住む世界が違う相手なのに気に入られちゃう。
こーたろくんの仕事がエロゲーのシナリオライターである事、スランプ気味な事をポロッと話しちゃったから、作品の肥やしになればとあらゆる風俗に連れ回され挙句、SMクラブでは目隠しされてとうとう処女喪失。
それからもプンスカしながらも泉田にうまく丸め込まれて快楽の虜じゃねーか。女の子気分で色んなシチュでプレイ楽しみまくる。エロ作品ど真ん中な感じで楽しかったです。

ただ、含ませがたくさんある割に全部が回収されてなかったので、読後物足りなさがありました。
金子がこーたろくんに身体病院で調べた方がいいよって言うた件が気になる。
性欲少なめ、体毛も薄い、無臭、子供みたいなどちらかと言うと女性的な身体と顔つき。それだけで、性別チェックしてこいって言われるって描写なんなんだ。
そんなヤツBL界にはわんさかおる。泉田が、確かにねー、でも倖太郎くんが気にならないならそれでいいよ的な事言うたりもするし。
結局何だったんだ、何もないのかどうなの?

あんなに女装姿可愛いくてメイドカフェの看板娘になっちゃってるこーたろくん、次のお話ではてっきり表舞台に出ると思ってたし、シナリオのお仕事面でももっと活躍するところが出てくると思ってたのに、そーでもないとこで終わっちゃった。

一冊しか出てないのが残念です。コミカライズされてるから、続編の望み捨てずに待ってます。

0

エロゲでしたhshs(*´Д`≡´Д`*)hshs

タイトル通りのお話。
割と笑いどころあったので面白かったのですが…苦手なものもあったので…。
攻めが受けを風俗連れ回すわー(本番有り。受けの童貞も風俗で捨てさせてました)、挙げ句の果てには倖太郎にホモ疑惑をもたれたから誤解を解くためにーと女の子とヤってるのを見せつけたり。
それじゃ倖太郎が暇だろうからと1人余分に女の子呼び寄せて、自分がやってる横で倖太郎にも女の子とヤらせたりというナニコレ状態。
あとエロゲのシナリオライターである倖太郎が途中から自身の体験を活かしてシナリオを書き始めているので女の子を髣髴とさせるシチュエーションが多いです。
倖太郎自身の身体的な特徴も男性的とはいいがたく、脇役から「遺伝子がどうのこうの。病院行けば?男らしくない」的な発言食らってるんで…そういうの苦手な人は「うわっ…」ってなるかもしれません。

倖太郎がエロゲーのシナリオライター設定なので、お仕事の為として色んなシチュエーションプレイがあったのは面白かった(*´∀`*)
女王様とSMプレイを堪能させてもらえると見せかけてー泉田に後ろ奪われるという罠www
いや、最初は女王様プレイもありましたよw
でもそこに泉田ちゃっかり混ざってましたからねwww
おそらく流れを仕組んだのはその店と取引関係(企業)に当たる泉田の要求というねwww
案の定思いっきり倖太郎に避けられたとくれば、上で書いたように「いやいや、違うから。俺そんなんじゃないから。ちゃんと女の子抱くから見ててよ」的展開に持ってくるわー。
メイド、緊縛、尿道、玩具、目隠し、媚薬…色々と豊富でございました。
ご馳走さまです。

倖太郎がお仕事熱心なのが笑えました。
いや熱心なのは良いんですよ、良いことです。
でもシナリオライターとしてインスピレーションが刺激されるタイミングがねw
泉田とやった後に泉田放置してダカダカダカダカ打ち込んでたり、拉致緊縛&媚薬盛られて大変な瞬間に「( ゚д゚)ハッ!これって無理矢理!?新しい展開として使え…っじゃなくて!!(セルフツッコミ)」とかなんですよね。
ちょっwそこガクブルする場面だからww

全体的に話のテンポは良いので、エッロイの読みたい気分なんだよ!って時に気軽にサクッと読める感じでした。

5

ラブコメとしてさらっと楽しい

ずっと気になっていたんだけど後回しになっていたのが、電子化されていたので読んでみました。
これを読んで「丸木作品ってこんななんだ」と思ってはいけません。
これまでの作風はどこに?wというくらいいつもと雰囲気が違いました。
ライトでほとんどエロと勢いです。さらっとエロと笑いを楽しむにはちょうどいい感じ。イラストも合っていて楽しく読めました。
見どころは社長の鬼畜ぶりでしょうか。いかにもな胡散臭さや変態臭さが非常に笑えました。変態社長に執着されて涙目で弄ばれるオタクの倖太郎君が可愛い。でもこれ、NLだったら絶対に私は萌えない。BLじゃないとダメです。確かにエロゲベースの設定なので、それっぽいものがてんこ盛りなんですが、ワンクッションおいてBLになってるからこそ私には面白かったです。
ちょいとエロめのラブコメとして面白かったです。

