負けず嫌いの真央は、ドSの光と幼なじみでテニスのライバル! 光に体の弱点を知りつくされて恋人同士になるが…!?

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表題作魔王ラバーVS王子様

佐和谷光・プロテニスプレイヤー(21)
青海真央・プロテニスプレイヤー(21)

その他の収録作品

  • 描き下ろし後日談6p
  • あとがき(コメント+表紙ボツラフ)

あらすじ

負けず嫌いの天才・魔王サマこと真央は、ドSのインテリ貴公子・光と幼なじみでテニスのライバル! 正反対の性格で対立していたが、光にカラダの弱点を知りつくされて恋人同士に。ところが夏合宿の晩、光に突然襲われて寸止めされてしまい…。俺様から「して★」なんて絶対言わねーからな!!

作品情報

作品名
魔王ラバーVS王子様
著者
砧菜々 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796405560
3.4

(16)

(2)

萌々

(6)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
52
評価数
16
平均
3.4 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数4

心も気持ちいい爽やかラブ・スポーツv

 「魔王ラバー」の続編ですが、頭脳派S王子×純粋な厨二キャラの2人で試合→ケンカ→いちゃいちゃを繰り返す話なので前作を読んでいなくても大丈夫です。
【スポーツ】遊戯・競争・肉体鍛錬の要素を含む体や頭脳を使った行為
 …ま、まさにスポーツ三昧! 受け攻めは固定していて一方は馬鹿ですが、コート上でもベッド上でも2人の力関係はほぼ対等で、明るく爽やかな絡みが楽しめました!

【前作までのあらすじ】
 ジュニア時代からライバルだったプロテニスプレイヤー、青海真央(マオ:通称・魔王)と佐和谷光(ヒカル:通称・なし)。真央の直感プレイと光の頭脳プレイによってライバルにとどまらない関係に発展した2人。高みを目指して切磋琢磨の日々―。

【今回のトレーニング内容】
◆いちゃいちゃしてたら何故かケンカになって~そして何故かアチラもヒートアップ
◆合宿先にて~浴衣の中身は×―××。仲間達とふすま1枚隔てた布団の中で…。
◆腕を傷めた光に魔王がご奉仕~頬張りながらの×××ー。
◆その気持ちが最高のプレゼント~どんだけ出すの! 誕生日耐久編。
◆さよならの前に+おかえりの後に

 まるでエロばかりなレビュー内容になりましたが、どぎつい感じは全くなかったです。ちゃんと男らしい2人ですが、やりとりが可愛くてほのぼの。真央は馬鹿ですが光の冷静さでドタバタにはならず。2人のコンビネーションが爽快なスポーツえろ漫画でした。

9

恋人である以前にライバル

見たまんまの単純・お馬鹿・ツンデレな真央と紳士だけどSな光。
2人はプロのテニスプレーヤーで昔からのライバルで現在は恋人です。

恋人としては1巻ですでに出来上がっていますが、恋人と同じくらいライバルであるという立場も描かれているところがこの作品本当に好きです。お話は王道で軽めなのですが、何回も何回も読み返したくなる。
1話完結型のお話なのでとっても読みやすいです。
あと、攻めキャラの1人称が「僕」っていうのも好きです^^

真央の精神年齢が、指導している子供のプレーヤーたちと同じくらいなのが笑えるのですが、そんな真央の必死さに今まで光は引っ張られて来たんですよね。
どちらかというと光視点のお話や、光の裏側の見えるお話が好きです。
王者と呼ばれてきた光の余裕にみえて淋しそうなところとか、そこに真央が突っ込んできて光を掻き回していくところとか…

ライバルとして、恋人として、こんなに見ているだけで楽しめるカップルは貴重なんじゃないでしょうか。ケンカもいっぱいしますが、光が紳士なのでどちらも意地をはってドロドロになるというケンカップルとはまた違う。
真央が子供で意地っ張りでみていて馬鹿すぎる!て思えるシーンもたくさんあるけど、泣き顔はほんとにかわいいです。

