BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
愁堂先生は個人的に好きな作家さんの
一人なので、今回この作品を購入しました。
枕営業から恋をするという話をあまり読んだ
ことがないので、新鮮さを感じました。
契約を取りたいなら抱かれろというのは
確かに悪魔だなと思いますが、受けに対する
独占欲や、嫉妬は可愛いかったです。
鬼畜攻め、ドS攻めが好きな方には少し
物足りないかもしれませんが、ソフトsm的な
要素はあるので、萌えると思います。
イラストも綺麗で、攻めと受けの特徴を
とらえていて、バイブを出すシーンが
お気に入りです!
まず最初に。
絵がとても良い。顔が良すぎる。特に泣き顔。体の描き込みが瑞々しくエロティックでまじまじと見てしまう。ゴツくはないのに男性らしさが滲み出ている美しい裸体にとても満足しました。
お互い惹かれ合った部分に感動はなかったですが、お話としては綺麗にまとまっていたと思います。
好きなんですよね、条件付けられて渋々従い体だけの関係を結び続けるって。
心情の描写も良かったと思います。こういう不毛な関係を紡いでいくには心の折り合いをどうつけるか…。そこが強引だったり表現不足だと感情移入しにくいですが、受けの葛藤というか心境は追いやすかったです。攻めが垣間見せる普段との違い、違和感も所々丁寧に盛り込んでくれていましたね。
度重なるセックスにより体が先に惚れてしまったというアルアルに落ち着かなくて良かったですが、良い関係になった二人にはどうにも馴染めませんでした。説明されていることは分かるんだけど、特に感動がなくてうーむ、そうかー…といまひとつに。
エッチシーンは個人的につまらなくないけども特に新鮮味なく淡々と読めました。もう少し刺激的な方が好きかな。
『意外な一面』での名前呼びはキュンときました。確かに学生らしい幼さはあるかもしれませんが大事なことだと思うんですよね。特別感増し増しでとても可愛く仕上がっていたと思います。
悪魔のような鬼畜な攻めに容赦なく強姦され、身体の関係を重ねるうちに…。
受けの森澤は本人無自覚な美青年で、優秀な高額医療機器の営業マン。
体育会系の後輩を可愛がっています。
接待の時に大口取引先の医師安藤の自宅に招かれ、安藤に睡眠薬を飲まされ、気がつくと全裸でベッドに手を縛られています。
そして森澤が理事長の愛人だと勘違いした安藤に無理やり犯されます。
と、面白そうなエロエロ展開です。
しかも安藤の強姦が容赦ない。
ベッドに固定して無理矢理犯した後(初めてだから痛くて気を失う)、寝てるところに麻酔薬を媚薬がわりに注射して薬で感度を高め、起きてから何度もイカして犯すというもの。
最後はイキすぎて苦しくやめてと懇願する森澤。
容赦なく本当に無理矢理で、蔑むように森澤を見たり、言葉で嬲ったりと鬼畜です。
しかも、理事長との関係や後輩への恋慕など安藤は勘違いをしていて、森澤が説明しても聞かないし。
エロとして読めば王道でエッチシーンは良かったです。
ただ、キメセクで身体を毎日のように犯されるうちに、あんなに酷いことされて優しい要素がないのに、安藤を好きになる森澤の気持ちがよくわからなかったです。
後輩のために安藤に抱かれることを了承するのも、後輩を性的に好きというわけでないのに、なんで了承したのかも?でした。
エッチの最中は理性を失っていて了承したとしても、普通の状態に戻ればやっぱり辞めたとなる気がするんだけど。
イラストはエロシーンが多く、攻め受け共に美青年で綺麗です。
エロシーンや綺麗なイラストに萌えました。
古い作品の新装版とのことですが、王道パターンの詰め合わせのようなエロティックなBLでした。
酔わせて薬を使わせてのベッドに手首縛り、陵辱、ローター仕込んで人前に出させる……といったエピソードがいろいろと。
そういう無理やりな関係を強いる相手がふとした瞬間に見せる翳や優しさにほだされて愛がうまれる……というのもまた王道な展開。……こういうの読むと、「それってストックホルムシンドロームだよ」と耳打ちしたくなる衝動にかられるのですが。それはフィクションだから、ということで。
特に意表をつく展開もなく、エロいけど安心して読める王道BLが読みたい時にいいですね。kindleアンリミテッド対象になっておりました。(しかしこの表紙、紙版を書店で買う人は勇気あるなぁと思いました)
ストーリーはかなりBLらしい分かり易い内容なのですが、えろシーンが好みでした。薬を使ったシーンがあるのと、ほぼ強姦なので読み手によっては苦手に感じるかもしれません。
ストーリーはこれ以上ないほ分かり易いです。
使い古された、と言ってもいいくらい。
医療機器の営業マンである主人公が、取引相手の医者に取引のためならいうことを聞けと脅され、身体を好きにされるというストーリーです。
最初から最後まで…予想外なんて展開にはならず、ほぼほぼ想像がついてしまう内容です。
冒頭から薬を飲まされて気づいたらベッドに縛られています。
王道好きなら楽しめるベタな内容なのですが、私は薬プレイが好きなので、プレイ自体はそこそこ楽しめました。
ほとんどがやってるシーンなので、ストーリーにはあまり期待しないでえろ目当てで読むのがよいと思います。
ローターを入れられて人前に出されるなどの王道展開もあります。
不思議なのは、これでも最後は受けが攻めを好きになってしまうことなのですが…^^;
しかし、攻めの横暴さの中に垣間見える寂しさなどを感じられるようには描かれています。それでもカップリング萌えのようなものを感じるのは少し難しいかも知れません。
どうせなら、もっと徹底的に鬼畜えろ展開に仕立てられていたほうがむしろ割りきれてよかったかもと思います。