2

AV見ているみたいでした

色んなバージョンの愛の営み(?)が楽しめる作品ですが、どうも作品とキャラに馴染めなかったので★1つ。

はじめて読む作家さんだったので、あとがきのライトな作品とあって驚きました。確かに痛かったり無理やりだったりとハードな内容ではないですが、ライトなのか…という感じです。
考えるな、感じろ!という作風なので深く考えてはいけないのかもしれませんね。

プレイのマニアックさは、バリエーションがあって、そいうのが好きな方には凄く満足できる作品だと思います。あえぎ声も含め男性向けAVを見ているようでした。
ただ、オタクというキャラのためかその発言はどうなの?とか、主人公の会社の同僚の話し方に疑問を感じたりしました。(だから考えちゃ駄目だと…)

攻めが受けに対してとても執着を見せますが、愛情というより狂気じみた言動に受け取れて怖さを感じました。

好き嫌いがはっきり分かれる作品なんだと思います。

3

色んなプレイが…

ラノベっぽいタイトルは何か苦手…と思ってたんですが、中身は歳の差カップルで攻めが鬼畜で受けが華奢でS気質とM気質でコスプレプレイにえろ用語多目…と好き要素が詰まった作品でした。「ごっこ」プレイも大好きです。

ストーリーを楽しむというより、色んなシチュエーションプレイを楽しむという感じでしょうか。SM系スキーの方にはオススメできると思います。
泉田のような、もう変態!と割り切った鬼畜な年齢高めキャラは大好きです。
主人公の倖太郎がちょっと落ちるのが早い気がしたので、もうちょっと耐えてくれたらより楽しめたかな…という感じでした。

気になったのは、エロゲー単語やオタク用語が頻繁に出てくる事です。こういう用語は基本女の子に使うものだろうという自分の先入観と、女の子とやるシーンが所々出てくるため、BL読んでるときにそういうシーンがあると萎えてしまう自分としては手放しで楽しめず、それが少し残念に思いました。

3

倖太郎君がとても良かった。

タイトルからB級グルメ的な匂いを感じたのですが、その割に評価が高かったことと、作家さんにも興味があったのと、とにかく軽い気持ちで読みたかったので手にとりました。
想像していたより薄っぺらいという印象もなく、しっかりと堪能できました。
一番魅力に感じたのは、臆病で淡白で頑固な倖太郎君が隠し持っていた、快楽には素直で順応性の高いエロさだと思います。
そしてそこに恥も外聞もなく溺れている社長泉田のハマり様。
倖太郎君の魅力を自らずるっと引き出しまったのですから、そりゃたまらないだろうなと思います。
いろいろやってみたいんだね、解放されてしまったんだねという感じで(笑)
一番萌えたポイントは、倖太郎君がエロゲの女の子と自分を重ねている所に倒錯的な色気を感じました。
オタクですが普通の男の子っぽい描写なのに、実は眼鏡の奥に切れ長の目と泣き黒子を持っているというギャップも魅力的でした。
快楽に弱いのに、そこに溺れていくわけでもない芯がある所(ビッ○化しない所)も。

ただBLというよりは男の娘物という印象を受けました。
常に女の子を想像させるような描写や、限りなく女性に近い倖太郎の身体的特徴などからBLである必要性に疑問すら抱きました。
中世的で不安定な色気などといったものでもなく、女の子として映ったからです。
確かに社長はゲイではないんだなと納得しましたが。(結構どうでもよい)

オタクとリア充の恋愛ですが、オタク描写には特別新鮮さみたいなものは感じませんでした。
ただ、威圧感のあるイケメン社長がメイド喫茶にいる絵面がとてもシュールで、こっちがいたたまれない気持ちになってしまいました(笑)
今後、倖太郎君の書きたいものはどう変化するのか、コスプレではなく倖太郎君自身の色気は開花されないのか気になる所です。
だって切れ長目の泣き黒子…

2

なんというか.

