「俺をこれ以上乱さないでくれ……!!」

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表題作恋の誘惑

鷹場功一
大きな貿易会社の重役
四谷進
27歳,高級洋靴店店員(主任)

その他の収録作品

  • 恋のとなりに
  • 初恋の誘惑(描き下ろし)
  • 恋の病
  • 恋のかがやき
  • 甘い誘惑(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき・キャラ説明

あらすじ

高級洋靴店員の四谷の最愛の恋人はセレブなイケメン鷹場。しかし四谷の旧友・レオンスが現れてからいつもは大人な鷹場に余裕がなくなり……!?
恋する靴屋シリーズ一番人気カップル鷹場×四谷篇!

作品情報

作品名
恋の誘惑
著者
青山十三 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
恋のつま先
発売日
ISBN
9784403664311
4.2

(78)

(31)

萌々

(37)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
330
評価数
78
平均
4.2 / 5
神率
39.7%

レビュー投稿数9

お似合いすぎる2人と、胸に響く台詞の数々

1冊まるまる鷹場×四谷です。
スパダリ×天然という一言では収まらないこのCP、ぜひとも台詞のひとつひとつまでじっくり読み込んでくださいませ。

【恋のとなりに】
高級時計をプレゼントされた四谷。
大事にしすぎて紛失!?という話。
鷹場のイケメンな伏し目と横顔を堪能しまくれます。

【恋の誘惑】(3話)
四谷の靴職人見習い時代、年下の先輩だったレオンス(老舗百貨店の後継)が来日。
レオンスに対してだけ警戒心を露わにする鷹場に、四谷は…。
人間、気心の知れた関係の相手には無防備になるもので、四谷の危機感のなさに焦れる鷹場が見られます。
四谷のいいところは真っ直ぐで、問題の本質にちゃんと気付けるところですね。
相手がスパダリだと、何もかも包み込んでくれる包容力と万能感につい受けが甘えがちですが、四谷はしっかり相手を見て、考えて、相手が何を悩んで苦しんでいるのかを受け止めて、自分の気持ちをしっかり伝える。ここがいい。
スパダリ・鷹場に余裕をなくさせるほど惚れさせた相手だけあるな!という感じです。
良い台詞がいーーーーっぱいあるので、ぜひ読んでください。

【初恋の誘惑】
レオンスの初恋小話。
ジャンル分けされた初恋もあるのね、という話。
それじゃ鷹場と四谷の間につけ入れるわけもないねとますます納得しますよ。

【恋の病い】
多忙な鷹場となかなか会えない四谷の体に異変が!?
天然砲が炸裂してます。
あまあま警報出てます。

【恋のかがやき】
四谷の風邪がうつった鷹場に、本格的に柳浦が登場します。
わたしは先に『友達を口説く方法』シリーズを読んだので、柳浦に思い入れが。
あちらではメアリーポピンズモードの柳浦はちょっとしか出ていなかったので貴重。
ここでも窮地に立った四谷の打開策が素晴らしい。
この子ってほんとにいい子なんですよね。
天然=アホの子じゃなくて、ナチュラルに物事を正面から受け止められる度量のある子。
これは柳浦も認めざるを得ないだろうなあ、と思える展開でした。

【甘い誘惑】
四谷がずっと考えていた高級時計のお礼。
鷹場の靴を磨く四谷のモノローグが、いい!
噛み砕くように何度も読み返して、そのたびに痺れました。
こういうことを自然に思える子だから、鷹場をボンクラからやり手の後継ぎに生まれ変わらせることができたんだろうな、としみじみ思いますよ。
本当にナイスカップルです。

相手がたくさん持っているからと言って与えられるだけじゃなく、自分も自分が持っているもので返そうとする。
与えられるだけの力があるから与えるんじゃなくて、与えたいから与える。
そんな素敵な2人でした。
「神」と「萌2」と悩む…。
でもこのシリーズ、まだ先があるようなので、先にさらなる期待を込めて「萌2」で。

0

前作を読んでからの方がより萌えそう

シリーズ物だったんですね、しかも3作目。でも柳浦さんは読んだことあるなー。

セレブ鷹場と靴屋の四谷カップルのお話です。

四谷に片想いの昔馴染み登場で鷹場が珍しく?嫉妬して初めてのケンカになりましたが、鷹場の燃えてぶつけるところが良かったですね。独占欲いいですねえ。四谷も思い出しては興奮して。
四谷のことをちゃんとわかってる鷹場。丸く収まります。

