色っぽくて綺麗なお兄さんに、喰われた。

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表題作蛇喰い鳥

二条太一
リア充大学生
千鳥史郎
大学の学務課の職員

同時収録作品噂のふたり

毛利
ロクデモナイ噂が絶えない高校生
由良
いつもつるんでいる親友

その他の収録作品

  • 完食(描き下ろし)
  • 続・噂のふたり
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:「蛇喰い鳥」その後(描き下ろし)
  • カバー下:「噂のふたり」その後のふたり(描き下ろし)

あらすじ

夜の街で偶然、男同士のSEXに遭遇した二条。
翌日の大学で抱かれていた方の男を見かけ、彼・千鳥が大学職員だと知る。
昼間に大学で見る彼と、夜の街で男に抱かれて喘いでいた彼。
二条は、その二面性が気になり始める。
バイト先に訪れた千鳥と話すと、妙に色気を感じるし、笑顔が可愛いと思った。
もっともっと色んな顔が見たくて、たまらなくなって……。

作品情報

作品名
蛇喰い鳥
著者
芽玖いろは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829685563
3.9

(322)

(115)

萌々

(109)

(72)

中立

(17)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
42
得点
1244
評価数
322
平均
3.9 / 5
神率
35.7%

レビュー投稿数42

導入も展開もラストもいい

芽玖いろは先生の作品で一番はじめに買ったのがこちら。
ときどき読み返して世界にひたりたくなる、癖のある作品です。
今回、10年ぶりに読みましたが、飽きることなく、新鮮な気持ちで楽しみました。

男性用トイレで男性同士がしているのを見聞きしてしまったリア充大学生の二条太一が、なまめかしい声をあげていた男性が大学の学務課の職員、千鳥史郎だと知ってしまったことから物語が始まります。

通学先と勤め先なので、意図せずとも出会うことの多い2人が、レンタルビデオ店のバイト学生と、客という関係にもなり、徐々に接触することが増えていき、出会いの強烈さもあり、大学生は徐々に物静かでプライベートの顔が見えない大学職員に興味を持つようになっていきます。

偶然と意図して、が絶妙に織り交じっての2人のつながり、対話が重ねられていく様子、大学生の困惑やときめき、設定も展開も心情も、静かでありつつドラマティック、強烈な印象はないけれど、ずずーっと引っ張り込まれていくような求心力がありました。

大学職員の千鳥が気になって、気になって、追いかけて、両想いになれた二条太一。
しかし、実は・・・
というラストも最高でした。

0

サラッと読める

芽玖先生の初コミックスだそうです。
この頃から絵が魅力的です。

居酒屋のトイレで男同士でヤっている声を聞いてしまい、どんなやつかと思えば見ただけではゲイとは思わない男(千鳥)で、二条の通っている大学の職員だと分かる。
真面目そうでまともそうな千鳥が肉欲を抱くのを想像するとなんだか気になって、話すごとに千鳥の色気や笑った時の可愛さに気づき...。
もっと色んな顔を見てみたい─── 。
気になって気になって、ついにオ〇ニーのおかずに。

千鳥が美人眼鏡さんでとても好み。
自分に気のある人を利用する小悪魔さもあって、ずるい...!となった。
二条は、こんな風に好きな人でエッチな妄想してしまう男性って実際いそうだな...という男子脳っぷりで、お馬鹿だなぁと思うんだけどリアルな男子像だなと感じました。
千鳥を喰ってやりたいと思っていたけど、喰われたのは二条の方で。
でもね、千鳥はずっと二条のことが好きだったんですよ。
好きな人がいるのに行きずりの男と寝るのが...なんか千鳥だなぁと。
狡い大人感と、女物の小物に嫉妬する可愛さが混在しているんですよね。
二条は千鳥のことを“千鳥さん”と呼ぶけど、千鳥は二条のことを“君”としか呼ばない。
好きなのはわかるんだけど、なんだかまだ心の距離があるような。
いつか名前で呼ぶ日が来るのかな。

表題作は115P程あるんですが、1話1話のまとまり方が短編っぽいのでサラッと読めます。
あまり読書時間がない時に中断してまた読み始めたとしても入りやすいまとめ方というか。
その分一気読みしなければ気になって気になって仕方がない衝動とか、物語に深くまで没入した時のあの感覚は感じられなかったのだけど、読みやすいお話でした。
表紙の2人にビビっときたなら読んで損はないと思います。

もう1作『噂のふたり』という作品が収録されています。
モテモテで王子様みたい、それ故に尾ひれの付きまくったろくでもない噂を持つ仲のいいツレ、毛利と由良。
あの2人はデキてる──デタラメだった。
でも、由良にキスされて.........あれ?俺も好きだと気づく。
毛利も『蛇喰い鳥』の太一と同じような妄想をしていたので、芽玖先生は男子のこういうところが好きなのかな?
入れるのはナシと言って寸止めさせた由良が、今度は入れていいと言うのでどういう心境の変化かと思ったら嫌々言ってるけど嫌じゃない、要するに嫌よ嫌よも好きのうちだったらしい。
こちらもサラッと読める作品でした。