「なにこれすごい」
とにかくこの一言かと。

あとがきにもありますが、「ずっと書きたかったのに、どこでも書かせてもらえなかった」とのことで....

まあそうだろうな!!!
社長×オタクっていうなんというか設定はまあ良しとして、

なんじゃこれは、どのぞのAVか

と思いたくなるほどの受けの喘ぎっぷり(?)
まあ割とがっつりエロおkだよ、って人は買ってみる価値あるかな???ってところですかね

まとめると
「オタクが社長に本当に喰われるヨ、女装とかさせられるようヨ」
ってことでしょうか。

3

ナニのシーンは青年向け?

ちょーっと期待と違う方向に暴れてくれましたね~(笑)

「デュフフ」表現はまあ”オタク”設定なのでOKとして、喘ぎシーンがなあ…
ちょーっとなあああああ・・・・・苦笑

”オタク”設定はすごくリアルだし、「ああそうそんな感じでよく表現されるよね~!」
ってな感じで納得っちゃあ納得なんですが、
あのこれ、一応 ”BOYS LOVE” のジャンルなんですよね???笑

「はひぃ!」とか、
「ひいい!!ひーーーーーーー!」とか、
「あは…あはぁあ…!!」とか
「んごぉぉお」とか、          (※全てエッチシーンでの喘ぎ声)

ちょーーーーーっと、男性向けの二次エロアニメ表現寄りじゃあないですかい???笑
考え過ぎかなあ…?

挿絵は良いですし、
攻めの、残念なイケメンやり手(変態具合に少々引きつつw)具合も良いんですが、
なんだろうこうなんか違うんだよなあ・・・・
BL好きの女性が求める”萌え”とはちょっとずれてる気がしました。

…でもこんだけ評価高いってことは、
私の個人的な意見に過ぎないかもしれませんけどねw
それともこれはこういう作風にしてるだけなのかな??

まあようは、エロエロだけど『AVアニメ観てる感覚』ってことでした!w

7

思っていた以上に色々シテくれてました!

初読み・丸木文華さん。
以前より、このタイトルと表紙に惹かれていて、けど自分の中で小説って勢いづけないと読めないことが多くて、気になるけど購入せず。
でも自分の好きな『女装』『メイド服』『お尻から太ももむっちり』という三拍子揃った男の子が私を見ているのです(勘違い)
「きっとメイド服着させられた男の子が開発されちゃうお話なんだろう」
くらいで手に取り、表紙を捲ったらば。

……結構衝撃なカラー画が待ち構えておりました!!

この挿絵担当の村崎ハネルさん。
こちらの方の画も初めて拝見しましたが、かんなり私好みの描き方をして下さってる。
キャー!アナルパール!初っ端から私、アナルパール拝んじゃってる!
と、期待感がより一層膨らみ、いざ本文へ。


いやぁー…私の想像がドレほど貧困だったのか、というのを思い知らされました。
正直、章が移る時の、字体が違うタイトル。アレの必要性があまり感じられなかったりもしたんだけれど、こう、丸木さんの、
「とにかく書きたいことを書き連ねたらこうなったんだ!」
という雰囲気がバンバン感じられて、読んでいる私は本当に楽しかった。
コレ書きたいアレ書きたいが詰まっていて、とにかく笑える。
『オタクな俺』こと、シナリオライター・秋吉倖太郎。通称こーたろ。
『リア充社長』こと、青年実業家・泉田直己。
倖太郎が20歳であれば、社長である泉田はそれこそ40超えでも良かったかなーと思ったりもしたのだけれど、お互いがお互いに染められていく関係性が楽しかった。

そして、オタクでありつつ、出て来た登場人物の中で倖太郎は割とまともなのかも…と思わせてくれる、同僚で同じオタクの村山が、まーまーキモイ(笑)
「デュフフフ」って笑い、よく編集さんが許してくれたなぁ、と(笑)

童貞だった倖太郎は、エロゲーのシナリオを書くために泉田と関係を持つ。
一方、泉田は…と、読み進めていくと甘い二人になる?という空気感があったのですが、この泉田、結構最低だったりしますよね。
というか、こと倖太郎のこととなると、周りが見えなくなってアブナイ奴になる。
「きっと今の泉田、目がイッちゃってるんだろうな」
というのが、文章から物凄く想像出来て、尚更怖かった……


