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愛だ恋だ情などよりも、体の関係さえあれば満足していた三枝が、
クロエの毎日可愛く、甲斐甲斐しく、料理を作って帰りを待つ健気さに、心か満たされていく。
そんな描写が素晴らしくて、『三村と片桐』シリーズ目当てで購入した事すら忘れてしまうほど夢中になれました。
そして、二人の話はそんなよい話で終るわけでもなく、
第2話では三枝の愛ある変態っプリとクロエの可愛さ爆発。
たった2話だけど、濃厚な表題でした⭐
他、本来の目的だった『三村と片桐』シリーズ含め3作品。うん。最後の書き下ろしでまたクロエが見られて嬉しかった~♪
おかん男子が好きで買ったんだったな〜と思い出しつつ再読したら、何だか良いお話が多かったように思えました。
王道そうなのに王道じゃない感じがいい。
絵柄も同じく。デッサンがおかしい!と思うところはあったのですが、それはカバー下の話なのでしょう笑
話毎の長さ関係なく、安定感は初読み作家さんながら流石だと思います。
諸角千慧くんは確かにちゃらちゃらしていないのにイケメン!本当に格好良いのに「抱かれたい男」ということで可愛さもあり。
オーダー~は、元気付けられていく工藤くんが愛しい。ウリ?の子ビッチな子が最近多いかと思うのですが妙にリアルで本当にさみしい、と思う雰囲気が出ていてよかったです。
痴漢の件もなかなか。
相変わらず、食に関する飽くなき情熱とこだわりが満載の一冊。一品一品がリアルに美味しそうってだけでなく、組み合わせの妙というか、明太子に青紫蘇、銀ダラに赤だしとかもう神!食卓を描くとちゃんと「献立」になってるし、あと郷土食!博多の水炊きとか栃木のイモフライとか。あ、「とちおとめ」も故郷がはぐくんだ綺麗で美味しい(片桐にとって)立派な郷土の味かも?!
表題作は、遊び人のサラリーマンが気まぐれで拾ってきた黒猫が厨房にすみついちゃう話。猫って恩返しをするような義理堅い生き物っだったっけ?昔家で飼ってたポメは、自分が産んだ赤ちゃんを見せに来てくれたことがあったけど、あれも恩返しだったのか、それともただの自慢?
とはいえ、大切なものを見せてくれるくらいには信頼してたってことでしょうか。本作のクロエ君も、自分が持ってる最上のものを差し出そうと懸命な子。ただね、正直あんまり感情移入できずに終わってしまった。
攻めの三枝がいまいち不誠実なせいもあるけど、お話としては殊更にBLでなくても成り立つ気がして。
その意味では、後で出てくる三村と片桐の、高校の時からずっとつきあって三十路に突入して、夫婦同然でもいまだに親にもカムアウトしてないとことか、イケメンマッチョで「抱かれたい男ナンバーワン」なのに中身は乙女な諸角の葛藤とかの方が切実。あと絵柄的にも、「若くて可愛い」感を表すのにここまで瞳を大きくキラキラに描く必要があるのかと思えて。(どちらかというと標準モードでもこの作家さんのキャラは童顔気味なので、美少年というよりホントのお子ちゃまに見えてしまう)
絵柄については単に自分の好みとは合わないってだけだけど、それでも次作もきっと手に取ってしまうのは、食の引力と、対話力。三村と片桐の栃木弁の掛け合いエッチはホント絶妙でした。いつか作品群に登場する食だけ集めたグルメ本とか出していただきたいものです。
安心して読めます。倫敦巴里子さん。
表題作タイトルで
ご飯をエサって言うのがなんとなくあまり良い印象ではなかったのですが
読んでみて納得!!
私は猫を飼った事がないのでわかりませんでしたが
猫なりの愛情表現、かんわいい…w
主人が望んでいないものとかそんなのお構いなしっていうのが
猫らしいというかねw
見た目が可愛いだけで引き取った男を抱けもせず
美味しいご飯だけは作ってくれるクロエ、
お使いを頼んでも買ってこられない三枝に暴言を吐きつつも
ちゃんと恩を感じていて
しまいには好きになってしまって…。
三枝が、本当であれば好みじゃない攻めなんですよw
現地妻(男)が何人もいるとか
後日恋人になったっていうのにまたリョウというプロと関係を持とうとしたり
(未遂だけど)
クロエが痴漢に遭っても守ってくれないとか
なんか誠意やら愛が足りなくないか!?ってネ。
でも、三枝ってこんな男だけどクロエと共に生きていくんだろうなって思うと
不思議なほど許せてしまいました。なんでだろう?w
クロエのストーカーをわざと当て馬に選んだくだりは笑ってしまいましたよ。
あとね、紫蘇。苦手だったのにやたらと美味しく感じるようになったので
こだわるクロエに共感しました(そこ!?)
『ストロベリーの唇から』
出ました、片桐×三村!!
相変わらずしっくりきすぎるカプで安心しました…。
そして高校生の頃の彼部屋Hがあまずっぱ可愛くて!!
訛りって自分とこ以外だとなんでもラブリーなのですw
めっちゃ素が出てて気を許してる感じがいとおしいじゃありませんか!
「ああいうパッション忘れてやしませんかって話だよ!」の片桐の台詞がツボりましたw
ちゃんと三村の感じるてぃくびを愛撫してくれてて良かったー!!
『可愛くねぇよ』
俳優がイケメンなのは当然かもしれませんが
一般人で彼女に振られた篤さんが男くさくてすごく好みでした!!!
目つき悪いと言うか、無愛想というかw
イケメンだけど中身は結構乙女で料理上手の千慧。
で、てぃくびはピンクで筋肉質なカラダのギャップが可愛かった!
でも、個人的にはどちらかというと
篤さんが受けで千慧が攻めだったらもっと良かったデス。
『オーダーメイドハニー』
これまた隠れビッチ系の受けが攻めに尽くすお話。
でも攻めは優しいし、そんな攻めのあったかい気持ちに触れたくなって
犯罪まがいの事までしてしまったわけですが全然嫌悪感無かったです。
私も卵焼きは甘い方が好きw
それにしても……篤さんに喘いで欲しかった……。
もう、これでもかという程に千慧に啼かされて
ノンケなのに、年上なのに、というのを全部ふっ飛ばされて
感じて欲しかった───!!!
このやりきれない思いをどこにぶつけたらよいのやら。
萌ですが萌×2寄りです!!
小さな黒猫が、毎日エサを咥えて運んでくる。
そんなの想像したらかわいくて悶えてしまう(ノ∀`*)ペチ
ウブなウリ少年とか悶えてしまう。
設定だけでご飯何杯でもいけてしまう。
強気に見せたり、かいがいしく見せたり、照れてみたり。
かわいいニャンコな表題でございました。ウマー
その他短編。
お馴染みの、三村&片桐カップルの初々しい時代がかわいい!
大きい受けとノンケさんのカップルが初々しくてかわいい!
ただ、短編が多かったせいなのか、ちょっと萌えたりないのも事実。ぐぬぅ