ただ個人的にはあんまり ベッドにいるシーンが萌えられず…^^;
これだけは好みなのでなんともなのですが、しかし甘々ラブラブしてるところよりもテニスで対決してる、ライバルしてる!ってところの方が好きかもしれません。
この作品、これで終わりなのかなぁ?
もっと見たいなぁと思います。

5

もうラブラブな二人

とにかくまるごと、真央と光のらぶらぶでエロエロな1冊です。

前作で真央は魔王と呼ばれるほど、テニスでも私生活でも俺様ぶりを発揮していましたが
今回の作品では、その俺様ぶりからちょっとだけ可愛いらしさが増して
言葉にこそ出さなくても、光に夢中なのがわかります。
光の誕生日にいろいろ悩んで用意したプレゼントを、
うまく渡すことができなかった真央のあの落胆ぶり。
以前の真央だったらああじゃなかったと思えるくらい、乙女な感じで。
試合前Hをひかえていた二人ですが、そこはやっぱり若い男二人。
一緒のベッドに寝ていれば、まあそれなりにね・・・
光のを口でしてあげる真央ですが、自分だって我慢してわけですし
光が真央の口でイクともう真央も我慢しきれず、自分の指で後ろを・・・
あ~前作の真央とは思えないもう完全に受けに徹してます。
Hの時も、もう後ろだけでイッちゃってますしね。
光もそんな真央が愛おしくてしかたない。

アメリカに行く話が出たときの真央のあの涙。
読んでるこっちまでうるっと来そうに・・・
そこで、ああ真央は本当に光のこと大好きなんだなぁ。
と、感じさせる魔王の目にも涙のシーンでした。

個人的にこのシリーズは大好きなので
ぜひぜひ、続けて欲しいです。
次回、甘々な二人がどんなplay(コートでもベッドでも)するのか楽しみです。

1

王子さまはメロメロ。

砧奈々先生の最エッチな魔王ラバー続編です!本巻は丸っと表題作で、エチ度もパワーUP。何せ、両想いですから。光の真央への愛情は隠せもしません。我慢もしない!真央がドギマギしてしまう程、合宿中でもいつでもサカっては抱きたがる。王子の顔してムッツリめな光の必死感が良い!エッチの時、光の引き締まったお尻がコマ全体に描かれてるのも良い!一応王子らしく余裕かまそうとしてる光ですが、テニスの英才教育だけを授けられ、必死に練習していただけの光にとって。ライバルとして現れた真央の清々しさは、初めて会った時から、一目惚れの衝撃だったんです。いつも真央側から、天才少年だった光を追う立場を物語的には追って来た展開だったけど。光の方も実は初恋だった、という想いに自分で気付いてかぁああ、ってなる。そんな王子の心の内が明かされて、くすぐったくも可愛い。
甘い甘い後日談はまだまだ続きます。ツンデレぶってる真央は、エッチの時だけ素直でトロトロ。喘ぐ口元に八重歯が覗くのもお約束。光の誕生日にサプライズしようと頑張ってみたり。早とちりして、アメリカへ数日間遠征する光と離れ離れになってしまうと泣いてみたり。こんなにも可愛いく想ってくれる恋人にメロメロにならずにはいられません!
そして、魔王と呼ばれるほど、優秀な選手なのに光に抱かれてからなのか。光にどうしても勝てない。そんな気持ちがもどかしくて、必死に闘う真央の情熱に圧されて、光は久しぶりに試合で負けてしまったり。可愛い恋人である前に、テニスプレーヤーとして。ちゃんとしてるとこも描いてくれていて、嬉しい。それでこそ真央。
もちろん生涯ライバル、というだけでは無くて、時にはダブルスを組んで協力したり。
恋人同士で、ライバルで。互いにリスペクトし合える関係っていう清々しさもあって。
もぅ、ほとんど真央の空回りコメディでこっぱずかしいんだけど。本筋を流れる優しさに作者の愛情を感じられました。

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