初めはSMクラブにて致してしまう。
それを皮切りに、メイド服を着用して、主従関係に。
縄で縛って無理矢理に。
最後のおまけでは、女性用水着でのコスプレでコーチと部長の関係に。
元々、倖太郎がMだというのもありますが、
【自分が好むエロゲーの女の子に、自分を投影する】
という感覚が、とても面白かった!
要は自分好みの女の子というか、可愛くて胸が大きくて、なのに淫乱…という理想像が自分にスライドし、それがどんどん汚されていく。
汚されつつも、本人はソレが欲しくて堪らなくて、はしたなくオネダリする。
そんなエロへの無限ループが倖太郎は快感になっていくのです。


本当に自分が思っていた以上の事が起きて行って、いい意味で裏切られた感じがして良かったです!
もっとひどい事をしてもきっと、倖太郎なら喜ぶのでしょうね(笑)
エロエロでタマラナイのを読みたかったので、迷わず神で!

((注意))
女装・SM・黄金水表記・玩具が嫌いな方、ご注意下さいね。
女性との絡み・女性器の表記・女性の体の部位表記に嫌悪感がある方、十二分にご注意下さい!

11

エロエロ

エロ充万歳ヽ(・∀・)ノひゃふーw
エロ読みたくて読んだので、おなかいっぱい胸いっぱい。もこデス。
期待値を振り切るエロ作品ありがとうございます。
毎度小説は、イラストを見てから読み始めるわけですが、水着プレイが
思ったほどじゃなかったのが残念でした。
何を期待しとるのよって話ではあるのだが。。

お話は、どーてい、オタクな、エロげーのシナリオライターが
イケ面金持ちの年上男に、エロエロに仕込まれてしまうというお話ですな。
性的には淡白だったはずなのに、風俗にはまり、ハジメテの後ろでトロトロに感じてしまう。
あまつさえ、前よりも後ろの・・・・な展開はおいしかった。
なのだけれど、ひとつ残念なのは、あくまでも「エロげーの女の子のように」と、
自分を女の子に重ねてしまっている表現があるがために、なんだろうな
複雑な気持ちで読める部分も多々だったかなと思うのです。

加えて、エロスは満点だったけど、あれ?これ、、、愛はあるのよね?
と、最後思ってしまったのだけれど、どーなんでしょ。
離れられないという意味での執着は感じてやまないのだけれど。

3

読むの楽しかったです☆

まず、表紙絵で気になっていて
皆様のレビューを見てさらに気になって
本屋で買おうと買いにいったら売り切れ
さらにさらにチルチル内でも取り寄せられなくなっていて
焦がれまくって探しまくってあったので
読んでハズレでなくてホントに良かったです。

オタクが受けなのですが自分も割りと同じところに身をおいてるので親近感が湧けました。
友達のござるデブもデュフフとか笑っちゃう始末ですし
読んでで思わずふふって出ちゃいます。

攻めが若干ストーカー気質がありますが、恋は盲目ってことでwww

受けが童貞から後ろ開発されていくまでの道程(笑)に女の人との絡みも描写されているのですが
そこまでリアルではないので
後ろのセックスの方が気持ちいいということの対比なのかと思うとアリだと思いました。

サブタイトルがいちいち面白くてウケました(笑)
割りとサクサク読めて面白かったし、楽しかったです。

挿し絵に最後の女装メイドが描いてほしかったなー(ФωФ)

5

確かに食われちゃってたww

オタクの世界はほとんど存じ上げませんが
趣味にひたすら身を投じる姿は「同志よ!!」と思わないでもないのですw
でも結構ざっくり経験済みの女の子を“中古”とか言っちゃってて、
どんだけ女に夢見てんだよ…って感想もところどころありました;

しかも、メイド姿の表の顔だけで夢中になれちゃうあたり
やっぱり思考もかたよっちゃうのかなぁ…。
常識人過ぎてもリア充の社長にほいほい連れまわされたりしないかw
主人公が普通だったら、そもそもこのお話が成立しなさそうなので
目をつぶらざるを得ない感じもしました☆

それにしたってプロに身を委ねて経験しちゃって
そっからのSMプレイで社長にぱくりと……w
メイド服が似合うにはある程度可愛いタイプじゃなくちゃダメですが
せめて気持ちだけでも男前でいてほしかった…というのは
私個人の好みですので
女の子よりに喘いで感じまくるのが苦手ではない方には
とっても楽しめるかと思います。
「ひぐぅ、らめぇ」的な喘ぎが多かったので……。
勿論、表紙でも予想出来る範疇ですけども;;