次は四谷が鷹場に風邪をうつしてしまって。
秘書らしき人にこっぴどくされるも四谷はめげません。こういうところもひっくるめて最高の恋人同士なんだなあ。
きっとシリーズ通して読んだらもっと萌えただろうなあ。

0

恋する靴屋シリーズ3作目

鷹場×四谷は恋のつま先で既出CPです。恋の靴音は読んでいなくても繋がります。

恋のつま先
恋の靴音
恋の誘惑
スピンオフ 友達を口説く方法
スピンオフ 恋人を口説く方法
恋の行先
スピンオフ 恋人を可愛がる方法

御曹司 鷹場×靴屋店員 四谷は格差BLなのですが、鷹場がスーパー攻め様ではなく、結構弱さを出してくるところが可愛くて人間味がある。

四谷の煽りからのエッチシーンの高揚感がすごく良かった。青山先生は局部の描写は多くないのですが、表情をセクシーに描かれます。
その後、エッチを思い出して盛ってる四谷も可笑しくて可愛かった。

スピンオフの「友達を口説く方法」「恋人を口説く方法」を先に読んでいたのですが、鷹場の運転手である柳浦の性格と顔が、ちょっと違ったのでびっくりしました。入りがどちらでも少し驚くかも。

※電子書籍

1

スマート御曹司が嫉妬に狂って、激しく求めてしまうんです!

「恋する靴屋シリーズ」第三弾。
鷹場×四谷カップルはシリーズ中一番人気のようですが、かくいう私も一番好きです。そして鷹場の嫉妬が描かれている今作は、シリーズの中でも一番好き!(※いまのとこ)

御曹司×靴屋店員、格差のある二人ですが、鷹場は明るい四谷と一緒にいることが楽しそうで、四谷も鷹場さんが大好きー!って素直なところがかわいくて、ナイスカップルとしか言いようがない。

鷹場が四谷に高級時計をプレゼント。
ダメダメという四谷に受取らせるための鷹場の口説き文句が素敵なんだ。
「ありがとうごにゃいまふ」と受取る四谷がかわいい。
なのに時計を失くしてしまう四谷…でも泥だらけになって探して、それを見た鷹場も一緒に泥だらけになって、二人が想い合ってるのが伝わってきます!

そして四谷が靴職人を目指してフランスで頑張っていた時の兄弟子・レオンスが日本にやってくる。レオンスは四谷への想いを隠さないから、鷹場は嫉妬して、このスマート御曹司が「二人では会わないでくれ」なんて懇願しちゃうんですよ。
しかも嫉妬に狂って四谷を激しく求めてしまう、四谷もそんな鷹場が見たくて煽るから、もうカラダの繋げ方がめちゃくちゃ激しい!
シリーズ中、いや青山作品の中でもいっちばんエロいです!
さらに、さらに、翌朝の四谷が「鷹場さんはいままでどれだけ俺を大事に抱いてきたんだろう」って、今までどんなに愛されてきたか、どれだけ求められているか、幸せをかみしめてるのが、のたうちまわってしまうくらいイイ!

その後もほほえましい(噴き出してしまいそうな…)甘々エピソードが続きます♪

鷹場×四谷ファンの方は、今後発売されるコミックスも期待してください!
『Dear+2017年11月号』のレビューでネタバレしてますが、四谷がすごくかっこ良くて、この二人がますます好きになりました♪
そのコミックスが発売されたら、シリーズの好きな順位が入れ替わってしまうかも…

2

まるっと功一様と四谷

付き合いだして、それなりに馴染んできたふたり。
功一様のそつなくハイスペックな彼氏として四谷を甘やかすことに余念がなく。
さりげなく、時には仰々しく、エスコートするカッコ良さに蜜月らしい甘さが漂います。
そんな中、四谷のもとに訪れた兄弟子のレオンス。
それまでただたださらりと、四谷との楽しい日々ばかりで自己主張というものがほとんどなかった功一様。
言い換えればその場限りの恋愛を楽しんでいるようにも見えてしまうのですが、レオンスの登場にその心の奥を曝け出してしまいます。
四谷を疑うではなく、お願いするの意味が難しく唐突に感情をむき出しにされてしまったようにも思えますが、けれど、きっと、これまで感情をコントロールしてきただろう功一様。
四谷を手放したくないと恋愛上手な功一様の殻が剥がれた姿に、同じ所で愛し合えるふたりになったんだなと感じられました。
四谷が望みを叶えたいと思う気持ちに、こんな考え方もあるんだと目から鱗的な開放感。
相性が良いっていうのはこういうことなんだと思ってしまいます。

1

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