Kindle→白抜き

0

こういうストーリー大好き

こういうお話の展開好き。
何とも思ってなかった相手の事が気になって仕方がなくなって追いかけてしまう。自分はノンケで女の子の方が好きって思ってたはずなのに。
地味な大学事務員と思ってたけど、よく見ると色気がダダ漏れだったり、普段澄ましたポーカーフェイスなのに、ふとした笑顔にノックアウト。
ギャップ萌えってやつですね。

あと、年齢差にもやられてると思う。年上の慣れたお兄さん感。主人公はそれなりにモテて遊んではいるけども、年の功には敵わなかったみたい。

最後あっと驚かされてキュンともしました。
両視点あるのも高評価です。お互いのいつ惹かれたのかが描かれている作品好きなので良かったです。
それにしてもあの子は無頓着過ぎるね。元カノが置いていった小物そのまま部屋に置いたままだったり、元カノからヘアゴム借りパクしてたり、妹のいかにも女子なハンドタオル持参してたり。
まぁ、それがキッカケの出会いだから人生どこで何があるか分からんもんですね。

狙った獲物を逃さないテクニック、私には待ち合わせてなかったから羨ましいな。
ドラマCDのキャストが良いので、ちょっと興味が湧いてきました。川原慶久さんと野島裕史さん絶対いい雰囲気やん。

同時収録の[噂のふたり]青春でした。
学校でカッコよくて目立つ2人はいつでも一緒で噂の的。有る事無い事いっぱい言われて注目されてる。2人はデキてるって言われ続けてだんだん意識し出してしまって自覚するってお話。
友達としての好きか恋愛の好きかの線引きって難しい気がするな。でも、この2人は恋愛の好きだと自覚してホントにデキちゃって、付き合い始めて10日後、盛り上がって学校で達成してしまいます。展開が早いな〜、流石10代。
楽しい青春だね。あとは、人前でイチャイチャしないように気をつけてね。目立つ2人なんだからって思ってしまった。まぁ、強そうな2人だからそんな事構わないかもしれないな。

シーモアで購入
白抜き修正

1

萌え倒すとはこのことだ

黒髪ハーフアップイケメンはご褒美です。
理想よりちょっと前髪が短くて厚めですが、そんな些細なことはどうでも良くなるくらい萌え倒しました。

飲み会で訪れた店のトイレ。
個室でヤッている音に気付き、男同士の声に驚く太一。
そこから出てきたひとは…。

すごい話でした。
最後に「おおおおおう…」という瞬間が来ますよ。

飲み屋のトイレでの出来事から、学務課職員・千鳥が気になって仕方ない太一が、ガンガン距離を縮めていく若さゆえの怖いもの知らずな好奇心とか、バイト先に来るのを心待ちにしたり、オカズにして勝手に気まずくなったり、まさに「ザ・恋」の行程をまざまざと見せられている状態ですよ。
自分が自分の判断で能動的に動いていると思っていたら、実は…、と分かったとき、「怖い」と思う以上に堕ちてる。
千鳥さん、スナイパーなら超有能です。

千鳥の過去話があったり、2人の本当の出会いの話もあったりするのですが、どこの時点で狙いを定めていたのやら…。
つらい過去も、友人の厚顔無恥な態度も、全部飲み込んで、欲しいものを確実に落とす今の千鳥が出来上がっていると思うと、人間って強いなあと思います。

ああ、こんなことが言いたいんじゃないんだ…。
読んでから2ヶ月も寝かせたのに、全然うまく言葉に出来ない。

同時収録は、学校であることないこと、噂の絶えない2人のDK。
2話あるのですが、これもなかなか良いのですよ。
みんなが色めき立つ、種類の違うイケメンながら、「一緒にいると楽」という理由でつるんでいる毛利と由良。
1話目で気付いて、2話目の後半。
「その時から俺は、お前の声だけが聞こえる」
誰か…、酸素吸入器を…、持って来てはくれませんか…。
噂や好き勝手なことを言われても、由良が涼しい顔をしていられたのは、毛利よりも強いからでも、何でもなくて、ただ先に気付けたからなんですよね。
イケメンとイケメン、眼福でした。

ちなみに「蛇喰い鳥」というのが実在するのか調べてみたら、「ヘビクイワシ」という鷲がいるそうで。
獲物の頭を何度も蹴って、気を失わせて食べるそうです。
千鳥さんは「千鳥」なんて可愛らしい名前ですが、狙いを定めて獲物を喰う、猛禽類ということか…。
大人って怖いですね。
って、わたしはおばちゃんだ。


1

個性的で色っぽい。絵もストーリーも!

最近気になる作家さん。
ちょっと絵に慣れるまでくらくらしがち。
しかし、それに勝るストーリー展開の妙!

最初は普通にミステリアスな年上美人に惹かれていく学生さんの話かと思いきや……!

タイトルの意味も、
読んでいくうちに明らかになるので、
この辺のストーリー展開がなかなか面白い!
ついつい引き込まれるように読み切ってしまいましたv
ラストまで読んでから、
もう一度読み返したくなります!


同時収録のお話も、
やはりちょっとしたどんでん返し
(というほどのものでもありませんが)で、
私的には最初に思っていてたのとは違う展開。

どちらも、いい意味で期待を裏切られる作品。

まだまだ作品が沢山出ているので、
楽しみに読んでいきたい作家さんです。

あとがきも面白くて、
評価は「萌×2」で!

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