女性との絡みがあって、ここはこれでいーんですか!?って
私も思わざるを得ませんでした…。

ただ、女装コスプレHがお好きな方にはたまらんかと!!
最後のスクール水着のシーンなんて
思わずふいてしまいましたけどww

倖太郎がエロゲーライターで
どれだけ過酷でも、務めている会社を簡単に辞めると言わないところや
泉田が今までにないくらい倖太郎に対して余裕が無くなって
徐々に追い詰める様子は楽しかったです。
やっぱり完璧な攻めじゃつまらないし、
多少は黒い部分も見せていただけて良かったですw

私は泉田が潜入させた探偵が憎めなくて
(いや、ちょっとは嫌な感じもしなくもなかったですけどw)
こちらとの絡みをもう少し引っ張ってくれていたら
もっと楽しかった気がします。
当て馬スキーなもんで☆

表紙の社長は非常にエロっぽくて悪そうな感じが良いのですが
中の挿絵は…うーんなところもあったので残念です;;

それでもサクサク進められましたし
どんな感じだろうと気になっていたので読めて良かったです。
女の子寄り(?)の受けが乱れまくりなHが読みたい方は是非w

7

オタクだけど夢は大きい!

わぁ~(゚▽゚*)
すっごく楽しかったです!
明るくて楽しくて後味が良くて、丸木さんじゃないみたい!(って失礼すぎ☆)

シナリオライターの倖太郎(受け)のキャラが新しいと思いました。
自分の外見には無頓着で、ひたすらオタク道を邁進しているのが笑えるし、
マヌケだったり卑屈だったり友人思いだったりする倖太郎のキャラクターに、オタク要素がスパイス的に加えられて、面白みのある魅力的な人物になっていました。
そして、ブラック会社に勤めながらも夢は大きいのです。

泉田(攻め)は地位も名誉もルックスも兼ね備えた完璧な人物で、こちらは安定感がありすぎてちょっとつまらないというか、ステレオタイプの攻め様だったかなぁ。

会話も日常の事件も面白くて、一気に読めてしまいました。
溺愛するメイドカフェの女の子が、実は猫をかぶっていて…という“大事件”も、倖太郎クンには申し訳ないけれど笑っちゃいました。

同人イベントの話題も親近感があり、ブラック会社のドタバタも面白かったですね。
特に、同僚の友人とのオタク会話は臨場感抜群で、ニヤニヤしてしまいました。

H描写も尿道責めなどかなり濃いめで、倖太郎の乱れっぷりが素晴らしい。
「らめぇ」とか言っちゃったりなんかもするのですが、
このお話の世界観がすでにそんな感じなので、私は全然いけました☆

また、章ごとのタイトルが毎回オタク用語というのも冒険ですよね。
本屋で立ち読みなどをしたら、噴き出してしまいそうで危険だと思います。

なぜ?と思ってしまったのが女性とのHシーンです…。
泉田が、倖太郎に対して、自分はホモではないことを伝えるために自宅にコールガールを呼ぶのですが、なぜそうなった?的な違和感バリバリでした。
しかも、コールガールのお姉さんのルックス描写に力が入っていて退屈でした。
絡み描写はほとんどないので、苦手な方でも大丈夫かとは思います。

あと、欲を言えば、探偵クンが倖太郎を好きになってくれたら良かったなぁ。
あて馬がいないと寂しさを感じてしまう今日この頃(^_^;)

私は女装(コスプレ)はあまり好きではなく、表紙絵を見て「ないな」と思ったのですが、食わず嫌いをしなくて本当に良かったな~と実感しています。
丸木さんらしいドロドロ感や萌え感はないけれど、エンタテイメント的な楽しさあふれる作品で、個人的にはとても満足でした!

倖太郎クンに、輝かしい未来が待っていますように。

6

丸木文華先生のオタク、ラブコメ?!

【兄弟】の超エロさに惹かれ、しばらく作者買いしてたのですが、アクと言うか毒と言うか、ちょっとついて行けないな~と、しばらく閑。【鬼子の夢】…あれ?伝記時代物イケてますよ~!(レビューしてませんけど)
そして今作は、毒もまったりとしていて、熟れさ加減がいい感じです♪とても美味しゅうございました!もちろんエロも濃いですわ~♡倖太郎と泉田割れ鍋に綴じ蓋的なベストカップルかも…!!仕事×趣味×生きがい、2人いるんで二乗でしょう!どっぷりと幸せに暮らして下さいませ(@^▽^@)/

5

女の子??

