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お前が…べたべたしてこないと寂しい
「今夜はテイクアウトにて」はどのお話も惹かれ合う過程がぐっときて、その後萌えもあって好きでした。
が、本作はイマイチ…はっとくる場面が少なく残念でした。
なぜかと言うと、前半の佑大視点が長い。
凛太郎が那知を好きなことに気づいて戸惑い、佑大も那知が好きだと気づくまでが結構たっぷりあって。
私としてはそれより凛太郎→那知の話が早く見たいとなってしまいました。
三角関係になるならなるでバチバチやってくれたらいいんですけど、そうなりかけて違う…というのがどうも消化不良でした。
矢印(好き)がようやく出たのかなと思ったら引っ込めた。
結局、凛太郎→那知がメインならそっちをもっと見たかったというのが率直な感想です。
その分、いちばん好みだわと思っていた真中がオチをつけてくれたのはおもしろかったです。
君が出てくるー!?となって。
萌えとしては、凛太郎が那知を好きで好きで我慢してやっと触れ合えた時がよかったです。
先生のキスや絡みの絵がとても好みなので。
那知が凛太郎とどうなるか性的に妄想して反応したから、好きだと自覚する…というのはBLあるあるですよね。何十回かは見たことありますw
ミナヅキさんのカラー絵はそれはそれは美しくて大好きなんですが、装丁的に今回のが一番イイ!!
人物のところだけパールがかっていてとってもきれい~~!!背景一色塗り大好きな私にとってドツボ過ぎました。
ただ特殊紙ゆえのにおいなのかちょっとクサイっすね。独特のにおいがします。
中身は三角関係ものですが、表紙の男→受けちゃん⇐男という図で、ドロドロもなくきれいな流れでした。
ドロドロの三角関係は苦手なので、そこはミナヅキさんの三角関係でよかったなぁと。
タイトルの「おおかみ」を巡るストーリー展開が秀逸で、いやぁこのタイトルは本当に言い得て妙。
気になるのは真中くんの存在ね!どうする!どうなる!!
この後の話同人誌とかで出してくれませんかね…気になる…買っちゃう…。
ミナヅキ作品はペン一つでどうしてここまで美しい漫画が描けるんだろうと読んでいていつも思いますが、相変わらず美しい絵でした。
表題作と最後に入ってる短編でペン先を変えていらっしゃるようで、ペン先によるタッチの違いなんかも見れてすごく得した気分でした。
こんな漫画が描けたらいいなぁと思える作家さん。やっぱり大好きだなと改めて思いました。
主カプよりサブキャラ達が気になる作品である!
友人の裕大は、那智を意識すらしてなかった
凜太郎行動で、裕大も那智を意識し始めたけど
結局はこれは、お気に入りが取られてしまうという気持ち?
那智への恋心なのか、ただの独占よくなのか、あまりよく分からない所だった。
同僚の真中が登場で、この二人くっつくなって思ったけどw
真中が裕大の事を気になっている感じはあった
最終的に真中も入ってルームシェアになり
これは本格的に裕大狙いに来たな!テンション上がりましたけど
続きぃぃぃぃ......
主カプよりサブカプが気になってしまいました~
むしろ二人の話が読みたい!
ちょっと、予想してなかった展開です。
佑大さん、優しすぎっていうかヘタレっていうか……恋愛において告白もせずにキューピッドにまでなってフラれるのは、そこまでの感情だったってことなんですかね。
予想してなかった展開は佑大がフラれたあとです。
塾講師仲間の真中にフラれてしまったと泣いて……二人でで家にやって来たかと思えば真中も一緒に住むらしく……。
真中は佑大狙いだったのか?
この先のストーリー気になります。
3LDKの間取りも気になります。
真中と佑大は一緒の部屋らしいですが、どんな感じで寝てるんでしょうね。
4話扉絵、狼の耳としっぽ付きの那智が可愛い。
フェルトで作ったようなイラストが可愛い。
目が胡麻サイズのゆるキャラみたいなやつ。これ見てるだけで癒されそう。
3匹の仔豚だと思ってたら3匹とも狼だったという比喩が面白い。祐大が親友の那智と同居生活をしているところへ途中から参加してきた幼馴染の凛太郎。那智に対する過剰なスキンシップや、甘い空気を醸し出している凛太郎に、祐大はいちいち驚いているくせに、何も言えないというとこが歯がゆい。那智に対する自分の気持ちにも気づいたあとも、争うことをせず身を引いた祐大に地団駄でした。なぜか祐大の同僚の真中が、このシェアハウスに参加することになるところで終わってしまうのが惜しい。このあとの話を続けて1冊にしてほしかった。