メイドカフェにハマっているオタク男子様が受けで、
受け様の気持ちダダ漏れ風で、話が進みます
オタ用語が多用されていて、今までの作品から比べて新鮮な感じがしました

受け様は、自分的には男!という風に普通に過ごしているようですが
声も高くて見た目は可愛い女の子なんですよね(;^ω^)
女装男子とか女の子に間違われちゃう系が好きな方は楽しめちゃいますねw
実際、私も好きなのでw

あれよあれよとノリの勢いでやられちゃった時にはびっくりしたし
女子とからんじゃう物も初めて読んでビビりましたw

5

淫靡さはなく、えっち特化かな。

丸木作品ですので、かなりえっち度高しです。
ただ、内容はナイヨウ…な……すみません。

このお話、詳しい描写はありませんが女性とのからみもあるので、地雷な方はご注意ください。


受けの倖太郎は、童貞だけどエロゲーライター。
いわゆるオタクくんです。

倖太郎いわくリア充で社長の泉田が、攻めです。
ノンケだったんですが、倖太郎に出会い、殻が破られたといいますか…


メイドカフェで知り合ったふたりですが、泉田が童貞の倖太郎に仕事の糧になればと、風俗に連れて行くんですよね。
この辺りから一般的にはおかしくない?という気がしますが、連れ回されちゃうんです。
二次元専門、リアルな人間関係にはうといから?
まあ、でもこの作品はこういう細かいことは気にしちゃダメなんでしょうね(笑
全体的に倖太郎はあまり物事を深く考えないようで、簡単に快楽に溺れちゃいます。
ちょっと倖太郎が考えたのは、自分の体について指摘された時だけで、それも快楽の前ではどこかいってしまいますし。

リア充×オタク、しかもオタク度はアニメ好きとかそういう可愛い話ではなくガチですから、設定はすごく面白いです。
ただえっち特化作品のようなものですから、最初に書きましたが内容的には薄い。
そして個人的にキュンキュンな『萌』という要素がなかったので中立にいたしました。
丸木さんの淫靡で暗いえっちではないので、丸木作品の中でもハードルは低いのかなと思います。

4

ずぶずぶのメロメロ

オタクと社長、それも年の差カップルであり、社長はオタクに執着しすぎて
危うくヤンデレ気味になってしまうほどハマってる話。
それに、ライトなノリで繰り広げられる作品だけどエロさは半端なくあります。

単に受けがハフハフ喘いでいるだけに留まらず攻めの快感も伝わってくる描写は
かなりのエロ度高めな展開である意味清々しいくらい突き抜けています。
社長と言っても受けのオタクでエロゲーシナリオライターの倖太郎の会社の社長では
無いのですが、倖太郎がハマっていた2.5次元のメイドカフェのメイドが縁で出会い
そのカフェの経営母体である本社の社長が攻めになる泉田。

初対面でお気に入りのメイドを助けるために泉田に文句を言った事から、
何故か気に入られ、二十歳で童貞の倖太郎を風俗で筆おろしさせたり、
様々な経験をさせて、元からM属性の倖太郎を誘いSMクラブにまで連れて行く。
始めは若い倖太郎を育てたいと思ったと言いながら連れ回す泉田ですが、
SMクラブではとうとう育て過ぎではないでしょうか?というくらいの展開で
倖太郎にアナルセックスまで仕込んでしまいます。

そんな経験をシナリオに投影していく倖太郎さんも転んでもただでは起きないオタク。
でも、流されるままに泉谷抱かれてしまったことに戸惑い怒り、泉田から
逃げようと画策しますが、呆気なく捕まってしまう。
それも尋常ではないヤンデレ傾向が勃発しちゃうのですが、これも運命ですねと
以外にも読み手は納得してしまう。

オタクにズブズブにハマってしまうリア充社長と、ちょっと素直じゃないオタク青年。
かなりマニアックな恋人関係の部類だと思うけれどこれが以外にも萌えツボを
色々な意味で刺激してくれる1冊なんです。
ストーリーでもエロでもかなり楽しめるご楽な作品でオススメです。

5

オタクもの…

萌か萌×2かで非常に迷うところなんですが、ちょっと釈然としないものもあるので、とりあえず萌で…
どこの出版社でも書かせてもらえなかった(らしい)オタクものです!

倖太郎(受)はエロゲのシナリオを書いているオタク。
ちょっとやそっとのオタクではなくて、本当に2次元の美少女しか愛せないという筋金入りなのです。例外はメイドカフェのメイドさん。でも2.5次元扱い。
とある事件がきっかけで泉田(攻)と知り合って、しばしば行動をともにするわけですが…

とにかくこれはキャラ勝ちというか、どのキャラも濃くて楽しくて、そこが一番楽しいです。物語はー…キャラとエロの後についているというか。
恋愛感情が少し薄めで(とくに倖太郎から泉田への)、とにかくエロのシチュエーションとか楽しむにはもってこいです、たぶん。

あの~、私は楽しく読めたんですが、これってもしかしたら地雷が結構埋まっているかもしれないです。
タイトルから簡単に想像できるんですが、某巨大掲示板ノリが苦手な人はダメでしょう。
あと、ふたりで風俗巡りをしているので、女性が結構出てきます。
倖太郎も泉田も結果として女性とHしたという描写があるので、そういうのが絶対ダメ!という人にはおすすめできないかも。
私は女性との絡みはあまり気にしないんですが、一か所ひっかかる部分があって。
泉田のホモ疑惑を解消するための部分なんですが、あの女性絡みの描写、必要だったのかなーと思わんでもない。

でも全体を通しては楽しいお話でした。続きがあると嬉しいかもしれないです。

3

たぎる!

いつものドロドロっとしたねっとりエロスもよいけれど、今回のこのエロスも良い!
何だか最近EDだったのよね、心のチ○コ。
久々にマムシとスッポンとマカを食らったような(!?)たぎりを感じたのデス☆
作者さんがゲームのシナリオなどを描かれているとか、作者さんの現実と多分かぶる世界だからでしょうか?
オタクの世界をうまぁくピックアップして代表的なデフォルメしたキャラを登場させ、主人公もまたそうであり、ラノベ風の題名に内容もまたラノベ風の展開により、疑似エロゲ体験をしているような♪

出会いがあってきちんと恋愛の過程があって、を希望する方にはノリが軽く不埒な展開かもしれないですが(最初は女性が絡みますし)存外にこうした始まりと展開の関係の成り立ちはまさに「相手にハマる」ものであり、自分には充分に肯定しうるものでもあるのです。


ブラック企業でエロゲのシナリオライターをしている、メイドカフェのゆうなたんと2次元にしか興味のない倖太郎が、そのカフェで会社社長であり、見た目もイケてる泉田と出会ったことから彼に興味をもたれ、女性経験がないことから、エロゲシナリオの参考になればと、彼に色々な場所に連れて行ってもらううちに・・・というもの。


倖太郎と泉田が関係するのはSMクラブへ連れていかれた事がきっかけ。
倖太郎ってMで女王にいたぶられるうちに興奮してきちゃって、
受け体質っていうのか、彼って嗜虐嗜好があって実に向いてるのです。
興奮してノリノリで、作中でもアヘ顔と表現されていましたが、まさにそうかも!
しかし終わった後はシレっとしてるのです。
それがシナリオを描くエネルギーと創作意欲になる。
だからその為に泉田とのプレイ(まさに!)はエスカレートしていくわけです。
メイドコスとかね♪

偶然、レストランで泉田の兄と出会い婚約者の話を聞かされショックを受ける倖太郎は泉田を避けるようになるのですが、もうすでにカラダも性的にも泉田仕様に作り替えられた後で。
それは泉田も同じ。
二人共、双方にハマってしまっているんです。
そこで「好き」とか「愛してる」とかへ簡単に結びつかず互いへの相互需要と供給の関係というとどめにしているところが、それって好きってことじゃん?って簡単に枠にはめないところ、実はいいのです!

会社に使い捨てにされる才能やら、業界の実情やら、倖太郎の仕事的・人間的成長も勿論バックボーンにあり、それが影響しながら話が展開しますが、
何よりも、主人公たちのエッチが、エロシーンが一番の見せ場でありこの作品の醍醐味☆

それを存分に楽しめる作品なのです♪

14

ラノベ?

丸木さんの作品、あんまり読んではいないけど、イメージ的にはドロドロのハードエロ。
怖いもの見たさで読む感じ。
それが、こんなにポップな、ラノベみたいなタイトルのご本で、いったいどんなことになるのかと読んでみたら、、
エロゲのシナリオライターをやっているオタク君が、ラノベなノリで、
美丈夫な青年実業家(それも生まれついての大企業グループの一族で)に、(丸木作品イメージの)ハードエロなノリで、調教・開発されちゃうお話でした。

なんというか、一粒で二度美味しい?

とにかく、オタクであるところの倖太郎君のラノベな雰囲気でストーリー展開していくので、泉田の施す変態プレイがかなりハードっぽいのにちっともおどろどろしくない。
こんな男に捕まっちゃった倖太郎君にはご愁傷様だけど、とっても楽しかったわ。

5

期待通り

エロエロのH描写とちょっと倒錯的な感じで、自分的には期待した通りの丸木先生の作品でした☆
エロゲーの会社やメイドカフェが舞台なので、オタク用語が多用されていたりして、作風が今までとはちょっと違った感じではあったと思います。
めずらしくコメディ調で今までで一番ライトな作品だと、ご本人もあとがきに書かれていました。

ただ、攻め様の受け様への執着はかなりなものですし、受け様は染色体レベルで男の娘疑惑がありますし、丸木作品のしっとりとほの暗い感じはコメディ調の中にもにじみ出していたと思います。
プレイも、おもちゃ、コスプレ、緊縛、尿道責め、等々盛りだくさん。
H描写も相変わらずのエロエロでした。
女の子とのHシーンもあるのですが、そこはさらーっと書かれていたのであまり気になりませんでした。

自分は、一番好きな丸木作品は花丸ブラックの「あんたとお前と俺。」なのですが、それに次ぐか並ぶくらいお気に入りになりそうです。

9

オタク文化に密着した作品

丸木さん=耽美、ドロドロなイメージが強かったのですが
こんなはっちゃけたお話も書かれるとは!!
いつもと違うライトな文体が、引き出しの広さを伺わせます。

オタクはずっと書きたかったけど、どこでも書かせてもらえなかったとか。
GOサイン出した二見書房さんGJです(σ´∀`)σ


エロゲーシナリオライターの倖太郎は、童貞のオタク。
女の子のような体格や声がコンプレックスで、人から侮られるのが大嫌い。
二次元でも頭の弱い従順な女の子を好む。
リア充に萎縮しがちな弱い自分から目を背けているように見えます。

そんな倖太郎が、リア充イケメン社長の泉田と出会う。
男に抱かれる側に回ると共に、コンプレックスな容姿を泉田に肯定してもらえたことで、弱さも含めた自分の個性を受け入れ前に進んでいくような作品でした。

何でもいいから得意なことを見つけ自信をつけたい倖太郎は
エロゲーの仕事にとても一生懸命です。
女の子の気持ちを理解する=良いシナリオを書くため
泉田との激しいプレイ中にも、感じる自分=女の子に置き換え
その心理を逐一解説するバイタリティには恐れ入ります!!

泉田は、ちょっとヤンデレ入った変態紳士。
ノンケでマニアックな趣味もなかったのに、倖太郎のツン↔プレイ中のデレのギャップにハマり、ツンな子を泣かしたい性癖も開花し・・・
(短期間で色々目覚めすぎに思えますが、コメディなのでそこはスルーしましたw)
すっかりコスプレ大好きになり、隙あらば倖太郎にメイドコスを薦める。
リア充の面影皆無の、残念なイケメンっぷりがおかしすぎますw


読みどころは、なんといってもコスプレに興じる二人。
すごい熱演ですw
スク水着プレイの「背泳ぎの次は、平泳ぎだ!!」(byコーチ泉田)に爆笑!!
プレイとしては、亀甲縛りや尿道プラグなどもありますが
ノリがコメディなせいか、エロ度としてはライトな印象です。

エロゲーのお約束を書く事で、BLのお約束をもいじるような、メタ的視点にも注目です。
初めてなのに感じまくる処女なんてありえないと言いつつ、
倖太郎も、初めてなのに後ろで感じまくるというパラドックス。
ハイテンションなノリながら、どこかシニカルな筆致が面白い。
オタ用語や某掲示板ネタを駆使した、サブタイトルの数々も秀逸でした。

ラブ面では、相手のどこに惚れたのか決め手にかけ
(特に倖太郎→泉田。泉田は変態で面白いけど、性格に長所が見当たらないような…w)
エロシーンも、すごく面白いんだけどエロゲ全開すぎて
(『家畜のようにヒイヒイと泣き叫ぶ』など)
いまひとつ萌えにくかったので、評価は低めで;
しかし、実験的な作風は大変楽しいものでした。

4

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